京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/08/06
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京都市高等学校人権教育研究会冬期学習会 「虐待の淵を生き抜いて 〜虐待防止に向けて私たちにできること〜 」

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2月4日(火)15時〜17時、本校多目的室におきまして、京都市立高等学校の教職員を対象に「虐待の淵を生き抜いて 〜虐待防止に向けて私たちにできること〜」をテーマに学習会を実施しました。
島田妙子先生(一般財団法人児童虐待防止機構オレンジCAPO理事長(関西大学客員教授、兵庫県児童虐待等対応アドバイザー))を講師としてお招きし、島田先生の実体験を通じて児童虐待についての学びを深めました。
冬期学習会は、太山校長の開会の挨拶、講師紹介の後、講演が始まりました。
島田先生は、ご自身の実父母のこと、そして両親の離婚によって父親に従った後、実父と継母から6年間にわたって受けた虐待。2人の兄とともに耐えた壮絶な幼少期の家庭内でおきた出来事、転校を繰り返す小学校時には虐待のことをひた隠しに隠す日々の中である学校の担任から受けた虐待、中には幼少期の島田先生のことを気遣う教員もいたが、家庭内で虐待にあっていることを打ち明けられなかった小学生時代。しかし中学校に進学すると、2年生の時に巡り合った担任の庄治恵子先生(マッハ先生:あだ名)や学年主任、進路主事との運命的な出会いから、心をマッハ先生に許し虐待の事実を認め児童相談所につなげられる出来事を話して下さいました。そして、短期間ながら在籍した児童相談所、その後移った児童養護施設における暮らしぶりをご紹介くださいました。児童養護施設は、その施設にもよりますが当時より改善されており、その状況もお伝えいただき、児童養護施設から通学する生徒を担当することになった際の指導の参考にすることができました。そして、島田先生は、今日家庭内で虐待にあい、場合によっては命を失う児童子どものことを憂い、虐待を受けている子どもたちが児童相談所に繋げられ、救いの手が差し伸べられることを願っているとの思いも述べられていました。
私たち教職員は、小学校時代の島田先生を虐待した担任の教員のお話しにせよ、児童相談所に繋がりがつけられることになる中学校の担任(マッハ先生)、学年主任、進路主事のお話を聞くにせよ、教員が生徒に与える役割の大きさに改めて気づかされ、この職業の重要性に身が引き締まる思いをしました。そして、児童生徒の学校における日常をしっかりと見、虐待が疑われる出来事がおこれば教職員相互で連携を取り合い、子どもの人権を守るために取り組む体制が各校で確立していなければならないことを再確認しました。島田先生は、一般財団法人児童虐待防止機構オレンジCAPO理事長として、私達教職員以外にも日本全国小学校から大学、保護者や行政組織、企業など多方面にわたって講演活動を展開されており、その対象にそった内容の話しを展開されているそうです。その中で、今回は教職員向けとして、私たち教職員が生徒との対応の中で心掛けておかなければならないことをご教授下さいました。
現在、島田先生は、兄(次男)が行っておられた“児童虐待の予防”への取り組みを、兄(次男)の他界に伴ってそれを引継がれています。なお、島田先生の活動は、新聞やメディアに取り上げられ、2019年11月の“クローズアップ+”にも出演され、その場でマッハ先生との再会も果たされております。
ところで、学習会は、島田先生の講演のあと質疑応答に移りました。そこでは、「怒りをコントロールできにくくなっている親にどのようにアプローチすれば気づいてもらえるか。」や「児童養護施設への入所を生徒に進める場合、どのように働きかけをすれば良いか。」という問いかけがなされましたが、それに対して、アンガーマネジメント講座の受講の意義や今日の児童養護施設は決して後ろ向きのものではなくなっているということを理解させることを、社会全体で取り組む必要性をおこたえ下さり、より認識が膨らみました。
最後に、教育委員会学校指導課安達指導主事によって、閉会の挨拶がされ、この学習会を通じて教員としての引き出しが増え、また、教職員の連携がいかに大切かなど、教職員として心掛けなければならないことなどを説かれました。
とても心に刺さる貴重な学びを展開していただき、教育活動に取り組む私たちにとってとても有意義な学習会でした。また、島田先生は、虐待防止のために少しでも多くの方々にご自身の実体験に伴う講演を聞いていただきたいともおっしゃっており、私たちはこの学びを多くの方々と共有できることを願っております。

越境祭を実施しました

1月31日(金)、越境祭を実施しました。本イベントは、本校の「総合的な探究の時間」キャリアゼミ1、2(通称C1ゼミ、C2ゼミ)および、さまざまな課外学習活動の発表会です。
昨年までは午後半日で校内実施してきましたが、今年度は1日開催となりました。開会式直後には、進路の決まった3年次生が後輩に向けて自らの越境体験を語る「越境スピーチ」を行いました。1・2年次生は先輩の貴重な体験談とメッセージに感銘を受けた様子でした。
その後、1年次生は自らの「好き」を探究した結果をグループで発表し、2年次生は社会課題の解決を入り口に、自ら設定したテーマに向けて取り組んだ内容をポスターセッション形式で発表しました。
越境祭実行委員会が提案したスローガン"Break Through Barriers"を合言葉に、生徒たちは普段のゼミ、クラス、学年を越えて発表を見聞きし、意見を交流し、越境体験を重ねていました。全体会終了後に第二体育館で行ったアフターパーティーでは、有志生徒による課外活動をはじめ、本校に在学中の留学生や、京都工学院高校と越境祭実行委員会の合同チーム、東山泉小中学校からのゲストチームなど、過去最多となる20チームがポスター発表を行いました。
学術顧問の先生方や外部連携先の方々も見学に来られ、生徒たちにとって貴重なご意見を頂く機会となりました。

越境祭の感想として、
「学校内だけではなく校外で働く人と連携できたから考え方や視野が広がった。」
「もし越境祭がなかったら自分で気になることについて深く調べることも外部連携したりすることもなかったと思うけど、越境祭のためであったとしても、様々な人に自分たちでインタビューできたことが自分が越境したことだと思う。」
などの声が聞かれました。生徒たちも様々な越境を楽しめたようです。
これらの取り組みを通して培ってきた力を、今後も生かして成長していってほしいと思います。
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寒波がきています

京都市東山区に位置する本校にも寒波が来ています。
5日(水)の放課後すぐには雪が風で舞い上がっていました。
みなさん、登下校には気をつけてくださいね。
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HELLO Village 市民向けイベントのお知らせ!

   2024年度市民向けイベント「Learning to 愛(Ai) A.I.」

 おかげさまでHELLO Village(英語村)も9年目を迎えて、これまで以上に充実した取組みを進めています。今年度も多くの生徒たちがランチタイムや放課後、そしてイベントが行われるごとにHELLO Villageを訪れています。彼らはALTや留学生たちとの英語でのコミュニケーションを通じて、世界をつなぐ「越境者」としての力を着実に培っています。HELLO Village では開村当初から地域のみなさまにも同様の様々な文化的な体験をしていただきたいと考え、英語で行われる一般市民イベントを開催してきました。今年度(2024年度)は2月に開催する運びとなりました。

 今年度のタイトル「Learning to 愛(Ai) A.I.」は私たちの生活の中で年々身近になってきているAIについてです。この状況に不安になる一方で私たちが恩恵をこうむるAIの素晴らしい利用法もたくさんあります。このイベントではALTによるAIについてのプレゼンテーションを楽しみ、AIの良いところ悪いところについて話し合います。その後、様々なタイプのAIについて知り、AIの生活や社会を豊かにするような活用法について考えていきます。

ALTやボランティアスタッフが優しくサポートしてくれますので英語が苦手な方も是非ご参加ください。以下に過去の一般市民イベントの様子も掲載しておりますので、ご覧ください。

日 時:2025年2月22日(土)午前10時〜11時半     
場 所:京都市立日吉ケ丘高等学校 HELLO Village  
参加者:一般市民希望者 (定員20名)*定員になり次第締切
                   (本校ホームページに掲載)
参加費:300円(お菓子と飲み物代)   
参加ご希望の方は以下のリンクよりお申込みください:
            
       https://forms.gle/JqSSqmSzKM3KKACKA

また電話での申し込みも受け付けております(TEL:561-4142)。 
京都市立日吉ケ丘高等学校英語村事務局  


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2年研修旅行(オーストラリアコース)の準備が進んでいます

1月28日(火)の放課後、2年次生研修旅行オーストラリアコースの事前準備として、現地高校との学校交流で行う日本文化ワークショップのリハーサルを行いました。
生徒たちは13グループに分かれ、それぞれに日本文化を紹介する交流プログラムを用意しています。この日は、けん玉・こま回し・あやとり・茶道を紹介するグループがそれぞれ実演形式で練習を行いました。
生徒たちは、教員やALTの先生にアドバイスをもらいながら、どのように現地高校の生徒に楽しんでもらいながら日本文化を伝えられるか、試行錯誤をしていました。
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『京都府学校文化・芸術祭−第56回教育美術展覧会』が開催されます。

2月1日(土)、2日(日)の2日間、
京都市京セラ美術館にて『京都府学校文化・芸術祭−第56回教育美術展覧会』が開催されます。

本校生徒33名の作品も展示されます。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りご高覧いただけると幸いです。



会期:令和7年2月1日(土) 10:00〜18:00
         2日(日) 10:00〜15:00
会場:京都市京セラ美術館
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サタスタ+同好会所属生徒による学習還元会

サタスタ+同好会(希望進路の実現に向けて、土曜日補習や学習計画作りを行う同好会)の3年次生による、1・2年次生を対象とした学習還元会を1月より定期開催しております。
今回は古文の用言や助動詞などの文法を基礎から学び直すことをテーマに開催され、受験を意識し始めた2年次生が参加しました。
先輩から勉強を教えてもらうことで、フランクで和気あいあいとした雰囲気で学習することができていました。
サタスタ+同好会では希望進路の実現だけで終わらず、学習した知識や経験を繋いでいく活動を行っています。
今後もチーム日吉ケ丘として、生徒一人ひとりの進路実現に向けて活動して参ります。
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新たに留学生を迎えています!

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1月20日(月)より、新たに留学生1名が日吉ケ丘高校で皆さんと一緒に勉強しています!
 
  ダニエラ ベアトリックス サンティアゴさん 
  Ms. Danielle Beatrix Santiago
     
     期間 :2025年1月20日(月)〜2月3日(月)

     出身地:フィリピン

     在籍クラス:1年1組

On January 20th, Hiyoshigaoka High School accepted a new
exchange student, Ms. Danielle Beatrix Santiago from
the Philippines. She is in a freshman class, learning Japanese and
Japanese culture and enjoying communicating with her classmates. Her interests include music, gaming, outdoor activities, reading,
and many more.

【女子バレー部】京都府高等学校バレーボール新人選手権大会 京都府南部予選会

1月26日(日)に京都産業大学附属高等学校にて京都府高等学校バレーボール新人選手権大会 京都府南部予選会が行われました。

本校は京都府立向陽高等学校と対戦し、0-2で敗退しました。

当日はたくさんの保護者の方やOGの先輩方が応援に駆けつけてくださいました。
ありがとうございました。
悔しい結果にはなりましたが、この悔しさをバネにインターハイ予選に向けて日々練習に励みたいと思います。
今後とも応援よろしくお願いします。

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今熊野商店街の新春もちつき大会ボランティアに参加しました

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1月31日(金)に本校で開催する、探究活動の発表会・越境祭に向けて、生徒たちは準備・練習に取り組んでいますが、外部の方と関わり、他者とともに課題解決に取り組む活動の一環で、二年次生が学校周辺の今熊野商店街 新春もちつき大会ボランティアに参加しました。杵と臼でおもちをつき、お餅でお雑煮を作って、来られた方々に配るのを積極的にお手伝いしました。もちつき大会では、様々な職種、ご経験をお持ちの地域の方々とも交流し、非常に貴重な経験となりました。商店街の皆様も大変喜んでくださいました。この取組への参加は、昨年生徒たちがインタビューに訪れた際、今熊野商店街振興会の浦田さまにお誘い頂き、実現したものです。生徒たちには発表や今後の生き方にも生かしていってほしいですし、本校としても今後も地域の方々とのつながりを大切にして参りたいと思います。
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行事予定
2/11 建国記念の日
2/12 バレンタインイベント SC
2/13 火曜授業
2/14 午前中45分授業(1237限授業)・大掃除(選抜前) 13:30完全下校
2/15 生徒登校禁止

学校教育目標・経営方針

教務部より

保健部より

学校より

部活動

生徒心得(校則)について

『京都市立日吉ケ丘高等学校「学校いじめの防止等基本方針」』

京都市立日吉ケ丘高等学校
〒605-0000
京都市東山区今熊野悲田院山町5-22
TEL:075-561-4142
FAX:075-551-9046
E-mail: hiyoshi@edu.city.kyoto.jp