京都市立学校・幼稚園
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2025年度文部科学省DXハイスクール事業採択校

Global Citizenship1〜「校内巡検〜紫野高校をもっと自由に〜」その1〜

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こんにちは、GC教育部です♪
紫野高校の1年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の様子をお伝えします!

前回の授業では、自由の要素である「権利」「状況」「感情」について理解した上で、「誰もが自由でいられる世界」について議論をしました。

今回から新しい単元である「校内巡検」が始まりました!
校内巡検の第1回では「ここは紫野高校に通う人々にとって不自由だな」「ここをもっとこういう風に活用したらもっと自由になれるのにな」という場所を探します。

前半の授業で生徒たちは、グループでiPadを持ち、自由に校内を巡検し、「誰がどんな不自由抱えそうか」「その空間をもっと自由にすることで、誰がどのような自由を享受できるか」を想像しながら、気になった場所を30か所撮影し、後半の授業でそれを付箋にまとめました!

「渡り廊下にある大きな掲示板に各部活動のイベントや行事ごとを告知して活用する!」
「古くて汚れてしまった部室の壁をペイントアートにしてみていて楽しくする!」
「石畳みの階段が雨の日に滑りやすいので、手すりや滑り止めをつけてみる!」

など、様々な面白い提案やアイディアが生まれていました♪

これらすべてが実現できれば、誰もが自由でいられる夢のような紫野高校が実現できるはずです。しかし、提案の中には実現可能性の低いものや、「誰もが」自由になれるとは限らないものがあるかもしれません。次回の授業ではその部分について深掘りをしていきます、お楽しみに!

Global Citizenship教員研修会

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こんにちは、GC教育部です♪
紫野高校の総合的な探究の時間であるGlobal Citizenship2で今後行われる「MIT App Inventor」を用いたアプリ開発の授業について、教員研修会が行われました!

どのようにプログラムを設計すれば、アプリ上で地図やサイトをみることができるのか、英語などの多言語を音声として出力できるのかなど、教員が実際にアプリを作成しました♪

最後にお題は「ペアの先生が喜ぶおすすめサイトにつながるアプリを開発せよ!」でした。
「京都のおすすめのお菓子屋さん」「ちょっとした工夫でできる美味しい料理」「運動不足を解消できる小さな行動をまとめたサイト」などができあがり、会場では笑顔が溢れていました!実際に授業がはじまるのは6月です。生徒の皆さん、お楽しみに♪

Global Citizenship2〜「誰もが自由でいられる世界」その3〜

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こんにちは、GC教育部です♪
紫野高校の2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の様子をお伝えします!

 前回の授業では、自由の要素である「権利」「状況」「感情」について議論を深めました。今回の授業では、各々が持つ自由が衝突した際に、どうやってそれを乗り越えていくのかについて「誰もが自由でいられる世界」をテーマに考えました!「世界」はあまりにも広いため、生徒たちが表現することになったのは「誰もが自由でいられる部屋」です。

まず、生徒たちは「わたしが自由でいられる部屋」について表現します。

「誰にも邪魔されずに休息できる部屋」
「映画や読書やゲームなど好きなことが好きなだけできる部屋」
「修学旅行の夜のように友人といつまでも楽しい会話ができる部屋」
「好きな動物に囲まれて癒され続ける部屋」

など様々な作品ができあがりました。

 そこから、その作品にとって一番重要な部分を取出し、それらを持ち寄って、「誰もが自由でいられる部屋」を形作っていきます。その時の大切な決まり事は、

【今、誰もが自分にとって一番大切なものを持ち寄っている。だから互いにその大事な部分をないがしろにすることなく、全員が納得できるルールを作り上げていこう。】

です。

生徒たちは

「絶対に一緒に住むことはできないでしょ!」
「いや、なんとか突破口を考えよう、この譲れない部分について具体的に教えて!」
「そうか、なら、時間を決めたり、役割分担を決めたらどうだろう。」
「このルールなら全員納得?妥協してない?」

と制限時間いっぱいまで納得解を求めて語り合い、どのグループもルールを完成させていました♪

 今回は『部屋』でしたが、それは『学校』、『地域』、『国』、『世界』へと広げることが可能です。どの範囲においても、誰もが無制限の自由を主張すれば、対立が生じてしまい、その結果、それが暴力に転じることがあります。

 紫野高校はユネスコスクールであり、その理念は「心の中に平和の砦を築くこと」です。どうすれば暴力や戦争につながるような対立を防ぐことができるのか、生徒たちは自由をテーマとした3回の授業で、その方法を体感することができたのではないかと思います。

 紫野高校ではこれからクラスで様々なイベントがあります。遠足、球技大会、文化祭、体育祭。様々な場面でクラス内で何かを決めるために話合いがあると思います。今回の授業をヒントに、ひとりひとりが、可能な限り自由に生きられる学校にするために、そこで生まれた対立の解決を誰かにゆだねず、当事者として対話を通じて解決に向けた答えを出してほしいと思います!

重要 5/17(土)PTA総会に向け、お知らせ配付・配信しました

本校PTA会員の皆様

本日2・3年生全生徒に、封筒詰めで下記の文書をお渡しするとともに、
すぐーる登録済みご家庭に、同じ文書をすぐーるにて配信いたしました。

また、1年生は学籍に紐づけてすぐーるをご登録いただいており、
ご家庭ごとに登録・未登録が確認できますので、
登録済みご家庭にはペーパーレス化し、すぐーる配信のみにて、
未登録のご家庭には封筒詰めにて生徒手渡しにて、
下記文書をお知らせしております。

・2025年度第1回PTA総会(5/17)のご案内
・議案(第1〜5号)
・役員等候補者一覧

PTA会員のご家庭におかれましては、上記の文書をご確認いただき、
案内記載のQRコードより下記2点のご回答を送信いただけますようお願いいたします。

1)議決権行使フォーム(第1〜5号議案への賛否)
2)PTA役員等選挙投票フォーム(候補者への信任投票)

※回答数が少ないと定足数に満たなくなってしまいますので、どなた様も回答にご協力お願いします。
※1)、2)とも複数送信すると重複回答となってしまいますので、送信は1回のみとしてください。

以上、よろしくお願い申し上げます。

                        令和7年5月7日
                       紫野高等学校PTA

大阪万博EXPOホールに本校生徒が登壇しました!

4月23日(水)大阪万博EXPOホールで開催されたステージイベント、
「EXPO KYOTO Meeting」に登壇した本校生徒が、
報告に来てくれました!

参加したのはアカデミア科3年7組の今鹿倉 陸さん。

昨年度末から一緒に準備や事前学習に取り組んできた他校の生徒たちと、
当日のトークセッションに登壇しました。

今鹿倉さんは第5セッションに参加し、
人工生命を研究する物理学者でメディアアーティストでもある、
東京大学総合文化研究科教授・池上高志先生の講演を聞いた上で、
「人間とは?」「生命とは?」「自由意志とは?」
といった哲学的テーマについて、
登壇者の一人として体当たりで率直な質問をぶつけました。

池上先生からの手加減なしの応答に、
理系進学を志す今鹿倉さんは大いに刺激を受けるとともに、
研究の最先端で活躍する研究者の姿に、
尖ったある種エキセントリックな魅力を感じたようでした。

他校の意欲的な生徒たちと知り合えたこともよかったと語る今鹿倉さん、
今後どのように学びを深めていくのか、
また話を聞かせてもらうのを楽しみにしております!
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地学部だより「月の観測会」

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5/2の放課後に月の観測会を行いました。
5月になり日も長くなってきたので、天体望遠鏡で観測できるものも限られる季節ですが、月はクレーターがとてもはっきり見えて、良い観測会になりました。

【チアダンス部】保護者の方から横断幕いただきました!

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 5月3日(土) 今月末の大会を前に保護者の方に演技を披露させていただきました。多くの方々を前に緊張感が高まりましたが、本日も最高の演技ができました。
 また、保護者の方から「BUNNIES」の横断幕をプレゼントしていただきました。生徒の励みになるよう、大会会場や練習場所に飾らせていただきます!素敵な横断幕をありがとうございました。

令和7年度生徒会執行部始動!

本校生徒会規約第6条に基づき、総選挙によって選ばれた生徒会執行部の生徒を、学校生活部生徒会担当・藤原玲壱教員の立ち合いのもと、本日校長室にて任命させていただきました。

総勢12名の生徒たちで校長室の会議テーブルがちょうど満席になったさまは壮観でした。

これから1年間、ともに学校づくりを担ってくれる心強いメンバーをご紹介します(学年順→五十音順)。

<中央委員>
植田真尋(2年)
小嶋達希(2年)
松井祐樹(2年)
森田 薗(1年)
森本珠一心(1年)
以上、5名

<会計委員>
入江 耀(2年)
笠谷朋香(2年)
山川侑輝(2年)
以上、3名

<監査委員>
安藤胡太(2年)
竹原格介(2年)
吉原行之介(2年)
以上、3名

<評議委員長>
渡邉悠里(2年)
以上、1名

生徒全員で構成される生徒会の代表者たる自覚をもち、豊かな学校生活の実現に向けて抱負を語る一人ひとりの生徒たちを、大変頼もしく思いました。

本校生徒会執行部及び全生徒の今後の活躍にご期待ください!
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【3年生・地理探究】フィールドワークを実施しました!

先日、3年生の地理探究の講座で紫野高校付近のフィールドワークにいきました。
・紫野高校に存在する段差の正体とは?
・千本北大路通りが斜めになっているのはなぜ?
・市街地に突如現れる船岡山の正体とは?
という三つのお題をもとに、事前に地理院地図で地形の様子を考察したり、実際に見てみる、歩いてみることでどんな地形なのか、どのような土地利用がされているかを体感してきました。

千本北大路が斜めに伸びている正体は活撓曲であり、その上位段丘面では水が得にくいため、実際に畑として利用されているところを観察したり、紙屋川がつくった地形である河岸段丘の段丘面と段丘崖を実際に歩いてみることで、紫野高校付近の地形の壮大さに気づくことができました。写真は紙屋川がつくった河岸段丘を背に撮りました。

地理探究の授業が始まってまだ1か月も経ちませんが、教科書に載っている地形や授業で習ったことを、実際に見てみる、歩いてみるという活動を通して、地理をより身近に感じることができました。
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私が起点になってみる!〜生徒会執行部・運営委員会研修会〜

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こんにちは、GC教育部です!

2025年4月24日(木)、学校生活部とGC教育部の合同で、生徒会執行部・運営委員の1年生・2年生・3年生を対象に「私が起点になるとは?」と題して、50名を対象に研修会を行いました♪

1年生・2年生・3年生ともに初めての顔合せ。生徒ひとりひとりがどのような人柄なのか、生徒会執行部・運営委員としてどのようなチームを目指したいのかを考えるためのワークショップが行われました!

ワークショップでは、各学年がバランスよくなるように3人1組でチームを組み、どうすれば各個人の理想と全体としての理想が達成できるのかを考えていきます。

生徒の感想をご紹介します!

「自分のゴールの達成のために、本当はしたくなかったプロジェクトを実行した。目先のことにとらわれてしまうと、全体としてはあまりよくない方向に進むことがわかった。行動することは良いことだけれど、長期的な視点も大切にしたい。」

「他の人たちを助けようという気持ちが湧いたのは、自分のゴールが達成できていたからだった。心に余裕を持つことが大切だとわかったし、自分は2年生なので、1年生と接するときにその余裕さを意識したい。」

「自力で何もかも達成しようとしたが、結局達成できないことが多かった。周りの人に助けを求めたらちゃんと助けてくれたし、自分自身も周りの人に何ができるだろうと考えることができた。生徒会執行部・運営委員の全体として何ができるかを考えることの大切さに気が付いた。」

「個人のゴールも全体のゴールも達成できていることがわかって動きを止めてしまったけれど、まだ残り時間が余っていて、もっとできることはなかったのだろうか反省した。誰もが活き活きとした学校を創ることに終わりはないし、自分たちで限界を決めてしまわないことが大切だと学んだ。」

ひとりひとりが積極的に対話し、行動し、自分だけでなく他の人のゴールの達成を喜んでいる姿が印象的でした。これからはじまる紫野高校の多くの行事作りのさらなる充実のきっかけになればと思います!

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学校行事
5/11 (3年河合全統記述模試)
5/13 検尿
5/14 LHR
5/16 遠足
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