最新更新日:2025/01/15 | |
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冬のGC特別講座その2
24日(火)〜26日(木)も引き続きGC特別講座が3講座実施されました。
講座(3) 持続可能な社会を実現する企業の取組 (株式会社SISON'S代表取締役 岡田康介さん) 3度目のご講演となる岡田さん。この1世紀以上の間、無尽蔵に資源が産出されることと右肩上がりに成長が続くことを前提とした資本主義社会の地球との関わり方は「大人」が犯した間違いであり、次世代の若者や子供には何の責任もない、そんな若者に、過ちに気付いて何とか挽回しようとする大人たちの動きを知ってほしいという熱い思いから、今年もさまざまな企業の取組をご紹介くださいました。 生産者や加工者が搾取されず正当に報われること、動植物や自然が適切に尊重されることを重視したブランドやメーカーの取組、おかしいことを何とかしようと声を上げれば必ず耳を傾けて助けてくれる人が現れるという励ましなど、岡田さんの本気が伝わるお話に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。議論(argument)の重要性やコツについての助言もあり、大いに勇気づけられていました。 講座(4) 『源氏物語』恋愛講座 (京都先端科学大学教授 山本淳子先生) 山本先生は今年大河ドラマ『光る君へ』各回の補足的コラムの連載も毎週しておられたとのことで、たいへんお忙しい中ご講演いただきました。質問に「YES/NO」で答えていくと自分が『源氏物語』に登場するどの女性と同じタイプかがわかる「あなたはどの女君?」チャートの紹介というユニークな導入から、物語の主人公である光源氏がどんな女性たちとどのように関わっていったのかをたいへんわかりやすく、かつドラマチックにお話しいただきました。 「恋と愛の違いは何だと思う?」というドキッとするような質問を投げかけていただいたところから、光源氏が人生において経験した「恋」と「愛」それぞれの趣や辛さの考察、作者である紫式部自身の経験との重なりについてのお話など、改めて『源氏物語』をきちんと読んでみたいと思わせてくださるような内容でした。 講座(5) だから、社会学をやろう〜「推し活」からセカイが見える〜 (四国学院大学助教 板倉享平先生) 前半では、社会学とは何かについて、「『最近の若者は恋愛をしないらしい』と言われますが……」「『働いてる』ってどういう意味?」などの具体的な例を交えながらわかりやすくご紹介いただきました。文系の学問ですがかなり数学を使うんですよ、というような鋭いお話もありました。 後半は日本のアニメがどのように海外で受容されてきたのかを1970年代まで遡ってご説明いただくという新鮮な知的刺激のあるお話から、最後は「文化」の役割とは何なのかを考えるというところに行きつき、何気なく使っている概念も本当はよく知らないという気づきがありました。今後ますます複雑になっていくと思われる「社会」を理解しようとするうえで、社会学という学問の必要性はさらに高まっていくのではないか、というお話にも納得でした。 各講座でお世話になった講師の先生方、本校の生徒に貴重なお話をありがとうございました! 写真上:岡田さん(株式会社SISON'S 代表取締役) 写真中:山本先生(京都先端科学大学教授) 写真下:板倉先生(四国学院大学助教) 3年生共通テストシミュレーション実施
12月23日(月)、24日(火)に3年生共通テスト受験者を対象に、校内で共通テストシミュレーションを実施しました。本番通りの科目の順番で問題を解き、試験合間の待機時間の感覚をつかみ、生徒たちは本番の共通テストのイメージができたようです。試験が終わった後に、問題の解き方や考え方について、それぞれが意見や感想を述べ合う姿も見られました。共通テスト本番で、これまでの勉強の成果を確実に発揮することができますように。頑張る受験生たちを学校全体で応援しています。
【吹奏楽部】アンサンブルコンテストで銀賞
12月22日に八幡市文化センターで実施された京都府アンサンブルコンテストに、金管8重奏が出場し銀賞を受賞しました。
目標とするところには一歩及ばずでしたが、審査員から「とても明るく活気に満ちた演奏でした」「全体的にはよくまとめられた演奏でした」などの講評をいただきました。今回の取り組みで8人が学んだことを吹奏楽部全体で共有し、部員全員で良い音楽づくりに取り組んでいきたいと思います。 次の本番は卒業式です。3月29日には、現在進路実現に向けて頑張っている3年生も合流しての定期演奏会を開催します。基礎を大切にし、聴く人に喜んでいただける演奏ができるよう頑張って参りますので、これからもご支援のほどよろしくお願いいたします。 2年アカデミア科で第2回即興型英語ディベートを実施しました!
冬季補習期間中の23日(月)、2年生アカデミア科で夏季に引き続き、株式会社ヒューマン・ブレーン様のご協力でパーラメンタリー・ディベート(即興型英語ディベート)に取り組みました!
今回は英語での発信力、論理的思考力、幅広い知識やその知識を活用したコミュニケーション力をさらに高め、将来的に多様な背景を持った人と理解し合い、協同で物事を進めていくことのできる土台を作ることを目標に掲げ、夏よりも一歩前進したい意欲のある希望生徒が参加し、熱気のある講習となりました。 SNS should be banned under 18. (18歳以下はSNSの使用を禁止すべきだ。) Voting should be mandatory. (投票を義務化すべきだ。) 上記2つの論題のディベートに取り組みましたが、2回目とあって、生徒たちは白熱。深く噛み合った議論をしたいがために時折熱くなってしまったり、お互いのフィードバックの時間にも議論に踏み入ってしまったりといった場面もありましたが、そこは普段は仲のよい友人同士、最後はノーサイドの握手で終わりました。 宿題廃止論や制服廃止論など高校生活に寄せたテーマを扱った夏季はもちろん、より実社会に関わるテーマにチャレンジした今回も、生徒たちは躊躇うどころか、一層意欲をかき立てられたようでした。 1つ目の論題は「対人コミュニケーションはどうあるのが望ましいか」、2つ目の論題は「どちらのほうが民意をよりよく反映できるのか」を論点に取り込み、真剣にディベートに取り組んでいました。 アカデミア科目標の「自由闊達に議論する」素養を身に付けつつある生徒たちの姿が、大変頼もしかったです。 冬のGC特別講座始まりました!
キャリア意識を高めたり、SDGsに関する視野を広げたりする目的で実施しているGC特別講座が、冬季も23日(月)から始まりました。初日の今日は2講座開講されました。
講座(1)本校卒業生に聞く! 国家公務員の仕事 (法務省大臣官房人事課 河内 創さん) 本校2013年度卒の河内さんをお招きし、自身のキャリアを築くにあたってきっかけとなったヒトや本との出会いや国家公務員へ至る道のりをご紹介いただいたのち、ご自身が手掛けられた法務省での仕事内容とやりがいについてもお話しいただきました。誰もが機会の平等を享受できる社会作りに貢献したいという志を、国家公務員として貫いている姿が本当に素敵でした。 遠路はるばる霞が関から本校まで帰ってきて後輩たちに語っていただいたお蔭で、参加生徒たちは将来に思いを馳せ、モチベーションの上がる学びの多い時間を過ごすことができました。 講座(2)クリエイティブな人生の作り方〜世界中からインスピレーションを集めて〜 (without invitation代表・Design Strategist 金田謙太さん) 学生時代に抱いた「違和感」をそのままにせず、常にご自身の興味関心を大切にして「すぐやる」ことを続けてこられたご経験を踏まえ、「まずは自分の感性で考えること」と「自分だけにしかわからない自分の気持ちを大切にする」ことの大切さを強く伝えてくださり、本当は答えがないものについても答えっぽいものを示してくれる「社会(の常識)」や「SNS・AI」と「一緒に戦おう」というエネルギッシュなメッセージをいただきました。後半は長時間丁寧に生徒の質問にお答えくださり、自分で考え判断するためには自分自身をよく知ることも大事であり、ご自身の場合はスマホの電源を切って自分と向き合う時間を作っておられるということなど、具体的な行動についてのアドバイスも多くいただきました。「一歩踏み出す」ためのヒントをいくつもいただけた講演会でした。 ご講演いただいた河内さん、金田さん、大変ありがとうございました! 写真上:河内さん(法務省大臣官房人事課) 写真下:金田さん(without invitation代表) 1年生「公共」の授業〜経営を学ぶワークショップ〜生徒たちは、6チームに分かれ、手元にある経営資源を表すカード(資源カード・ビジネスカード・お金)をどのように使っていくのかを考え行動します。 最初、配布されたカードを目の前にした生徒たちは、そのカードにどのような価値があるのか分からない状況や、どのように事業を立ち上げていくべきか分からない状況に戸惑います。 「この会社の目指すべきものって何だろう」「どんな役割分担が必要だろう」「情報共有をどのようにしたらいいだろう」 生徒たちは戸惑いながらも、事業を立ち上げて会社を拡大させるために、手探りで議論をし、他のチームと交渉をしていきます。 生徒たちは、自分たちが欲しいカードは他のチームが持っている場合が多いため、効果的に交渉をまとめる必要があり、普段とは異なるコミュニケーション能力が求められます。 1回目のゲームが終了後、2回目に向けて各チームで振り返りを行いました。 「1回目はメンバーの持っている強みを生かしきれなかったから2回目はしっかりと役割分担しよう!」 「1回目は1つの事業の立ち上げにこだわりすぎて、他チームに対して厳しく対応してしまい、ビジネスの機会を失った。2回目は臨機応変に、WinWinの関係を大切にしよう!」 「後半になると資源が枯渇して交渉できなくなる。最初に小さな事業を始め、その後M&Aで他チームから会社を買取り、専門商社か総合商社を狙おう!」 など、各々のチームが対話を深めていました。 2回目では、どのチームも1回目の反省を活かし、ほとんどのチームが2回目を超える成績を残しました! ワークショップを通じて、「経営資源を効率的に機能させるには何が必要か」「1+1を2以上にするためにどのようなチームワークが必要か」「自分の強みや弱みに気づき次に活かすにはどうすれば良いか」などについて学び、実践することができていた様子でした♪ ※「The商社」は株式会社プロジェクトデザイン社が開発したものであり、昨年度に引き続き、紫野高校での授業実施にご協力をいただいております。 受験人数制限入試合格者激励会
本日12/18日(水)の放課後に「令和7年(2025年度) 受験人数制限入試(指定校推薦)の合格者29名に「受験人数制限入試合格者激励会」を行いました。
北村校長先生から、温かいお言葉と貴重なお話をいただきました。今回のお話は29目にの生徒の心にとても響いていました。その言葉を大学入学してから、そして大学4年間、心に残り続けることだと思います。 最後になりましたが、「令和7年(2025年度) 受験人数制限入試(指定校推薦)の合格者29名」に対して、「合格おめでとう」という言葉を送りたいと思います。 シュバリエ留学生を京都駅にてお見送り Farewell to Chevalier Exchange Students at Kyoto Station
本日の早朝、京都駅にて、本校に10日間ホームステイをしたシュバリエの生徒たち、先生方を見送りました。それぞれの家族が大切な友人とのお別れを惜しみました。
本当に良い出会いの機会になりました。ホームステイを受け入れていただいたご家族に、本当に感謝です。 一期一会の出会いに感謝して、これからもお互いにそれぞれの道で頑張ってもらいたいですね。「さよなら」ではなく、「また逢う日まで!」 Early this morning, we saw off the Chevalier students and teachers at Kyoto Station, marking the end of their 10-day homestay with us. Each host family bid farewell to their cherished friends, treasuring their final moments together. It was truly a wonderful opportunity for meaningful connections. We are deeply grateful to the host families who welcomed the students into their homes. Let us appreciate this once-in-a-lifetime encounter and encourage each other as we continue on our own paths. It’s not “goodbye” but “see you again!” シュバリエ留学生お別れパーティー Farewell Party for Chevalier Exchange Students
シュバリエ生のお別れパーティーが開かれました。
両校からの代表者のスピーチに始まり、記念品の交換や生徒会のレクレーションが催されました。PTAの方々が用意してくださった軽食に舌鼓を打ちながら、一緒に過ごせる最後の時間をみなさん各々に楽しみました。 最後にはシュバリエ生が「上を向いて歩こう」を日本語で歌ってくれるというサプライズもあり、場は大いに盛り上がりました。 あっという間の一週間でしたが、時間の短さに見合わないくらい、お互いが固い結びつきを実感できたのではないでしょうか。 シュバリエの皆さんは明日の朝、京都を立ちます。お別れは悲しいですが、また会える日を楽しみにしたいですね。 A farewell party for the Chevalier students was held. The event began with speeches from representatives of both schools, followed by an exchange of commemorative gifts and recreational activities organized by the student council. While enjoying light refreshments kindly prepared by the PTA, everyone cherished their final moments together in their own ways. At the end, the Chevalier students surprised us by singing “Ue o Muite Arukou” in Japanese, which greatly lifted the atmosphere and brought the party to life. Although the week flew by so quickly, I believe both schools felt a strong bond that far exceeded the short time we spent together. The Chevalier group will leave Kyoto tomorrow morning. While we are sad to say goodbye, we look forward to the day we can meet again. 卓球部だより
12月14日(土)にOB・OG交流会を開催しました。
計7名のOB・OGの方々が来てくださって、現役生と交流試合を行いました。 技術面においてたくさん学ぶ機会になりましたし、紫野高校卓球部を長年サポートしてくださっている方々とお話しできて、精神面においても次の試合に向けて弾みをつける良い一日となったと思います。 |
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