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最新更新日:2025/12/02 |
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探究EXPO2025発表者に清水農園・清水様よりお米の贈呈![]() ![]() 11月28日(水)の放課後、12月開催の「探究EXPO2025」で紫野高校の代表としてプレゼンテーションを行うことが決まった3名の生徒に向けて、特別な贈呈式が行われました。 贈呈者は、本校の学校運営協議会の理事であり、探究成果発表会であるGCフェスタでもあたたかく力強い講評をくださった 清水農園代表・清水大介様。この日は、清水様が丹精込めて育てられたお米を、生徒一人ひとりに手渡ししてくださいました。贈呈式では、生徒たちが改めて自らの探究内容を清水様の前で発表しました。 清水様は、生徒の探究の視点や問題意識、そして試行錯誤のプロセスに深く耳を傾けながら、 「探究する姿勢は、農業にも研究にも共通する大切な力」 「自分の問いを持ち続けることで、将来の道は自然と形づくられていく」 といったメッセージを丁寧に語ってくださいました。 野菜づくり・米づくりにおける清水様の探究心と、生徒たちがテーマに向き合う姿勢が重なり、場には温かな一体感が広がっていました。生徒たちは、手渡されたお米の袋を見つめながら、 「実際の重さ以上に、清水さんの想いがつまっていて腕にぐっときます」 と、少し照れながらも嬉しそうに話していました。発表者としての重みだけでなく、「探究を応援してくれる大人がいる」ことの喜びと、次への励みがその表情から伝わってきました。 京都市・京都府の高校生が一堂に会する「探究EXPO2025」。紫野高校の代表として発表する3名には、清水様からいただいた励ましを胸に、ぜひ自信をもって挑んでほしいと思います。清水様、この度は心温まる贈呈式と生徒への励ましを、本当にありがとうございました。 Global Citizenship 2〜「論文作成[第3回:文献調査orアプリ修正or執筆]考えた解決案で、本当に自由が実現できる?」〜![]() ![]() 今回は、紫野高校2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2(GC2)」の授業の様子をお伝えします。生徒たちはこれまで積み重ねてきた探究の成果をもとに、それらを論文という形にまとめる段階へと進んでいます。 前回の授業では、仮説の正しさを確かめ、より良い形へと再構築するために参考文献を検索し、その内容を整理するメモシートづくりに取り組みました。今週からは「文献調査」「開発中のアプリの修正」「論文の執筆」という三つの方向に分かれ、各自が必要な探究活動を進めていきます。 授業の冒頭には、これまで4か月にわたってアプリ開発を支えてくださった株式会社IRODORIの武居さんから挨拶をいただきました。武居さんをはじめとするIRODORIのスタッフの皆さんは、生徒一人ひとりのアプリ開発に寄り添い、試行錯誤を共にしてくださった心強い伴走者です。 今回はその最終回ということもあり、生徒たちがどのように成長してきたか、そしてこの経験が将来どのような力につながっていくのか、温かい言葉をかけてくださいました。また、12月から始まるアプリ開発の大会「Japan Wagamama Awards」についても紹介があり、本校からはすでに15名がエントリーしています。3月の全国大会、さらに6月のボストンでの世界大会を見据え、生徒たちの挑戦はすでに始まっています。この経験が新たな一歩につながることを心から期待しています。 授業の後半では、参考文献の整理を終えた生徒たちがいよいよ論文執筆に入りました。「アプリ開発に取り組んだ背景や問題意識」「研究の目的や問い」「開発アプローチと設計の工夫」「結果の分析と社会的意義」「結論と今後の展望」「探究を通じた自己の変容や学び」など、自分の歩んできたプロセスを一つひとつ言葉にしていきます。論文を書くことは、単に成果をまとめる作業ではなく、自分の興味関心がどこにあり、社会とどのようにつながっているのかを見つめる大切な機会でもあります。 ここからさらに探究が深まり、生徒たちの言葉がどのように紡がれていくのか、とても楽しみです。 1年生普通科 修学旅行の事前研修
11/26(水)のホームルームで、1年生普通科の生徒を対象にオンライン研修が実施されました。研修を実施してくださったのは、普通科の生徒が修学旅行で訪問するマレーシアで、JICA海外協力隊の隊員として活動されている三井健司氏です。三井氏はマレーシアの高齢者施設で理学療法士として活躍されています。異文化を理解するために、「人の数だけ当たり前がある」というメッセージを送ってくださいました。違う環境で生きてきた人と「当たり前」が違うのは当然のことです。その違いを認め、むしろ楽しむことが大切だと教えていただきました。これは日本で生活する上でも意識しなければならないことです。ローカルな場で実践できてこそ、グローバルなレベルで互いの違いを認め合うことができます。これから体験することになる非日常が日常の延長線上にあることを心にとめて、友人や家族を大切にしてほしいと思います。
司会進行は紫春探訪委員(紫野高校の修学旅行の呼称)の委員長1組小玉さん、副委員長3組渡辺さんが務めました。質疑応答の時間には多くの生徒が質問をしました。自分たちの旅行を自分たちの手で作っていこうとする自覚が芽生えてきています。これからも続く事前学習を通して、大きな一歩を踏み出すための準備を着々と進めていきます。 ![]() |
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