京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/12/11
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【令和7年度文科省DXハイスクール事業採択校】

探究EXPO2025発表者に清水農園・清水様よりお米の贈呈

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こんにちは、GC教育部です♪

 11月28日(水)の放課後、12月開催の「探究EXPO2025」で紫野高校の代表としてプレゼンテーションを行うことが決まった3名の生徒に向けて、特別な贈呈式が行われました。

 贈呈者は、本校の学校運営協議会の理事であり、探究成果発表会であるGCフェスタでもあたたかく力強い講評をくださった 清水農園代表・清水大介様。この日は、清水様が丹精込めて育てられたお米を、生徒一人ひとりに手渡ししてくださいました。贈呈式では、生徒たちが改めて自らの探究内容を清水様の前で発表しました。

 清水様は、生徒の探究の視点や問題意識、そして試行錯誤のプロセスに深く耳を傾けながら、

「探究する姿勢は、農業にも研究にも共通する大切な力」
「自分の問いを持ち続けることで、将来の道は自然と形づくられていく」

といったメッセージを丁寧に語ってくださいました。

 野菜づくり・米づくりにおける清水様の探究心と、生徒たちがテーマに向き合う姿勢が重なり、場には温かな一体感が広がっていました。生徒たちは、手渡されたお米の袋を見つめながら、

「実際の重さ以上に、清水さんの想いがつまっていて腕にぐっときます」

と、少し照れながらも嬉しそうに話していました。発表者としての重みだけでなく、「探究を応援してくれる大人がいる」ことの喜びと、次への励みがその表情から伝わってきました。

 京都市・京都府の高校生が一堂に会する「探究EXPO2025」。紫野高校の代表として発表する3名には、清水様からいただいた励ましを胸に、ぜひ自信をもって挑んでほしいと思います。清水様、この度は心温まる贈呈式と生徒への励ましを、本当にありがとうございました。

Global Citizenship 2〜「論文作成[第3回:文献調査orアプリ修正or執筆]考えた解決案で、本当に自由が実現できる?」〜

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こんにちは、GC教育部です♪

 今回は、紫野高校2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2(GC2)」の授業の様子をお伝えします。生徒たちはこれまで積み重ねてきた探究の成果をもとに、それらを論文という形にまとめる段階へと進んでいます。

 前回の授業では、仮説の正しさを確かめ、より良い形へと再構築するために参考文献を検索し、その内容を整理するメモシートづくりに取り組みました。今週からは「文献調査」「開発中のアプリの修正」「論文の執筆」という三つの方向に分かれ、各自が必要な探究活動を進めていきます。

 授業の冒頭には、これまで4か月にわたってアプリ開発を支えてくださった株式会社IRODORIの武居さんから挨拶をいただきました。武居さんをはじめとするIRODORIのスタッフの皆さんは、生徒一人ひとりのアプリ開発に寄り添い、試行錯誤を共にしてくださった心強い伴走者です。

 今回はその最終回ということもあり、生徒たちがどのように成長してきたか、そしてこの経験が将来どのような力につながっていくのか、温かい言葉をかけてくださいました。また、12月から始まるアプリ開発の大会「Japan Wagamama Awards」についても紹介があり、本校からはすでに15名がエントリーしています。3月の全国大会、さらに6月のボストンでの世界大会を見据え、生徒たちの挑戦はすでに始まっています。この経験が新たな一歩につながることを心から期待しています。

 授業の後半では、参考文献の整理を終えた生徒たちがいよいよ論文執筆に入りました。「アプリ開発に取り組んだ背景や問題意識」「研究の目的や問い」「開発アプローチと設計の工夫」「結果の分析と社会的意義」「結論と今後の展望」「探究を通じた自己の変容や学び」など、自分の歩んできたプロセスを一つひとつ言葉にしていきます。論文を書くことは、単に成果をまとめる作業ではなく、自分の興味関心がどこにあり、社会とどのようにつながっているのかを見つめる大切な機会でもあります。

 ここからさらに探究が深まり、生徒たちの言葉がどのように紡がれていくのか、とても楽しみです。

1年生普通科 修学旅行の事前研修

 11/26(水)のホームルームで、1年生普通科の生徒を対象にオンライン研修が実施されました。研修を実施してくださったのは、普通科の生徒が修学旅行で訪問するマレーシアで、JICA海外協力隊の隊員として活動されている三井健司氏です。三井氏はマレーシアの高齢者施設で理学療法士として活躍されています。異文化を理解するために、「人の数だけ当たり前がある」というメッセージを送ってくださいました。違う環境で生きてきた人と「当たり前」が違うのは当然のことです。その違いを認め、むしろ楽しむことが大切だと教えていただきました。これは日本で生活する上でも意識しなければならないことです。ローカルな場で実践できてこそ、グローバルなレベルで互いの違いを認め合うことができます。これから体験することになる非日常が日常の延長線上にあることを心にとめて、友人や家族を大切にしてほしいと思います。
 司会進行は紫春探訪委員(紫野高校の修学旅行の呼称)の委員長1組小玉さん、副委員長3組渡辺さんが務めました。質疑応答の時間には多くの生徒が質問をしました。自分たちの旅行を自分たちの手で作っていこうとする自覚が芽生えてきています。これからも続く事前学習を通して、大きな一歩を踏み出すための準備を着々と進めていきます。
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「第30回 紫野高校杯 英語スピーチコンテスト」開催

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こんにちは、GC教育部です♪

 11月20日(木)、「第30回 紫野高校杯 英語スピーチコンテスト」を開催しました!
今年は記念すべき30回目の節目にあたり、1・2年生の予選参加者約560名から選ばれた12名が本選の舞台に立ちました。また特別発表としてドイツからの留学生Anton Reinhardtさんもスピーチを披露してくれました。紫野高校では「自分の言葉で、自分の思いを世界に届ける力」を育むことを大切にしていますが、まさにそれが形となる時間となりました。

 本選に出場した生徒たちは、多くの観客の前で緊張を抱えながらも、これまで積み重ねてきた練習の成果を堂々と発揮し、一人ひとりが「自分の経験」「社会への思い」「未来への願い」を英語で表現しました。内容は、日常の小さな気づきから社会問題まで多岐にわたり、紫野高校が大切にしている「対話を通して多様性を理解する姿勢」が随所に見られる素晴らしいスピーチばかりでした。

 ESS部の生徒たちも、司会進行をすべて英語で務め、温かく明るい雰囲気をつくりながら大会全体を支えてくれました。ユネスコスクールとして「言語による相互理解」を重視する本校の学びが、こうした生徒主体の運営にも表れています。

 発表直前は強い緊張で表情をこわばらせていた生徒たちも、本番を終えると一様に晴れやかな顔に変わり、「やりきった!」という達成感と、自分の言葉が誰かに届いた喜びを感じているようでした。舞台裏では、友人同士が励まし合い、先生方が最後まで温かく背中を押している姿も見られ、紫野高校らしい「ともに挑戦する文化」が静かに息づいていました。

 また、生徒たちの挑戦を支えてくださった先生方、ご家庭で練習を見守り励ましてくださった保護者の皆さまにも、心より感謝申し上げます。

 今回の経験を通して、生徒たちは英語力だけでなく「自分の思いを言語化する力」「人前で表現する勇気」「他者のスピーチを受け止める姿勢」など、大きな成長を遂げました。紫野高校はこれからも、生徒一人ひとりが自らの言葉で未来を切り拓く「Global Citizen」として羽ばたくことを応援していきます。

今後の生徒たちのさらなる活躍に、どうぞご期待ください!

女子バスケットボール部 U18京都リーグ2025 結果報告

 11月8日(土),15日(土),16日(日)にU18京都リーグ2025の1stステージが行なわれました。
昨年度の結果から、今年度は1部リーグでの試合となりました。結果は以下の通りです。

11月8日(土) 67−41 vs桂
  15日(土) 51−83 vs鳥羽
  16日(日) 53−69 vs京都西山
この結果をもとに3月には2ndステージが行われます。

 10月に3年生が引退してから新チームでは初めての試合で、今の自分たちの力を実感することができたと思います。1月の新人戦でさらに成長した試合ができるよう日々頑張っていきます。
今後とも、女子バスケットボール部の応援をよろしくお願いいたします。

Global Citizenship2 〜「論文作成[第2回:文献検索]考えた解決案で、本当に自由が実現できる?」〜

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こんにちは、GC教育部です♪

 今回は、紫野高校2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2(GC2)」の授業の様子をお伝えします。生徒たちは、これまでの探究成果を踏まえ、それらを論文としてまとめていく段階に入りました。

 前回の授業では、10月21日に開催されたGCフェスタ(探究成果発表会)での自分の発表を振り返り、そこで得た気づきや学びをどのように言語化していくのかについて、「論文とはどのような文章なのか」を全員で確かめました。

 今回の授業では、仮説の正しさを確かめ、よりよい形へと再構築していくために、参考文献を検索し、その内容をまとめるメモシートの作成に取り組みました。生徒たちが扱っているテーマは実に多様です。
 
「美味しいものいっぱい食べたい!簡単に栄養管理を!」
「親との信頼関係を取り戻したい!〜コミュニケーションの上達を図るアプリ〜」
「Traffic Revolution〜信号の待ち時間をも有意義に〜」
「点数アップ!〜キャラを育てて勉強のモチベーションに〜」
「「一人も取り残さない集団へ」〜登校できるようになるアプリの提案〜」
「オーバーツーリズム解消へ観光アプリと案内活動〜」

など、それぞれの生活や身近な「不自由さ」から生まれた独自の探究が進んでいます。

 文献検索では、GoogleスカラーやCiNiiなどを使いながら、どの文献が自身の仮説を支える根拠になり得るのかを探していきます。

 「どう検索したらいいのだろう」「論文が全然出てこない」という声に対し、大学生ティーチングアシスタントや担当教員が「キーワードを組み合わせてみよう」「この単語も加えると見つかりやすいよ」とアドバイスし、それを受けて「あっ、出てきた!ありがとうございます!」と顔を明るくする姿も見られました。

 コツをつかんだ生徒たちが、周りの友達にやり方を教える場面も多く、真剣な空気の中にも自然な助け合いが生まれていました。

 一方で、「これは参考文献として根拠が弱いかもしれないね」「こんな視点の研究も調べてみると良いかもしれないよ」といった、大学生や教員との密な対話も交わされていました。参考文献を探すという行為は、先人が積み重ねてきた知の土台に立つことを意味し、遠くを見通すための大切なステップです。苦戦している生徒もいましたが、この壁を越えることで探究の視野は大きく広がっていきます。

 論文作成はまだ始まったばかりですが、ここから生徒たちがどのように思考を深め、自分の言葉として表現していくのか、とても楽しみです。頑張れ、2年生!

1年生アカデミア科 修学旅行の事前研修

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 1年生のアカデミア科の生徒は、11月19日のLHRの時間を活用し修学旅行の事前研修として、クィーンズランド州政府訪日事務所の堀尾様をお招きし、講演会を開催しました。講演では、現地の歴史や文化、社会の仕組みについて、実際の経験を交えながらわかりやすくお話しいただきました。
 生徒たちは、普段の授業では触れることの少ないリアルな視点に興味津々でした。質疑応答では、生徒たちが積極的に質問を投げかけ、堀尾様との対話を通じて理解を深める姿が印象的でした。
 今回の事前研修を通じて、修学旅行が単なる観光ではなく、異文化理解や国際感覚を養う貴重な機会であることを改めて実感しました。生徒たちが現地での体験をより充実したものにできるよう、今後も準備を進めていきます。

今回の講演会の生徒の感想の一部を紹介します。
・事前打ち合わせの時から興味深い話をして頂き大変勉強になりました。オーストラリア留学がとても楽しみになったし解像度もあがった!
・クイーンズランド州での生活について、沢山知ることができて楽しかったです!オーストラリアに行ったら必ずしたいことを自分の中で見つけて、その目的を達成して帰ってきたいと思いました。ありがとうございました!
・知らないことをたくさん知れたので良かった。特に日焼け止めの話や、sorryの代わりにthank youを言う、など日常で必要となる知識は絶対に覚えておこうと思う。初めての海外で緊張するけど積極的に英語を使って会話したい。

1年1〜6組、3年6組学級閉鎖

1年1〜6組及び3年6組はインフルエンザに感染した生徒が多数のため、11月19日(水)を学級閉鎖といたします。
今後の予定はGoogleクラスルームにて配信いたします。
よろしくお願いいたします。

1年7組・8組学級閉鎖

1年7組・8組はインフルエンザ感染多数のため、明日11月18日(火)も引き続き学級閉鎖といたします。基本的には明後日11月19日(水)から授業再開の予定です。
予定につきましては、生徒向けにはGoogleクラスルームで、保護者の方向けにはすぐーるで配信いたします。
よろしくお願いいたします。

京都ユネスコスクール高校研修交流会

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 11月15日(土)、京都外国語大学にて「京都ユネスコスクール高校研修交流会」が開催され、京都府内のユネスコスクールに加盟する高校の生徒・教員が一堂に会しました。紫野高校からは生徒会執行部・運営委員の4名が参加し、他校の仲間たちと交流しながら、ユネスコの理念に基づく学びを深める貴重な機会となりました。

 紫野高校は、持続可能な社会の担い手を育てることを目的とした国際ネットワーク「ユネスコスクール」に加盟しており、国際理解教育、人権教育、ESD(持続可能な開発のための教育)などを学校全体で推進しています。

 ユネスコスクールは世界180か国以上に広がり、平和・相互理解・持続可能性という価値を、学校が日々の授業や活動のなかで具現化していくことを目指しています。今回の研修交流会も、その理念を実際の学びとして体験する場として企画されたものです。

 第一部では、世界遺産アカデミー主任研究員の宮澤光さんによる「世界遺産とは〜保護活動の取組み〜」と題した講演が行われました。世界遺産が誕生した歴史的背景から、真正性・保存管理・バッファーゾーンやトランジションゾーンといった制度の仕組みまで、専門的な内容をわかりやすくお話しいただきました。

 さらに、世界遺産を守るうえで国際社会が重視する「5つのC」のひとつである「共同体(地元の人々の協力)」の重要性や、観光と保護のバランスの課題など、普段の授業では触れられない深い視点に、生徒たちは身を乗り出して耳を傾けていました。

 第二部では「世界遺産保護〜私たちにできること〜」をテーマに、他校の生徒や京都外国語大学の留学生と混ざったグループでワークショップを行いました。

 各グループの机には「ヘリテージ・クライシスカード」が置かれ、下鴨神社、延暦寺、平等院が直面している景観の変化や観光圧などの危機が提示されています。そして、「景観や精神性をどのように守るか」「地域の人とどのように協力し、認知や理解を高めていくか」といった問いに基づき、意見を出し合いました。

 初めて会うメンバー同士での議論にも関わらず、活発な対話が生まれ、文化財の保護に対する多様な視点やアイディアが共有されました。発表では、紫野生のグループからも、若者ならではの柔軟な発想や地域と協働する具体的な提案がいくつも出ていました。

 ユネスコスクールの理念でもある「自分ごととして世界の課題を考える」という姿勢を、実際の世界遺産をテーマに体験できた今回の研修は、生徒たちにとって大きな学びになったと思います。世界遺産は「遠い存在」ではなく、私たちの暮らしの中にある文化そのもの。今回の交流会をきっかけに、紫野高校の生徒たちが「地域の文化を守る主体者」としての視点をさらに磨いてくれることを期待しています。

 今後も紫野高校は、ユネスコスクールとして多様な学びを広げ、これからの社会を担う「一歩踏み出すGlobal Citizen」の育成に取り組んでまいります。

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学校行事
12/2 後期中間考査
12/3 後期中間考査
12/4 後期中間考査
12/5 後期中間考査
12/7 (駿台(atama+)プレ共通テスト)
12/8 授業評価アンケート(〜12/12)
京都市立紫野高等学校
〒603-8231
京都市北区紫野大徳寺町22
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