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最新更新日:2025/09/19 |
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女子バスケットボール部 新人大会ベスト8
第72回京都府高等学校新人大会が、1月12日(日)・18日(土)・19日(日)・25日(土)におこなわれました。
結果は、 12日(日) 63−43(vs京都女子高校) 18日(土) 67−47(vs堀川高校) 19日(日) 70−37(vs山城高校) 25日(土) 37−166(vs京都精華学園) 25日(土)には、京都精華学園に敗れましたが、19日(日)に山城高校に勝利し、ベスト8進出となりました。 まだまだ課題はありますが、5位‐8位決定戦がおこなわれるため今週末まで試合が続きます。また、たくさんに人に支えられて試合ができていることを自覚し、今週末の試合も頑張っていきたいと思います。 次戦は、2月1日(土)、vs京都翔英高校、2月2日(日)、vs京都西山高校です。これからも女子バスケットボール部の応援、よろしくお願いいたします。 ![]() 1年生「公共」の授業〜社会課題を解決するビジネスを生み出そう!〜![]() ![]() ![]() 生徒たちは10の会社(メーカー、IT、コンサルティング、物流、小売業など)に分かれて、各会社が固有に保有する企業としての財産とビジネスを生み出すのに必要なノウハウを組み合わせて、新たな事業を創造します。しかし、新事業を創造しただけでは利益を生み出しません。新事業の認知を広め、大きくしていくことで初めて資金が得られます。 1回目の授業では、各会社に渡された社会課題カードを読み解き、それを解決するような新事業をどうすれば立ち上げることができるのか、その新事業をどのように広めていくと効果的なのかの仮説を立てました。 「保育中の突然死事故の事例が全国の保育園で年間10件程度あるらしい。うちの会社IT関係だから、アプリ開発とかで解決できるんじゃないかなぁ。」 「うちの会社、情報収集力やオンライン技術の活用で強みがあるから、いけるかも!」 「インターネットで調べてみたら、保育ICT株式会社が幼稚園・保育園向けの保育業務支援システムや睡眠センサーアプリを開発してるらしい!たぶんこれだ!」 「あとは、それをどうやって広めていけるかだね。自治体との連携や政府の支援が必要かも。」 など、生徒たちは会社の社員になりきって議論をしている様子でした! 2回目の授業では、実際に新事業の創出と認知の拡大に向けて、他の会社と競いました。 「キノコ菌床で砂漠緑化ビジネス」 「脱プラスチックの環境に優しい代替素材で海洋保全」 「衛生用品の提供による女性の雇用機会の創出」 「子ども靴の下取りで途上国を支援」 など、生徒たちは様々な新事業を立ち上げ、それを世の中に広めための活動(ブランディング、政府からの支援の獲得、専門家との連携など)を行いました。 授業後、生徒たちに配られていた49枚の社会課題カードについて、それを実際に解決しようとしている49の日本国内の会社が紹介されていました。生徒たちは、社会課題を解決する新事業を生み出し、それを広めるための考え方や行動の仕方について、現実との繋がりを理解し、学びを深めている様子でした♪ ※このワークショップは、株式会社オークジャパンと株式会社プロジェクトデザインが共同開発した「SDGsアウトサイドインビジネスゲーム」を教材として使用しています。株式会社オークジャパンの葉坂様、河合様、渡部様、橋本様、株式会社プロジェクトデザイン社の亀井様、中大路様、ご協力いただきありがとうございました! 1年生「公共」の授業〜あなたは新製品の開発担当者〜![]() ![]() ![]() 生徒たちは6名1組でチームを組み、自分たちが保有する技術(無機化学・熱力学・光学・生物学など16分野)を組み合わせることで新商品の開発にチャレンジします。 このワークショップの難しさは、ただ闇雲に技術を組み合わせるだけではチャレンジが成功する確率が極めて低くなることです。成功確率は12%! 商品開発のヒントになる技術情報や顧客のニーズ情報を分析しながら、何らかの根拠を持って「どの技術とどの技術を組み合わせれば何が生まれるのか」を考える必要があります。 1回目の授業では、どのような組み合わせがあり得るのかをチーム内で話合い、仮説を立てる作業を行いました。 「カーボン・ナノチューブの開発って、有機化学とマテリアル工学と後一つ何が必要だろう?」 「公害病の原因究明には生物濃縮がキーワードらしい。医学や薬学、後、無機化学は必要だよね。」 など、どのチームも議論が白熱していました♪ 2回目の授業では、他のチームと競いながら、実際に「研究し、商品開発し、資金を回収し、また研究をする」というサイクルをシミュレーションしました。 「この組み合わせがダメだったということは、残るは2択しかない!」 「しまった!ロボットアームの技術、商品開発されてた!」 「航空宇宙工学に関する情報を持ち寄って共同開発しようよ!」 「やった!遺伝子工学に関する新情報と技術を手に入れた!」 授業後も議論が終わらず、生徒たちは、仮説を立てて法則を見つける力やロジカルに結論を導く力の重要性について気づくことができている様子でした! ※このワークショップは、教材としてプロジェクトデザイン社が開発した「The Engineers」というビジネスゲームを使用しています。プロジェクトデザイン社の亀井様、中大路様、ご協力いただきありがとうございました! アイデアを形に!スマホアプリ開発ワークショップ(3日目)![]() ![]() ![]() 今日は、昨日に考えた機能を搭載するアプリをMIT App Inventorを用いて開発しました!完成したアプリをご紹介いたします♪ 『京都交通マップ 極 』 バスや地下鉄の情報が1つのアプリで完結。混雑状況や道の特徴を掲載。すべての国の言語翻訳機能が搭載。乗車や下車のルールが一目でわかる。ヘルスケアと連動し徒歩利用者が増加する仕組み。 『組合マッチング』 仕事に特化したコミュニケーションツール。業者と顧客のアイディア交換を容易にする。ネット通販店舗の運営、物品購入がスムーズに。 『Neo City Kyoto GPT』 京都市に特化した道案内アプリ。地元の人や実際に旅行した観光客が口コミを投稿し、それをもとにAIが判断して情報を整理・記憶する。そのデータからAIが判断し、検索したユーザーに必要な情報を表示する。ユーザーが実際に利用したデータに対してレビューを書き、情報を追加し、情報の精度を高めていく。 『Okoshiyasu 京 』 外国人のための京都市観光専用アプリ。多言語対応、各観光地の説明、文化的なルールについての注意点の表示、観光地特化型マップ搭載、アルバム機能「あしあと」。 など、面白い機能を搭載したアプリが完成しました。もちろん、時間切れですべての機能をいれることはできませんでしたが、参加者は「あと少しだけ時間をください!」と最後の最後までブラッシュアップに時間をかけていました。 3日間のすべてのプログラムを終え、参加者ひとりひとりが全員の前で振り返りを行いました。 「アプリ開発に興味があって来たけれど、その土台となる議論の面白さに気づけたことが一番の気づきだった。」 「楽しかった、自分の考えが形作られることが。そして悔しかった、周りの人たちのアイディアやそれを形作る力の高さが。もっともっと学ぼうと思えた。」 「こんなに頭をつかったのは初めてだった。自分の中で、成長したという手ごたえをはっきり感じている。」 誰もが心の中にある充実さを言葉にしていました。 石原正雄先生、武居怜先生、3日間本当にありがとうございました! アイデアを形に!スマホアプリ開発ワークショップ(2日目)![]() ![]() ![]() 昨日は、最後に「京都市の課題」について話し合い、関心に応じてグループ分けを行いました。今日は、そのグループで「あなたが見たい、体験したい、住みたい10年後の京都市」をレゴブロックで表現することから始まりました! ・人々が安心安全に行きかうことができる近未来型の交通ができる京都市。 ・バイオマスなどの再生可能エネルギーを動力に自動運転のバスや地下鉄が動く、環境にやさしい京都市。 ・今と昔の文化的な営みが共存し、各地域の未発見の良いところが次々に発見される京都市。 レゴブロックで表現された10年後の京都市の姿を活き活きと語る参加者の表情が印象的でした! その後、京都市の抱える社会課題の解決にむけ、デザイン思考アプローチについて学び、誰か一人の困り事について具体的に想定する「ペルソナ設定」を行いました。 伝統産業に従事する4代目社長の悩み事、西賀茂に住む30代会社員の悩み事、京都在住10年目のサウジアラビア出身の男性の悩み事、京都観光にやってきたフランス人の悩み事など、各グループで具体的な人物像とその人の悩み事を練り上げていきます。 何になぜ悩んでいるのか。どのようなアプリの機能があれば、それを解決できるのか。同じようなことで悩んでいる人がどれくらいいるのか。イメージ上の人物であるにもかかわらず、議論がどんどん進んでいきました。 困り事と解決策がある程度まとまった段階で、それを実現するスマホアプリのデザインを「紙芝居」の形でつくり、アプリ開発の下準備を終えました。 2日目の後半は、MIT App Inventor(アプリ開発用のプログラム)の使い方を学び、ボタンの配置方法、音声やマップの使い方、ChatGPTの組み込み方などを学びました。参加者からは「おぉ!命令をちゃんと出したら、綺麗な英語の発音で反応してくれるようになった!」「なんかレゴブロックを組み立てる感じと似てる!」とプログラミングを楽しんでいる様子でした! 2日目の最後に、講師の石原先生から、インドの貧困層の子どもたちが作ったアプリの紹介がありました。犯罪に巻き込まれやすい環境にある女性(子どもたちにとっては母親)が、何かあったときにすぐに助けを呼べたり、自分の居場所を知らせるアプリ。ヒンディー語や英語や数学を子どもたちが自分で学ぶことができるアプリ。参加者は、今自分たちが行っていること可能性の大きさに思いを巡らせている様子でした。 アイデアを形に!スマホアプリ開発ワークショップ(1日目)![]() ![]() ![]() このワークショップは、3日間かけて、京都市の地域課題を分析し、課題解決のためのスマホアプリをMIT App Inventorで作成するというプログラム内容です! 参加者は、まずイノベーションとは何かについて学びました。本校の1年生が総合的な探究の時間で学んでいるレゴブロックを用いた対話方法「レゴシリアスプレイ」で、各々が考えている「イノベーション」とは何かを形作り、議論をしていきます。 現在の製品の良さを再発見していく「漸進的イノベーション」、現在の製品から完全に離れて考える「破壊的イノベーション」、そのどちらでもない「第3のイノベーション」という現在の製品づくりの最前線を実際に手を動かしながら学んでいきました。 その後、「第3のイノベーション」の考え方を活用して、京都市の課題について考えました。人口減少と高齢化、産業の停滞と新産業の育成、交通環境の改善、環境問題、文化資源の保護と活用など、参加者は、各々が選んだ社会課題をレゴブロックで表現し、2日目に向けてその課題の本質について議論しました♪ |
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