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最新更新日:2025/09/10 |
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明日から学校閉鎖期間に入ります。
連日の猛暑。そんな中でも今日も朝からレッスンや練習に登校する生徒たちがいます。楽器を背負ってくる生徒たちを見ていると、一層こたえる暑さだと思うのですが、身体の一部になっているかのように、「当たり前」にその姿で動いています。たいしたものだ、と心から思います。そして冷たいお茶や、場合によってはこの季節を考慮したお弁当なども持たせて、生徒を送り出してくださる保護者の方々に、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
本校は7月21日のオーケストラ演奏会、その後の補習期間、8月1日の元離宮二条城本丸御殿修復完成記念式典での演奏、8月3日のHORION夏のスクールガイダンスなどの大きな行事を終え、明日8月7日(水)から16日(金)まで、学校閉鎖期間に入ります。4月から「人とつながる音楽家」の育成という学校教育目標を、生徒と教職員、保護者の方々、同窓会の皆さま、大学関係者の皆さま、中学生と保護者の皆さま、京都の音楽関係団体の皆さま、地元城巽地区の皆さまはじめ、多くの方々と共有させていただきながら教育活動を進めてまいりました。いろいろにご心配をおかけしたこともあったかとは思いますが、大きな事故なくここまでこられましたこと、また生徒たちの頑張りをいつも応援いただいておりますこと、すべての関係の皆さまに厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。 明日からの学校閉鎖期間、生徒・教職員が登校しないことで可能となる、さまざまな校舎のメンテナンスを、業者の方が行ってくださいます。本校がこの学び舎に移転し「京都堀川音楽高等学校」の名で再出発をしてから15年、この充実した施設設備は、こうして守られています。生徒・教職員がこの環境で教育活動を行えることは、決して「当たり前」ではないということに改めて思いをいたします。 7月19日の全校アセンブリーではそんな「当たり前」に「安住」しないでいよう、という願いを伝え、観点を二つ話しました。 まず一つ目は外に向けて。オーケストラ定期演奏会に向けて、佐渡 裕先生はじめ多くの先輩方が応援のご指導に駆けつけてくださっている時期でした。例えばそのような私たちが受け取ることのできる「恵」を「当たり前」と流さず、自覚的でいてほしいと伝えました。その「恵」を自分がどう活かすか、一人で、仲間と、考えてほしいと話をしました。 もう一つは、内に向けて。自分の、自分たちの「当たり前」のレベル(という言葉がふさわしいかどうか、と迷いながらですが)を上げていってほしいということを伝えました。教職員も生徒も、ひとりひとりの可能性を信じて、HORIONの「当たり前」を良いものにしていってほしいと思っています。 この二つの観点は循環し、より高みに昇っていく、ということにも気づいてほしいと話しました。 8月19日(月)からは、31日(土)実施の文化祭準備解禁となります。今年の文化祭テーマを心に置いて、生徒自治会を中心にそれぞれの学年のパフォーマンスなどに熱く取り組んでほしいと願っています。 今年の文化祭のテーマは「ad libitum(アド・リビトゥム)!本物のかがやきへ!」とのことです。「ad libitum」は「自由に。随意に。」という意味の楽語。明日からの学校に登校できない期間についても、ひとりひとりの目指すところや志に照らして、「自由に。随意に。」という言葉の真の意味を考えながら、体調管理には気を付けて良い時間を過ごしてほしいと思います。 このブログも、今日からしばらくのお休みをいただきます。皆さまもお身体にお気をつけて、どうぞよい夏をお過ごしください。 校長 中村 陸子 中国からのお客様
8月5日(月)
「第6回京都国際音楽コンクール」本選及び「第6回京都国際音楽祭」が、文化パルク城陽ふれあいホールにて8月4日〜8日の5日間、開催されています。 これに中国から参加されている方々やそのご家族、指導者の方など約30名が、本日午後に本校を訪問されました。昨年度に続き2回目です。昨年度は交歓演奏を行って刺激し合いましたが、今回は、残念ながら日程的な問題で計画に至らず、コンパクトな形での訪問となりました。 最初に、本校の学校紹介動画を見ていただき、そのあと、生徒代表と教頭、音楽科主任とで本校の説明や校内見学、質疑応答を行いました。 校内見学では、ちょうど城巽アリーナや音楽ホール、各レッスン室で活動中だった京都市少年合唱団のみなさんの練習の様子を見学していただき、各レッスン室の様子をご紹介しながら、たくさんの質問をいただきました。代表で参加してくれた生徒たちも、中国語や英語を使ってみたりしながら、とても楽しそうに対応してくれました。 90分ほどの滞在のあと、正門前でひとしきり記念写真を撮影し、お礼を言ったり握手を交わしたりして、笑顔でお別れしました。 コーディネートと通訳をしてくださいました「京都国際音楽コンクール」審査委員長の林佳勲先生、ありがとうございました。 ご訪問くださった中国のみなさん、謝々! 再見! ![]() ![]() ![]() 装いも新たに!〜中学1年生から3年生対象 HORION夏のスクールガイダンス その1〜
今年度、昨年度までの「中学生(1年生から3年生)対象レッスン」について、従来通りの個人レッスンを柱にしながら、HORIONの魅力をより知っていただくために、また、5月の春のスクールガイダンス、9月の秋のスクールガイダンスとのストーリー性をもたせるために、ネーミングも含めて大幅な内容変更を行いました。本日は70組余りの中学生と保護者の方々にご来校いただき、教職員全員でお迎えしました。朝から日差しの照り付ける猛暑のなか、ようこそお越しくださいました。
玄関受付で、資料と名札をお渡しし、そこから101教室へのご案内。レッスン室前の廊下は冷房が効いていないので、ぎりぎりまでこの部屋にいていただくことを、各楽器等の講師の先生方にもご了解をいただきました。 今回は各専攻のレッスンのほかに、希望者はソルフェージュの集団レッスンも併せて受講できることとし、たくさんの中学生が申込みをしてくれました。 レッスンが終わると、再び101教室にお入りいただきました。アンケート記入後、校長、音楽科教員、2年生1年生の生徒たち、とそれぞれ話ができるブースを設定しました。9月末の秋のスクールガイダンスまでに学校にきていただくことができるコンサートや公開講座のご案内もいたしました。 中学生のレッスンの感想で多かったのが、「新しい気づきを得て楽しかった」「今まで考えたこともなかったことに気づかされて驚いた」という声でした。そんなわくわくした気持ちを胸に、この夏休みの練習や勉強に励んでくれることを願っています。 8月のはじめは、吹奏楽部のコンクール時期のために参加が難しいというお声を受け、今年度は8月23日にも同様のスクールガイダンスを設定しました。そちらのほうにも多くの方にお申込みをいただいています。 中学生と保護者の皆さん、本日のご参加本当にありがとうございました。このあともご質問や受検に関してご不明な点などございましたら、ご遠慮なく本校までご連絡ください。 【写真上】ソルフェージュのレッスン 【写真中】101教室の様子(校長・音楽科相談ブース) 【写真下】生徒交流コーナー ![]() ![]() ![]() 明日に向けて、準備万端!
明日8月3日(土)は、中学生対象「HORION夏のスクールガイダンス」の日です。この日に部活等で都合のつかない中学生のために、
8月23日(金)にも設定をしています。 今日は午後から、教職員がそろってミーティングを行ってから、会場のセッティングや配布資料の準備などを行いました。今年度は、個人レッスンを受講いただくだけでなく、在校生との交流や校長をはじめとする教職員に相談していただける部屋を設けます。 明日も相当気温が上がることが予想されます。上靴などの持ち物のほかに、水分補給のご準備もどうぞよろしくお願いいたします。 服装については、中学生の皆さんも保護者の皆さんも、道中の暑さ対策第一に、楽な恰好でお越しいただけたらと思います。本校の教職員もクールビズで対応させていただきます。よろしくご理解ください。 明日、お申込みいただいた皆さまにお目にかかれることを楽しみにしております。それぞれのレッスン指定時間に間に合うように、どうぞお気をつけてお越しください。 ![]() ![]() ![]() 二条城 本丸御殿車寄にて。![]() ![]() ![]() 二条城本丸は1626年(寛永3)、後水尾天皇の二条城僥倖に備えて設けられたものですが、1788年(天明8)の大火で焼失しました。1884年(明治17)に二条城が皇室の離宮となった後、明治天皇の命によって1894年(明治27)に、京都御所の北にあった桂宮家の御殿の主要部を移築したものが今の本丸です。明治から大正にかけて、皇太子の宿泊所として使われたため、日本建築の中に洋風の設えが取り入れられた歴史的に意味の大きな建築物だそうです。 阪神淡路大震災の際に傾き等が起こり、平成29年から7年の歳月をかけて行われた保存修理工事が完成し、このたび公開の運びとなりました。 式典開始の約2時間前に教員と生徒が東大手門に集合し、そこから本丸まで10分近く歩く間にもう汗が…。しかし、生徒たちは本丸御殿内に設けていただいた控室で楽器の準備を整えると、すぐにリハーサルに取り掛かりました。蝉の大合唱の中の屋外での演奏でしたが、ひとたび演奏が始まると全く問題なく楽器の音が響きました。 式典は定刻9時30分にスタート。主催者である松井孝治京都市長のご挨拶、来賓ご祝辞、テープカットと順調に進み、その後セッティングが整えられた金屏風前に、演奏会用の服装に着替えた本校生徒が登場。司会の方から、校名と曲目ドヴォルジャーク作曲弦楽四重奏曲 第12番第1楽章と生徒全員の氏名の紹介のあと、代表生徒がお祝いの挨拶を述べました。そして演奏開始。4人の息のあった演奏に、来賓のみなさんが引き込まれていかれるのがよくわかりました。演奏を終えると大きな拍手。連日の猛暑のなか、この日のために組んだアンサンブルメンバーが、心を合わせて熱心に取り組んだ成果の表れた、とても素敵な本番でした。 その後、サプライズで松井市長が控室を訪れてくださり、生徒たちに温かなお言葉をたくさん頂戴する機会を得ました。クラシック音楽に造詣の深い松井市長ならではのご質問やお励ましのお言葉を、たいへんありがたく受け止めていた生徒たちでした。 このような貴重な機会をくださり、いろいろのお手配やご配慮をくださった京都市元離宮二条事務所の皆様に、心より御礼申し上げます。 明日から8月。
7月31日(水)
7月最終日の今日、校内では、8月のスタートに向けて「準備」をしているグループが、2つありました。 1つ目は生徒たちのグループ。 午前中、4人の生徒たちが熱心にいっしょに合わせをしていました。 明日8月1日(木)に開催される「二条城本丸御殿公開記念式典」のなかで、祝賀演奏を行うことになっている弦楽四重奏の面々です。仕上がりは上々の様子。カメラを向けると、「式典にご出席される皆様に、いい演奏をお届けできるよう、頑張ります!」と、ポーズをとって意気込みを示してくれました。【写真上】 2つ目は教員のグループ。 午後から、会議室に教員たちが集まって、8月3日(土)と23日(金)に開催する「HORION夏のスクールガイダンス(中学生対象レッスン)」に向けて、ワーキンググループの最終打合せを行っていました。 前日に行う各部屋のセッティング・会場レイアウトや、ご来場いただく中学生と保護者の方々の動線の確認、当日の役割分担、万一の備えなど、漏れがないか新しい眼で点検していました。【写真下】 他にもレッスンを受けたり、個人の練習をしたりと、暑い中登校している生徒たちがたくさんいました。 8月もまだまだ猛暑が続きます。 「HORION夏のスクールガイダンス」にご参加のみなさん! 水分補給のための水筒をご持参いただくなど、十分お気をつけくださって、元気にご来校くださいますよう、お願いいたします。 生徒スタッフ・教職員一同、楽しみにお待ちしております! ![]() ![]() 第1回学校運営協議会理事会を開催しました。
7月29日(月)、最高気温が39度という予報も出ていた厳しい暑さの中、本校の学校運営協議会理事の方々にご参集いただき、令和6年度第1回学校運営協議会理事会を行いました。
学校運営協議会とは学校運営に地域住民の声を活かす新しい学校づくりの仕組みとして平成16年度に法制度化され、平成29年4月には設置が努力義務となり、京都市でも小学校ら高等学校まで、ほとんど全ての学校で設置されています。特に、京都市立高校においては、各校がそれぞれに独自の特徴を生かした学校経営方針・教育目標を持っていること、また、学校が存在している地域出身の生徒のみならず、広域から生徒が通学している状況に鑑み、地元のみならず、教育目標実現のために深くかかわる組織や学校教育に対して協力いただている組織を「コミュニティ」と捉え、その代表の方々に理事としてご参画いただき、さまざまなご意見をいただいています。 本校の特色から、以下の方々に学校運営協議会理事をお願いしています。(五十音順) 石原 かおり 様(本校PTA音友会会長) 井尻 由佳 様(京都子どもの音楽教室教育部門長) 岡田 加津子 様(京都市立芸術大学音楽学部長) 香川 史朗 様(城巽自治連合会会長) 加藤 完二 様(京都市少年合唱団音楽監督) 塩見 亮 様(京都・堀音同窓会会長) 日比野 晶子 様(京都市小学校教育研究科音楽部会長・ 京都市立桃山小学校校長) 森 繁樹 様(京都市交響楽団 演奏・事業部担当部長) 山口 基之 様(京都市中学校教育研究科音楽部会長・ 京都市立京都御池中学校長) 今回は、お仕事のご都合でご欠席のお1人を除く皆様にご参集いただき、本校からは、校長・教頭・事務長・主幹教諭が出席しました。 会では、各自の自己紹介の後、校長から令和6年度リニューアルした本校の学校教育目標を示し、そこにむかってどのようなアプローチを行う学校経営を行おうとしているかについて、配布資料や生徒の主体的な活動を伝える動画も含むスライドを使って報告を行いました。 ご参加の皆様には、本校とのそれぞれのおつながりからのアドバイスやお励ましを多く頂戴しました。 まとめとして、京都市教育委員会生涯学習部より生涯学習アドバイザーの 古池 強志 様が、指導主事時代に本校のヨーロッパ研修旅行に付き添いいただいたご経験のお話などからも本校教育の特長をご確認くださり、ご出席の各団体等との連携を促進し、ますます“開かれた学校”として改革をすすめていくよう、激励くださいました。 ご参加いただきました皆様には、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。 ![]() ![]() 夏期補習最終日。
7月26日(金)今週火曜日から続いていた、夏期補習も、今日で最終日を迎えました。いつもの授業と同じ、50分授業の7時間目までの設定で英語や国語、聴音や視唱等の時間割が組まれ、希望制の講座、指名制の講座が置かれました。
生徒たちはこの暑さのなかですが時間に間に合うように登校し、自分に必要な力をつけるため、それぞれの講座にしっかりと取り組んでいました。 また、9:00〜15:00の間は、レッスン室の貸出も行っているので、登校者名簿に記入して、いつもの要領でカギを借り、自分の専攻の練習や、アンサンブルの練習に取り組む生徒たちも多くいました。補習は今日で一区切りですが、レッスン室の貸出は8月6日まで(平日のみ)続きます。 この夏期休業中に、何にどう取り組んで自分を伸ばすのか、個人面談で担任や副担任からあったアドバイスも忘れずに、ひとりひとりがいい時間を積み重ねてほしいと願っています。体調や生活リズムを崩しすぎない工夫もよろしくお願いします。 ![]() ![]() ![]() 2年生「ヨーロッパ研修旅行」に向けて 〜ヤナーチェク音楽院留学中の薩摩研斗先輩(71期卒)との交流〜
7月24日(水)、ヨーロッパ研修旅行第2回説明会終了後、2年生たちは、チェコ・ブルノにあるヤナーチェク音楽院に留学中の薩摩研斗先輩との交流会をもちました。
薩摩さんは、本校在学中は指揮専攻でしたがピアノも素晴らしく、ヤナーチェク音楽院では、指揮専攻とピアノ専攻の両方に在籍し、研鑽されています。すでにプロオケも指揮しておられ、いくつかのピアノコンクールにも上位入賞されるなど、実績を積んでいらっしゃいます。 はじめに、パワーポイントを使って、自己紹介とヤナーチェク音楽院の指揮専攻でどのようなことを学んでいるかをお話しくださいました。 質疑応答では、様々な質問がとび、そのひとつひとつに丁寧にお答えいただきました。「留学して困ったことは?ホームシックにはなりましたか?」との質問に「3・3・3・3の法則というのがあって、最初の3日は地獄、3週間経ったら少し慣れて、3ヶ月でまあまあ、3年もすると現地人。はじめのうちは、ホームシックになりましたよ。父・母のありがたみが身に沁みました。でも今はもう、一人の方がラクですね。」と薩摩さん。 「高校時代にやっておいたほうがいいことは?」という質問には即座に「語学です!絶対やっておいた方がいいです。最初は、先生がチェコ語で何を言っているのか全然わからなくて、録音して帰って、なんて言っているのか聞き取っては書き出して、辞書を引きながら理解していました。」とのお答え。必死に努力してこられたことがわかります。もうすっかりペラペラで、今は、さらにドイツ語をがんばっていらっしゃるそうです。 そのあとはチェコ語ミニ講座です。「こんにちは」や「ありがとう」、「はい」と「いいえ」などいくつかのフレーズを教えていただきました。 続いて、ヤナーチェク音楽院で開催するコンサートで全員で合唱する予定のチェコ民謡について、歌詞の意味や発音を教えていただき、薩摩さんの伴奏で、みんなで練習しました。 あっという間に時間となり、最後に研修旅行委員長が代表してご挨拶し、みんなでお礼を述べて、交流会を終えました。それでも名残惜しい生徒たちはその場に残り、薩摩さんにさらに質問していました。 11月には、現地でいろいろお世話になります。 どうぞよろしくお願いいたします! ![]() ![]() ![]() 2年生 ヨーロッパ研修旅行第2回説明会
7月24日(水)
13時30分より、2年生の生徒・保護者を対象に、11月に実施するヨーロッパ研修旅行に向けての第2回説明会を、本校城巽アリーナにて開催しました。 司会は教頭。はじめに学校長挨拶のあと、まず、主幹教諭で副担任の音楽科教員から、チェコ・ブルノのヤナーチェク音楽院での個人レッスンやコンサート開催、オーストリア・ウィーンのカールス教会で披露する合唱、また、両都市を通じて行う音楽・文化・歴史等の研修活動など、主な研修のねらいや内容の説明がありました。 次に、担任から、現地での活動上の留意点や誓約書・同意書等の提出についてなどをお話ししました。事務部からは費用補助制度について、保健部からは研修旅行を健康に過ごすための準備や心がけについてご案内しました。 続いて、研修旅行委員会のメンバーから保護者の皆様へ、ヨーロッパ研修に向けて「総合的な探究の時間」で取り組んでいる調査探究や現地でのコンサート企画等について、発表がありました。コロナ禍を経て4年ぶりに再開することとなる、堀音のヨーロッパ研修旅行――行けなかった先輩たちの分までしっかりと取り組むのだという強い決意のもと、2年生たちは、研修旅行のテーマを本校の教育目標「『人とつながる音楽家』の育成」にからめて「CONNECTEENS」(人とつながる10代)と定め、個人やグループ、クラス全体で、探究活動を進めています。 そして、旅行社から、保険、外貨両替、飛行機の預け荷物と手荷物の制限、現地の気候など、研修旅行に向けての準備に関する注意事項をお教えいただきました。 質疑応答・諸連絡の後に、現在、ヤナーチェク音楽院に留学中の71期卒業生 薩摩さんを紹介しました。ちょうど今帰国中で、このあと、2年生たちと交流するために来校してくれました。研修旅行中にもなにかとお世話になります。堀音の先輩がそばにいてくれることは、生徒たちにとっても保護者の方々にとっても、たいへん心強いことです。 2年生の皆さん、実り多きヨーロッパ研修旅行となるよう、着実に準備を重ねていきましょう。 保護者の皆様、お暑い中、また急な雷雨の中、お集まりくださり、ありがとうございました。 閉会後の、薩摩さんと2年生との交流会の様子は、明日、お伝えいたします。 ![]() ![]() ![]() |
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