京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/12/27
本日:count up8
昨日:53
総数:1018512
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
公立で唯一の音楽家単独校校です。 公式X始めました。右下のリンクからどうぞ

自治会主催 ホワイトコンサート開催

 12月22日(月)冬の自治会行事として例年行われているホワイトコンサートが、城巽アリーナで行われました。

 自治会が1年生と2年生に呼びかけて、それぞれ有志でグループを組んで全部で10組、延べ40名の生徒が舞台に上がりました。

 それぞれが衣装や小道具も準備し、クリスマスらしい雰囲気を創り出していました。クリスマスの曲も多かったですし、自分の専攻からは離れたもの、文化祭のミュージカルのデュエット、クラシックの曲ももちろんあり、ジャンルを問わずとてもバラエティに富んだ演奏会になったと思います。

 忙しい中、時間を作って練習し、そしてみんなに聴いてもらう。その嬉しさ、楽しさを再確認できる演奏会だったのではないかと思います。

年末はこの記事で最後となります。
1月5日以降に再開いたします。
画像1
画像2
画像3

京都探究エキスポ2025に参加してきました

 12月20日(土)京都国際会議場で京都府内の高校が一堂に会して開催された「京都探究エキスポ2025」に参加しました。本校からは実行委員として2年生の1名が、準備段階から会場運営チームとして、そして発表会セッションに2年生の4人が発表、1年生2人がサポートとして参加しました。

 京都探究エキスポは昨年から始まった取り組みで、京都府下の公立高校がそれぞれの探究活動を発表し、学びを共有する場です。今回も多様なテーマが並び、活発な交流が行われました。

 午前中は慶應義塾大学の安宅和人教授による「残すに値する未来を考える」というテーマでの講演と、先生と代表生徒のパネルディスカッションがありました。講演の内容は非常に興味深いお話で、生徒はメモを取りながら真剣に耳を傾けていました。

 発表セッションでは、2年生がヨーロッパ研修旅行での演奏会について、3つに分かれて順番に探究の成果を発表しました。現地での映像も交えながら、自分たちの演奏がヨーロッパの方々はどんな反応が得られるかといったテーマについて発表しました。最初は「聞いてもらえるのかな」と不安もありましたが、発表時間の1時間を通して多くの方に聴いていただき、貴重な意見をいただいていました。

 同じ年代の高校生がどんなことに興味を持ち、どのように探究を進めているかを知ることのできた貴重な機会だったと思います。テーマも本当に多岐にわたっていて、視野を広げるきっかけになったと思います。

 参加した生徒のみなさん、本当にお疲れさまでした。
画像1
画像2

78期生欧州研修旅行報告Regalo〜音楽の贈り物〜

 12月19日(金)の夜は、2年生の自主企画コンサート「Regalo〜音楽の贈り物〜]を開催しました。

 このコンサートは、3年間の中で最大の行事である欧州研修旅行の中で、チェコのヤナーチェク音楽院やウィーンのカールス教会で演奏した曲を、地域の皆様や保護者、在校生に届けたいという思いから企画されたものです。研修旅行では、チェコのヤナーチェク音楽院やウィーンのカールス教会で演奏を行いましたが、その経験をさらにブラッシュアップし、今回の舞台に臨みました。

 2年生には総合的な探究の時間が週に3時間あり、この時間をフルに使って研修旅行の様々なことを考え取り組んできました。どんな編成のアンサンブルにするか、どの曲にするかを決め、曲について様々な角度から調べ考察し、自分たちの演奏をいかに現地の方々へ届けるかという点に昇華させる、そんな取組を続けてきました。現地での様子はホームページの記事をご覧いただけたらと思いますが、その成果を形にして、聴きに来ていただいた皆様に届けることができました。

 本番前には「わくわくする」「この曲をするのは最後かと思うとちょっとさびしい」「一度本番を終えているのでモチベーションが・・・」といった声も聴かれましたが、12組のアンサンブルと全員による合唱3曲、合計2時間半を超えるプログラムを見事にやり切りました。

 演奏は研修旅行前と比べて安定感も増し、その分思いもしっかりと込められ、アンサンブルの精度も上がった演奏になっていたように思います。やはり本場の音楽に、空気に触れたことで一つステップが上がったのではないかと思います。

 ロビーでは、探究活動で各グループが立てた問いと考察をまとめたパネル展示を行い、来られた方に見ていただきました。また、プログラムと一緒に配布した発表楽曲紹介冊子も、生徒たちの学びの成果の詰まったものになっていました。

 企画から、プログラム・チラシのデザインや作成と配布、当日の運営や舞台説明や転換など、すべてを自分たちで取り組み、やり切ったことは大きな財産となるに違いありません。

 楽曲紹介冊子の最後にこんな言葉が載っていました。
「『音楽は国境を越えて人々をつなぐことができる』そのことを実感できる研修旅行となりました。させていただいた先生方、ともに取り組んだクラスメイト、私たちの演奏をお聞きいただいたすべての皆様に感謝を込めてこの演奏会を送ります」
この言葉に込められた一人一人の想い、それを音楽の形で表現し創り上げた今回のコンサートは、2年生にとって本当に大きな節目になったと思います。この経験を土台に、さらに一歩前へ、上へと歩んでいってほしいと思います。
画像1
画像2
画像3

全校アセンブリー&1年生合唱練習

 12月19日(金)は、冬休み前の全校アセンブリーが行われました。いつものようにまず全員で校歌を全員で歌いました。今年度で一番良かったと後で評価されるほど美しくホールを響かせてくれました。何度聞いても心が動かされる、素晴らし校歌です。

 その後、校長から「楽譜を読む」と「品(ひん)」の話、音楽科主任から「3つのありがとう」、進路部長からは「学校の公式SNSをはじめました」と「みんながんばったね」、生徒部長からは「ものを大切にするとは」、教務主任からは1冊の本の紹介がありました。

 今年も残すところ2週間、この1年をしっかりと振り返り、次につながってほしいというメッセージが込められていたように思います。

 アセンブリーの後は、ホームルームを行い、その後2年生は夜に予定されている自主企画コンサートのリハーサルや準備(コンサートについては別記事にします)、1年生は3月に開催する「ひな祭りコンサート」で演奏する合唱練習を行いました。

 「ひな祭りコンサート」は1年生が総合的な探究の時間で取り組んでいる地域向けのイベントで企画から広報、出演、運営等を生徒が主体となって進める取り組みです。
今回、合唱については4曲を準備をし、全体練習やパート練習、振付けまで、みっちり4時間以上集中して取り組みました。

 3月までまだ時間があるようにも思えますが、他にも図書館コンサートや卒業演奏会、自分たちの実技試験など、多くのことを並行して取り組んでいかなければならず、時間的には厳しい状況だと思います。それでも生徒たちは、自分たちの音楽を届けるために、工夫しながらしっかりと取り組んでいってくれるのではないかと期待しています。

 午後に3年生に声をかけると「勉強してました」との答え。受験に向けてこの冬休みは本当に大切です。自分を律し、精いっぱい努力してほしいと思います。
画像1
画像2
画像3

ESSクリスマスパーティー

 12月18日(木)の昼休み、ESSの活動としてクリスマスパーティーが開かれました。

 ハロウィーンに続くイベントとなった今回は、クリスマスらしい映像をプロジェクターで映し出し、音楽が流れる中、マシュマロを浮かべたホットチョコレートを片手にお菓子を楽しむ、温かな雰囲気に包まれました。

 カードゲームで盛り上がったり、パネルの前でポーズを決めて写真を撮ったり、楽しそうにおしゃべりしたりと、会場は笑顔でいっぱい。あっという間に楽しい時間は過ぎ、名残惜しくもお開きとなりました。

 放課後にこうしたイベントを行うのは難しいため、昼休みの短い時間での開催となりましたが、ちょっとした機会でも“つながり”や文化理解につながる活動を続けていけるといいなと思います。
画像1
画像2

Music Fusion in Kyoto音楽祭 奏プログラムを実施!

 12月14日(日)、Music Fusion in Kyoto音楽祭 奏プログラム「Let’s Play Music!〜みんなで歌おう、奏でよう!〜」が本校で開催されました。

 この音楽祭は、京都府文化政策室が中心となり、京都府内で音楽に親しむ機会を創る取組です。京都府内のいくつもの市町村でコンサートやこどもたちを対象にした鑑賞・体験プログラムなどが行われています。

 今回の「Let’s Play Music!」は、こどもたちを対象にした鑑賞型・体験型の「奏(かなで)プログラム」のうちの1つで、本校との連携企画として実施されました。

 メインは、参加者が楽器や歌で「花は咲く」を合奏・合唱すること。参加された方は京都市内が多かったですが、京都府内の北から南まで遠くから参加された方もいらっしゃり、総勢70名の小中学生とそのご家族というたくさんのかたが集まってくださいました。

 イベントは、本校2年生のトリオによる歓迎演奏で幕を開け、学校長と生徒による学校紹介、そして声楽アンサンブルを披露しました。歓迎演奏と声楽アンサンブルはヨーロッパ研修旅行の演奏会で披露した曲で、音楽のイベントらしいオープニングを飾り、会場の雰囲気を和らげてくれるとても良い演奏だったと思います。

 その後参加者は、各パート(合唱、フルート、クラリネット、リコーダー、サクソフォン、ユーフォニアム、鍵盤ハーモニカ、ヴァイオリン)に分かれて「花は咲く」を練習しました。本校の生徒たちがそれぞれのパートについて、優しく熱心にアドバイスをしていました。音楽が好きな子ども達に寄り添いながら一緒に練習している様子はとても良い雰囲気でしたし、どんどん参加者がうまくなっていくのがよく分かりました。

 パートでの練習後、全員がステージにのって「花は咲く」を合奏・合唱しましたが、本当に素晴らしい時間でした。この日の参加者の楽器編成に合わせた特別な編曲も見事で、曲の持っている深いイメージを感じながら楽しんで演奏できました。歌詞の表すイメージをみんなで想像した後で出てきた音は、それまでと全く違う素晴らしい響きを持つものになっていて、今日初めて出会ったメンバーでこんな音が作り出せるんだということとに、心が震えました。本当にみんな音楽が好きなんだということを感じてとても嬉しくなりました。

 最後は本校の生徒達だけのオーケストラで「指揮者体験」でした。希望者を募るとたくさん手が上がり、4人の小学生が指揮台に立ちました。みんな堂々と指揮ができていて、本当にびっくりしました。しっかりと感想もしゃべってくれました。

 音楽って本当に素晴らしい力を持っています。その場の空気を一瞬で変えてしまうことができます。学校紹介の時に1年生が「音楽はつづけたもん勝ち」というメッセージを伝えていましたが、今回参加してくれた小中学生も、これからもずっと音楽が大好きで続けていってほしいともいます。
画像1
画像2
画像3

授業紹介 音楽理論(3年生)

 12月17日(水)、18日(木)、3年生の音楽理論の授業で、後期に取り組んできた楽曲分析の発表がありました。

 5人8班に分かれて、ブルグミュラーの『25の練習曲』からそれぞれ1曲を選び、楽曲分析を行い、それを演奏に反映させるところまでを授業内容としています。

 曲の全体構成、和音の進行や転回、リズム、音価、強弱、アーティキュレーション、速度や表現記号など、楽譜に書かれていることの意味を読み解いていく過程で、付けられている題から受けるイメージやその曲の背景を意識し、それらを音楽の表現と結びつけ、より意図を持った説得力のある演奏にしていくことが狙いです。

 各グループは、これまで学んできたことを総動員し、楽譜とにらめっこしながら、どう演奏したらよいかを考え、その過程や結果について発表していました。その発表を聞いた生徒たちからは、いろいろな疑問や意見が飛び出し、それに対してまたグループの考えを説明するといったやり取りを経て、自分たちの考えやもらった意見も踏まえた演奏を披露していました。

 説明は、実際に踊ってみたり、スライドを作成したりと、いろいろと工夫して行っており、時折笑いも交えての楽しい発表となっていて、よかったように思います。その上で、最後の最後は「演奏」で人を動かすんだという思いが大切なのだと思いました。

 「楽譜」は“自分がどう演奏したいのか”の出発点です。それをどれだけ大切に考えるか、今一度考えてほしいと思います。

1月に残りのグループの発表が待っています。楽しみにしています。
画像1
画像2

ゆりかごファミリー音楽会に出演!

 12月13日(土)、ゆりかごWECしおん保育園主催の「ゆりかごファミリー音楽会」に招かれ、3年生の有志が出演しました。

 園児のみなさんが、ふだん取り組んでいるリズムあそびや楽器あそび、リトミックや劇あそびをご家族の方々に披露する音楽会で、紫明会館のレトロな雰囲気のある講堂で行われました。

 0歳、1歳、2歳のみなさんの歌やリズムあそびは本当にかわいらしく、温かい和やかな雰囲気に包まれていました。その後、「おたのしみ」として職員のみなさんの合奏とパネルシアターがあり、その後に堀音の生徒たちのステージとなりました。

 「ジングルベル」「赤鼻のトナカイ」「シンコペーテッド・クロック」「ぼよよん行進曲」の、とても楽しい4曲をセレクト。演出や楽器編成も自分たちで考え、準備してきたものを披露しました。園児たちも目をキラキラさせて、生徒たちとその演奏にくぎづけでした。

 終わってからも、一緒に写真を撮ってほしいという園児がたくさんいて、その人気ぶりは嬉しい限りでした。

 小さな講堂に笑顔がいっぱいになった、素敵な時間だったと思います。
画像1
画像2
画像3

今年度最後のディクション講座を実施しました

 12月9日(火)、今年度最後のディクション講座が行われました。9月13日の第1回を皮切りに、10月、11月、12月にそれぞれ1回ずつ、合計4回実施しました。

 ディクションとは、音楽において聴衆に言葉を届けるための「発音法」「発声法」を意味し、正確な発音の習得にとどまらず、作品の背景や詩の意味を理解し、それを音楽表現として立ち上げるための重要な要素です。

 大阪音楽大学よりイタリア語のジュリオ・デ・パオリス先生と声楽の先生にお越しいただきレッスンをしていただきました。ジュリオ先生は4回すべてにご参加くださり、声楽の先生は毎回違う教授の方(9月:石橋栄実先生、10月:松田昌恵先生、11月:晴 雅彦先生、12月:田中勉先生)に来ていただきました。

 1年から3年の声楽専攻の生徒たちが集まり、各回2年生か3年生の生徒数名ずつレッスンを受ける様子を。他の生徒たちが見学する形で実施されました。

 レッスンはまず詩の朗読から始まり、ジュリオ先生から発音について指導していただきます。力のため方、イントネーションや二重子音の処理など、難しいと感じたり、うまくいかない部分は、多くの生徒に共通している印象がありましたが、何回も繰り返し指導していただくことで、意識できるように変化していったように思います。

 その後、歌を聞いていただき、声楽の先生に指導していただきますが、これは先生によってアプローチや指導の仕方に個性があり、その違いがとても面白かったです。生徒たちは、ジュリオ先生に指摘いただき朗読ではうまくできるようになっても、歌になると難しいようで、苦労する様子も見うけられました。しかし、先生とのやり取りの中でうまく表現できるようになったときは、発声に加えてとても表現が豊かに、そして説得力が高まったように思います。ディクションを通して、音楽と言葉が不可分であることを体感的に理解できたのではないかと思います。

 この講座は大学で行われている講座と同じ内容を本校で実施していただいており、それを受けられる生徒たちは本当に幸せだと思います。見学の生徒も含めて講座を通してつかみとったことをしっかりと自分の中に落とし込み、じっくり育てていってほしいと思います。
画像1
画像2

公式Xを始めました

画像1
ホームページに加えて、12月15日(月)より公式Xを開始しました。
授業や演奏会、生徒の様子などを発信していきます。

右の欄外のリンクからでも(リンクはこちら
このページにある二次元コードからでも入れます。

よろしくお願いします。
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

学校だより

卒業生の皆さんへ

小中学生のみなさんへ

保健室より

校長室より

「学校いじめの防止等基本方針」

「学校生活の基本的なルール」について

京都市立京都堀川音楽高等学校
〒604-0052
京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1
TEL:075-253-1581
FAX:075-213-3631
E-mail: ongaku@edu.city.kyoto.jp