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最新更新日:2025/08/09 |
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課題テスト・ホームルームの様子![]() ![]() ![]() 健康診断も本日から、11日(金)にかけて随時おこなっています。身体計測・視力検査に始まり、聴力、レントゲン、内科・心電図、歯科、耳鼻科、眼科と、各科検診を進めていきます。 テストや健康診断の合間では、各ホームルーム活動でクラス目標や交流を行います。円を作って、「ペンギンが好きな○○さんの横の、メダカが好きな△△さんの横の、柴犬が好きな・・・」と互いの好きなものと名前を連ねて記憶力を試すような自己紹介をするクラス。QRコードを読み込み、「映画のエンドロールは最後まで見るか見ないか」「選ぶとしたら、確実にもらえる1000万円か、2分の1確率でもらえる1億円か」などの二択の質問に答え、多数派を考えるクラス。既にホームルームをリードする委員が前に出て、学級委員を決めているクラス。新たなクラス内での交流が進み、互いが打ち解けあう様子がみられました。 第2回本能館探究DIVEスタッフ会議
昨日は、入学式、始業式、各学年アッセンブリやホームルーム活動など盛り沢山の1日でしたが、もう一つ重要な取組がありました。
来週に控えた1年生の探究DIVEに向けた第2回のスタッフ会議です。16:00過ぎから、1年生のスタッフは、光秀が織田信長を討ったと言われている当時の本能寺跡にある本校の本能館に移動し、交流班、探究班、運営班に分かれて準備を行いました。 交流班は、活動前のアイスブレイクについて、ルールや説明方法、人数分けなどを、実際使う体育館を確認しながら相談しました。 運営班は、1階からの動線を共有したり、移動にかかる時間を計測したりしたのちに、細かな条件を確認していたようです。 探究班は、26期生の探究基礎委員が合流し、小グループに分かれ、探究活動のファシリテーションのコツを先輩から学びました。その上で、堀川高校の倍率を上げるには?や、全国の回転寿司チェーンで売れている寿司の数は?などの問いを深め、議論し合うワークショップを通して、来週の探究活動をより深めるために必要になるものを実際の体験を通して学びました。 活動が終わったのは、18時近くです。9:30のホームルーム集合、入学式、始業式、対面式をはじめ、多くのことば、感情、人間関係に触れる長い1日になりました。前回のスタッフ会議での研究部長の「本能館探究DIVEをどう捉えたいか、その行事を終えて、27期としてどうありたいかを考えてほしい」という言葉や、始業式での学校長の「学校は楽しいところだ。楽しさは待っていて与えられるものではない」という言葉を、それぞれに受け止め、向き合い、来週に向けた準備を進めていきましょう。 ![]() ![]() ![]() 25期/26期/27期 始業式ホームルームの様子
本日、入学式・始業式に続いて、各学年で新しいクラスでのホームルーム活動や学年アッセンブリがありました。
1年生は、入学式が終わってから、担任の自己紹介や、集合写真撮影、入学式における校長先生の式辞の中で印象に残っていることを共有したりと、クラスごとに思い思いの時間を過ごしていました。校長先生の式辞については、やはり「灯」という字について話す生徒が多く、今日出会ったこの一字と27期生244人がどのようにブレンドし、成長していくのか楽しみになりました。 2年生は、対面式後、アリーナに残り、学年アッセンブリを行いました。「泉」の学年として、「わくわく」をキーワードに学ぶ楽しさや、自ら湧き出てくる興味関心を大切にしてきた1年間を経て、新たに後輩を迎える1年をスタートするにあたって、片山学年主任は、「こだわり」と「挑戦」をキーワードとしたいと話し、続く担任団も、自身の「挑戦」にちなんで自己紹介をしました。また、本年度新たに、「泉委員会(仮称)」を設け、「学問をたのしむ学習集団」の形成に向け、学習系のアッセンブリや空き時間の使い方の模索などを、この委員会を中心に進めていきたい、というアナウンスもありました。 3年生は、アリーナから講堂に移動し、学年アッセンブリを行いました。学年担任の平松先生の司会のもと、教員・生徒ともに25期生らしい朗らかな雰囲気の中、新たに10人となった学年団の自己紹介がありました。そののち、松宮学年主任より、最終学年となるこの1年間を見通す詳細な学年のステージ図が配布され、生徒たちは学習計画も含めたステージ図に各々真剣に目を通していました。そののち、キーワードがいくつか紹介されました。「主語は自分。自分の人生に対する当事者意識を持とう。その上で、最終学年の3年である25期生に必要なものは何だろうか。集団に形はなく、言語化は難しいが、昨年度末のアッセンブリで他学年を見てきた先生方からの、暖かい雰囲気の中にも凄みを、というのが一つのキーワードのように思う。うまく言語化したいし、皆からも何かあれば伝えてほしい。優しさや明るさはそのままに、その場、その時を真剣に。瞬間最大風速を。」と思いを熱く伝えられ、同時に、「余白のあり方」も重要だと訴えられました。 各学年、明日は、課題テストや健康診断、体力テストなど様々な新年度行事が始まります。 ![]() ![]() ![]() 入学式
桜も満開の今日、令和7年度入学式が挙行されました。入学した27期生244名(普通科80名、探究科164名)には、校長から3つの話がありました。1つ目は、校訓「立志・勉励・自主・友愛」について。この校訓は、学ぶ者としての姿勢を示すものであり、さらに他者性、相互承認というキーワードから、様々な活動を自分のためだけでなく何のためにやるのかを考えてほしいと伝えられました。2つ目は、世界について。貧困や悲しみの連鎖を断ち切るために、自分と他者の尊厳を大切にし、困難から目を背けぬよう訴えられました。最後に、新入生27期生へ「灯(あかり)」という一字が贈られました。江戸後期の儒学者佐藤一斎の「一灯をさげて暗夜を行く。暗夜を憂うなかれ、一灯を頼め。」の言を紹介し、この一字の意味が伝えられました。どんな困難の中でも、足元を照らし、他者を察し、対立や摩擦を恐れず、合意形成を図り、未来への光明となる灯となれ、との願いが込められています。結びに、堀川高校で、家族以外の支えとなる存在をつくってほしいと訴えられました。
続いて、PTA会長岩崎保之様からの祝辞では、「探究とは堀高生最大のわがままである」という堀高生の言を引用し、自分が知りたいことを、他者とともに自分なりのやり方で直向きに取り組み、苦しく尊い自分で自分を育てる営みに向き合ってほしいと述べられました。(岩崎会長の埼の字は正しくは“立つ埼”です) さらに、同窓会長の門川大作氏からも祝辞をいただきました。ご自身の堀高時代を振り返られ、59年前の入学当時から、堀川高校が生徒の自主性を大切にしていたことを述べられ、ベトナム戦争の北爆に際してレントゲン車を募金活動で送られたエピソードなどを披露されました。また、その後の市役所や教育委員会でのご勤務、京都市長としてのご経験など、ご自身を導いてきたのは、「知りたい」という探究心だったことをお話しくださいました。堀川高校が1999年に「探究科」を設置し、それが全国の教育改革の先駆けとなった年から四半世紀が経った今、21世紀は平和や幸せが実現する理想の世紀だと思われたが、厳しい現実に直面していることに触れられ、これからの堀川高校のあり方が大事であり、世界の人々の幸せと平和に貢献するための学びにしてほしいと訴えられました。 本日入学した皆さんが、保護者の皆様のご協力のもと、本校で充実した探究・学びができるよう、本校教職員一同、全力で努めてまいります。27期生が社会・世界の「灯」となりますように! ![]() ![]() ![]() 始業式および27期生との対面式
在校生が拍手で新入生を迎えたのち、始業式が開式しました。まず、船越校長より、着任の挨拶がありました。20代の頃、東アフリカで教育の使命について考え、今も思考中である、今後またみなさんに話していきたいとのことでした。続いて、新転任の先生方が登壇し、紹介されました。その後、様々な表彰の対象となる生徒の名前が紹介されました。運動部の活躍や数学オリンピック予選への個人での出場等、多数の生徒が表彰され、新入生は圧倒されたかもしれません。
この後、校長より改めて新学期の挨拶がありました。以前に教諭として堀川高校で勤務していた際の卒業生から連絡があったことに触れ、34歳になった卒業生たちが、社会人として様々な立場で苦労や挑戦を続けているが、同窓生で集まると一気に当時に戻り、お互いの困難を仲間と分かち合うことができると話してくれたと話されました。その上で、学校という装置で学ぶ意義は、直接人が触れ合うことでしか起こり得ない作用、すなわち場の力があることだと述べた上で、堀川高校における「3つの約束」を紹介されました。 1.「学校は学びの場である」学ぶ者としての謙虚さを持とう 2.「学校は小さな社会である」生徒は小さな大人である 3.「学校は楽しいところだ」楽しさは待っていて与えられるものではない これら3つの約束と、卒業生のエピソードから、学校は自分と他者の拠って立つところであり、苦しい時ほど他者との支え合いが大切なのではないか、と語りかけました。 その後、生徒会執行部が主体となって、対面式が行われました。最初に、校長から、27期生のテーマとなる字は「灯(あかり)」であることが紹介され、新入生代表があいさつしました。「希望とともに不安もある。支えてほしい。けれども、新たな出会いを求め、友達と助け合い、未来に向けてがんばりたい。」という内容でした。 続けて、在校生代表として、生徒会長があいさつしました。まず、学校生活の中で様々な「新たな感情」を持ってほしいと述べ、自身の探究DIVEでの経験を振り返りました。「自分はじっくり考えてサポートすることが得意だと気付いた。新たな仲間を作り、人前での行動力や発言力を高めるために、生徒会長になった。新たなことに挑戦するとき、うまくいかないこともある。そんなときは自分と距離を置き、自分を見つめ直すとよい。新入生も、悩んでいる人がいたら助け、強く真っ当な思いを大切にして様々なことに挑戦してほしい」という内容でした。また、在校生には、全員で新たな経験をし、新しい自分を見つけようと、語りかけました。 以上が、始業式・対面式の様子です。堀川高校25、26、27期生は、それぞれに新たな思いを胸に、新年度を開始できたようです。これからの一年、仲間と助け合って、いろいろなことに挑戦してほしいと思います。 ![]() ![]() ![]() 【校長室】令和7年度入学式(灯−あかり−の27期生)
春の街に薫風が吹き抜ける今日、令和7年度入学式を挙行いたしました。
京都市教育委員会指導主事・中村央志様、堀川同窓会長・門川大作様、堀川教育財団理事長・仁科繁一様、学校運営協議会理事長・森里龍生様、PTA会長・岩崎保之様、学校運営協議会委員・松崎真后様はじめ、関係の皆さまのご臨席を賜り、ありがとうございます。また、保護者の皆様にも数多くご出席いただきましたことを深く感謝いたします。 式辞の一部(抜粋)を、以下ご紹介いたします。 新入生諸君、入学にあたり3つの話をしたいと思います。 まず、1つ目、校訓について。堀川高校の校訓は、「立志・勉励・自主・友愛」。本校では、校訓の意味するところが、学ぶ者としての姿勢であると考えています。校訓の意味を日常の学校生活の中に生かし、具現化していってほしいと願っています。この校訓の延長線上に、何があるのでしょうか。私たちは、何のために学校に通い、何のために学び、何のために働くのでしょうか。それは、自分だけが高い目標を掲げ、自分のためだけに勉学に励み、自分のためだけに批判的な観点を養い、ごく身近な人とだけ融和することを意味するのでしょうか。高校生活において、次のステージへ向けて新たな挑戦が始まります。しかし、新たな挑戦とは、大学進学という次の目標に向けての努力のことだけを指してはいません。さきほど「二兎を追う」と言いましたが、勉強と探究活動を、自分のためだけに取り組むことを意味してはいません。「立志・勉励・自主・友愛」この姿勢を持ち、高校生活を過ごしていく中でのヒントとして「他者性」という言葉を皆さんに示唆しておきます。自らとは異なる存在としての他者を他者として認めつつ、相互承認する。自分のためだけでなく、他者のために思考し、言葉を紡ぎ、そして行動する。自分と、また他者と向き合い、ものごとに真正面から挑戦し、成長していこう。 次に、2つ目、私たちが生きる世界について。世界情勢は混迷を極めており、いま、この時間においても、世界各地では争いが続き、貧困にあえぐ人々が数えきれないほど存在しています。 悲しみや憎しみの連鎖には、いつ終わりが来るのか。その連鎖を、誰が断ち切るのか。そもそも、なぜ悲惨な諍いや各地での紛争につながる、怨嗟や憎悪が生み出されるのか。一人ひとりの存在は掛け替えのないものであり、他者の尊厳は公正かつ公平にたっとばなければなりません。この一点こそが、自分にとっても他者にとっても、豊かな社会を現実のものにするための出発点であろうと思います。人間はこれまで、筆舌に尽くしがたい困難な状況にあっても、常に未来に向かって生きてきました。多難を理由に問題から目をそむけ、無関心でいることなく、状況に向き合う。艱難辛苦を一つずつ克服する。それは私たちに課せられた使命であり責任です。 最後に3つ目。27期生の皆さんに、一つのテーマを提示します。 「一灯(いっとう)をさげて暗夜(あんや)を行く。暗夜(あんや)を憂うなかれ、一灯を頼め。」江戸時代の儒学者・佐藤一斎(さとう いっさい)の格言です。「一張(ひとはり)の提灯(ちょうちん)を下げていれば暗い夜道も暗い闇も怖がることはない。ただ自分の足元を照らすその一つの灯りを頼りにして、前に歩き進めばよい」ということを表現しています。ともしび=灯(あかり)は、たとえどんなに小さなものであったとしても、足元を照らし、力強い支えとなる。灯り(あかり)の下(もと)に自分も他者も集まる。仲間とともに、力を合わせ、時として生じる対立や摩擦を恐れず、臆することなく渦中に飛び込む。対話を通してジレンマを乗り越え、粘り強く合意形成し、次へ向けて歩を進める。灯り(あかり)は過去を映し出し、現状を炙り出し、足元を照らし、灯火として仲間が離合集散する象徴となり、やがて、未来への光明をもたらす。 27期生の皆さんには、「灯(あかり)」という言葉を捧げます。 今は小さなともしびも、やがて未来の希望となる。 新入生諸君、あらためて、ようこそ堀川高校へ。 この堀川高校で、家族以外で最も身近な他者となる仲間とともに、多くの経験を重ね、新たな挑戦を続けていこう。それぞれの「灯(あかり)」を持ち寄りながら。 令和7年4月8日 京都市立堀川高等学校 校長 船越 康平 入学式の準備
4月8日(火)の入学式会場となる4階アリーナの準備を、25期生(新3年生)、26期生(新2年生)の生徒たちと教職員で力を合わせて行いました。吹奏楽部も、式当日の演奏のリハーサルです。
本校正面の桜は、明日の入学式に合わせてくれたかのように、満開となっています。 27期生として堀川高校に入学される皆さん、保護者の皆さまに当日お会いできるのを楽しみにしております。 ![]() ![]() ![]() 日本学生支援機構の(予約型)奨学金について
日本学生支援機構奨学金(給付・貸与)について,募集の案内をします。
※25期生(現3年生)と既卒生23期生,24期生が対象の案内です。 支給額 月額:29,200円〜75,800円 (自宅通学生/下宿生,公立大/私立大によって額が異なります) 対象者 ・家計基準を満たす人(詳しくはJASSOホームページを検索してください) ・現高校3年生 又は 高校卒業2年以内の人(これまで大学等に入学したことのない者に限る) 希望者は4月25日(金)までにできるだけ早く,学務部 奨学金担当まで電話(075-211-5351 平日9:00〜16:30)にてご連絡ください。申請書類を取りにきていただく日時などをお伝えします。 【26期生】泉の数学学習会![]() ![]() 数学担当教員の自作した問題に、新しいホワイトボードを使って取り組んでいたり、古典のワークブックや英単語の書き取りに取り組んでいたりと、各々、新学期を前に準備を進めていました。 進級を控えて考えていることを聞いてみると、「受験にひとつ近づくと思うと怖い」、「(卒業した)24期生は本当にすごかった。24期生から学ぶ会で、受験生としての気合いとパワーをひしひしと感じた」と答えてくれました。 ちょうど1年前、「泉」の26期生には、1人1人が時間をかけて多様に染み入り、交わり、力をつけ、1つに集結したその時にはすべてのエネルギーを勢いよく湧き上がらせてほしい、との式辞が贈られました。貴重な2年目の日々が始まります。支え合って真摯に学ぶ姿に、不安や期待を、自ら醸成し、時に交流し、力を蓄える1年にしていくことを確信させるような春の教室でした。 探究DIVEスタッフ会議
堀川高校では、入学式の次の週から、まずは丸2日間どっぷりと探究につかる「本能館探究DIVE」という活動に取り組みます。合格者登校日の全日程を終えた後、170名を超えるスタッフ希望の生徒が講堂に集合しました。
まず、飯島研究部長が、講堂に入る振る舞いは「スタッフ」としてのものだったかと問いかけ、その上で、「頭から水に飛び込む」という意味のDIVEを冠した行事を、スタッフの生徒たちが「どう捉えたいか」、行事を終えたあとに「どう感じていたいか」をよく考えてほしい、と伝えました。 その後、前回の合格者登校日に決定し、本日も10時から登校し、事前に相談を重ねていた9名のリーダー・副リーダーが所信表明を行い、全体代表は、自分でも他人でも、この活動を通して「強みを知る」をスローガンにしたい、とスタッフに訴えました。 最後に、「交流」「探究」「運営」の各チームに分かれ、当日に向けて確認事項やイメージを共有したり、実際の活動を考えたりしていました。 当日の運営に向け、一人一人がどのようなことを考え、27期生として初めての探究活動をつくっていくのか、とても楽しみです。 また、全体説明後に、トビタテ留学JAPANをはじめ、高校での留学に関する説明会にも複数の生徒が参加していました。 ![]() ![]() ![]() |
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