京都市立学校・幼稚園
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
【2025年度文部科学省DXハイスクール事業採択校】

Global Citizenship1〜「地域巡検〜紫野高校の自由を表現しよう!〜」その3〜

画像1
画像2
こんにちは、GC教育部です♪
 1年生GC1の授業では、紫野高校の魅力を自分たちの視点で発信することを目的に、「地域巡検〜紫野高校の自由を表現しよう〜」というテーマで探究活動を進めています。

 今回の活動では、前回作成した「動画作成用コンセプト用紙」と、校内で生徒自身が撮影した写真・動画素材をもとに、グループごとにPR動画を完成させました。完成した動画は、全ての講座の生徒が一堂に会する上映会で発表され、紫野高校らしさとそこにある“自由”のかたちをみんなで共有しました。

 動画に映し出されたのは、図書館で静かに探究に取り組む姿、教室で友達と語り合う様子、中庭で思い思いに過ごすひととき。どの作品からも、生徒自身が感じた“紫野の自由”がにじみ出ていました。

 上映後は、動画の中に描かれた「自由」が、どのような“権利”としての自由であり、どのような“感情”や“状態”としての自由であったのかを全体で読み取り、対話を通じてそれぞれの感じたことを共有しました。

「自分の考えを自由に発信できる雰囲気が伝わってきた」
「居場所があるという感覚が“自由”として表現されていた」
「誰もが自分らしくいられることが、紫野の魅力だと思った」

 そんな感想が交わされ、生徒たちの中に“自由”という言葉の奥行きが広がっていく様子が見られました。この活動は、単なる動画制作ではなく、「自分たちが過ごしている学校を、どのように他者に伝えるか」を真剣に考える貴重な機会となりました。そして、紫野高校の“自由”は一人ひとりの目線を通して、より豊かな意味を持ち始めています。

 生徒たちの表現する紫野高校、そしてそこで育まれる“自由”のかたちを、今後も発信していきます。どうぞご期待ください♪

Global Citizenship2〜「誰かの不自由さを解決するアプリを創ろう!〜アプリ開発、いよいよ本格始動!〜

画像1
画像2
こんにちは、GC教育部です♪
 紫野高校の2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の様子をお伝えします!今回の授業から、前回までに練り上げたアプリの構想・下書きをもとに、いよいよ本格的な開発作業がスタートしました!

 開発の初日にあたるこの日は、アプリ制作の技術面で協力してくださる株式会社IRODORIの皆様をご紹介。特に、当日講師として講演してくださった武居様は、大学時代にチームでアプリ開発の世界大会に出場し、見事優勝を果たした経験をお持ちの方です。

 講演では、武居様ご自身の経験をもとに、「どのようにアプリ開発に出会ったのか」「なぜそのアプリを作ったのか」「開発を通じてどのような変化があったのか」といったことを、丁寧にお話しいただきました。

生徒たちからは、
「挫折しそうになった時はどうしていたのか?」
「最も苦労した点はどこか?」
といった質問が寄せられ、一つひとつに真摯に、そして温かく答えてくださいました。

 なかでも印象的だったのは、「プログラミングの技術そのものよりも、どんなアイデアを持っているかが重要」というメッセージ。生徒たちに向けて、「ぜひ自分の信じたテーマを大切にして、アプリ開発を楽しんでほしい」と力強いエールもいただきました。

 講演の後半からは、いよいよアプリの具体的な開発作業へ。各教室に分かれて、生徒たちは下書きをもとにMIT App Inventorを使いながら、ユーザーインターフェースの設計や機能の実装に取り組み始めました!

 中にはプログラムでつまずいたり、デザインで迷ったりする姿もありましたが、生徒同士で教え合い・励まし合いながら前に進む姿がとても印象的でした。また、困ったときにはオンラインでIRODORIのスタッフの方とつながり、悩みを相談することで、一人ひとりの課題が丁寧にサポートされました。

 アプリ開発の中で最も大切にしているのは、「誰の、どんな不自由さを解決したいのか」という根本的な問いです。ただ動くアプリを作るのではなく、自分が見つけた社会の“困りごと”に本気で向き合い、その人のためになるアプリとは何かを考え続けること。生徒たちはその初心を胸に、開発に真剣に取り組んでいます。

 生徒たちは一歩ずつ、確実に前進しています。これからの成長と、どんな作品が生まれるのか、どうぞご期待ください♪

2年アカデミア科自然科学コース「GC2」の授業〜中間発表会〜

画像1
こんにちは、GC教育部です!
紫野高校2年生アカデミア科自然科学コースの総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の探究活動をご紹介します♪

今回の授業では、自然科学に関心を持つ31名の生徒たちが、自ら設定した研究テーマについての探究の進捗を、以下の5つの観点から発表しました。

1.研究テーマの明確化
2.問いを設定した背景(自身の興味関心や社会的課題との接点)
3.先行研究の整理(既にわかっていること、過去の研究の紹介)
4.課題と仮説の提示(自らの疑問に対する見解や仮の答え)
5.検証計画(これからの実験・観察・調査の方向性)

生徒たちはそれぞれの関心に基づいてテーマを選び、理系のアプローチで仮説を立てています。たとえば、京都市の交通渋滞に注目した生徒は、市の公開情報をもとに渋滞エリアを調べる中で、「バスそのものが渋滞を引き起こしているのでは?」という新たな視点を得ました。今後は、輸送密度と渋滞との関連性をデータから分析し、交通課題の構造を明らかにしようとしています。

また、鴨川に生息するサツキマスの減少を研究する生徒は、先行研究によりかつての水質悪化が影響していたことを知り、「現在の水質はどうなっているのか?」という問いを立てました。夏休みには現地での水質調査を行い、環境と生物の関係について実証的に探る計画を立てています。

中間発表では、発表者だけでなく聴き手としての生徒も活発に質問や意見を交わしました。「データの取得方法に工夫はあるか」「その仮説は他の条件でも当てはまるのか」といった具体的な指摘が飛び交い、それに応じて考えを言語化していく中で、科学的な対話の力が磨かれていることを感じました!


本コースの探究活動は、最終的な成果発表や論文作成を目指すだけでなく、「なぜ自分はこの問いに向き合うのか」「どのような方法で確かめられるのか」という思考のプロセスそのものを大切にしています。

生徒たちが自らの問いと真摯に向き合い、社会や自然に働きかける力を育てていく姿に、今後の成長がますます楽しみです。引き続き応援よろしくお願いいたします♪

【チアダンス部】お披露目をしました!

画像1画像2
7月1日(火)・7月2日(水)の昼休みに、中庭にてチアダンス部のお披露目を行いました。初夏の日差しにも負けないほどの明るさと爽やかさで、1年生は「学園天国」を、2・3年生は「ディスコ」をそれぞれ披露しました。
1年生にとっては今回が初めての演技披露の場でしたが、チアダンス部に入部してからの約三か月間の練習の成果を存分に発揮し、観客を盛り上げてお披露目を成功させました。
2・3年生も、後輩たちのお手本となるように日々努力を積み重ねてきたことが存分に伝わってくるような、息の合った演技を見事に披露しました。
これからも部員一同精一杯励んでまいりますので、チアダンス部“BUNNIES”への応援をどうぞよろしくお願いいたします。

女子バスケットボール部の部活動体験のご案内

画像1
平素は本校教育活動にご理解、ご支援を賜り誠にありがとうございます。さて、紫野高校女子バスケットボール部は京都市教育委員会の強化指定をうけて、日々活動に励んでおり、この度中学3年生とその保護者様を対象に、下記要領にて部活動体験会を開催することとなりました。少しでも興味をお持ちの生徒様がいらっしゃいましたら、こちらの案内をご確認いただき、ぜひ参加をご検討ください。

1.日時:令和7年8月23日(土)9:00〜12:00
  (8:30受付開始、12:00頃解散予定)
2.場所:京都市立紫野高等学校 第一体育館
     京都市北区紫野大徳寺町22  TEL(075)-491-0221
    (京都市バス 船岡山下車 徒歩2分)
3.対象:中学3年生(保護者の方も見学していただけます。)
4.申し込み方法 (参加希望の方は事前申し込みが必要です。)
  ・申込フォームはこちらをクリック
5.申し込み締め切り
  8月19日(火)正午までにお申し込み下さい。

6.その他
 (1)体験される生徒については、本校で保険に加入します。
    (費用は不要)
 (2)持ち物については、運動着・シューズ・飲み物・タオル等
7.お問い合わせ
  女子バスケットボール部顧問「阪本」まで

第72回NHK杯全国高校放送コンテスト京都大会

画像1
6月21日(土)・22日(日)にノートルダム女子大学を会場に、第72回NHK杯全国高校放送コンテスト京都大会が行われました。放送局員の参加を強制はしていませんが、例年よりも多い局員が朗読部門とアナウンス部門に分かれて参加しました。
日頃の練習やNHK京都放送局で行われた研修などの経験を踏まえ、局員はそれぞれ頑張って読みを行いました。
結果としては全国大会への出場はできませんでしたが、他の学校の生徒の読みや審査員からの講評に刺激を受けたことと思います。
次回の大会は京都府高等学校総合文化祭です。

Global Citizenship1〜「地域巡検〜紫野高校の自由を表現しよう!〜」その2〜

画像1
画像2
画像3
こんにちは、GC教育部です♪
紫野高校1年生の「総合的な探究の時間」Global Citizenship 1 の授業の様子をお伝えします!本日の授業では、地域巡検の第2回目の取り組みとして、中学生向けPR動画の作成を行いました。

今回の活動の目的は、「紫野高校の魅力を、紫野生自身の視点で発信すること」。前回の授業で準備した「動画作成用コンセプト用紙」と、「校内で撮影した写真や動画」をもとに、グループごとに動画編集に取り組みました!

自分たちの“感じた自由”をどう伝える?

動画の主なテーマは、「紫野高校で自由を感じる瞬間」。生徒たちは、「紫野で学ぶ自分たちだからこそ気づける魅力」や「学校生活のなかで感じる居心地の良さ」「挑戦を応援してくれる雰囲気」などを、映像やナレーションでどう表現するかを真剣に考えていました!

【静かな図書館で黙々と取り組む生徒の様子】
【放課後の教室でプレゼンの準備をする姿】
【校舎内の好きな場所を紹介するVlog風の映像】

など、発想は多種多様。動画の編集にはスマートフォンやタブレットを使い、音楽やテロップを工夫するグループもありました。

「誰に届けたいのか」を考える!

ただ「かっこいい動画を作る」だけではなく、「どんな中学生に紫野高校の魅力を届けたいか」という視点も大切にしました。

【勉強だけでなく、自分の好きなことに熱中したい人】
【仲間と協力して新しいことに挑戦したい人】
【ひと味違う学びを楽しみたい人】

そうした“未来の紫野生”に向けて、自分たちの体験をどう言葉にするか、どんな表現が伝わるか、仲間と何度も話し合いながら工夫を重ねました。

完成した動画は、学校説明会での上映を予定しています。受験生である中学生たちが「自分も紫野でこんなふうに学びたい」「この学校で一歩踏み出したい」と思えるような、心のこもった作品が仕上がりつつあります。

“自由”とは与えられるものではなく、自らつかみ取り、仲間と育んでいくもの。その過程を映像という形で可視化した今回の取り組みは、生徒たち自身にとっても、「自分たちの学校を、自分たちでつくっていく」手応えを感じる貴重な時間となったのではないでしょうか。今後も、生徒たちの挑戦と成長を発信していきます。ぜひご期待ください♪

京都市・乙訓地域公立高校合同説明会

画像1
6月21日(土)、22日(日)の2日間、京都市勧業館みやこめっせに於いて「京都市・乙訓地域公立高校合同説明会」を行いました。

紫野高校のブースに個別相談コーナーを設け、500組以上のご家庭と相談できました。本校に関心をもっていただき、誠に有難うございます。一方、時間待ちのため個別相談をお受けできなかった方々がおられましたことを、大変申し訳なくお詫び申し上げます。
次は9月13日(土)にアカデミア科説明会、10月11日(土)に普通科説明会を予定しておりますので、そちらにもぜひお越しください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

Global Citizenship2〜「作成したいアプリのイメージをつかもう!」ユーザーインターフェース設計ワークその2〜

画像1
画像2
画像3
 こんにちは、GC教育部です♪
紫野高校の2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の様子をお伝えします!

 今日の授業では、MIT App Inventorを活用した探究の一区切りとして、ユーザーインターフェースに関する中間発表を行いました。

 今回の発表で大切にしたのは、アプリの見た目の美しさではなく、「設計図に込められた想い」です。つまり「誰の、どのような不自由さを、どう解決したいのか」という問いへの深いまなざしです。

 自分たちのつくるアプリが、どのような人に向けられていて、その人がどんな気持ちや状況で困っているのかを丁寧に想像し、なぜその機能が必要なのかを一つひとつ言語化しました。

 発表はワールドカフェ方式で行い、6つの講座すべての生徒が一堂に会して互いの探究を共有しました。どのグループにも講座担当の先生方や教育委員会の先生方が加わり、発表を聞きながら、鋭くも温かい質問やアドバイスをしてくださいました♪

 発表の場で見えたのは、生徒たち一人ひとりの「学びの芽」です。発表後、生徒たちからは、次のような声が聞かれました。

「何度も発表することで、自分が何を大切にしているのかが整理されていった」
「他の人からの質問によって、考えつかない新しい視点に気づくことができた」
「似たようなテーマでも、解決したい相手が違うことで全く別のアプローチがあるとわかった」

 このGlobal Citizenship2の授業のゴールは、アプリを完成させることではありません。むしろそのプロセスを通じて、“誰かの不自由さに向き合い、そこに自分の力で何ができるかを考え抜くこと”にこそ大きな意味があります。

「どうしてその人のことが気になったのか?」
「なぜその機能でしか解決できないと思ったのか?」

 そんな問いを掘り下げていく中で、生徒一人ひとりの心に眠る“探究の種”が、確かに芽吹き始めていました。

 次回からいよいよアプリ開発が本格化します。これからも、生徒たちの学びの旅路を丁寧に見守っていきたいと思います♪

2年アカデミア科自然科学コース「GC2」の授業〜探究で考えた”良い仮説”の条件とは?〜

画像1
画像2
画像3
 こんにちは、GC教育部です!
紫野高校2年生アカデミア科自然科学コースの総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の探究活動をご紹介します♪

「先生、MBTIって当たってますよね?私、〇〇〇〇って出たんです!」

総合的な探究の時間は2コマ連続授業ですが、休憩中に出てきた生徒の一言から、思わぬ方向に盛り上がりました。

MBTI(16タイプ性格診断)は、ネットでも人気の性格診断のひとつ。でも、生徒たちの間で意見が分かれます。

「毎回違うタイプになるから信用できない!」
「でも、友達と話が合うタイプが似てる気がする!」
「科学的に信頼できるってこと?」

このやりとりをきっかけに、「性格診断に信頼性や妥当性があるのか?」という問いが自然と浮かび上がりました。

ここで教員が投げかけたのは、「それって、仮説になってるかな?」という一言。そこから「良い仮説とは何か?」について考える時間が始まりました。

生徒たちと共有した”良い仮説”の条件は次の通りです。

1.検証可能であること
「MBTIの診断結果は、2週間後に再テストしても一致する割合が80%以上である」など、実際に調べられる形になっているかどうか。

2.定量的・客観的に表現されていること
「当たっている気がする」ではなく、「何人中何人が自分に合っていると答えたか」をデータでしめすことができるかどうか。

3.因果関係や関連性を意識していること
「外向型の人ほどSNSでの発信が多い傾向にある」など、性格診断と実際の行動の関係を考えることができているかどうか。

仮説は”信じたいこと”ではなくて”確かめたいこと”だと考えることができるかもしれません。

性格診断という日常的で身近な話題も、少し角度を変えて見つめなおすことで、”科学的に問い直す価値のあるテーマ”になります。

こうした何気ない会話の中にこそ、探究の種が眠っています。探究とは特別な場面だけで起きるものではなく、日常の「気になる」「変だな」「なんで?」という感情から自然と生まれるもの。本日の講座では、生徒たち全員がその芽を見逃さず、問いを育てていけるような雰囲気を作ることができていたように感じました!

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
学校行事
7/11 1256限、12:45-13:10大掃除、保護者懇談準備
7/13 (英検2級,準2級,3級2次)
7/14 1267限、保護者懇談
7/15 1267限、保護者懇談
7/16 4567限、LHR、保護者懇談
7/17 1456限、保護者懇談
京都市立紫野高等学校
〒603-8231
京都市北区紫野大徳寺町22
TEL:075-491-0221
FAX:075-492-0968
E-mail: murasaki@edu.city.kyoto.jp