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最新更新日:2025/08/27 |
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イタリア語ディクション講座にご参加ください![]() 今回はイタリア語のネイティブの先生から、イタリア語のディクションを学ぶ機会を声楽を学びたい中学生のみなさんにお届けしたいと思います。 声楽を学ぶ上でイタリア歌曲は避けて通ることはできません。本校でも声楽専攻のレッスンでもピアノ専攻の副科のレッスンでも全員が取り組んでいます。 歌曲は歌詞を伝える側面があり、どの国の言葉であっても正しく発音しないと意図やニュアンスは伝わりません。日本語でも難しいのに外国語となるとなおさらです。だからこそ、ネイティブの方に直接教わることはとても有意義です。 今回のイタリア語ディクション講座は、大阪音楽大学から講師をお招きし本校生徒に対して行う4回の講座の中で、1回目の講座を公開し、参加していただける形をとっています。 当日は、本校生徒の受講の様子を見ていただいた後、実際に一緒に発音したり歌ったりして指導していただく時間を設けます。 ぜひ興味のある方はご参加ください。 日時:令和7年9月13日(土)10:30〜12:00 会場:京都堀川音楽高校204教室 対象:中学1年生〜3年(とその保護者)、および教員・指導者 申込:申込フォームよりお願いします。 【申込〆切 9月5日(金)】 チラシはこちら 申し込みはこちら 文化祭準備
8月30日(土)の文化祭に向けて、各学年とも着々と準備を進めています。「順調です!」という頼もしい言葉と「大変です!」という少し焦りの入っている言葉と両方が聞こえてきます。
この準備の時間は本当に大切です。もちろん最終的な舞台の出来栄えに直結しますが、それだけではなく、色々とクラスメイトや先生とぶつかりながら、いいものを作り上げていくという経験に価値があります。 もちろんうまくいかなかったり意見が合わなくてしんどいこともたくさんあるでしょうし、体力的にも精神的にも追い詰められた感覚を持つこともあると思います。ぜひ、オーケストラ定期演奏会を作り上げる中で得たことを最大限に発揮して乗り越えてほしいと思います。 あと3日間、頑張って乗り切って、いい舞台を作り上げてください! ![]() ![]() ![]() 夏休み明けの全校アセンブリー
8月25日(月)は夏休みが終わって授業が始まる日です。この日の1時間目、全校生徒が集まって全校アセンブリーが行われました。
いつも通り最初に校歌を歌い、校長、音楽家、生徒部、企画推進部より話がありました。 校歌は今年一番声が出ていたように感じました。やはりオーケストラ定期演奏会でモーツアルトのレクイエムにしっかり取り組んだ成果がこういうところにも表れていると感じました。 校長からはオーケストラ定期演奏会の講評と、京都市立芸大の音楽部長の岡田加津子教授が今年6月に企画したワークショップとコンサートでの「幸せな人のつながり」について話がありました。 音楽科からは、8月5日に行われた大阪関西万博での美術工芸高校のイベントに、パネラーとして参加した3年生の報告がありました。(万博のイベントについてはリンク記事参照)その時に提案した教会旋法を用いた環境音楽も披露してくれました。「落ち着けるし、整います」といった感想が聞かれました。 生徒部からは文化祭に向けて「楽しんで、時間を守って、頑張っている人(自分も含めて)をたたえながらこの1週間取り組んでほしい」と伝えられました。 最後に企画推進部からは、現在助成を受けている三菱みらい財団での話をきっかけに、人とつながるためには、お金も大切だが、言葉の力と幅広い知識が必要ということで、いろいろな科目を頑張ってほしいということでした。 夏休みモードから授業モードに、しっかりと切り替えてもらえたらと思います。 ![]() ![]() ![]() 中学生対象レッスン全日程終了
8月22日(金)に「中学生対象レッスン」(HORIONN夏のスクールガイダンス)の2日目を実施しました。遠くは九州や四国からもご参加いただきました。
1日目と同様、参加者それぞれ個人レッスン(声楽・ピアノ・ヴァイオリン・チェロ・コントラバス・フルート・オーボエ・クラリネット・サクソフォン・トロンボーン・マリンバ・小太鼓・作曲)を受けて、希望者には音楽通論の授業も体験してもらいました。そのあと在校生との交流コーナーで生徒の声を聞いたり、個別相談を受ける参加者もいました。 参加者からは、 「普段あまり教えてもらえないことをしっかり教えていただいた。」「練習方法や足りないところがよく分かって実践したい」「すごく分かりやすく教えてもらえてよかった」「もう一度先生のレッスンを受けたいと思った」「レッスンも音楽通論もレベルアップした気がします。」「丁寧な説明が分かりやすく楽しかったので、こんな授業が受けられると思うとワクワクします。」 と、とても満足した声が多かったです。 在校生も積極的に待っている参加者に声をかけていました。教員から聞くのとはまた違う視点からの話も聞けて良かったのではないかと思います。 次回のスクールガイダンスは、令和8年度入試の課題曲が発表された直後の10月4日(土)の午後に実施されます。 次の春に入試を考えておられる方も、まだ迷っておられる方も、今回参加できなかった方も含め、是非参加していただけたらと思います。後日案内を掲載いたします。 ![]() ![]() ![]() 第12回 名曲クラシック1コインコンサート 京都夜想曲のご案内
9月19日(金)18:30より、本校ホールにて、堀音父母の会主催「第12回 名曲クラシック1コインコンサート 京都夜想曲」が開催されます。
堀音父母の会とは、本校卒業生の保護者の方々が卒業後も子どもたちを応援しようと平成10年より活動されている組織で、多くの保護者OBの方々が、運営にかかわっておられます。 「多くの音楽科を多くの音楽家を輩してきた堀音を卒業し、さらに研鑽を積んだ演奏家たちが、国内最高水準の音響を誇るクラシックホールで、誰もが知る名曲の数々を詩情豊かに奏でます。ワンコインで瑞々しい音色をお愉しみいただける至福のクラシック空間へ、お気軽にお越しください。」(フライヤーより) とあるように、料金は一般の方はワンコイン=500円。中学生以下は無料です。 ご来場には、右側の「配布文書」にある「第12回記念 名曲クラシック1コインコンサート 京都夜想曲のご案内」のQRコードからのお申込みが必要です。 この機会にぜひ皆様お誘いあわせの上お越しいただき、豊かな時をお過ごしください。ご来場を、心よりお待ちしています。 ![]() 【堀音父母の会】後援願について
堀音父母の会会員のお子様が演奏会を開催される場合,堀音父母の会の後援名義を使用していただくことができます。
お申込み方法 専用フォームまたはメールで受け付けます。※郵送も可 ●専用フォームからの受付 https://docs.google.com/forms/d/1waLoJSZL4om2HX...からお入り下さり、入力ください。 ●メールからの受付 本校ホームページの右側,「配布文書」のなかの「卒業生の皆さんへ」からから「後援願」をダウンロードの上、記入し、PDFを添付しhorion.fubonokai@gmail.comに送信ください。受信確認メールをお送りしますので、受信できるメールアドレスを記載してください。 ●郵送の場合 「後援願」とご自身の住所・氏名を記載し50gまでの必要切手を貼付した返信用封筒を同封の上、下記の住所に郵送(返信用封筒には【後援願在中】と記載してください。) 〒604-0052 京都市中京区油小路御池押油小路町238-1 京都市立京都堀川音楽高等学校内 堀音父母の会事務局 ※締切日は毎月20日とし、「後援名義使用許可書」は翌月の月末までに発行します。 ※非会員の方のお子様が後援をご希望の際は、あわせてご入会をお願いします。 指揮特設講座
8月19日(火)、今年度の特設講座のお二人目の講師として、東京藝術大学教授の山下一史先生を本校にお迎えしました。今回は、1年生と3年生の指揮専攻生2名がレッスンを受講しました。
当日は、生徒の指揮に合わせてピアノによるオーケストラ伴奏者にもご参加いただき、ベートーヴェン作曲の「交響曲第2番」第1楽章と第2楽章を題材に、指揮の実技指導が行われました。 生徒の一振り一振りに対して、先生は大変細やかで丁寧なアドバイスをくださいました。アドバイス全般を通じて、「どんな音を出してほしいかを棒でしっかり伝える」「楽器をイメージする」といった、指揮を通して音楽を的確に表現するための姿勢を繰り返し強調されました。 そして、音楽的な技術にとどまらず、フレーズの方向性や作品全体の構造をどうとらえるかといった本質的な部分にまで及びました。特に「全部歌ってみる、全部の音を身体に入れる」「頭・心・手の3つがひとつに繋がるように」といった言葉は、生徒たちにとって大きな指針となりました。 指揮者は自ら音を出すことができないという宿命を背負っています。だからこそ、自分の内に音楽を深く刻み込み、その全てを身体を通して伝えていく責任があることを学びとってくれたと思います。 今回はオーケストラではなく、2台のピアノを相手にした指揮でした。その中で、「とにかく相手に伝える」ことの重要さを繰り返し教えていただきました。より明確な指揮と音楽的な意思表示が必要であり、ただ音を聴くのではなく「音楽家の耳」として聴き、すべての音をとらえる力が求められるということ実感できたのではないかと思います。 さらに「指揮台に立つだけで整然とした音楽を作り出せるような存在になること」という先生の言葉も印象的でした。わずかな身振りや姿勢からでも音楽が変化する様子を目の当たりにし、指揮者という存在の奥深さを強く感じました。 受講した生徒は、「自分の中の音楽をしっかりと見つめる必要性を強く感じた」「手を取って指導いただいた時の軽さが、今までと全く違って印象に残った」といった感想とともに、「とてもいい時間だった」と納得感とこれからの先の成長を思い描くような表情で語っていました。 また、レッスンを見守った教員に向けては、次の世代を教育することの大切さについても熱心にお話しくださり、教育者としての姿勢を改めて考える機会ともなりました。 今回の講座は、指揮を学ぶ生徒たちにとって大きな刺激と学びとなり、今後の成長につながる貴重な時間となったと思います。 ![]() ![]() ![]() 学校再開![]() 朝のレッスン室のカギを借りる順番待ちを見ると、「日常が戻ってきたな」という感覚になりました。 中には「実家に帰ってきたみたい」と学校に来てほっとするような安心感をしゃべっている生徒もいました。 まずは、8月30日(土)の文化祭に向けての動きが本日から本格的に始まり、それと並行して20日(水)からはレッスンが、25日(月)から授業が再開されます。 やはり、校舎のいろいろなところで、歌声や楽器の音が聞こえてくるのはいいものだと思います。 大阪・関西万博イベント 「未来のオアシス〜五感で感じる涼感アート〜」参加しました
8月5日(火)大阪・関西万博内 ウーマンズパビリオン 2F「WA」スペースで、イベント「未来のオアシス〜五感で感じる涼感アート〜」が開かれました。このイベントは、京都市立美術工芸高校、大阪府立工芸高校、京都市立京都工学院高校と本校の代表生徒が集まり、「未来のオアシス」をテーマにパネルディスカッションやワークショップを行うものです。本校からは3名の生徒が参加しました。
前半はオープニングのあいさつなどの後、パネルディスカッションが行われました。まずテキスタイルデザイナーの千本木晴さんが、自分の作品の紹介や作品制作のプロセス、そして表現の手段として自らが布を選んだ理由などを語られました。そのあと千本木さんの話を受け、上記4校の代表のパネラーがそれぞれ一人ずつ、建築やデザイン、映像などものづくりや芸術の専門性を生かして、自らが考えた「涼感を感じるアート」を発表していきます。本校の代表生徒は「教会旋法」の独特の響きを生かした環境音楽を流すことで涼しさを感じられるのではないかと提案しました。 それぞれの発表後、ディスカッションが行われましたが、それを受けた最後の千本木さんよりのコメントでは「テーマについて様々な角度からアプローチがなされたが、最後はつながりがあった。」と語られました。 後半は、美術工芸高校で染められた布を使い、会場にいる人全員がそれぞれ、涼しさを感じられるものを作るというワークショップが行われました。短時間で与えられた素材だけで作成しましたが、気が付けば会場全体の人が夢中になり、様々な「涼しさを感じさせるもの」が作られていました。 最後は、このイベント全体を通じて考えた、「未来のオアシス」について、携帯のアプリなどを使って会場全体で意見を共有しながら考えていきました。 このイベントは、参加した生徒にとっては普段の学校生活で出会うことのない、ほかの学校の生徒たちと芸術についてともに考えることができ、音楽家を目指すものとして大いに刺激を受ける機会となったようでした。 8月6日(水)から8月17日(日)までは学校閉鎖となります。このホームページの記事もしばらくお休みさせていただき、学校閉鎖が明けましたらまた再開させていただきます。 ![]() ![]() ![]() 小学生のためのスクールガイダンス終了
8月3日(日)に「小学生のためのスクールガイダンスを実施しました。昨年までは秋に行っていたのを夏休みに変更し、1年生から6年生までのたくさんの小学生とその保護者の方にご参加いただきました。個人レッスン、公開レッスン見学、音楽体験などとても盛りだくさんな1日だったと思います。
個人レッスンは午前中から行われており、「とても丁寧に指導してもらえてよかったです」「初めて他の先生にみてもらい、いい経験になりました」といった声をいただきました。 午後からは最初にホールに集まってもらい、そこで3年生の2名による歓迎演奏を行いました。ヴァイオリンのソロとピアノ独奏で、「在校生の演奏が素晴らしかった」「表現力に圧倒されました」といった感想をいただきました。 その後、2年生の4名に登場してもらい、インタビュー形式で堀音の学校紹介を行いました。それぞれの生徒の小学生時代の話や、堀音に進学しようと決めた時期、堀音に入ってよかったこと、音楽の授業のことや先生のことなど、いろいろなことについてしゃべってもらいました。その後楽器紹介もかねて楽器の魅力を語ってもらい、最後に音楽好きの小学生に向けてメッセージを伝えてもらいました。「高校生であれだけしっかりしゃべることができるのはすごいですね」とほめていただきましたし、「高校生の声を聞くことができてとてもイメージがわき、とても魅力を感じました」といった感想もいただきました。 その後、在校生の公開レッスンの見学と、「音楽体験」分かれてのプログラムでした。 公開レッスンは、ピアノとヴァイオリンに分かれて、それぞれ希望者が見学しました。「学びのヒントがいっぱいありました」といった感想をいただきました。 音楽体験は、オーケストラと合唱に分かれて、「ドレミの歌」を演奏したました。オーケストラには高校生に交じって弦楽器で、合唱にはピアノをやっている小学生が多く参加していました。それぞれ分かれての練習では、在校生が丁寧に子どもたちを教えていて、この段階ですでにとても楽しそうでしたが、みんなでアリーナに集まっての演奏では、みんながさらに音楽をする楽しさいっぱいの演奏になり、とても感動的でした。 オーケストラに入って演奏したり、オーケストラの伴奏で合唱したりと、今までやったことがなかったかもしれないことをやることができ、また、高校生の素晴らしいリードもあって、とてもいい経験になったのではないかと思います。 その後は、個人レッスンと並行して「ふれあい広場」と称して、高校生やオーケストラの楽器と触れ合う時間を取り、多くの小学生や保護者が参加されていました。楽しそうに楽器を触らせてもらっている様子や、保護者の方が熱心に在校生の話を聞いているのが印象的でした。 在校生のスタッフのみなさんも、演奏に誘導に指導に、ほんとによく頑張ってくれました。 本当にたくさんの子どもたちが、きらきらとして目をしながら音楽を楽しんでいる姿を見ると、私たちも頑張ろうという思いを再確認できたと思います。 ![]() ![]() ![]() |
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