![]() |
最新更新日:2025/10/15 |
本日: 昨日:176 総数:1004604 |
前期終業式
9月29日(月)、避難訓練に引き続きアリーナで始業式を行いました。
校歌1番の合唱に続いて校長からは避難訓練の講評とあわせて「想像力」について、そして終業式ということで「振り返ること」、同じ高校生が取り組んでいる「美工作品展を見に行こう」の3点の話がありました。 その後、進路部長からは、ご自身が夏に参加された海外での研修の報告がありました。ドイツに指揮のマスタークラスへ参加して学んだことや苦労したことを、スライドを使いながら笑いも誘いつつ伝えていました。 最後に生徒部長から、この前終わった文化祭のことや、ルールを守ること、そして後期にまた新たに目標設定をして頑張ってほしいといったことを伝えた後、文化祭で時間の関係で見せることができなかった自治会のエンドムービーを紹介しました。 エンドムービーは、文化祭当日の最後に流すために自治会が作ったもので、文化祭当日の写真も入れた臨場感あふれるムービーでした。文化祭の最後にこれが流れていたらよりすばらしいエンディングになったのではないかと思いました。 1週間の秋休みですが、本番も入っていたり、レッスンがあったり、単に休みというわけではない人もたくさんいると思いますが、この時でないとできないことをしっかりやって、後期を迎えてほしいと思います。 ![]() 避難訓練
9月29日(月)は、前期末テスト最終日、避難訓練、終業式、合唱・合奏、くらしき作陽大学ミニコンサート&公開レッスンという盛沢山な1日でした。
考査が1時間目にあり、その後火事を想定した避難訓練を行いました。 消防署の方と消防団の方にも来ていただき、ホームルーム教室からグラウンドまでの避難行動と、消火器の使い方の講習を行いました。 非常にスムーズに避難はできていたと思いますが、実際に起きたときのことをどの程度想定するか、いざという時に冷静に判断できるのかといった部分は、もっと高い意識をもって行う必要も感じました。 消火器については、やはり実際に体験することは大切で、代表で体験した生徒にとっても、それを見ていた生徒にとってもいい経験になったと思います。 消防署の方の避難に関するお話(煙のお話や2階からの避難など)も、消防団についてのお話(同じ校舎内に消防分団がある)も生徒は真剣に耳を傾けていました。 最近本当に多くの災害が起こっている中で、学校での安心安全を守っていくためにも、意識とスキルを上げる必要があると思います。 ![]() 面接練習
3年生の入試に向けての面接練習が始まりました。ドアの開け方から3分間の自己アピールや質疑応答に取り組みました。事前に一生懸命考えてきた自己アピールは「覚えられない」と言っていましたが、初めてとは思えないぐらい落ち着いてしっかりしゃべれていたように思います。
いっぱいしゃべりたいことがあってどれをしゃべったらいいかで迷っている様子もありましたが、それだけのことをこの3年間のうちにやってきているんだと思うと、本当に頼もしく思います。 たくさん練習することで、慣れていき、あせらずに自分の想いや考えをしっかり出せるようにしてほしいと思います ![]() 前期末考査週間
9月22日(月)から29日(月)まで、前期末考査週間です。先週は1年生の実技試験があり、1年生は2週連続でプレシャーのかかる期間となっているかと思います。
1日3科目(学年によっては4科目も・・・)が続く生徒もおり、これまでやってきたことをしっかりと思いだしながら、テストに取り組んでいるかと思います。 最後まであきらめず、今出せる力をしっかりと発揮してほしいと思います。 ![]() ![]() 【申込期間を延長します!】10/4(土)開催 秋のスクールガイダンス〜令和8年度選抜実技検査内容(課題曲等)説明〜![]() このたび、この「秋のスクールガイダンス」の申込期間を9月26日(金)まで延長いたします。令和8年度選抜の実技検査内容について詳しい説明を行いますので、特に中学3年生の皆さんは、この機会を逃さずご参加ください。お申し込みはこちらから。 また、音楽に興味があるけど、まだ堀音についてはっきりと知らなかったり、音楽をしっかりと学んでみたいけど、どこに行こうか迷っている中学生のみなさんも、ぜひこの機会に堀音に来ていただけたらと思います。在校生の演奏を聞いたり、在校生や先生方と話をすることで、高校で音楽を学ぶことや本校で学ぶことの意味が見えてきて、本校に入学するにはどんなことが必要か分かるガイダンスになっています。 みなさんとお目にかかれることをお待ちしております。 *********************** 秋のスクールガイダンス〜令和8年度選抜実技検査内容(課題曲等)説明〜 ■対象:中学校1〜3年生 ■日時:令和7年10月4日(土) 13:00〜17:00頃(受付開始12:30〜) ■場所:京都市立京都堀川音楽高等学校 ■内容 ★在校生によるソロ・アンサンブルのコンサート(声楽/ピアノ/弦楽/管打楽) ★学校紹介 ★令和8年度選抜検査内容(課題曲等)の説明 ★専攻に分かれての選抜説明・質疑応答 ★他府県からの受験説明 ★個別相談、生徒交流企画 等 共通テスト出願説明会を実施しました
9月19日(金)、大学入学共通テストの出願説明会を行いました。今年度よりオンラインでの出願となり、3年生の40名中27名が参加しました。
最初に校長から「ここが一つのスタート。目標を設定してそこに向かって力をつけていくことは実技と一緒。しっかり取り組んで本番に力が発揮できるようにしてほしい。本番に力を出すことは、ほかの高校と比べてアドバンテージがある。自信をもって迎えられるようこれから取り組んでほしい」といった言葉かけがありました。 その後、出願に必要な写真撮影を行い、出願手続きへとすすみました。全体で手順を確認し、自分たちの入力を丁寧に確認し手続きを行いました。 進路実現に向けて一つステップを踏んだ形です。これをきかっけにそれぞれが現状を認識し、的確な方法でしっかり努力を積み重ねていってくれることを強く願います。 ![]() ![]() ピアノ特設講座
9月17日(水)、この日はもう一つ特設講座が実施されました。講師として、東京藝術大学准教授の萩原麻未先生を本校にお迎えしました。今回は、3年生ピアノ専攻の生徒3名がレッスンを受講しました。
レッスンでは、音の響きやフレーズの作り方を中心にご指導いただきました。堀音のホールは音がよく響くため速すぎると音が十分に伝わらないこと、始まりは息を吹きかけるように語りかけること、アクセントはアタックではなくテヌートとして歌うこと、さりげなく支えるようにシンコペーションを弾くなど、表現に直結する多くのアドバイスをいただきました。 「音楽のいいところは言葉にできないことを伝えられるところ」という先生の言葉に、生徒たちは改めて音楽の本質を感じ取っていました。和声を頭の後ろで鳴らすように意識すること、オーケストラをイメージして音を広げること、フォルテを満ち満ちた音にすることなど、技術的な指導も一つひとつが演奏を大きく変えるきっかけとなりました。 質疑応答では「譜読みの際に大切にすること」「音楽を一緒に合わせるときの心構え」などについてお話がありました。萩原先生は「譜読みはゆっくり丁寧に進めること」「ピアノだけにとどまらず室内楽や他の楽器からも学ぶことの大切さ」を強調されました。また、演奏を合わせる際には「相手に単に合わせるのではなく、曲そのものにお互いが向き合うことが自然なアンサンブルにつながる」とお話しくださいました。 先生の指導しながら紡がれる音楽の素晴らしさに魅了されました。また、「もっとピアノを信頼して。返してくれるから。」という言葉がとても印象に残りました。生徒たちは、ピアノ演奏における具体的な技術だけでなく、音楽をどう捉え、どう人に届けるかという視点を学ぶ貴重な時間を過ごしました。この経験を日々の練習や今後の演奏活動にしっかり活かしてくれることを期待します ![]() ヴァイオリン特設講座
9月17日(水)、今年度の特設講座の6人目の講師として、京都市立芸術大学教授の戸上眞里先生を本校にお迎えしました。今回は、3年生ヴァイオリン専攻の生徒2名がレッスンを受講しました。
レッスンでは、弓の使い方を中心に丁寧なご指導をいただきました。短い音でも旋律を引き出すこと、弦によって圧力を変えること、フラジオレットや重音における圧の違いなど、具体的なアドバイスが数多くありました。また、「良い音は弦を“つかんで”“響かせて”“出す”ことから生まれる」「一音一音を良くした上でつなげていく」といった言葉はとても印象に残りました。 さらに、音楽を常に動かし続けること、休符も歌うように表現すること、拍やビート感は点や選ではなく重みをもって感じることなど、演奏を音楽としてつなげるための意識についても繰り返し強調されました。時には「ジェットコースターのようなイメージを持って」といった比喩も交えられ、生徒たちは楽しみながら深い学びを得ていました。 質疑応答では、「緊張してしまう」「力が抜けない」といった悩みにも丁寧に答えていただきました。戸上先生は「緊張して弾くのが正解。普段から120%やりきることが本番での自信につながる」と励まされ、また「力を抜くのではなく視点を変える工夫を」とアドバイスしてくださいました。最後には、「曲についてもっと深く考えて学んでおくこと」「語学や積極性を身につけて、広くコミュニケーションがとれるようになること」など、高校時代に大切にすべきこともお話しいただきました。 生徒たちは、技術的な学びだけでなく、音楽家としての姿勢や心構えについても多くの示唆を受けたのではないかと思います。今回の経験を日々の練習に活かし、さらに豊かな演奏へとつなげていってくれることを願っています。 ![]() インドネシア ジョグジャカルタロイヤルオーケストラとの共演
9月14日(日)と15日(月・祝)の2日間にわたり、「JAPAN DORAKU 2025 in 二条城」というイベントが開催されました。その中で、「京都府&ジョグジャカルタ特別区友好提携40周年記念」の企画として、インドネシアから「ジョグジャカルタロイヤルオーケストラ」が来日し、本校とのセッションステージが実現しました。
本校からは弦・管・打楽器の生徒約20名が参加し、前日の13日(土)に初めて合同練習を行った後、すぐに本番を迎えるというスケジュールでした。 本番では、両日とも民族衣装をベースにした異なる衣装を着用し、女子生徒は伝統的な髪型にセットしてもらい、ステージに立ちました。 ジョグジャカルタロイヤルオーケストラは、ジョグジャカルタ王国の伝統に根ざしたガムラン音楽と西洋クラシック音楽の両方に深い知識と技術を持つ団体です。今回のステージでは、そのメンバーとともに3曲を共演しました。1曲は本校のオーケストラ定期演奏会でアンコールとして演奏した曲でしたが、残りの2曲はジョグジャカルタの民謡をガムランを交えたオーケストラ曲にしたもので、とても雰囲気のある曲でした。 インドネシアのオーケストラと共演すること自体が貴重な経験ですが、ガムラン入りの曲を演奏すること、バティックの衣装を着てステージに立つことなど、普段ではなかなか体験できないことばかりで、生徒たちにとって本当に素晴らしい経験になったと思います。 ジョグジャカルタロイヤルオーケストラの方々からは、生徒たちの演奏レベルの高さを大変褒めていただきました。とても嬉しいことでした。 また、準備や終了後の時間には、生徒たちが積極的に英語でコミュニケーションをとっていたのも印象的でした。「ジョグジャカルタの人たちはとても面白くて優しかったです」と話す生徒もおり、笑顔で交流する姿が見られました。 イベントの最後には全員で記念写真を撮影し、今回のセッションは終了しましたが、「次はぜひジョグジャカルタに来てください」と言っていただけるほど、素晴らしい交流ができたのではないかと思います。 テントはあったものの、暑い中でのステージでしたが、生徒たちは本当に頑張ってくれました。 ![]() ![]() イタリア語ディクション講座(第1回)を実施しました
9月13日(土)、イタリア語ディクション講座を実施しました。ディクションとは、音楽において聴衆に言葉を届けるための「発音法」「発声法」を意味し、声楽にとって欠かすことのできない要素です。本講座は年間4回実施予定で、第1回目となる今回は、中学生や音楽関係者にも公開し、多くの方にご参加いただきました。
当日は、大阪音楽大学より ジュリオ・バオリス先生(イタリア語) と 石橋栄美教授(声楽) をお迎えし、3年生2名の生徒がレッスンを受講しました。また、1〜3年生の声楽専攻生をはじめ、中学生やその保護者、地域の音楽関係者の方々にもご参加いただきました。 レッスンは、まず歌詞を音をつけずにゆっくり朗読することから始まりました。その後、実際に歌いながら「言葉の響きをどう伝えるか」に重点を置いて指導が行われました。「強い言葉を平板に歌うと弱く聞こえる。ドラマを感じさせる表現を」「母音や二重子音をどう処理するかでニュアンスが大きく変わる」「ブレスの仕方や顎の使い方で声の響きが変わる」「やりたいことを大げさに表現してみる」といったアドバイスを次々とされていました。 特に多くされていたのが「ためる」ことでした。「m」やアクセント、二重子音の前をいかに我慢するか、難しいと思うからこそすぐ歌いたくなるのをちゃんと待って発音するといった具体的なアドバイスを繰り返しされていました。 指導を受けた生徒たちは懸命に吸収し自分の表現を変えることができていたと思います。 後半は「みんなで読んでみよう」のコーナーが設けられ、参加した生徒・中学生全員で歌詞を声に出し、参加した小中学生も発音に挑戦していました。その後その後全員で歌い、講座全体が一体感に包まれました。 最後に「イタリア人が10人いれば10通りの表現がある。基本を押さえつつも、それぞれの感性を大切にしながら気持ちよく歌ってほしい」というメッセージを伝えられて講座は終了しました。 今回のディクション講座は、言葉の持つ力や表現の奥深さを改めて感じる時間となりました。参加した中学生や音楽関係者の方々にとっても、発音や発声の重要性を体感する貴重な機会になったことと思います。 ![]() |
|