11月8日(金)に、第26回教育研究大会を本校にて実施しました。この大会は、京都市立高等学校教育改革のパイロット校に指定された本校の教育活動を公開し、ご指導とご助言を仰ぐとともに、よりよい高等学校教育の実現に向けて活発な交流を行うために開催するものです。
今回のテーマは「適切な自己評価、自己分析をし、行動に移すことができる生徒の育成」とし、学びの意欲と自己調整力を高めるための取組などを報告する全体会に加え、研究授業や公開授業、および教科別分科会を実施しました。
午前中に、国語・地歴公民・数学・理科・英語の各教科において、本校教員による研究授業・公開授業を行い、昼休みをはさんで、午後から、各教科の分科会を行いました。北は北海道から南は沖縄まで、本当に多くの皆様にご参加いただき、特に各教科の分科会では、活発な意見交換を行うことができ、本校教育活動に対し非常に多くの示唆やアドバイスをいただけたと思います。
新学習指導要領及び新教育課程の完成年度とあって、各教科とも高等学校の3年間を通しての指導がどうであったのか、とくに、生徒の主体的に学習に取り組む態度をどのようにはぐくみ、また、評価するかなどについて、振り返るとともに今後を展望するために、たいへん有為な意見を交換することができました。
難しい課題は山積していますが、挑戦してまだ達成できていないところを共有していく、そのような課題発見のための議論を、ご参加戴いた多くの先生方の貴重なご助言によってなし得たことに深く感謝しています。
結びの全体会では、とくに、愛知県立旭野高等学校、鹿児島県立鶴丸高等学校の先生から自校の取組や現状について発表いただくとともに、短い時間ではありましたが、様々なご意見と質疑を賜りました。
ご参加いただいた先生方、本当にありがとうございました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。