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最新更新日:2025/10/16 |
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明日は予定通り体育祭を実施します!
明日、10月17日(金)は、本校嵯峨野グラウンドにおきまして、体育祭を実施します。急な天候の悪化などで予定を変更する場合は、このHPやすぐーるにてご連絡をいたします。生徒の皆さん、参観を予定されている保護者の皆様、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
前日となる今日は、早朝から、多くの生徒が各クラスで参加する「みんなでJump」の練習をしに登校していました。本日は雨が降っておりますが、生徒の思いが届いたようで、明日は晴れの予報です。 本校では、「学年を超えて協力することで、集団への所属意識や連帯感を高め、よりよい学校生活を送ろうとする。」という体育祭での目的があり、学年ごとではなく、学年を超えて6つのチームを組んでいます。最後の体育祭となる3年生は、1年生、2年生の教室に行き応援合戦の指導をし、一緒に練習する姿も見られました。練習をしてきた成果を存分に発揮してほしいと思います。 ![]() ![]() 【美術部】五條天神宮様との連携プロジェクト
本校より徒歩10分すこしのところにある、794年勧請の五條天神宮(www.gojo-tenshin.jp)。今春こちらの宮司様より、是非堀川高校生の力を借りたいとお声がけいただき、美術部のイラストを活用した取り組みを行うこととなりました。義経記に義経と弁慶の出会いの地と記載ある神社の境内で、義経・弁慶と参拝記念写真を撮れる!という、AR技術を用いた企画で、美術部の25期生、26期生の計3名のイラストが採用される予定です。
制作にあたっては、事前に宮司様から五條天神宮についての歴史や、義経と弁慶の物語についてお聞きし、生徒たちがそれぞれの義経と弁慶を想像し、イメージを膨らませた中で取り組んだものです。先日の打ち合わせ時にお披露目した際、宮司様からオッケーをいただいた際には、部員皆嬉しそうにしていました。 期間限定ではありますが、第1弾は今年の12月からの予定、その後来年の春、秋にも実施予定となります。詳細が決まり次第、こちらでもお知らせしますので、是非お立ち寄りください。 ![]() ![]() ![]() 市立高校の伝統文化体験事業【能楽鑑賞会】事前学習会を行いました!
京都市教育委員会及び、一般社団法人京一商西京同窓会のご支援により、京都市立高校生を対象として、10月22日(水)の夕刻に金剛能楽堂にて能と狂言を観劇する「能楽鑑賞会」が行われます。
本校から参加する生徒に向け、本校地歴公民科、国語科教員による事前学習会が行われました。 まずは、地歴公民科の先生より「能」の歴史や、「能」が大切にしている独特の世界観などについて、歴史の学びに関わる基本的な知識を交えての解説がありました。特に、今回上演される作品がいわゆる伝統的な「能」というより、パフォーマンス性のある「風流能」に分類されるという話もあり、生徒たちはあらすじをじっくり読んでいました。 続いて、国語科の先生より、「能」ならではの舞台の特徴や、登場する人たちの役割、配置、そして、「能」の定番といえる話の展開例についてなどの紹介がありました。さらに、国語科の先生からは、昨年に続き、実際に「能」で使用される「面」を持参してくださいました。今年は、「般若」の面も登場し、面の裏側を見せながら、面をかぶるといかに外の世界が見えづらいか、や、一見、無表情のように見えるが、上を向けば喜びや明るさ、下を向けば悲しさや辛さが表現される、という説明に合わせて面を傾けると、生徒たちから驚きと納得の声が上がっていました。 学習会後にも多くの生徒が「面」の周りに集まって、興味津々の様子。当日の観劇が楽しみになる、とても良い時間となりました。 ![]() ![]() ![]() 【校長室から】Sans toi ma mie
週末、東京都内にいた。「探究道場サミット」がお台場の科学未来館で開催されたためである。
品川駅のプラットホームで、「サン・トワ・マ・ミー」を口ずさむ若者がいた。通りすがりの偶然であったが、そのリズムが都内にいる間、頭を離れなかった。 「サン・トワ・マ・ミー(Sans toi ma mie)」は、1962年にベルギーの歌手・サルヴァトール・アダモによって作詞・作曲されたシャンソンである。原題は「あなたなしでは、わたしのいとしい人よ」。やがて日本では、アルゼンチン出身の歌手グラシェラ・スサーナや越路吹雪が日本語でカヴァーし、透明な歌声と柔らかな響きで多くの人の心をとらえた。高度経済成長のただ中にあった当時、人々は効率と成果を追い求める日常の中で、知らぬ間に心の余白を失いつつあった。そんな時代にこの曲の、「あなたなしでは」という静かなフレーズは、他者に対する想いを届けることになる。 1990年代、忌野清志郎がこの曲を大胆にアレンジした。彼の《サン・トワ・マ・ミー》は、シャンソンの哀切をロックの熱と魂で包み直し、時代の空気を変えた。彼の歌声には、愛の対象を特定の「誰か」に限定しない普遍性が宿っていた。それは恋人だけでなく、友、家族、そしてこの世界そのものへの「あなたなしでは」であり、時代に押し流されながらも「人としての温もりを忘れたくない」という、彼自身の祈りとも言われた。 京都へ帰り、そして後期が始まった。 教室の窓から見える空も少し高い。季節は移り、酷暑を越えて、朝夕の空気は澄んでおり、校舎を冷涼な風が通り抜ける。新しい学期の始まりに、緊張と静けさが交錯した。夏の喧騒が過ぎ去り、私たちは少しだけ立ち止まり、自分を支えてくれる人々の存在を思い出す季節を迎えている。 京都への帰路、大学時代のことを想い出していた。アルバイトで家庭教師をしていた高校生が大学合格を果たし、さあ今日で終了、という日。「これで縁が切れるのも寂しいじゃねえか。うちが経営する鉄工所の一室が空いている。そこに住まねえか?」という、願ってもない提案を社長(高校生の父親)からいただいた。昼は金属を打つ音が響き、夜は静寂に包まれる。そんな二階の一室に、大学後半の二年間、無償で住まわせていただいた。京都を離れて一人暮らしをしていた私にとって、そのご厚意は経済的、心理的に絶大な支えであった。 人は、見えるところでも見えないところでも、誰かに支えられている。それは仲間や友人、家族や親戚かもしれない。あるいは、先生や近所の人、過去に出逢った数え切れないほどの人々であるかもしれない。ひょっとすると、私にとっての「家庭教師をしていたご家庭」のような、偶然によって出逢い、邂逅のあった人々であるかもしれない。 「サン・トワ・マ・ミー」−あなたなしでは。 この言葉は、敬意や感謝の表現であり、同時に希望の約束なのではないか。誰かに支えられ、次に誰かを支える。人は、見えない何かによってつながりを持ちながら生きていく。その往復の中にこそ、人としての真実がある。歌い継がれた曲は変遷を辿ってきたが、その言葉に込められた想いは、時代を越えて変わらない。 大切なことは、恐らく、レトリックに虚飾されることなどない。本当に大切なことは、複雑ではなく、意外なほどシンプルなものなのではなかろうか。 船越 康平 ![]() 11月学校説明会のお知らせ
11月15日(土)に「中3対象 人間探究科 自然探究科 進学説明会」ならびに「中2以下対象 11月学校説明会」を行います。
申込書は主に公立中学校の進路指導の先生宛にお送りしておりますが、申込書をPDFにしたものは以下になります。 中3対象はこちら・中2以下対象はこちら 開催日:令和7年 11月15日(土) 開催時間:【中3対象】9:30 〜 12:00(受付 9:00〜) 【中2以下対象】13:30 〜 15:30(受付 13:00〜) 申込期間:10月27日(月)PM5:00 〜 11月10日(月)PM5:00 申込方法:以下のURLよりお申し込みください。 【中3生】https://forms.gle/s3avenhhNrEzxuV19 中学3年生の皆様にはホームルーム教室で各教科の教員による授業形式での学習アドバイス、保護者の皆様には講堂で選抜概要や本校教育の概要の説明などを行う予定です。 また、それらのプログラム終了後は生徒や教員による個別相談や施設を自由に見学していただくことができます。 【中2生以下】https://forms.gle/nJHDCrscQEshBH7T9 全体会、生徒や教員による個別相談の他に、学校生活や宿泊研修、探究基礎等の紹介ブースの設置を予定しております。 【注意事項】 1.本校より受付完了のご連絡はいたしません。当日直接本校へお越しください。 2.この申込は、参加者の概数を事前に把握するためのものです。直前や当日の急な欠席につきましても、改めてご連絡いただく必要はございません。 3.申込方法に関わらず、当日は申込書下の「参加カード」を受付にご提出ください。 みなさまのご来校を心よりお待ちしております! ★お問い合わせ先★ 京都市立堀川高等学校(学務部) TEL:075−211−5351 ![]() 後期始業式![]() ![]() ![]() 船越校長先生からは、後期に向けた三つの視点のお話がありました。 そののち、3年生は模擬試験、2年生はアッセンブリ、1年生は探究基礎STEPはじめの会、STEP初回授業、AcaPro初回、学校説明会スタッフ会議など、後期の教育活動が一気に動き出しました! 【探究道場】探究道場連携校サミット・2日目の様子を報告します!
探究道場連携校サミットが2日間の日程を終えました。2日目の様子をお伝えします。
堀川高校スタッフも連携校の生徒さんも、眠い目をこすりながら日本科学未来館に再集結。3つの「大グループ」(「羅針盤」「火薬」「活版印刷」という小粋な名前)ごとにプレゼンテーションに向けた活動を行います。 1日目の夜の時点で、「羅針盤」グループは「波プロジェクト」、「火薬」グループは「商品開発プロジェクト」、「活版印刷」は「コミュニケーションプロジェクト」とそれぞれテーマが決定しています。生徒たちは、そのテーマで探究道場のワークショップを行うことをイメージしたうえで、必要な理論や条件について話し合ったり、何をゴールと考えるかについて議論を深めたりしていました。 限られた時間の中での話し合いとなったため、ファシリテーションが難しかったり、議論が詰めきれなかったりと、もどかしい思いもたくさんあった様子でしたが、それでも各グループの代表者が議論の結果をスライドにまとめ、全体交流会では堂々と発表していました。 グループごとに行われた最後のふりかえりでは、「準備の楽しさを改めて感じた」「頭が広がった感覚があってうれしい」など、実感のこもった言葉が聞かれ、連携校の生徒さんからも「全国の高校生と一緒に壁にぶつかっては乗り越えることを何度も繰り返す経験ができたことが楽しかった」という感想をいただきました。 閉会式は、連携校さんの出発時刻が迫る慌ただしいタイムスケジュールとなってしまいましたが、今回のサミットを中心となって運営してきた生徒たちがマイクを握り、感謝の言葉や2日間の充実ぶり、「日本科学未来館で開催したことの意味は何だったのだろうか?」という問いかけなどをよく練られた言葉で語っていました。 サミットは終わりましたが、これからが「道場」本番です。生徒たちが持ち帰った学びや気づきの「種」がそれぞれの学校で芽を出し、大きく育つことを願っています。 連携校の生徒さん、先生方、日本科学未来館の皆さまをはじめ、関わっていただいた全ての方々に感謝申し上げます。 ![]() ![]() ![]() 【探究道場】探究道場連携校サミット・2日目の日程を終了しました。
10月11日、12日と、東京・科学未来館で2日間にわたり開催しました、「探究道場連携校サミット」はすべてのプログラムを終了し、生徒全員、先ほど、無事に京都駅に到着。解散をいたしました。
2日目の活動の様子につきましては、この後、アップいたします。お疲れ様でした! 【探究道場】探究道場連携校サミット・第1日目
日本科学未来館にて、探究道場連携校サミット1日目が行われています。
朝10時ちょうど。連携校の皆さんが集まった未来館ホールの客席が急に暗転。探究道場スタッフが開始直前まで改良を続けたオープニング動画が上映されました。探究五箇条や連携校の紹介、探究で大切にしたいことなどを動くピクトグラムで表現した名作で、上演後は大きな拍手が巻き起こりました。 開会式は堀川高校探究道場の道場長である本校校長・船越の挨拶からはじまりました。 「お集まりいただいた連携校の生徒の皆さん、先生方に心から感謝いたします。科学未来館は素晴らしい施設だが、もしかすると探究するには便利すぎる、好都合すぎる場所かもしれない。施設の展示を存分に楽しみながら、心の片隅で「不便さ」「不都合さ」にも意識を向けてほしい。それがよりよい探究道場をつくるヒントになってくれるだろう。」 統括生徒の挨拶に続き、スタッフ生徒から、「想造(そうぞう)にあそぶ」のいうコンセプトの趣旨、鍵となる概念について、本日の活動の注意点などが分かりやすく説明されていきました。今回のサミットでは、2日間で探究道場のテーマと運営手法の両方を決定していきます。普段なら1ヶ月程度かけている取組を2日間でやりきろうという無謀ともいえる挑戦なのです。プレゼンテーションを行う役割の生徒たちは今日の舞台に向けて、スライドや原稿を練り、何度も練習を繰り返してきました。緊張しながらも堂々とした姿勢で発表をやりきった生徒たちの顔はとても晴れやかでした。 その後、生徒たちはグループに分かれて常設展示ゾーンに移動。一般のお客さんに混ざって常設展を見学し、探究道場のヒントを探します。展示そのものを楽しんだり、斬新な展示方法に驚いたりしながら、思いついたことをどんどんメモしていき、それをもとにグループ内で話し合っていました。 この後は、あいにくの天気ですが、お台場エリアでの夕食タイムです。探究道場の話題にとどまらず、高校の壁を越えて、高校生同士として親睦を深めてもらいたいと思います。夕食後はまた未来館に戻り、グループごとのポスター発表を経て、テーマ決定に至る予定です。 堀川高校の生徒も、連携校の生徒さんも、本当に真剣で、本当に楽しそうです。かけがえのない時間を大切に、このあとの活動も頑張ってほしいと思います。 ![]() ![]() ![]() スピーチコンテスト前日![]() ![]() 前日の今日、本校から出場する1年生が、学年団の教員やALT、同級生を前に、最終練習を行っていました。生徒のスピーチは、9年間を中国で過ごした自分だけの経験から綴られる素晴らしい内容と表現力だったのですが、「頑張れ」の思いが強い約10人の教員たちからは、抑揚をさらに意識する、キーワードを明確に、伝えたいという気持ちを出す、ここは憤って、表情を、情熱が、、、など、30分近く熱血指導が続きました。 ただ、最後には、「他の出場者のスピーチや会場の雰囲気も含めて、楽しんでくるのが一番」とまとまりました。明日、彼女がずっと胸の中で温めてきた切実な思いが、言葉になって動き出し、聞く人の心に届き、何かが少し変わる。そんな時間にしてきてください! |
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