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最新更新日:2025/08/04 |
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令和7年度京都府合唱コンクール「金賞」受賞!![]() ![]() ![]() 8月2日(土)9時から学校で声出しを行い、みんなでホールに向かう。いよいよ、13時41分、西京極中の演奏が始まる。1曲目は「ほたるこい」。 ほ ほ ほたるこい あっちのみずは にがいぞ こっちのみずは あまいぞ … と、「ほ」が、きこえたりきこえなかったり、まるでほたるの光の点滅のように、「ほ」がついたり消えたりする。ついたり消えたりを音で表現する臨場感ある演奏に聞き惚れる。ほんまに「ほたる」いるやん! 2曲目は、谷川俊太郎作詩「生きる 空に、樹に…」。優しく綺麗な旋律。日常を穏やかに表現し、「生きる」ことへの葛藤や感情の起伏。「いま」を丁寧に生きること。「いま」を見失わないように…と歌いあげたい。「やがて世界の豊かさそのものとなるために…」 3年生は、修学旅行で沖縄に行った。その時に感じた「生きる」こと。戦争があった沖縄の「空に、樹に…」に感じた「生きている」ことへの実感。「生きているということ」「いま生きているといこと」「泣けるということ」「笑えるということ」「怒れるということ」「自由ということ」、友との会話。私たちの学校生活。音楽部の活動など、日常を丁寧に伝えることができたら…。 しかし、「関西大会」への出場は叶わなかった。部長は舞台の上で終始大粒の涙を流しながら、毅然と金賞を握りしめながら、西京極中の代表として悔しさに耐えていた。その時間がとても長く、時間は止まっていた。止めようがなく涙が出てくる。客席で待つ部員のみんなも同じ気持ちだろう。みんなの目標設定が「金賞」だけでなく、「関西大会」そして「全国大会」を見ていることだ。そこまで高めていただいた顧問の先生方、ピアニストさん、そして、何よりも永遠の目標となっている先輩方に感謝をしたい。思いは受け継がれるのだ。 8月5日(火)にNコンがある。今度こそ、「生きる」と共に視線の先にある関西大会出場を叶えてほしい。悔しさや悲しさを感じたみなさんだから、歌える詩がある。伝えられる「いま」がある。必ず、「涙」の向こうの世界にみんなは行ける。明日もがんばろう! |
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