最新更新日:2024/12/27 | |
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文化祭準備の様子(3)
本日28日(金)から3日間本校は午前中授業となり、午後からは文化祭準備を行います。また文化祭前日の7月3日(水)は、終日準備日となり、4日からの文化祭本番を迎えることになります。
舞台美術としての背景や大道具などの制作は、各ホームルーム教室の前廊下いっぱいを使って、色塗りや組立などを行っています。先週から比べると格段にクオリティの高い舞台美術が出来上がってきています。 あと文化祭本番まで6日。生徒たちには体調をしっかり管理して、学習と行事の準備に挑んでほしいと思います。 (写真上:体育館でのリハーサルの様子) (写真下2枚:部活動発表のための練習の様子) 京都市及び西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)との取組(情報 l :1年)1年生の情報 l 授業にて、5月末から取り組んできたJR京都駅の課題解決グループワーク。最終日、京都市とJR西日本の方々に向けて、グループで考えた解決策をプレゼンテーションしました。 問題点を分析して解決策を考案するだけでなく、それを他者に価値ある情報として提供するプレゼンテーション能力も、社会に出たときには大きな強みとなります。しっかり聴講者に目を向けて、大きな声でゆっくり話す。問いかけをしたり、その場で挙手してもらったりして聴講者を巻き込んで興味を惹く。頭では理解していても、実際に人前に立つと大人でもなかなか難しいものです。 講評いただく京都市とJR西日本の方々を前に、普段の授業とは異なる空気感の中で緊張したとは思いますが、どのグループも自分たちが考えた解決策をしっかりと伝えることができました。 生徒からは「緊張したけど楽しかった」「JRの方が真剣に聞いてくださって嬉しかった」「今回の課題を通して、普段何気なく使っていた駅にも色々な工夫があることが分かった」などの声があり、とても有意義な取り組みになったのではないかと思います。 発表して終わりではなく、しっかり振り返りを行って、今後の様々な取り組みに今回の経験を役立ててほしいと思います。 「なぜ?」の重要性を学ぶ(3年AFコース:探究F)3年生アートフロンティアコースの総合的な探究の時間「探究F」授業では、高大連携の一環として自己のキャリアデザインを描くことを目指して、起業家や大学の先生方を定期的にお招きしています。 25日(火)の授業では、大阪成蹊大学から芸術学部長の糸曽先生にお越しいただきました。アニメーションや実写映像が専門分野である先生から、クリエイティブ分野を目指すことになった幼少期のきっかけのお話や、アニメーションやゲーム業界でのお仕事のプロセスをご紹介いただき、ものづくりにおける「なぜ?」という視点の重要性についてお話し頂きました。 生徒の振り返りでは、「伝えたい内容や相手に合わせて目標をたてて、ブレないことが大事だと思った」「(アニメーションで)ひとつの動きに対して様々な意味付けがあると分かり、分析的な見方が理解できた」などの感想がありました。 アニメ業界の最前線でどのような方々がどんな風に働いていて、どうやって作品が出来上がっていくのか、リアルな現場の雰囲気を感じることができました。 1年生 「言語文化」の授業
1年生の国語の授業では、「枕草子」を扱う単元を学習しています。
この授業の一環として、本日の授業では、校舎内の風景を写真に撮り、現代版「枕草子」を執筆するという授業を行いました。 清少納言が「をかし」と感じたことを参考に、生徒自身が「をかし」であると思う風稀有や対象物の写真を撮ってきて、どこがどのように「をかし」であるかを書くという課題でした。 生徒たちは、校内を歩き回って写真を撮り、課題に取り組みました。 それぞれが書いたものは全体で共有されます。どのような「をかし」の作品がでてくるのか、みんなでの交流が楽しみです。 「京都市会×美工デザイン専攻」連携授業
3年生デザイン専攻の実習 ll 授業では、デザインの社会的な役割について見方や考え方を深めたり、より実践的なデザインスキルを向上させるため、毎年校外連携授業を行っています。今年度は京都市会より市会周知ポスターデザインのご依頼を受け、4月より取り組んできました。
先週21日、京都市会本会議場において、その最終プレゼンテーションとしてデザインのコンセプトや制作のプロセスなどをひとり3分の発表にまとめ、市会議員の代表の方に向けて作品をアピールしました。本会議場での発表は、校内では体験できない緊張感がありましたが、他者に伝わるような言葉選びや話す順番に気をつけながらプレゼンテーションをしている様子が印象的でした。また、プレゼンテーション後は、議員の方から感想や励ましの言葉をいただきました。 今後、全議員の投票によりポスターとして採用されるデザイン選定が7月上旬に行われ、9月上旬には採用される4作品のポスターが市バス・地下鉄、市内公共施設等で掲示されることになっています。生徒にとってこの機会は大きな意義ある取組になったことと思います。 ●関連記事 → こちら 6月 ブックトークを開催24日(月)昼休みに6月のブックトークを校内で開催しました。 今回は、先日図書委員がブックハンティング(選書会)を行い、各自が選んだ本や、図書館のおすすめの本について語ってもらいました。各クラスの図書委員から紹介された9冊の本は、どれも興味深く、様々な分野にわたっています。 3年生のある図書委員は、美術工芸科の東洋美術史の授業を聞き、東洋美術と西洋美術の違いを学びました。そして、他の考え方も知りたいと思い、本を選んだそうです。 本日紹介された本は、新着図書と一緒に、今後図書館に配架されるということです。 在校生の皆さん、図書館に足を運んで、ぜひ手に取ってみてください。 なお、図書館では現在「第70回青少年読書感想文全国コンクール」応募作品を募集しています。課題図書だけでなく 自由図書でも応募できます。校内締め切り日は8月28日(水)までとなっています。詳細は、図書館だより6月号を見てください。 海外短期派遣研修「Bridge to Boston」 帰国報告会を実施
6月20日(木)、京都市教育委員会教育委員室にて、昨年度末の3月に実施した海外短期派遣研修「Bridge to Boston」の報告会を行いました。京都市教育委員会からは、東教育政策監、菅野指導部担当部長、清水指導部顧問、小枝学校指導課担当課長をはじめ多くの関係者のご出席をいただきました。
開式後、本校校長挨拶、生徒及び引率者紹介のあと、派遣生から研修で印象に残ったこと・学んだこと、研修を通した自身の変容、研修での学びを今後の学校生活や将来にどのように活かしていくか等について派遣生一人ずつが、スライドを活用しながらプレゼンテーションしました。 プレゼンテーションの最後には代表生徒から、「7月19日に辞しする校内報告会でBAA(ボストン・アーツアカデミーの略称)の生徒から学んだ精神を伝える事で生徒と先生の関係性を変えていきたいと考えています。つまり、先生から学ぶのではなく、自主的に学んだ事を先生に伝えられるような関係です。そして、海外の同世代の生徒達に目を向ける事で学校全体でグローバルマインドを育てていきたいと考えます。言葉では伝え切る事のできない程の体験をボストンでする事が出来ました。ボストン美術館に足を踏み入れた時の感動は今でも鮮明に思い出されます。このように実際に目で見て耳で聞いて、五感を使って初めてわかる事がボストンには沢山ありました。この私たちの感動を是非、在校生、特に1年生そして更に次の世代の後輩へ繋いで行きたいと思っています。これからもボストンと美工、そして美工だけでなく日本の架け橋として尽力して行きます。本当にありがとうございました。」という言葉で締めくくってくれました。 その後、委員会の方との懇談会があり、終始和やかな雰囲気の中、様々な質問などに生徒は丁寧に答えていました。 派遣生をはじめ、在校生にとってこの取り組みは非常に貴重なものであり、アートを学ぶ生徒たちにとって有意義なものであると考えています。7月19日には在校生向けに報告会が予定されています。本校としては来年度以降も引き続きこの交流派遣に取り組んでいきたいと考えています。 平田オリザ先生が演劇ワークショップを開催先週末の22日(土)、本校の学校運営協議会理事であられる平田オリザ先生をお招きして、演劇の講義やワークショップを行っていただきました。 本校は毎年文化祭において全学年全クラスが創作劇を上演しています。平田先生には昨年度、現2・3年生対象に演劇ワークショップを開催していただいています。そこで今回は初めて創作劇にチャレンジする1年生を対象に希望者を募り、「演じるってなんだろう?」というテーマでワークショップ等をお願いしました。 平田先生からは、クラス劇を創作する上で各役割同士の対人トラブル対策と合意形成について、演劇を通して文化の多様性やグローバルコミュニケーションの大切さ、多文化共生社会における意味を考えるような講義をいただいたほか、コミュニケーションを深めることや演技力UPにつながるワークショップを行っていただきました。 参加した1年生の多くは、これまで演劇を創作することは初めての経験であり、どのようにしたらクラスメイト同士のコミュニケーションが上手くいくのか、観ている人にどのようにすれば伝わるような劇ができるのかなど、大変参考になるお話とワークショップを体験し、生徒たちのモチベーションがさらに上がったように思えます。 生徒たちからは「クラス劇を少しでも良くするため、今回平田先生からレクチャーしていただいたことを活かしたい」などの感想を聞くことができました。 文化祭クラス劇上演まであと10日間程度となりました。少しでもこの機会が生徒たちにとって意義あるものになったことを願っています。 京都市・乙訓地域公立高校合同説明会にて受検相談会を実施6月22日・23日の両日、みやこめっせにて京都市・乙訓地域公立高校合同説明会が開催され、多くの中学生の方や保護者の方にご来場いただきました。 本校ブースにも中学1年生から3年生まで、本校受検を考えている方、普通科高校と迷っている方、いろいろな高校の情報を集めている方など、多くの中学生や保護者の方に来ていただき、説明をさせていただきました。 今後、本校では様々なオープンスクールを予定しています。ホームページから申し込みができますので、受験を考えている方やご興味がある方にご参加していただければ幸いです。(各オープンスクールのご案内や申込情報は、約1か月前にホームページにアップさせていただきます。) 文化祭準備の様子(2)
生徒たちは文化祭準備のため、今週と来週の土・日に登校し、劇練習や大小道具、背景、衣装などの制作を行います。
本校では文化祭において全クラスが創作劇を上映します。各クラスでは生徒たちが、自分のできること、やりたいことをよく考え、脚本係、舞台監督、演出係、衣装係、音響係、大小道具・背景制作係などの係を分担し、一つの劇を創作していきます。 制作過程を通じて、他者とかかわることで学ぶことは多岐にわたり、リアルなコミュニケーションを通じながら多様性(他者を尊重することで自分自身も大切にする心を持つ)とは何かを考えることになります。 また演劇は総合芸術であるとともに、これからの社会で必要な力を身に付けるために意義ある分野です。特にアートを学んでいる本校生徒にとって、大変有意義な取り組みとなっています。 |
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