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最新更新日:2025/12/03 |
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中学生の堀川高校訪問![]() ![]() 今年も1ヶ月に1校くらいが来校され、授業の様子を見学していただいたり、事前に考えてこられている質問にお答えしたり、吹き抜けのアトリウムを5階の渡り廊下から覗いてもらったり、実験器具などがある理科系の教室を見ていただいたり、と1時間ほど過ごしてもらっています。 今週は2日連続で、昨日は西京極中学校、今日は四条中学校の生徒さんが訪問されました。理科教室を見て、飼育されているダンゴムシに見入ったり、特別時間割で70名以上の高校生が一つの教室で静かに英作文に取り組んでいるのに驚いたりされていました。中学生が校内を歩いているのを見て、堀川高校生は、「かわい〜」「私らも行ったよな」「試験中やからなんか申し訳ないです。中学生見て元気出ました〜」などと話していました。 学校ごとの実施要項を見させていただくと、本校訪問後、警察署に行ったり、大学を訪問したりもされているようです。また、実施後、感想用紙を送ってくださったり、学校によっては、「堀川高校の強み」「大混雑の食堂」などの見出しがついた「堀川新聞」を班で作成され、同封していただいたりするため、実施後、各中学校で、生徒さんがお互いに体験した内容を深めておられることがわかります。今後も、こうした交流を大切にしていきたいと思います。 【25期生】特別時間割での学び![]() ![]() 5,6時間目の理系英語講座は、人間の文化の特殊性についての長文読解でした。これまでのパターンに頼り、ある程度で構造分析をすると、誤読の原因になることがあります。常に文法的に構造が正しく成り立つかを確認できる確かな知識があるかどうかが、読解を左右することに気づかされる問題文が扱われていました。生徒は、悔しそうにしながらも、各々メモを取っていました。 ただし、具体例から明確に理解できる内容があったはずなのに、下線部に必ず数個は含まれる未知語の見た目から、既知語の知識を使って何となくこういう意味でないかとはめてしまうことがあります。このような思考停止の訳を作ってしまう危険性についても伝えられていました。語彙が高度で、概念的な内容を扱うため、抽象性が増す英文を読解する際、自分の知識、知っている型と、文脈が反発することがあります。そんなとき、知識だけに依拠して自分でも意味の分からない訳を作るのではなく、自分の文脈理解を信じよう。というメッセージでした。 各々単語帳を開いたり、メモを取ったり、友人と答えを見比べたりする生徒の中で、配布資料に、「文脈理解を信じる!!」と書いている生徒もいました。 同じ時間、文系数学講座では、座標軸上のある点を通り、ある方程式内に収まる円の半径の最大値を求める問題に取り組んでいました。教員がホワイトボードに書いたグラフから、大体どういうときに最大になりそう?と尋ねると、手を伸ばしながら口々に友人と話合いが始まります。まず正確に図示をすることや、感覚的に解答の方向性を探る必要性が確認できたのかと思います。 どの場面にも共通しているのは、自分の力で問いに向き合う生徒たちの真剣さ。できない、悔しいは止まっていない証拠。頑張れ25期生! 後期中間テスト![]() ![]() 明日からは、1年生のテストも開始です。そのため、今日の放課後は、カフェテリア、教室、図書館2階のラーニングコモンズと様々なところで、学びあう生徒たちの様子が見られました。1年生の初日の科目は、地理と数学です。自習時間には、数学を選択して勉強に精を出す生徒がほとんどのため、みんな数学で大変だろうと思っていると、3割程度は地理の教科書やプリントを見直している生徒がいます。聞いてみると、今回の1年生の地理は範囲が85ページ分もあるそうです。「考え方や見方が大切なので、語句をとにかく覚えるとかではないと思うし、きちんとプリントにメモをしてるけど、そんなに見返す時間を取れていなかったので、数学より優先しています」とのことでした。 一方で、やはり集中して数学の問題演習をしている生徒もたくさんいます。分かりますか、と言われて覗くと、「剰余の定理」の文字。「整式 P(x) を1次式 (x−a) で割ったときの余りはP(a)」を用いて、例題をもとに応用問題に取り組んでいました。解答解説の一文に納得がいかず話し合う中で、しばらくすると、「あ!そっか!」と嬉しそうな笑顔が見られました。 さらに、ラーニングコモンズの端の方では、3学年主任の英語教員が、和文英訳のマンツーマン添削中です。1,2年生はテスト期間ですが、3年生は特別時間割で日々演習を積んでいきます。 学校全体が、テストや演習を通して、今までの学習を振り返り、自分の理解を確かなものにしています。体調にも留意し、ベストを尽くせるよう頑張りましょう! |
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