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最新更新日:2025/09/11 |
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【10/26(土)開催】第18回京都城巽音楽フェスティバルのご案内![]() この催しは、地元の城巽(じょうそん)学区のみなさんと本校とがいっしょに創り上げる音楽祭で、今年で18回目となります。音楽ホールで13時から16時30分過ぎまで、たくさんの団体が次々に演奏を披露します。 本校のオーケストラ・合唱はもちろん、本校PTA音友会コーラス、本校を拠点に活動する京都市少年合唱団と京都子どもの音楽教室が出演。そして、城巽学区からは、コロナ禍の間活動を休止されていた「城巽コーラス」さんのステージが復活しますし、昨年初めてご登場くださった小出大道さんが今年もコントラバスを聴かせてくださいます。 入場は無料です。 どうぞお気軽にご来場ください! <次のブログ更新は、後期スタートの10月8日(火)から再開させていただきます。> 中京区役所にて、ミニコンサートを開催しました。![]() ![]() ![]() この企画は「地域のさらなる文化力向上と生徒さんに地域活動の促進」を目的とし、「生演奏を鑑賞」してもらい、「音楽への興味・関心を深めていただく機会」となるよう、中京区役所地域力推進室の方々と協働して行ったコンサートです。平日のお昼の時間帯に生徒が出演できる、秋季休業中の設定を実現してくださいました。 お申込みいただいた多くの区民の皆さまと、関西ランド園と六満こども園の子どもたちが、秋雨の降る中、聞きにいらしてくださいました。ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。 中京区役所1階の区民ホールに特設のステージが設けられ、客席スペース一番前には子どもたちが靴を脱いで座って聴けるようマットが敷かれ、その後ろに大人の方々用の椅子が置かれました。 梅林 信彦中京区長の開会のご挨拶に続いて、歌とピアノ、オーボエとクラシックギターの演奏で、皆さんになじみのある映画やアニメのメドレーをお聞かせしました。2曲目は、クーラウ作曲の4本のフルートによる爽やかなカルテット、3曲目はピアソラの曲をクラシックギターとヴァイオリンで演奏、4曲目はモシュコフスキーの2台のヴァイオリンとピアノのための組曲、と現代曲も含んだ、本格的なクラシックの曲が続いたのですが、大人の方々はもちろん、子どもたちもぐっと聴き入ってくれたり、楽器や演奏する姿をじっと観察したりを続けてくれました。生徒たちが心を込めて、“ホンモノ”を届けるからこそ、こんなに集中してくれるのだろう、と嬉しく見ていました。 最後は、子どもたちにも大人気の行進曲。生徒の歌と演奏に合わせて、生徒と子どもたちが一緒にダンスをする展開となりました。子どもたちが音楽に合わせて元気よく身体を動かす様子に、生徒たちも一層の笑顔になりながらのエンディングでした。聴いてくださった皆さまからも、大きな拍手を頂戴しました。 今日出演した生徒は全員2年生。「総合的な探究の時間」の取組で、この4月に本番のあった、京都市図書館での「0歳からの絵本コンサート」での学びが活きているのが感じられました。 今回このような機会を作ってくださり、長い時間をかけてご準備や調整にあたってくださった、中京区役所の皆さまに心より御礼申し上げます。これからも地域の皆さまと音楽を通してつながっていきたいと思います。本校へのますますの応援を、どうぞよろしくお願いいたします。 1,2年生「探究発表会」
9月30日(月)、「総合的な探究の時間」の授業において取り組んできた個人探究(1年生)やグループ探究(2年生)の発表会が行われました。
城巽アリーナにホワイトボードが10台並べられ、それにパワーポイントで作成した発表資料を印刷したものをマグネットで掲示して、1年生(4時間目)は、一人7分の持ち時間で4ラウンド、2年生(6時間目)はグループごとに発表者を入れ替えながら3ラウンド、発表と質疑応答を実施しました。 まず、1年生の個人探究では、「音楽とその印象の探究〜音楽を聴いた時の印象や思い浮かべる情景はその人の何に依るのか〜」、「人の心を動かす演奏とそうでない演奏の違いは何か」、「演奏する時の高揚感とはなんなのか」、「なぜ悲劇オペラが好まれてきたのか」など、各自、様々な視点から問いを立て、仮説を立て、調査・考察を行っていました。スタートするや否や、一斉に熱をこめて話し始める1年生。発表が終わるたびにあちらこちらで拍手が起こり、続いて質疑応答なのですが、一瞬しーんとなってしまうブースも。そんなときは、教員やTAの大学院生さんたちがいい質問を投げかけてくれます。すると、元気よく挙手して質問する生徒も出てきました。恐れずに質問するなかから、発表者も聴衆も新たな発見をし、これからの学びを広げ深めていくことができます。教員やTAの方々の質問や発表者とのやりとりを見聞きして、学んでくれていたようでした。【写真上4枚組】 発表後には、ワークシートに、自分の発表に対してどんな質問やアドバイスがあったか、それらを受けて今後さらに調査・考察したいことなどを記入するとともに、iPadでGoogleフォームを通じて自分が聴いた3人の発表者へのコメントを入力していました。【写真中】 2年生は、さすが2年目、準備を段取りよく済ませ、チャイムの前にすでにスタンバイ完了。とても楽しそうに開始を待っています。教員からの諸注意が終わると、聴衆を呼び込む声があちこちから聞こえ、アピール合戦です。 2年生は10グループに分かれて、11月にヨーロッパ研修旅行で訪れるチェコ・ブルノ、オーストリア・ウィーンを中心とした歴史や風土、そして音楽を含む芸術文化に関するテーマを分担して調査・研究してきました。今日は3ラウンド各10分。グループ内でラウンドごとに発表者を交代しながら報告し、現地での研修に向けて互いに学びあいました。隣のブースに負けじと、皆どんどん声が大きくなっていきます。4年ぶりとなるヨーロッパ研修旅行への期待や意気込みが表れていました。発表が終わるとコメントカードを利用して、興味をひかれた点やさらに知りたい点などを発表グループに伝えていました。【写真下2枚組】 続く7時間目は、各グループの探究内容を一つの冊子にまとめるべく、編集作業に入っていました。冊子ができあがるのが、とても楽しみです。 ![]() ![]() ![]() 令和6年度 前期終業式
10月1日(火)この日の1、2時間目は、8月末に台風の影響で日程変更をした文化祭のためにカットした、授業時間の回復を行いました。2時間目が終了すると、全校生徒はホールに移動、前期終業式を行いました。
主幹教諭の司会で開式が告げられ、まずは校歌合唱。今日は1番を歌い、最後は3番で終わるときのように「あがって」くださいという指示。音楽科教員の伴奏で合唱しました。「あがって」のところはさすがに反応よく皆がそろいましたが、3番を歌うことが多い昨今、1番の歌詞がすこしあやふやなところがあって、司会の主幹教諭から「秋休みの宿題が決まりましたね」というアナウンスもあり、反省(?)の笑いがさざめきました。 続いて校長からの話では、4月からここまでの全校生徒と教職員の頑張りへの感謝が伝えられました。学ぶよろこびを持って取り組んでいたこと、楽しもうという姿勢が嬉しい。当たり前に自然に、やることがある日々。それはたいへんな日常でよくやっていると敬意をもって見ている。だからこそ、流さないで、意識的に課題意識を持ってほしい。また、盛りだくさんの学校だけれど、それだけでつながりを完結しないで。高校生という瑞々しい感性のある時期に、「触れておく」ことが大事。コンサートにも美術館にも、京都にたくさんある歴史的なものにも触れてみて、と若き音楽家たちへの期待も伝えました。 音楽科主任は、学年ごとに取組への労いや評価を伝え、「校長先生とかぶるけど…」と音楽に志す先輩として、外へ目を向けることの大切さを伝えました。 生徒指導主事からは、文化祭の評価、そして、もの、こと、ひとを大切にすることが伝えられ、そのあと生徒自治会より、10月8日始業式の日の午後に行う「音リピック」(体育祭)について競技の紹介と諸注意が行われました。 最後の企画推進部教務主任の話は、7月末に能登半島でのボランティアに参加した自身の体験について、スライドを交えての報告でした。1月の震災から半年経っても復旧の厳しい状況を肌で感じた教員は、そのうえに過日の豪雨災害が重なった現地の人々に心を寄せ、「みなさんに今何かしてほしいとかそういうことではない。でも忘れないでいよう。」と呼び掛けました。 「人とつながる音楽家」の育成という新しい教育目標を掲げての令和6年度前期。明日から7日までの秋季休業は短い時間ですが、後期と次の年度への目線を送る、前期末の総括・振り返りを行う時間にしてほしいと思います。 いろいろな反省点、課題は持ちつつも、大過なくこの前期を終えられましたのも、保護者の方々、地元城巽地区の皆さま、京都市教育委員会など、堀音を応援してくださったすべての方々のおかげと感謝申し上げます。本当にありがとうございました。後期、ご心配をおかけすることもあるかと思いますが、お見守りとご指導をどうぞよろしくお願い申し上げます。 ![]() ![]() ![]() |
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