京都市立学校・幼稚園
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部活動の様子(グラウンド)

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 堀川高校では、1〜3年生で終業時間が異なり、3年生は全クラス6時間で終わる一方で、1年生は週4日は7時間授業です。放課後の部活動の時間は、1年生の終業に合わせて、16:20から完全下校の18:00までになっています。
 
 今週の金曜日が、部活動登録の締切になっているため、先週末から多くの1年生が、複数の部活動に体験入部をする姿が見られます。完全下校間際にグラウンドを覗くと、テニスコートにとても多くの生徒たちが集まっていました。3年生1名、2年生11名で活動してきたテニス部に、現段階で20名を超える新入生が入部希望者として来てくれているそうです。HR担任に了承を取りながら、1年生の各クラスに勧誘に行ったり、放課後に玄関付近でポスターを持って練習参加を呼び掛けたのが功を奏したみたいだ、と教えてくれました。テニス部は、27日(日)にインターハイ予選の個人戦を控えているため、1年生が下校したのち、公式戦前のみ許可される18:00〜19:00の活動延長届を出し、2,3年生で試合形式の練習を行っていました。
 隣では。女子のソフトボール部も数人の体験入部者を送り出し、少人数でグラウンド整備をしていました。
 また、昨日の20日(日)には、令和7年度春季京都府高等学校野球大会1次戦があり、本校硬式野球部が、嵯峨野高校と対戦しました。結果は残念ながら敗戦となりましたが、1年生が早速スターティングメンバーとして出場し、レフトフライでアウトを取っていました。

 授業に加え、部活動が高校生活における大きな成長の場になる堀高生が多いです。金曜日に、それぞれがどの部活動への入部届を出し、それぞれの部活動で、ここから数か月、25,26,27期生の今しかない活動が展開されていくのが、とても楽しみです。

新年度の授業

 本日も堀川高校の授業を紹介します。

 今年度の2年生普通科理数探究コースの世界史の授業は、少人数講座で行われています。教員と生徒が膝をつきあわせ、「ホモ・エルガステルの骨格の特徴は?」「生存確率が高い種はどちらだと思うか。A.尾てい骨が退化している / B.喉ぼとけの位置が低い」「埋葬文化があったと類推されるのは人骨と一緒に何が発見されるからか」などテンポよくやり取りを重ね、授業は進みます。地名が出てきたら必ず地図を確認して見たことを残すマークをしておく、実物の史料は必ず大きさを確認する、などの世界史の学習において重要になる視点も伝えられていました。

 3年生自然探究科の化学の授業は、三面ホワイトボードの演習室で行われています。今日は、トルエンがニトロ化するとどうなるかがテーマでした。構造式が一面に書かれる中、時に笑いを交えながら説明がなされ、生徒たちが配向性についての本質を理解していく様子が見られました。

 1週間を終えた1年生に感想を聞くと、「予習と復習のサイクルを確立できるか、まだ1週間で部活も始まっていないので分からないけど、頑張りたい」「かなり速い。でも何とか予習も復習もできた」「中学校とこんなに違うのか」「探究DIVEから始まってすごく疲れたから、土日はゆっくり休む。でも、週末課題は頑張らないと!」などと答えてくれました。
 「すべては君の『知りたい』からはじまる」なぜ、学ぶのか。一つ一つの知識の集積が何につながるのか。忙しい毎日ですが、堀川高校の学びの楽しさと厳しさを存分に経験していきましょう。
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新年度の平常授業が全学年で開始しました

 本日より27期生(1年生)も含む全学年で平常授業が始まりました。
 春休みの間に、ホワイトボード化された2,3年生の教室では、今までと比べ約2倍になったスペースを広く使い、投影機材も駆使した各教科の授業が展開されています。一面に計算式を書き、1時間の授業でマーカー1本分のインクを使い切った数学教員もいたようです。
 1年生は、初めての7時間授業にも関わらず、きちんと予習をしたうえで、授業時間中の議論にも主体的に参加していました。授業終了後、何人かの生徒は、「疲れた」「速くて大変だと思った」「隣の人がすごくて、質問について全てどう考えるかを教えてくれて助かった」「友だちと一緒に考えられて楽しかった」「今日はまだオリエンテーションもあったので大丈夫」などと答えてくれました。

 また、放課後のラーニングコモンズ(図書室上の開放スペース)では、どのようなコンテストに挑戦するかを検討する自然科学部の3年生や、5月に台湾で行われる模擬国連に向けたタイムスケジュールを確認する2年生など、可動式のホワイトボードやテーブルをうまく使って活動する多くの生徒たちが見られます。各学年、新たな担任との面談も始まっています。週末は、公式戦のある部活動もあり、忙しい日々ですが、全学年、日々の授業を軸に、見通しを持って毎日をデザインしていきましょう。
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【27期生(1年生)】本能館探究DIVE2日目

 探究活動2日目の本日は、昨日活動した内容をまとめ、ポスター発表の形式で成果を報告・共有しました。
 全30グループが3つのテーマで探究したため、異なるテーマの発表はもちろん、自分たちと同じテーマの発表を続けて聞いている生徒も多くいました。着眼点や定義が違うために異なる結論を導いていたり、そもそもの問いの解釈に違いがあったりと、考え方や探究アプローチの多様性を実感していたようです。同じ検証を行う中でも、試行回数の多さにこだわって、検証結果から論証しようとするグループと、仮説のオリジナリティにこだわり論を尽くした結果、試行回数は少なくなってしまったグループなどが、お互いのポスターを見て議論する場面などが見られました。
 ポスター発表後は、閉校式が行われ、研究部長・学年主任とリーダーから2日間のまとめがあり、2日間の本能館探究DIVEを終えました。
 そののち、スタッフの生徒たちは講堂に集合し、スタッフ会議を行い、運営・探究・交流の各リーダーと、全体リーダーが、スタッフに向けて一言が伝えました。スタッフに感謝を伝える言葉に加え、多くのリーダーが、得たものに加えて課題が見つかったはずで、それを忘れることなく、きちんと振り返って考えていきたい、という力強く話していました。
 さらにその後のリーダー会議では、天気の想定や、人の心理を読んだ動線の想定など見通しが不十分だったことや、スタッフの強みを活かしきれなかったことへの反省の弁がありましたが、全員がリーダーを経験することができ、よかったと話していました。研究部長は、ここまでの活動を労った上で、振り返りの言葉が、内面の変容から出ているか、と問い、リーダーとはどういうものだと考えて立候補し、今、リーダーはどのようなものだと考えているか、ぜひ言語化してほしいと伝えました。

 堀川高校の探究活動を体験し、明日からは平常授業が開始されます。学年主任からもあったように、探究活動、学校行事、授業など、それぞれの活動はどれもつながっています。明日からも、2日間議論し合った仲間と、堀川での学びを愉しみましょう。
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【26期生】JUMP開始に向けて!(ティーチングアシスタント説明会)

 本日より、いよいよ26期生の探究基礎・JUMPが始まります。
15日(火)は1,2組、16日(水)は3,4組、17日(木)は5,6組が初回授業です。それぞれ、6時間目の初回授業開始に先立ち、生徒たちの探究活動を支援してくださる大学院生(ティーチングアシスタント。以下TA)の方々への説明会を行っています。
 冒頭、副校長より、生徒が探究活動を進めるにあたって本校が大切にしている考え方や、「探究基礎」という授業の位置づけ等についての説明、TAの皆さんとの対話を通じて生徒たちのキャリア発達を促していきたい、との話があり、その後、26期生学年主任・片山先生より、生徒たちの現状や、学年として大切にしている「こだわり」を持って探究活動に取り組ませてほしい、という熱い思いが語られました。
 最後に、研究部長・飯島先生より、TAとしてどのように生徒に接していただきたいか、ということについて、ただよい論文を書かせるという事ではなく、生徒によりよく問いかけることを通じ、生徒が自身の知りたいを自分の力で深めていけるよう、支援をお願いしたい、との話がありました。
 14日(月)には、探究基礎委員会主催の「JUMPはじめの会」で、学年全体での雰囲気を高めてきた26期生。各ゼミ担当の教員とTAの皆さんの支援のもと、存分に自身の知りたいを追求する2年生を過ごしてほしいと思います。
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【27期生(1年生)】本能館探究DIVE1日目

 本日、本能館探究DIVEが開催され、27期生が堀川高校の探究活動に初めて本格的に取り組みました。開講式では、船越康平校長先生より、“DIVE”という言葉に込められた意味として、探究にチャレンジし、熱中・没頭しながら熟議をすることへのこだわりをもち、織田信長が「是非に及ばず」(=もはやどうしようもない)と言って自害したと言われる本能寺跡で、熟議を尽くすというパラドックスを楽しんでほしいというメッセージが伝えられました。また、濱田悟学年主任より、現在地にとらわれすぎない可能性を信じて探究して行く姿勢をもってほしいという言葉がありました。
 活動が始まると、まず、交流班主導のもと、アイスブレイクとしてワードウルフを行いました。堀川高校を象徴する「探究」と「研究」、「自立する18歳」から着想した「自立」と「独立」といったワードをお題に、一人ひとりが言葉の意味をとらえ直すとともに、仲間とのコミュニケーションを楽しみました。その後、3つの探究テーマが提示され、27期生全員が班ごとに活動しました。探究班の生徒を中心に、グループごとに条件を設定したり、様々な場所での実験を行ったりするなど、生徒同士の対話を通して、課題の解決に向けて議論を進める様子が見られ、なかには昼休憩のあいだにも実験に取り組む生徒もいました。生徒たちは、より正しいと考えられる答えを明らかにするために、仮説の設定と検証を繰り返し、試行錯誤しつつ、楽しみながら探究をしていました。午後の学年全体レクリエーションでは、探究テーマごとのグループ内で名簿順や誕生日順などに並ぶ時間を競い、クラスの垣根を超えて親睦を深めました。

 明日は、一連の探究の結果をポスターにまとめ、発表を行います。発表する生徒はもちろん、聴き手の生徒を巻き込んだ活発な議論を期待しています。

写真上)開講式
写真中)探究活動の様子(落下実験?)
写真下)探究活動の様子
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【27期生】1年生 第2回学習オリエンテーション

 午前中に、27期生第2回学習オリエンテーションが開催されました。今回は、講堂で一堂に会して行った第1回学習オリエンテーションをふまえ、国語・数学・英語の教員が実際の授業を想定してクラス単位で実施しました。

 国語では、論理的に考える力や他者との関わりの中で伝え合う力を高めること、言葉がもつ価値への認識を深めようとする態度、言葉を通して他者や社会にかかわろうとする態度を身につけることなど、1年生の国語の目的を確認しました。その後、「言語文化」の授業での予習の仕方を確認し、『児のそら寝』の本文を音読したあと、予習ノートを作り、予習の大切さを学びました。

 数学では、教材ごとの特徴や難易度を確認しつつ、教員の指示を受けずとも、自分で必要な問題を自分自身で考え、能動的に取り組む方針を共有しました。その後、春課題テストの解きなおしをもとに仲間と問題の解き方を共有したり、解けなかった問題を教え合ったりしてクラスで高め合う姿勢を学びました。

 英語では、小テスト・提出課題の年間計画が配布され、定期テストや長期休暇課題なども含め、常に先を見通して自立した学習を進めていくことを確認しました。また、課題ノートの作り方、春課題への取り組み方について、先輩のノートや27期生の春課題の提出物が実際に紹介され、課題やテストを「活用する」主体性の重要性を学びました。最後に、英語科教員の海外での経験を紹介したり、春休み中の洋書のブックレポートを紹介し合ったりしました。

 2回の学習オリエンテーションを通して、27期生一人ひとりが大切なことをメモに取りながら、堀川高校での授業の受け方、学び方を肌で感じました。27期生は、明日明後日の本能館探究DIVEのあと、4月17日木曜日から授業が始まります。授業開始に向けて、予習・復習を含めた堀川高校の「授業」を中心に学んでいくリズムを一人ひとりが考え、実行、省察し、27期生全員と私たち教職員とで堀川高校でしかできない「授業」をつくっていきましょう。
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【26期生】2年生探究基礎「JUMPはじめの会」が実施されました

4月14日、2年生の「総合的な探究の時間」にあたる探究基礎「JUMP」で、「JUMPはじめの会」が実施されました。
「JUMP」では、1年生で実施した、自分の関心から見つけた課題を研究するという活動に続いて、自分たちで設定したテーマで論文を執筆します。「JUMPはじめの会」は、この「JUMP」の学びに向かうために、春休みで取り組んできた自分の好きなテーマなどについて話しあう、ということを目的に実施されました。
「はじめの会」は、グループごとに、自己紹介からスタート。探究基礎委員の司会・進行により、これまでの「HOP」「STEP」を振り返り、問いを立てることの重要さと、その際の注意点「開かれた問い」となっているかを確認しました。本時のテーマは「音」。グループごとに、ホワイトボードを活用し、活動をどんどん進めていきます。互いに「開かれた問い」を意識することで、一つのテーマから、各グループなりの方向に枝分かれしていく様子が感じられました。その後、ホワイトボードの裏表で活動していたグループ同士が、ホワイトボードをくるっと回して、互いの意見を交流しあい、視点がさらに広がったところで、今回の時間は終了です。
最後に、普通科探究基礎委員長より、学年主任からの言葉にあった「こだわり」という言葉について、究極の自己満足であり、これだけは譲れないものであること、探究活動は何のために行うのか、まだわからないことがあるからこそ、探究を続けること、そのためには一定の覚悟をもって頑張ることなど、力強い言葉がたくさんありました。
今日は「JUMP」のスタートライン、これも普通科探究基礎委員長からの言葉です。それぞれのやり方での「JUMP」、大いに期待しています。
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【26期生(2年生)】学習オリエンテーション

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 25期生に続き、11時からは26期生の学習オリエンテーションがありました。「地面を掘っていたら「枠」が出てきてワクワクした」という25期生の昨年のコメントを取り上げた上で、京都大学山中伸弥教授のiPS細胞に関する画期的な論文の背景には、様々な先行研究(それまでの学問の枠)があったことを伝え、2年生前半は「チャレンジャー」(=自分や社会、学問の「枠」を知り、考え、自分の意思でそれを超える営みをする人)になってほしいと訴えました。

 その後、学問の「枠」である各教科から、この1年の学びの見通しが共有されました。「文学を読めるようになるとは、文学性を解体し、言語化すること」「2年生の数学の表ボスはベクトル、裏ボスは数列」「Autonomous learnerに」「理系諸君!大学で何を学ぶんですか?Scienceでしょ?探せ!考えろ!見つけろ!私たちには時間がない。授業を大切に」「地歴公民は2年生では未完成、来年も含めて完成させていく展望を」

 2年生は探究基礎Jumpでいよいよ個人論文を作成する大切な1年です。最後に飯島研究部長から探究に関する講話がありました。「不思議に思い、勉強し、整理し、わかり、まとめるという探究のプロセスは、探究基礎の活動だけに限定されるものではない。万学の祖であるアリストテレスは、哲学を中心に据えつつも、政治学から幾何学、天文学、そして論理学まで生み出した。その時代、学習・探究・生き方は、ひとまとまりだった。」「溌剌たる力や、湧き上がれというメッセージが与えられた泉の26期生には、圧倒的なAcademic Project(2年後期の探究基礎)を期待している。自分の意見を高める議論をしてほしい。すべての瞬間を大切に。」と、伝えました。

 来週は、2,3年生は平常授業、1年生は本能館探究DIVEが行われます。

【25期生(3年生)】学習オリエンテーション

 4月11日、新年度を迎えた25期生が学習オリエンテーションを行い、各教科の学習にどのような心構えで臨み、どのような展望をもって、進路実現に向けた学習活動に取り組んでいくべきか、学びました。
 進路指導主事の末房先生が、25期生のこれまでの学習状況の動向についての分析と今後について述べたのち、学校推薦型や総合型選抜、医学科受験に向けたガイダンスの予定や、「仲間や教員と議論する」「正解は導くもの」などのキーワードが紹介されました。続いて、国語・数学・英語・理科・地歴公民科に加えて情報科の先生方から、1年間の学習の見通しと留意点が伝えられました。各教科熱い思いが述べられましたが、国語科で紹介された「學而不思則罔 思而不學則殆(学びて思わざれば則ち罔し、思いて学ばざれば則ち殆し)」に示されるように、大切なのは生徒が何を学び何を考えたかです。

 最後に松宮学年主任は、「各科目の真髄に迫ろう」「感性を養おう」「学問の神様に恥ずかしくない学びを」のメッセージや自身の体験談、来週から始まる平常時間割に向けての姿勢を示しました。「ステージ図上部の『人類の未来を切り拓け』という堀川高校Final Stageを示す言葉を、今までは壮大なものに感じていたが、2年間25期生を見ていて、実際に君たちは人類の未来を切り拓いていくのだと信じる気持ちになっている。」という学年主任の言葉を受け、「穂」の25期生は、堀川高校最後の1年をどのようなものにしていくのでしょうか。
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行事予定
4/23 前期生徒会長選挙 スクールカウンセラー来校日
4/24 スクールカウンセラー来校日
4/25 諸費振替日
京都市立堀川高等学校
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