これはペンですか？

　いいえ、これはカラフルなチューリップです。そうです算数です。

　今回は、約数について学んでいた子どもたち。１２本の花を何個の花瓶にならあまることなく分けられるのかを考えました。ペンを花に見立てて、実際に花瓶に分けていくことで、どういう数はあまらずに分けられて、どういう数はダメなのか。そういった視点から考えを深めていました。もちろん文章から想像して考えることも大事ですが、こういった経験がイメージをふくらませることにつながります。やはり具体物は大切ですね。
　私も花瓶役として参加させていただき光栄でした。
　

【2年】どうぶつ園のじゅうい

国語科「どうぶつ園のじゅうい」では、獣医の1日の流れと、仕事の内容を整理しながら読み進めています。自分の経験と比べて「すごいな」と思ったことや、初めて知って「すごいな」と思ったことなど、たくさんの「すごい」が出てきています。ニホンザルに薬を飲ませるときの獣医さんの工夫は、みんなも経験したことがあるようです。

長方形を並べると正方形はできる？

　縦６ｃｍ、横８ｃｍの長方形があります。これを並べていき、正方形を作ることはできるでしょうか。
　今回の問題でした。子どもたちは頭の中で並べていたり、図にかいて考えていたりして、それぞれ何枚並べたら正方形ができるというところまでたどりついていました。そうです。すばやい解決策は公倍数ですね。子どもたちの間にもだんだんとその気づきが広がっていき、最小公倍数や、さらに大きい倍数にも考えがいたっていました。
　私としては、１０分おきに１回噴き出す噴水、６分おきに１回噴き出す噴水、今同時に噴き出したら次に噴き出すのは何分後かという問題が好きです。子どもたちも喜んで話し合っていました。いろいろな問題がありますが、問題そのものも楽しんでいきたいですね。

防災・減災の取り組みって？

　ドリーム「いのちの学習」では、地震の防災・減災の取り組みについて調べ始めました。iPadが届いて、今は何でもインターネットで調べられる時代にあえて図書室の本を探して調べ物をする姿に真剣さを感じました。
　養正小学校の近くには、花折断層という大きな断層があります。子どもたちは、「もし震災が起こったら、、、」と自分事に捉えて考えています。どんな取組を見つけてきてくれるのか楽しみです。

6年生の参加率！

　水曜日の朝と言えば、クリーンキャンペーン。朝の早い時間にも関わらず、今日はたくさんの6年生が参加してくれました。「よりよいことをする」ために、行動に移せる人って素敵ですよね。
　これまでは前期の児童会代表が引っ張っていってくれていましたが、来月からはいよいよ後期の児童会代表にバトンタッチです。熱い想いのこもったバトンを受け継いで後期もみんなで頑張っていきたいと思います。

エンジョイスマイル

　まだまだ暑い日が続きますね。今日は、昼休みにエンジョイスマイルでたてわり遊びがありました。いつも通り、学年をこえたメンバーで全力で楽しんでいる子どもたちは本当にまぶしいです。６年生の子どもたちは、相手によって遊びを調整する力がすごいと思います。もちろん全力で遊んでいる時もありますが、相手の様子や状態によって力を調整してくれるのです。それは自然な思いやりであり、いつも温かさを感じます。
　ちなみにこれだけ暑いと熱中症が心配になりますが、安心してください。６年生の子どもたちはグループのメンバーにしっかり水分補給と休憩の声かけをしていました。自分のグループだけでなく、学校全体に目を向けて呼びかけている姿も見られ、さすがだなと思いました。

どんな対策をしているの？

　台風や大雨の被害から人や街を守るために、どのような対策をしているのだろう。写真とじっくりにらめっこをしながら、写真に隠れたヒントを見つけようと必死になっていました。

中学年、始動！！

　今日は、運動会練習の開始に向けて、中学年で学年集会を行いました。集会では、今年の演技のテーマについて話をしたり、どんな気持ちで運動会に向かっていくのかという話をしたりしながら全員で士気を高めました。また、話を聞く子どもたちの表情は真剣そのもので、運動会や演技に対する一人ひとりのモチベーションの高さを感じることができました。『楽しい運動会にしたい。』『思い出の残る運動会にしたい。』『最高の運動会にしたい。』その思いを自分たちの力で実現させるべく、３・４年、一丸となって練習に励んでいきます。

炭酸水の謎

　理科です。水溶液の性質の学習をしているのですが、この単元で登場する水溶液は、食塩水、炭酸水、重曹水、うすい塩酸、うすいアンモニア水です。
　どれがどれか判断する学習の時には、全班が大きく外れることのない素晴らしい結果と考察をしてきました。しかし、その時に気づいたことがありました。蒸発させた時に固体が出てきたのは、食塩水と重曹水だけであったということです。では、他の水溶液には何がとけているのでしょうか。
　今日は、炭酸水に何がとけているのかを調査しました。子どもたちの素晴らしかったところは、「炭酸を飲むとゲップがでるから二酸化炭素？」「酸素かもしれない」「ガスなのかも」「炭酸が抜けるとも言うよね」と、予想してくるものがすべて気体だったことです。
　そして今回は、水上置換法を活用して炭酸水に含まれる気体を集め、石灰水と線香を用いて、二酸化炭素がとけていると証明することができました。全員が協力して実験している姿もとても素敵でした。これによって塩酸もアンモニア水も…と考えも広がり、満足気な子どもたちでした。
　

同じ出来事なのに

　国語の学習です。今回は同じ出来事なのに、伝え方が違う記事をもとに考えました。
違いは、そもそも地方紙であることと、全国紙であることです。それぞれの書かれ方から、共通点や相違点をとらえ、ベン図に整理していきました。ベン図、ご存じでしょうか。最近は様々な思考ツールがありますが、これもその１つです。ツールは思考の流れをより明確にしてくれます。子どもたちも黒板を見ながら、共通点が浮き彫りになっていくのをしっかりとらえていたようです。
　地方紙と全国紙では読み手が変わります。地方の情報を全国紙で細かく伝えても、伝わりにくいですよね。子どもたちも、なぜ同じ出来事なのに伝え方が違うのか、自分の口でしっかり説明をしていました。
　関係図が図の中で一番好きな私ですが、思考ツールも使いこなせるようになりたいと思いました。