8月29日(木)4限 1年生では学年道徳がありました。
学年で体育館に集まって、「命」を主題に考えました。
飛べなくなったハトを見つけた少年は、獣医に相談します。
専門家として獣医は飛べなくなったハトは衰弱死するだけなので「薬殺」を勧めます。
しかし、自ら命を奪うことに抵抗を感じた少年は、母親と相談し、「育てる」ことにします。
しかし、しばらく後、そのハトはそのまま衰弱してゆき、最後には死んでしまいます。
学年からは「ハトの命も人間の命も同じく、最後まで命をまっとうする事が望ましい」という意見と「専門家の意見を聞かず、生かせ続けることはただ、苦しませるだけだ」という意見がでていました。
言わずもがな「命」は平等です。
しかし、はたして動物と人も「同じ」として見ていいのか…?
少なくとも沖縄には「命どぅ宝(ぬちどぅたから)」という言葉あります。
「命こそ最も大切なものだ」という意味を込めた言葉です。
ハトであっても人であっても、命は大事なものです。
果たして、どのようにすることが命を大切にすることになるのか?
人と動物の一番の違いは、まさに「考える」事ができるかどうかです。
今の「命」を大切にするきっかけとなりました。