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最新更新日:2025/09/04 |
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地学部だより「月面X」![]() 1年生「公共」の授業〜地域共生社会をみんなで創る!〜![]() ![]() ![]() 授業では、「※地域共生社会カードゲーム」を教材に、生徒たち自身が疾病・障害・貧困の状態になる疑似体験を通じて、支援の大切さの理解を深めました。 生徒たちは架空のまちの住人として、市民(IT企業、飲食店、兼業農家など)や事業者(介護職、医者、高齢者向け住宅スタッフなど)、行政(市民課、保健福祉課など)の役割に分かれて、12年間で自分を含めた住民全員が誰も取り残されずに「自分らしく生きがいを持って暮らせること」を目指します。 1コマ目の授業では、「私たちが住みたいと思える地域とは何なのか」について、グループに分かれて話合いをしました。 「小さい子どもも高齢者もくつろぐことができる公園がたくさんあるといいよね。」 「防災対策がされていて、自然災害の危険性が低いと安心して暮らせるね」 「ゴミが散らかっていないとか、夜に一人で歩いても大丈夫とか、治安の良さも重要じゃないかな」など、様々な意見がでていました。 2コマ目の授業では、実際にまちのプレイヤーとして地域共生社会を目指して行動をしました。 自分らしく生きがいを持てている度合いはウェルビーイングポイント(Well-being point)という指標で示されます。ゲームの中では現実世界同様に様々なライフイベントが起こり、新たな出会いや出産などでウェルビーイングが上がることもあれば、自分や家族の病気・別離などでウェルビーイングが下がり、疾病・障害・貧困状態になることもあります。 「ライフイベントカードで障害を抱えることになったから、この場所から動けないんだ、誰か助けて。。。」 「うちのチームは障害を抱えている人を助けるのが使命なんだ、一緒に活動しよう!」 このような会話が教室の様々な場所で聞こえ、支援の動きが広がっていました。自分が元気な時はアクションを実行してウェルビーイングを上げられても、ひとたび疾病・障害・貧困状態になると1人で(他者の助けなしで)そこから抜け出すのは難しいこと、自分が幸福な時は他者が困っている状況に気づきにくいこと、他者のWPを上げて助けるのが難しいことに、生徒たちは気が付いている様子でした。 3コマ目の授業では、私たちの住みたい地域や豊かな地域とは何なのか、地域共生社会という考えはなぜ必要なのか、私にできることは何かをグループで振り返りを行いました。その内容についてご紹介します。 「大きな公園、交通の便の良さ、総合病院、商業施設の充実など、ハード面だけではなくて、子どもも高齢者も障害者のそれぞれが困ったときにすぐに対応できる専門家の確保や、困った人がいたらすぐに助けてることができるマインドを持った市民が増えるような教育というソフト面の大切さがわかった。」 「ライフイベントで経験した疾病や貧困や障害は、実際にこれから自分の身に起きる可能性が高いと思う。ライフイベントにはそれ以外にも自然災害や家庭内暴力やヤングケアラー問題などもあると思う。そうしたことがどんな人に起きたとしても、幸せな人生を確保できるようにするために、地域共生社会の実現が重要なのだと感じた。」 「地域の人とのコミュニケーションをこれからとっていきたいと思った。例えば挨拶をしたり町内会のイベントに積極的に参加したりすることで、地域全体で助け合いを求めやすい雰囲気が生まれると思う。」 3回の授業を通じて、「地域共生社会」の意義や、自分が周りに目を向けること・必要に応じて支援すること・自分が困っていたら一人で抱え込まずに助けを求めることの大切さについて、理解を深めている様子でした♪ ※「地域共生社会」カードゲームは、厚生労働省と慶應義塾大学からの依頼を受けた株式会社プロジェクトデザインと特定非営利活動法人issue+designが共同開発したものです。本授業では、株式会社プロジェクトデザインの亀井様を講師としてお招きし、授業を実施していただきました。亀井様、本校の教育活動にご協力いただきありがとうございました! 女子バスケットボール部 新人大会結果
第72回京都府高等学校新人大会の5位‐8位決定戦が、1月26日(日)・2月1日(土)・2日(日)におこなわれました。
結果は、 1月26日(日) 60−54(vs京都成章高校) 2月 1日(土) 48−64(vs京都翔英高校) 2月 2日(日) 32−126(vs京都西山高校) 4チームでの総当たりで、7位(1勝2敗)という結果でした。 この大会は、部員も顧問もたくさんの人に支えられて試合ができていることを改めて実感した大会となりました。保護者のみなさま、会場に足を運んでくださったみなさま、ご声援のほどありがとうございました。 今年度の大会は新人大会が最後ですが、4月になると新入生が入部し、さらに成長したチームを見せられるよう日々頑張っていきますので、これからも応援のほどよろしくお願いいたします。 ![]() 1年生「情報1」の授業 〜プログラム自由制作課題〜
情報1の授業で行ったプログラミング学習について紹介します。1月末、1年生は10月から学んできたプログラミングの知識と技術を活かし、プログラム制作に挑戦しました。
今回の授業では、生徒たちが自由にテーマを選び、自分のアイデアを形にするプログラムを制作しました。 生徒は以下のようなプログラムを制作していました。 ・数当てゲーム ・素数判定 ・じゃんけん ・あっちむいてほい ・入力された西暦をもとに年号と干支を表示する ・MBTI診断 最初からプログラムが想定通りに動く生徒は少なく、生徒たちは試行錯誤して課題に取り組んでいました。エラーが発生するたびに原因を探り、コードを修正し、再度実行するというプロセスを繰り返していました。 授業の最後には、相互評価の時間を設けました。お互いの制作した作品に触れ、実際に動かしてみたり、感想を共有したりしました。クラスメートの作品を見て新たなアイデアを得たり、自分の作品に対するフィードバックを受けたりすることで、学びを深めることができている様子でした。教室には笑顔があふれ、楽しんでいる様子が見られました。 10月からプログラミング学習を行っていました。生徒はこれまでの学びの成果を十分に発揮してくれました。プログラミングの学習を通して意識したアルゴリズム的思考を、日頃の生活でも生かしてくれればと思います。 ![]() ![]() 探究成果発表会「GCフェスタ」開催![]() ![]() ![]() 紫野高校の総合的な探究の時間「Global Citizenship」では、「自分もみんなも自由になれる」を大きな目標に、生徒一人ひとりが興味のある分野において答えが明らかでない課題を設定し、その課題の解決に取り組みます。2年生の後期にはその集大成として、普通科では企画書を、アカデミア科は論文を仕上げます。 GCフェスタは、各講座で代表に選ばれた2年生の生徒たちが、1・2年生の前で発表する、本校の総合的な探究の時間で年間最大のイベントです。 発表する生徒にとっては、自分が取り上げたテーマに興味を持ってくれた聴衆の前で自分の考えを主張するという貴重な機会になり、聴衆となった生徒たちも質疑応答を行うことでお互いを高め合う場になったのではないでしょうか。 今年度も、立命館大学の川那部隆司先生や課外活動の援農体験で毎年お世話になっている清水農園代表の清水大介様のお二人をお招きし、発表をお聞き頂きました。発表後や閉会式ではお二人から素敵な応援コメントを頂き、生徒たちも大いに励まされたことと思います。 ありがとうございました。 |
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