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最新更新日:2025/08/21 |
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【堀音父母の会】後援願について
堀音父母の会会員のお子様が演奏会を開催される場合,堀音父母の会の後援名義を使用していただくことができます。
お申込み方法 専用フォームまたはメールで受け付けます。※郵送も可 ●専用フォームからの受付 https://docs.google.com/forms/d/1waLoJSZL4om2HX...からお入り下さり、入力ください。 ●メールからの受付 本校ホームページの右側,「配布文書」のなかの「卒業生の皆さんへ」からから「後援願」をダウンロードの上、記入し、PDFを添付しhorion.fubonokai@gmail.comに送信ください。受信確認メールをお送りしますので、受信できるメールアドレスを記載してください。 ●郵送の場合 「後援願」とご自身の住所・氏名を記載し50gまでの必要切手を貼付した返信用封筒を同封の上、下記の住所に郵送(返信用封筒には【後援願在中】と記載してください。) 〒604-0052 京都市中京区油小路御池押油小路町238-1 京都市立京都堀川音楽高等学校内 堀音父母の会事務局 ※締切日は毎月20日とし、「後援名義使用許可書」は翌月の月末までに発行します。 ※非会員の方のお子様が後援をご希望の際は、あわせてご入会をお願いします。 指揮特設講座
8月19日(火)、今年度の特設講座のお二人目の講師として、東京藝術大学教授の山下一史先生を本校にお迎えしました。今回は、1年生と3年生の指揮専攻生2名がレッスンを受講しました。
当日は、生徒の指揮に合わせてピアノによるオーケストラ伴奏者にもご参加いただき、ベートーヴェン作曲の「交響曲第2番」第1楽章と第2楽章を題材に、指揮の実技指導が行われました。 生徒の一振り一振りに対して、先生は大変細やかで丁寧なアドバイスをくださいました。アドバイス全般を通じて、「どんな音を出してほしいかを棒でしっかり伝える」「楽器をイメージする」といった、指揮を通して音楽を的確に表現するための姿勢を繰り返し強調されました。 そして、音楽的な技術にとどまらず、フレーズの方向性や作品全体の構造をどうとらえるかといった本質的な部分にまで及びました。特に「全部歌ってみる、全部の音を身体に入れる」「頭・心・手の3つがひとつに繋がるように」といった言葉は、生徒たちにとって大きな指針となりました。 指揮者は自ら音を出すことができないという宿命を背負っています。だからこそ、自分の内に音楽を深く刻み込み、その全てを身体を通して伝えていく責任があることを学びとってくれたと思います。 今回はオーケストラではなく、2台のピアノを相手にした指揮でした。その中で、「とにかく相手に伝える」ことの重要さを繰り返し教えていただきました。より明確な指揮と音楽的な意思表示が必要であり、ただ音を聴くのではなく「音楽家の耳」として聴き、すべての音をとらえる力が求められるということ実感できたのではないかと思います。 さらに「指揮台に立つだけで整然とした音楽を作り出せるような存在になること」という先生の言葉も印象的でした。わずかな身振りや姿勢からでも音楽が変化する様子を目の当たりにし、指揮者という存在の奥深さを強く感じました。 受講した生徒は、「自分の中の音楽をしっかりと見つめる必要性を強く感じた」「手を取って指導いただいた時の軽さが、今までと全く違って印象に残った」といった感想とともに、「とてもいい時間だった」と納得感とこれからの先の成長を思い描くような表情で語っていました。 また、レッスンを見守った教員に向けては、次の世代を教育することの大切さについても熱心にお話しくださり、教育者としての姿勢を改めて考える機会ともなりました。 今回の講座は、指揮を学ぶ生徒たちにとって大きな刺激と学びとなり、今後の成長につながる貴重な時間となったと思います。 ![]() ![]() ![]() 学校再開![]() 朝のレッスン室のカギを借りる順番待ちを見ると、「日常が戻ってきたな」という感覚になりました。 中には「実家に帰ってきたみたい」と学校に来てほっとするような安心感をしゃべっている生徒もいました。 まずは、8月30日(土)の文化祭に向けての動きが本日から本格的に始まり、それと並行して20日(水)からはレッスンが、25日(月)から授業が再開されます。 やはり、校舎のいろいろなところで、歌声や楽器の音が聞こえてくるのはいいものだと思います。 大阪・関西万博イベント 「未来のオアシス〜五感で感じる涼感アート〜」参加しました
8月5日(火)大阪・関西万博内 ウーマンズパビリオン 2F「WA」スペースで、イベント「未来のオアシス〜五感で感じる涼感アート〜」が開かれました。このイベントは、京都市立美術工芸高校、大阪府立工芸高校、京都市立京都工学院高校と本校の代表生徒が集まり、「未来のオアシス」をテーマにパネルディスカッションやワークショップを行うものです。本校からは3名の生徒が参加しました。
前半はオープニングのあいさつなどの後、パネルディスカッションが行われました。まずテキスタイルデザイナーの千本木晴さんが、自分の作品の紹介や作品制作のプロセス、そして表現の手段として自らが布を選んだ理由などを語られました。そのあと千本木さんの話を受け、上記4校の代表のパネラーがそれぞれ一人ずつ、建築やデザイン、映像などものづくりや芸術の専門性を生かして、自らが考えた「涼感を感じるアート」を発表していきます。本校の代表生徒は「教会旋法」の独特の響きを生かした環境音楽を流すことで涼しさを感じられるのではないかと提案しました。 それぞれの発表後、ディスカッションが行われましたが、それを受けた最後の千本木さんよりのコメントでは「テーマについて様々な角度からアプローチがなされたが、最後はつながりがあった。」と語られました。 後半は、美術工芸高校で染められた布を使い、会場にいる人全員がそれぞれ、涼しさを感じられるものを作るというワークショップが行われました。短時間で与えられた素材だけで作成しましたが、気が付けば会場全体の人が夢中になり、様々な「涼しさを感じさせるもの」が作られていました。 最後は、このイベント全体を通じて考えた、「未来のオアシス」について、携帯のアプリなどを使って会場全体で意見を共有しながら考えていきました。 このイベントは、参加した生徒にとっては普段の学校生活で出会うことのない、ほかの学校の生徒たちと芸術についてともに考えることができ、音楽家を目指すものとして大いに刺激を受ける機会となったようでした。 8月6日(水)から8月17日(日)までは学校閉鎖となります。このホームページの記事もしばらくお休みさせていただき、学校閉鎖が明けましたらまた再開させていただきます。 ![]() ![]() ![]() 小学生のためのスクールガイダンス終了
8月3日(日)に「小学生のためのスクールガイダンスを実施しました。昨年までは秋に行っていたのを夏休みに変更し、1年生から6年生までのたくさんの小学生とその保護者の方にご参加いただきました。個人レッスン、公開レッスン見学、音楽体験などとても盛りだくさんな1日だったと思います。
個人レッスンは午前中から行われており、「とても丁寧に指導してもらえてよかったです」「初めて他の先生にみてもらい、いい経験になりました」といった声をいただきました。 午後からは最初にホールに集まってもらい、そこで3年生の2名による歓迎演奏を行いました。ヴァイオリンのソロとピアノ独奏で、「在校生の演奏が素晴らしかった」「表現力に圧倒されました」といった感想をいただきました。 その後、2年生の4名に登場してもらい、インタビュー形式で堀音の学校紹介を行いました。それぞれの生徒の小学生時代の話や、堀音に進学しようと決めた時期、堀音に入ってよかったこと、音楽の授業のことや先生のことなど、いろいろなことについてしゃべってもらいました。その後楽器紹介もかねて楽器の魅力を語ってもらい、最後に音楽好きの小学生に向けてメッセージを伝えてもらいました。「高校生であれだけしっかりしゃべることができるのはすごいですね」とほめていただきましたし、「高校生の声を聞くことができてとてもイメージがわき、とても魅力を感じました」といった感想もいただきました。 その後、在校生の公開レッスンの見学と、「音楽体験」分かれてのプログラムでした。 公開レッスンは、ピアノとヴァイオリンに分かれて、それぞれ希望者が見学しました。「学びのヒントがいっぱいありました」といった感想をいただきました。 音楽体験は、オーケストラと合唱に分かれて、「ドレミの歌」を演奏したました。オーケストラには高校生に交じって弦楽器で、合唱にはピアノをやっている小学生が多く参加していました。それぞれ分かれての練習では、在校生が丁寧に子どもたちを教えていて、この段階ですでにとても楽しそうでしたが、みんなでアリーナに集まっての演奏では、みんながさらに音楽をする楽しさいっぱいの演奏になり、とても感動的でした。 オーケストラに入って演奏したり、オーケストラの伴奏で合唱したりと、今までやったことがなかったかもしれないことをやることができ、また、高校生の素晴らしいリードもあって、とてもいい経験になったのではないかと思います。 その後は、個人レッスンと並行して「ふれあい広場」と称して、高校生やオーケストラの楽器と触れ合う時間を取り、多くの小学生や保護者が参加されていました。楽しそうに楽器を触らせてもらっている様子や、保護者の方が熱心に在校生の話を聞いているのが印象的でした。 在校生のスタッフのみなさんも、演奏に誘導に指導に、ほんとによく頑張ってくれました。 本当にたくさんの子どもたちが、きらきらとして目をしながら音楽を楽しんでいる姿を見ると、私たちも頑張ろうという思いを再確認できたと思います。 ![]() ![]() ![]() 中学生対象レッスン1日目終了
8月2日(土)に「中学生対象レッスン」(HORIONN夏のスクールガイダンス)の1日目を実施しました。
暑い中、中学1年生から3年生まで、北は北海道から西は山口県まで、多くの中学生にご参加いただきました。 今回のスクールガイダンスは、個人レッスン(声楽・ピアノ・ヴァイオリン・フルート・トランペット・作曲)と音楽通論の授業体験でした。参加者は割り当てられた時間に来校し、それぞれが自分が取り組んでいる専攻のレッスンを受け、希望者は音楽通論の授業を体験してもらいました。 レッスンについては、「とても丁寧に見てもらえた」「普段と違う点からアドバイスを受けることができてよかった」「基礎からしっかりとしえてもらえた」「課題が明確になって頑張ろうと思った」であったり、音楽通論については「初めて受けましたが、すごくわかりやすくて面白かった」といった感想で、内容としてはが見らえました。 待合室には、学校紹介の映像や教職員による個別相談と、在校生による生徒交流コーナーが設けられており、レッスンの待ち時間や、プログラムが終わってからの時間に、多くの方が相談されていました。特に在校生との交流では「生徒のリアルな声が聞けてイメージがわいた」という感想や、会いたかった在校生に会えて、とても感激しておられた方もいらっしゃいました。 参加された方々は、「ほんと楽しかった」「これからますます堀音目指して頑張ります」といった感じで、帰られるみなさんのお顔はとても満足そうでした。 次は8月22日(金)に2日目を実施したします。 写真(上)個人レッスン 写真(中)左:音楽通論 右:生徒交流コーナー 写真(下)待合室と個別相談 ![]() ![]() ![]() スクールガイダンス準備完了
8月2日(土)は「中学生対象レッスン」(HORIONN夏のスクールガイダンス)、8月3日(日)は「小学生のためのスクールガイダンス」が実施されます。
両日とも多くの中学生、小学生に申し込みいただきました。当日は堀音に来てもらって、堀音の学びと先生方、そして在校生と接し、音楽の楽しさ、素晴らしさとあわせて、堀音の素晴らしさを再認識していただけるとありがたいと思っています。 本当に暑い中ですので、体調を整えて、ぜひとも楽しみにご参加ください。生徒・教職員一同お待ちしております。 ![]() ![]() ![]() 夏休みの校内
補習期間も終わり、夏休みの1日、どんな様子か見てきました。
校内にはかなりたくさんの生徒たちがいました。多くはレッスン室で個人やペアで練習していたり、先生のレッスンを受けていたり(レッスンのかき入れ時という表現を耳にしました)と、夏休みだからこそ他のことをあまり考えずに練習に打ち込む時間を作っているのかなと思いました。 また、夏休み明けには文化祭が待っているのですが、それに向けてクラスでいろいろな打ち合わせや準備が行われてもいます。1年生の教室でミュージカルで使う楽曲の編曲作業をやっているところに出くわしました。堀音の文化祭は毎年各クラスでミュージカルをするのが伝統で、音楽も自分たちで演奏します。そのための楽譜づくりをしていました。 みんな夏休み、それぞれが頑張って活動しています。今しかできないこと、それを一所懸命やってほしいと思います。 ![]() ![]() ![]() 夏期補習
7月24日(木)〜29日(火)の4日間、全学年対象の夏期補習が行われました。この間は、普段の授業では生徒自身がなかなか手を付けられないところ、手が回らないところ、勉強が不足しているところに取り組む期間でした。
国語・英語・社会については、毎日2時間ずつで、共通テスト対策の演習を行っていました。普通科の学校と比べると、音楽の専門科目の時間がたくさんある関係で普通科目の授業時間が少なくなっています。その中でそれぞれの教科に取り組むわけですが、長期休業中にその授業時間ではまかないきれない部分について、学習する時間を取っています。 ただ、これでやって終わりというのではなく、この後もしっかり自分で勉強していかないとなかなか実力に結びつかないと思います。夏休みこそ普段できない勉強を時間を取って行ってほしいと思います。 ![]() ![]() 妙心寺法堂での坐禅体験会
7月26日(土)、妙心寺の法堂(はっとう)にて、一般社団法人京一商西京倶楽部のご支援により、京都市立高校生を対象とした坐禅体験会が行われ、本校より3年生2名が参加しました。
朝7時45分に妙心寺に集合、多くの他の京都市立高校の生徒たちと一緒に法堂に入りました。法堂の内部は、太い柱で支えられた大きな空間となっていて、その天井には狩野探幽が描いた雲龍図が描かれており、一歩入るだけで非日常を感じられます。その空間で、講話をお聞きし、その後実際に坐禅を体験しました。 姿勢や呼吸を整えただ坐ることに集中するというのは、その途中で頭に様々なことがよぎり、難しいものがあります。一方で、五感が研ぎ澄まされ、セミの鳴き声、滴る汗の感触、木がきしむ音などが普段見逃しがちな周囲の状況に新たに気づけます。 参加した生徒からは、「普段日本に住んでいながらも、なかなか体験できないことができてよかった」「演奏家として自分を整えるスキルにつながる」等の感想が聞かれました。 様々な体験を通して感性を磨き、音楽にもつなげていって欲しいと思います。 ![]() |
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