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最新更新日:2025/12/04 |
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京都市立日吉ケ丘高等学校 学術顧問会議 開催のご報告![]() ![]() 学術顧問の先生方には、学校経営の在り方、育成すべき人材像、効果的な教授方法など、本校の教育活動および研究活動に対して、専門的な見地から必要なご助言や指導をしていただいております。 当日は越境祭やアフターパーティでの生徒発表を視察され、その後の会議では、各顧問の先生方から、本校の取組への評価および具体的なご意見を頂戴いたしました。ウェルビーイングや生徒の自己肯定感について議論いただいたほか、本校の教育活動の根幹でもある「越境」のサイクルを意識して越境体験をすることについて、地域に開かれた信頼され応援される学校づくりについて、グローバルと越境を目指す中でのDXハイスクールの活用と理系人材の育成について、それぞれの先生方の哲学や熱意の込められたアドバイスをして下さったことに深く感謝いたします。 本日の越境祭について、本校生徒が楽しく一生懸命に発表する姿や研究内容を見ていただく中で、生徒たちが気持ちのよい挨拶をしていたことに対してもお褒めの言葉をいただきました。 今後も本校が「世界をつなぐ越境者」を育む場としてさらなる魅力的な学校になっていくために、今回いただいた貴重なご助言を活かして、教職員一同努力してまいりたいと思います。学術顧問の先生方、本当にありがとうございました。(広報情報部) 関西探究文化祭へ生徒たちが参加してきました(part2)![]() ![]() ![]() 2年次生が「中高生向け施設検索アプリ」の成果発表を行いました。 今回のアプリ開発には、ノーコードツール「Bubble」を活用し、プログラミングの知識がなくても開発を進められる環境を整えました。作成したアプリは、中高生が日常的に利用できる施設を検索することに特化しており、「文化祭の練習ができる場所」「TikTokの撮影が可能な場所」「コンセントが使用できる場所」といった中高生ならではのニーズに応える機能を備えています。 会場では展示ブースを設置し、来場者に実際にアプリを操作してもらう機会を設けました。多くの参加者にアプリを体験していただき、検索条件の追加アイデアや新たに掲載すべき施設の候補など、多くの貴重なコメントをいただくことができました。 今回のイベントを通じて、探究活動の成果を発信するだけでなく、社会からのフィードバックを受ける貴重な機会となりました。この活動をきっかけに、彼女たちの挑戦から刺激を受け、「自分たちもアプリを作ってみたい」「アイデアを形にしてみたい」と考える後輩が増えていくことを期待しています。 関西探究文化祭へ生徒たちが参加しました(part1)
2月8日(土)、本校もC2ゼミでお世話になっているe-donuts主催のイベント「関西探究文化祭〜地域を変えるのは私たちだ〜」がQUESTIONで開催され、本校から2年次生の2チームが参加しました。
4階のステージでは、中学生を含む5チームが発表を行いました。本校からは2年次生の細井さんと夏山さんが登壇し、「京都祭コインを日吉に広めたい」というテーマで、仮想通貨を校内で活用する試みについて発表しました。発表後は、企業の方に講評を頂き、さらに会場の中高生を交えた「校内で祭コインを活用するアイデア」の意見交換も活発に行われました。 また、その後の「高校生と企業の大人によるトークセッション」では、細井さんが代表の1人として登壇しました。「まだ大人になりたくないが、どんなときに大人になったと感じるか?」といった高校生からの質問に対し、企業の方々からは「働くこと=退屈ではなく、楽しい仕事をしている大人も多い」という意見が寄せられました。また、「高校生はどのようなモチベーションでこのイベントに参加したのか?」といった質問を通じて意見交換が行われたり、「学生時代から現在まで変わらず持ち続けている価値観」についても議論が広がり、高校生と社会人がざっくばらんに交流できる貴重な機会となりました。企業の方々からは、「自分たちの頃には、こうした場で堂々と発表したり意見を述べたりする機会がなかった。挑戦したこと自体が素晴らしい」と、本校生徒の積極的な姿勢を称賛する声が聞かれました。 さらに、1階や7階では制作展示や販売、探究活動の発表が行われ、本校の2年次生・北村さんと野原さんは「中高生向けの施設検索アプリの制作」をテーマに展示・発表を行いました。(詳細は別記事をご覧ください。) 1月31日の「越境祭」に続き、今回のイベントにも自ら参加を希望し、発表に挑戦した生徒たち。貴重な経験を積むことで自信を深め、新たな刺激を受けたことと思います。今後も生徒たちがさまざまな場で挑戦できるよう、引き続きサポートしていきます。 ![]() ![]() ![]() 第39回全国選抜高等学校相撲弘前大会報告![]() ![]() 団体戦では強豪校との対戦が続きなかなか力が出し切れず1勝2敗で予選敗退となりました。切り替えて挑んだ個人戦では各々良い相撲が取れていたと思います。中でも主将の奈佐選手は全国の強豪相手にベスト16まで勝ち進みました。 この結果を自信にして、来月の全国選抜ではもうひとつ上のステージで戦えるよう部員一同稽古に励んでいきます。今後とも応援よろしくお願いします。 授業で越境![]() ![]() 「キッズフェスタ in 日吉ケ丘」を開催しました!![]() ![]() ![]() 子どもたちは元気いっぱいで、野球の楽しさを存分に感じてくれた様子でした。これをきっかけに、少しでも野球に興味を持ってもらえたら嬉しいです。また、本校野球部員たちも、子どもたちと触れ合う中で改めて野球の魅力を実感しているようでした。 今後も日吉ケ丘高校硬式野球部は、野球だけでなくさまざまな活動を通じて地域の発展に貢献し、応援してもらえるチームを目指して頑張っていきます! なお、本日の様子はKBS京都「きょうとDays」でも放送されました。 PDWC 2025 高校生パーラメンタリーディベート 世界交流大会〜平和を繋ぐ〜に参加する本校生徒3名が本校を出発しました!
2月6日(木)本校生徒3名(1年生1名、2年生2名)が、一般財団法人WakuProの「インターナショナルフレンドシッププログラム」の一環として行われるPDWC (高校生パーラメンタリーディベート世界交流大会)参加のために会場の埼玉県に向けて出発しました。国内から5校、海外から5校(オーストラリア、モンゴル、インドネシア、アメリカ、ハンガリーからそれぞれ1校)が参加します。ディベート大会の後はエクスカ―ジョンで新潟県に場所を移し、2月12日(水)まで過ごします。様々な社会課題について同世代の生徒と議論し、世界規模で語り合うという濃い時間を過ごすことでしょう。世界中の友達と繋がり友情を育むことができると期待を胸に、引率のクリス・オオハシ先生と共に学校を出発しました。多くの経験をしてきたことを持ち帰り、元気に報告してくれることを願っています。いってらっしゃい!
![]() 京都市高等学校人権教育研究会冬期学習会 「虐待の淵を生き抜いて 〜虐待防止に向けて私たちにできること〜 」![]() ![]() 島田妙子先生(一般財団法人児童虐待防止機構オレンジCAPO理事長(関西大学客員教授、兵庫県児童虐待等対応アドバイザー))を講師としてお招きし、島田先生の実体験を通じて児童虐待についての学びを深めました。 冬期学習会は、太山校長の開会の挨拶、講師紹介の後、講演が始まりました。 島田先生は、ご自身の実父母のこと、そして両親の離婚によって父親に従った後、実父と継母から6年間にわたって受けた虐待。2人の兄とともに耐えた壮絶な幼少期の家庭内でおきた出来事、転校を繰り返す小学校時には虐待のことをひた隠しに隠す日々の中である学校の担任から受けた虐待、中には幼少期の島田先生のことを気遣う教員もいたが、家庭内で虐待にあっていることを打ち明けられなかった小学生時代。しかし中学校に進学すると、2年生の時に巡り合った担任の庄治恵子先生(マッハ先生:あだ名)や学年主任、進路主事との運命的な出会いから、心をマッハ先生に許し虐待の事実を認め児童相談所につなげられる出来事を話して下さいました。そして、短期間ながら在籍した児童相談所、その後移った児童養護施設における暮らしぶりをご紹介くださいました。児童養護施設は、その施設にもよりますが当時より改善されており、その状況もお伝えいただき、児童養護施設から通学する生徒を担当することになった際の指導の参考にすることができました。そして、島田先生は、今日家庭内で虐待にあい、場合によっては命を失う児童子どものことを憂い、虐待を受けている子どもたちが児童相談所に繋げられ、救いの手が差し伸べられることを願っているとの思いも述べられていました。 私たち教職員は、小学校時代の島田先生を虐待した担任の教員のお話しにせよ、児童相談所に繋がりがつけられることになる中学校の担任(マッハ先生)、学年主任、進路主事のお話を聞くにせよ、教員が生徒に与える役割の大きさに改めて気づかされ、この職業の重要性に身が引き締まる思いをしました。そして、児童生徒の学校における日常をしっかりと見、虐待が疑われる出来事がおこれば教職員相互で連携を取り合い、子どもの人権を守るために取り組む体制が各校で確立していなければならないことを再確認しました。島田先生は、一般財団法人児童虐待防止機構オレンジCAPO理事長として、私達教職員以外にも日本全国小学校から大学、保護者や行政組織、企業など多方面にわたって講演活動を展開されており、その対象にそった内容の話しを展開されているそうです。その中で、今回は教職員向けとして、私たち教職員が生徒との対応の中で心掛けておかなければならないことをご教授下さいました。 現在、島田先生は、兄(次男)が行っておられた“児童虐待の予防”への取り組みを、兄(次男)の他界に伴ってそれを引継がれています。なお、島田先生の活動は、新聞やメディアに取り上げられ、2019年11月の“クローズアップ+”にも出演され、その場でマッハ先生との再会も果たされております。 ところで、学習会は、島田先生の講演のあと質疑応答に移りました。そこでは、「怒りをコントロールできにくくなっている親にどのようにアプローチすれば気づいてもらえるか。」や「児童養護施設への入所を生徒に進める場合、どのように働きかけをすれば良いか。」という問いかけがなされましたが、それに対して、アンガーマネジメント講座の受講の意義や今日の児童養護施設は決して後ろ向きのものではなくなっているということを理解させることを、社会全体で取り組む必要性をおこたえ下さり、より認識が膨らみました。 最後に、教育委員会学校指導課安達指導主事によって、閉会の挨拶がされ、この学習会を通じて教員としての引き出しが増え、また、教職員の連携がいかに大切かなど、教職員として心掛けなければならないことなどを説かれました。 とても心に刺さる貴重な学びを展開していただき、教育活動に取り組む私たちにとってとても有意義な学習会でした。また、島田先生は、虐待防止のために少しでも多くの方々にご自身の実体験に伴う講演を聞いていただきたいともおっしゃっており、私たちはこの学びを多くの方々と共有できることを願っております。 越境祭を実施しました
1月31日(金)、越境祭を実施しました。本イベントは、本校の「総合的な探究の時間」キャリアゼミ1、2(通称C1ゼミ、C2ゼミ)および、さまざまな課外学習活動の発表会です。
昨年までは午後半日で校内実施してきましたが、今年度は1日開催となりました。開会式直後には、進路の決まった3年次生が後輩に向けて自らの越境体験を語る「越境スピーチ」を行いました。1・2年次生は先輩の貴重な体験談とメッセージに感銘を受けた様子でした。 その後、1年次生は自らの「好き」を探究した結果をグループで発表し、2年次生は社会課題の解決を入り口に、自ら設定したテーマに向けて取り組んだ内容をポスターセッション形式で発表しました。 越境祭実行委員会が提案したスローガン"Break Through Barriers"を合言葉に、生徒たちは普段のゼミ、クラス、学年を越えて発表を見聞きし、意見を交流し、越境体験を重ねていました。全体会終了後に第二体育館で行ったアフターパーティーでは、有志生徒による課外活動をはじめ、本校に在学中の留学生や、京都工学院高校と越境祭実行委員会の合同チーム、東山泉小中学校からのゲストチームなど、過去最多となる20チームがポスター発表を行いました。 学術顧問の先生方や外部連携先の方々も見学に来られ、生徒たちにとって貴重なご意見を頂く機会となりました。 越境祭の感想として、 「学校内だけではなく校外で働く人と連携できたから考え方や視野が広がった。」 「もし越境祭がなかったら自分で気になることについて深く調べることも外部連携したりすることもなかったと思うけど、越境祭のためであったとしても、様々な人に自分たちでインタビューできたことが自分が越境したことだと思う。」 などの声が聞かれました。生徒たちも様々な越境を楽しめたようです。 これらの取り組みを通して培ってきた力を、今後も生かして成長していってほしいと思います。 ![]() ![]() ![]() 寒波がきています
京都市東山区に位置する本校にも寒波が来ています。
5日(水)の放課後すぐには雪が風で舞い上がっていました。 みなさん、登下校には気をつけてくださいね。 ![]() ![]() |
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