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最新更新日:2025/12/04 |
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校長室から(学校だより12月号より)
早いもので2025年も残り1か月となりました。ついこの前まで残暑の厳しい日が続いていたように思いますが、ほんの数週間の間に秋を通り越して一気に冬かと思えるような季節に様変わりしました。皆様におかれましては、くれぐれも体調に気を付けてお過ごしいただきますようお願いいたします。
学校では行事の後や区切りの時期には「ふりかえり」を行いますが、大人にとってもふりかえりは大切ではないかと思います。年末を迎えるにあたって私も自分自身のこの1年間をふりかえってみると、本当にたくさんの失敗をした1年だったとあらためて感じます。 私はこれまで数々の失敗をしていますが、かつてこのようなことがありました。私が教頭になってすぐの、PTAの担当をしていた時のことです。会議の開始時間19時30分を過ぎても来られるはずのPTA会長が来られないのです。おかしいと思って確認の電話をしたところ、自分がPTA会長に会議の開始時間を誤って30分遅く伝えていたのです。私のせいでPTA会長は30分遅刻、その時の私は「やってしまった…」と会議中ずっと落ち込んでいたのでした。会議後、すぐに当時の校長先生に「私が間違って時間を伝えてしまいました。すみませんでした。」と、叱られるのを覚悟してただただ平謝り…。その時、校長先生からは予想外な言葉をもらったのです。「野村先生も人間だということが分かりました…」と私を全く責めることなく、独特の言い回しで言われたのでした。叱られると思っていたのに予想外の答え…。この時私は、「この校長先生についていこう。私はこれまで以上にこの学校のために自分のできる限りのことを精一杯やっていこう」と決意を新たにしたのでした。この時、「お前は何をやっているのだ。こんなこともできないのか!」と叱られていたらどうだったでしょう。校長先生は私が反省をしているのを感じ取り、そのように声を掛けてくださったのだと思います。この「失敗を赦された経験」は、今の自分の考え方の重要な一部分にもなっているのです。 大人がたくさん失敗をするのですから、子どもが失敗をするのは当然のことですし、失敗をすることは子どもにとっての「権利」あるいは「通過儀礼」とも言えます。そしてたくさんの失敗から子どもたちは多くのことを学び大人になっていくのです。ですから、我々は子どもの失敗について、もっと寛容であるべきだと思うのです。そして「赦す」ということは現代の社会の中で最も欠けていることのように思います。子どもたちの人間関係のみならず、職場での人間関係、家族や夫婦間の関係等々、「赦し合う」ことがしにくい風潮になってきているように思えます。当然厳しさは必要ですが、それだけでは窮屈で生きにくい。だからこそ子どもたちが「赦されることの安心感」を感じ、それをこれからのエネルギーにして歩んでいってほしいと思うのです。 2026年、どのような年になるかわかりませんが、子どもたちが自分の失敗におびえず、前を向いて歩んでいく、そのような1年になることを願ってやみません。 校長 野村 昌孝 9年生 調理実習![]() ![]() ![]() 調理実習がありました。 昆布とカツを節から合わせだしをとって、 白みそのお雑煮をつくりました。 味噌が濃すぎた班もあったそうです。 4年 社会科見学(3)![]() ![]() ![]() 4年 社会科見学(2)![]() ![]() ![]() 4年 社会科見学(1)![]() ![]() ![]() 4年 要約するために...![]() 4年 小数×整数![]() ![]() 4年 ギコギコ! トントン!![]() ![]() ![]() 歯磨き指導![]() 「さんぽ」の歌に合わせて、リズムよく歯を磨きました。 3、4年生までは、おうちの方の仕上磨きもあったほうがよいそうです。 正しい歯磨きで、虫歯ゼロを目指しましょう!! 生活科 あきみつけ![]() きれいに色づいた葉に子どもたちは「わーきれい!」と感動していました。 松ぼっくりを拾ったり、松の葉で遊んだりと、秋の植物に親しむことができました。 お出かけの際にも、季節の変化に目を向けられるよう、子どもたちに声掛けをしていただければと思います。 |
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