京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/08/04
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明徳小学校 学校教育目標 「人とのつながりの中で、自ら学び、考え、これからの社会をつくりだす子ども」

学校の草花たちR7-1

 春の陽光を浴びて、校門前のアオギリの花壇がにぎやかです。パンジーやキンセンカなどに交じって、こぼれ種から大きくなったノースポールなど、色とりどりに競っています。昨年度の栽培委員がつくったガーデンピックの色も目立たないくらい、一気にカラフルになりました。背後には背の高い菜の花が風に揺れています。その周りには、とても大きくなったポピーが群生しています。昨年よりも株が大きくなったようです。これもこぼれ種。つぼみがいくつも目立ってきて、今日一つ咲きました。1学期が始まると開花ラッシュとなるのではないでしょうか。
 そのポピーに紛れて、ホトケノザが咲いています。どこからでも生えてくるシソ科オドリコソウ属です。「雑草」とひとくくりに言ってしまうくらいはびこる草ですが、ここではポピーに押されています。このホトケノザは、春の七草の「ほとけのざ」ではありません。春の七草の「ほとけのざ」は、コオニタビラコというキク科の植物のこと。昔は同じホトケノザという名前で呼ばれていました。コオニタビラコの葉が放射状に広がる様子が、仏様の連座のようだというところから付いた名前です。今、生えているこちらのホトケノザは食べられないそうです。毒はなさそうですが、きっとおいしくないのでしょうね。でも蜜は甘いようです。その密に誘われて虫がやってくると、ふだんは花粉をまき散らさないように閉じている花が虫の重みで開いて、花粉を虫に運ばせます。うまくできていますね。
 チューリップも次々に咲いています。チューリップは花が昼間は開いて夜間は閉じる、ということを繰り返しながら1週間〜10日間ほど咲き続けるそうです。入学式まであと2日。どのくらい咲いているか楽しみですが、散ってしまっている花もあるかもしれません。何とか持ちこたえて、かわいらしい新入生を迎えますように。その前に、一回り大きくなって進級する先輩たちも祝福しますように。

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