京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/08/09
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【25期生】卒業生に学ぶを行いました!

 昨日は、本校19〜21期の卒業生58名を招き、在校25期生が話を聞くという会「卒業生に学ぶ」が開かれました。大学での学びやそれに対して必要な心構え、大学在学中や卒業後の目的や目指す生き方を聞くことが目的です。
 この会も、本校の他の行事と同じように、生徒スタッフが中心となって運営されました。まず、卒業生が図書館に集まり、会場はさながら同窓会のような賑やかな雰囲気に包まれました。そして、25期生のスタッフ代表があいさつをしました。小さな世界に留まっていては、将来の展望が開けない、より大きな視野で人生を眺めたいという内容でした。そして、学部系統別に分かれた教室で、卒業生1〜2人と在校生数名から成るグループで、卒業生との分科会となりました。25期生は、大学での学習・研究内容や学生生活、卒業後に従事したい職業などについて、熱心に話を聞きました。また、自分の研究したい分野での学び方や就職状況、今後の学習について、ざっくばらんに質問をしました。2ラウンドの分科会の後、再び卒業生は図書館に集まり、スタッフ副代表がおわりのあいさつをしました。
 今回の会は、25期生にとって、自分の大学生活、将来の仕事や生き方を想像し、志望する大学や学部・学科と、そこで学びたいことを具体的に考える機会となりました。みな、志望する進路へと進み、想い描いた将来を実現するために、教科の学習だけに限らない今後の学校生活全体の中で学びたいことや付けたい力をより具体的に考えるきっかけとなったようです。
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京都市シェイクアウト訓練(一斉防災行動訓練)に合わせて訓練を行いました。

 京都市シェイクアウト訓練(一斉防災行動訓練)の実施日に合わせて、本校でも防災行動訓練を実施しました。
 9:30に校内に一斉放送。大きな地震が発生したことを想定し、その場で、地震の際の安全確保行動「まず低く、頭を守り、動かない」を実践しました。この後、各クラスのHR教室で、行動訓練の振り返りなどを記入し、改めて、地震発生時、自分の身を守るために必要なことについて、確認を行います。
 本日は3月11日。14年前の2011年3月11日14時46分に、東北地方太平洋沖にて大規模な地震が発生。これに伴い、福島第一原子力発電所に事故が発生。大きな揺れ、津波、火災等により、非常に大規模な地震災害となりました。改めて、被害にあわれ、いのちを落とされた方々のご冥福をお祈りいたします。

 本校では、1年生の宿泊研修に岩手県、宮城県、福島県を訪れるコース(国内コース)を設定しています。まさにこの時期に、このコースを選択した生徒たちが現地を訪れ、決して忘れてはならない教訓を様々な施設等の見学や現地研修を通じて受け取り、本校に持ち帰ってくれています。
 地震が非常に多い国・日本で暮らすからこそ、常の備えを忘れることのないよう、これまで以上に避難訓練等の取組を充実させていきたいと考えています。
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京都市立堀川高等学校PTAおよび振興会 改正後の規約について

令和7年3月8日、京都市立堀川高等学校PTAおよび振興会の臨時総会がウェブ会議にて開催され、PTA規約ならびに振興会会則が改正されました。改正された規約・会則は以下のリンクから確認できます。

京都市立堀川高等学校PTA規約(令和7年3月8日改正)
京都市立堀川高等学校振興会会則(令和7年3月8日改正)

京都府公立高等学校中期選抜

 本日は京都府公立高等学校中期選抜につき、在校生は登校しません。
 受検生の皆さん、おつかれさまでした。
 桜の咲く4月に、堀川高校の新たな歴史を紡ぎ出す新1年生(27期生)を迎えられることを心待ちにしています。
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【26期生】いざ、それぞれの水辺へ!宿泊研修結団式

 9日からの1年生の宿泊研修に向けて、結団式がおこなわれました。
 まず、開式にあたって宿泊研修委員の司会から、「源泉回帰」というテーマに関し、26期生としての意義を考え、宿泊研修で何を行動しどう成長したいのかと問いかけがありました。
 それを受けて校長先生から、物事を真剣に聴き必死に考え、場と状況を鑑みて何を行動すべきか思考すること、研修にあたってさまざまな場面でさまざまな人たちに見守られていることへの感謝、リスクを避ける予測、また、物理的にだけでなく、思考、時間、能力において日常の外へ出ることの意義について、お話がありました。
 JTB京都教育旅行センターの所長さんからは、よく寝てよく食べるようにと体調管理につき、海外での習慣や治安の違いにつき、何よりパスポートを、出発前にけっして忘れない、現地で紛失しないようにと、具体的な注意がありました。
 続いて団長である教頭先生からは、付添の先生方の紹介と共に、二点お話がありました。一つは、しおりの巻頭言にこめられた目的と期待へのこだわりを研修で実感し、事後、言語化して振り返ってほしいこと。もう一つは、高い目標をもって研修だけに専心して、解団式で成長した姿を見せてほしいこと。
 そして学年主任の先生からは、人類が進化の過程で樹上生活から草原に下りたときの好奇心よろしく、わくわくしながら見聞を広げてほしい、それを解団式で報告してほしい、ホームステイ先など現地でのあらゆる出会いに感謝してほしいと、お話を戴きました。
 生徒の宿泊研修委員会からは、まず副委員長がスローガンの「水辺のうま」の意義について言及し、現地での知見を吸収するのみならず自分なりに消化して仲間と共有したい、それを新しい興味関心として探究の泉へつなげたいと述べ、さらに、記録に残したものをフォトコンテストなどで表彰する企画があると。最後に委員長は、現地でリアルな英語を学びたいという自己の目的を紹介しなから、知りたいことを事前に源泉回帰して明確にし、自分自身を知る機会にしてほしいと、話をまとめました。
 その後は、コース長を中心にコース別会に移りました。
 ちなみに、各コースのテーマは次のとおりです。
 国内「日本の再発見、自分の再発見」、マレーシア「『多様さ』と『共存』」、タイ「タイの幸せとは」「タイと日本のつながりとは」、台湾「Kinship between Taiwan and Japan」、オーストラリア「GLOCAL」。
 それぞれの場所で「水辺のうま」として、みずから学ぶ、そんな現地研修にしましょう。いってらっしゃい!
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【26期生】春に向かう学年アセンブリー

 3月5日(水)は26期生(1年生)学年団として設定した登校日です。
 午前中に基礎力等を確認するテストを受験した後、講堂に集合。冒頭、進路指導主事の先生より、2年生でより本格的になる「探究基礎」JUMPの課題設定について、ただ自分が好きだ、というだけでなく、自身のキャリアと緩やかにつながっていくようなものであるとよいというアドバイスや、宿泊研修をより良い時間にという励ましの言葉などがありました。
 その後、数学・国語・英語の各教科の先生方より、春の課題のみならず、2年生での授業を見据えたアドバイスや激励の言葉がありました。明日の結団式を経て、9日(日)より随時宿泊研修に出発していきますが、帰国後、4月の始業式まで中々長い春休みです。本日のアセンブリーを一つのヒントに、自身の学習状況や学習課題を踏まえ、より良い時間を過ごしてくれることを期待します。
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【熊本県菊陽町FW】活動報告を行いました!

 3月4日(火)、宿泊研修への準備に取り組む台湾コースのコース別会において、先日、熊本県菊陽町フィールドワークに取り組んだ生徒たちが活動報告を行いました。
 このフィールドワーク実現のきっかけとなった2名の生徒がそれぞれ前に立ち、菊陽町での学びや、それを踏まえて現地研修の訪問地(TSMC台積創新館)にてどのように学びを深めるかについて、報告しました。
 特に、菊陽町での活動報告では、移動中のタクシー運転手の方の話(渋滞など交通状況の激変や乗車する人の様子など変化を実感されていた)や、菊陽町教育委員会、菊陽町教育委員を務めておられる地元人参農家の社長さんから、半導体工場の立地、産業構造の変化にどう向き合うかなどについて、具体的にお話しいただいたことを共有し、生徒たちは熱心に聞き入っていました。
 このような機会をまた設定し生徒たちが外で学べる機会を創出していければと思います。
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【26期生】出発直前!宿泊研修コース別会!

 学年末考査終了の翌日、3月4日(火)。1年生(26期生)は、いよいよ出発があと数日に迫った宿泊研修に向けての、コース別会に取り組みました。
 委員生徒が前に立ち、1日の活動を行程表に沿って全体で確認する「シミュレーション」。タイコースでは、帰国日のシミュレーションに取り組んでいました。行程を確認しながら、自分がどのように行動すれば全体が問題なく動いていくか、ミスやトラブルを回避できるか丁寧に確認します。委員・付添教員・コースメンバー一体となって、出発〜現地研修〜帰国の流れを確認することで、生徒一人一人が「ひとりで行ってひとりで帰る」を実践できると考えています。
 訪問地への直前学習に取り組むコースも。マレーシアコースでは、歴史総合の授業で訪問地「マラッカ」が登場した際に、授業を聞いていた生徒たちから授業者へ依頼があり、訪問地の歴史や価値などについて、改めて深堀りする講演が実施されました。生徒たちは、訪問地についてより深く知り、活動への期待を高めているようでした。
 いよいよ明日は結団式。26期生一人ひとりにとって、良い研修となるよう、応援しています。

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【25期生】学年末考査第1日目

 3階の教室では、25期生(2年生)の学年末考査が始まっています。本日は、数学2、数学研究1及び数学研究α、生物基礎、生物及び生物研究1、物理及び物理研究1、地理探究及び地理研究1と、3時間、盛沢山の試験のあり、ピリリと真剣な眼差しで取り組む姿が見られました。
 尚、26期生(1年生)は、本日が学年末考査の最終日です。来週からの宿泊研修を控え、1年間の学習の総仕上げに力を発揮できたでしょうか。
 さて、ふと2階の3年生のフロアを覗いてみると、まさに「つはものどもが夢のあと」のよう。殺伐とした寂寥感に、卒業していった実感のしみじみとこみ上げてきます。廊下に「合格」の張り紙が一枚。進路実現に向けて24期生への応援は続きます。
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はじまり はじまり

春の息吹が少しずつ感じられる今日、第77回卒業式を挙行しました。

24期生の卒業生たち。前日の予行ではリラックスした様子を見せていましたが、今日の本番では3年間を過ごしてきた堀川高校生らしく、大人の落ち着きを見せ、緊張感を漂わせながらもやわらかな表情を浮かべていました。

各クラスの代表生徒は力強い足取りで壇上に上がり、凛々しい表情で卒業証書を受け取ってくれました。皆勤賞の表彰状を受け取った生徒は、にっこりとした笑顔。3年間の無遅刻無欠席というのは決して容易いことではなく、本当に素晴らしく誇れるものです。卒業生のことばを述べた生徒は、自分の学校生活に通底した「探究」をあらためて捉え、その中にあふれていた「悔しさ」を深掘りし、新しい未来に向けた跳躍を誓ってくれました。卒業記念品として、電子ピアノ一式をご寄贈いただきました。ありがとうございます。目録を読み上げた生徒は、とても元気な返事とはにかんだ表情。卒業生の歌では、24期生全員の素敵な声がアリーナに響きました。とってもあたたかい、想いあふれる卒業式でした。

以下に、卒業式式辞の一部を紹介いたします。長文にて失礼いたします。

保護者のみなさま、お見まもりいただきましたように、卒業生に証書を授与いたしました。この3年間、十分でなかった点やご心配をおかけしたこともさまざまございましたが、本校教育に対して深いご理解と多大のご支援を頂戴いたしましたことに、厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

卒業生たちは新しい学習指導要領によるはじめての教育課程のもと、「自立する18歳」という最高目標に向けて、3年間学びを進め、ここに修了されました。堀川高校が設定した教育課程は、とてもチャレンジングなものでした。力をさらに高めてほしい、個人や集団の価値を輝かせてほしい、目標に向かう荒々しさを備えてほしい。私たちはそのためには何が必要なのかということを、月日をかけて議論し試行錯誤しながら実践を重ねてまいりました。

堀川高校が、生徒たちの居場所であってほしい。混沌としているようにみえるが、それぞれにとってワクワクする時間と空間があり、活動の域や思考の枠が果てしなく広がっている。既成の概念にとらわれず、でこぼこな道を選び、未開の地に足を突っ込んだりしながら歩もうとすることに充実感と楽しみが詰まっている。決して、横並びのありきたりのスピード競争でもなければ、遠回りや突き当たりを否定するスマート主義に陥るのでもない。

心には苦悩や葛藤、違和感といった感情が渦巻く中でも、余裕があり、許容、歓喜、栄光がある。学校というホームが生徒たちを包摂し、集う人々の心と価値、存在をしっかりと、そしてあたたかくつなげている。私たちはそんな環境をつくっていきたいとの想いで、これまで取り組んでまいりました。

卒業生のみなさん、振り返れば3年前の入学式、コロナの感染予防のため、座席を少し離して、マスクを着用し、声を出さずに心の中で歌を歌う。そういった入学式でした。

その3年間のはじまりにあたり、みなさんを「息(いぶき)」と名付けました。においたつ、さざめく、やすらう。ここに24期生という新しい生命が生まれ、3年間の躍動が始まる。息を合わせる。息をのむ。息を切らす。息をつく。そんな変化と刺激、安らぎに富んだ時間を過ごしてほしいと願い、「息」と名付けました。

入学する前の合格者登校日1回目、みなさんと保護者の方に向けたオリエンテーションがありました。そこでは、学年主任の先生からメッセージがありました。3年間を過ごす中で、みなさん1人1人にとっての堀川高校が少しずつ育ち、「堀川高校の卒業生」となって、誇りをもって大きく社会に羽ばたいてほしい、といったものでした。

時は過ぎて3年生の9月。文化祭。台風の接近により、実施が危ぶまれる中、24期生全体を鼓舞しようと、緊急に発行された委員長によるメッセージ。「歩みを止めることなく進み続ける24期生のみんなへ」

一度きりの正真正銘の本番に向けて。
「こんなもんじゃない。強く、大きく、勢いのある息を巻き興そう。」

そこには、月日を重ねてきた堀川高校生の姿があったように感じています。気詰まりな堀川高校を自分たちの手で木っ端微塵にしてやろう、そんな荒っぽさと生意気さ、厚かましさ、私は大好きでした。

1月の激励会。そのときには、I Hear an Owl「フクロウの声が聞こえる」という曲を紹介しました。世の中には二項対立的な側面がある。本当と虚構、混沌と秩序、絶望と希望、孤高と協働、残忍さと慈悲。そういったものが入り混じる世界で、私たちは共存していかなければならない、というメッセージが込められています。

この曲の最後には、「はじまり はじまり」ラララ…、とあります。これから未来を歩んでいくみなさんを応援し、ともに進んでいこうと勇気づけてくれているようです。

これからの人生、いっぱいの難題に出会うことでしょう。そのたびに悩み考え、勤勉に取り組み、楽しむことを忘れず前を見て、心を躍らせながら、自分にしかない、素敵な「らしさ」を、追い求めていこうとし続けるみなさんを、母校である堀川はずっと見まもっていきたいと思っています。

ここに1つ、堀川に大きな歴史を刻んできたみなさんに対し、心から感謝を伝えたいと思います。ありがとう。いよいよ、お別れです。

さきほど、3年前の合格者登校日のことに触れましたが、そのときにはもうひとつ、メッセージがありました。それは、作家である佐藤愛子さんが書いた「少女たちの戦争」という文章の一部でした。

「さようならについて」

人と人が別れるとき、「サヨナラ」というものだと私たちは思っている。しかしよく考えてみると「サヨナラ」といって別れることが出来る別れは倖せな別れだ。私たちが「サヨナラ」を気軽にいえるのは、その人といつかまた会うという安心があるからなのだ。

この学び舎を巣立つ今日、みなさんの「はじまり」を祝して、アトリウムに掲げた「息」の学年旗を、たたむこととします。


卒業式の直後には、卒業生たちの企画による最後のイベントが、アトリウムにて行われました。記憶をさかのぼれば11期生の時、卒業式直後の生徒によるイベントが初めて行われたことを思い出します。卒業生たちが準備し、先生たちや保護者の方々を巻き込んだ“卒業記念式”。すべて生徒にまかせ、先生は何も言わない。行われる年もあれば行われない年もあるこのイベント。当時、うれしくもハラハラしながら時間を過ごしたことが昨日のように感じられます。24期生たちは再び、文化祭の時に躍動したのと同じアトリウムでの「ありがとう」コール。最後の息をさざめかせてくれました。

卒業生たちはここを巣立ち、新しい世界に飛び立っていきます。卒業生たちの記憶の中で、堀川で過ごした時間が、懐かしさとともに少しの誇りを感じられるものであり続けることを願っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。

みなさん、お元気で。さようなら。

橋詰 忍
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行事予定
3/12 2年スタサポ Academic Project発表会 スクールカウンセラー来校日
3/13 2年春の学習会
3/14 2年春の学習会
3/15 京都大学ポスターセッション コミカレ「源氏物語 -宇治十帖-」(岸本久美子先生)
3/17 2年春の学習会
3/18 中期選抜合格発表(10:30〜12:30) 生徒校内立入禁止(〜13:00) 新3年教科書販売
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