最新更新日:2024/11/12 | |
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77期 研修旅行委員会始動
5月16日(木)放課後、309教室にて第1回研修旅行委員会が開かれました。はじめに校長より、研修旅行委員の役割と期待について話がありました。
まず安全について。日本の安全さは格別。安全についての感度を高める必要がある。教職員は皆の安全の半分は守れるが、あとの半分はひとりひとりが守るべきものとなる。そのために、先日取得について説明のあったパスポートの意味、時間やモノの管理や点呼の重要性などは、研修旅行委員が皆を牽引して意識を高めていってほしい。日常生活の中で注意喚起をしていくことの大切さも伝えられました。 次に、現地での学びの充実のためにどんな準備が必要かについても先生方と検討して、「総合的な探究の時間」をリードしてほしい。今から11月の出発までには、オーケストラ定期演奏会や実技試験、学科の考査、文化祭と、他にもたくさん越えていくべきことがある。ゆえに、研修旅行の準備についてもスケジュールを立てることとその管理が必要。現地研修後の成果発表まで、どうぞよろしく、としめくくりました。 その後、77期研修旅行のテーマをどのような段取りで作っていくかについて議論し、また、委員長と副委員長を決定し、役割分担等を行いました。過去の先輩たちが丹精込めて作成された、分厚いしおりも教員から提供があり、これから準備すべきことが少し具体的に見えたようでした。今後定例の会議を持って、主体的に準備を進めてほしいと願っています。 【生徒自治会役員会】新旧引継が行われました!
5月14日(火)放課後、生徒自治会室で、令和6年度初の役員会が開かれ、新旧引継が行われました【写真上】。
旧役員たちが引継書類をもとに、一つ一つ説明しながら、昨年度の経験を踏まえた改善策や助言を伝えると、新役員たちはうなずいたり質問したりして、先輩からの話をしっかり受け取ろうと努めていました。 新役員たちは、さまざまな行事を取り仕切って運営していくことが、考えていた以上にたいへんなことであると感じたようで、はじめは軽やかに和気あいあいとした雰囲気でスタートした会議でしたが、どんどん真剣な表情に変わっていきました。 引継ぎのあとは、新役員だけでの会議です。最初の大きな行事である「音高祭(文化祭)」に向けての初打合せ【写真下】。さて、どんな計画を考えてくれるでしょうか。楽しみです。 ヨーロッパ研修旅行に向かう。
5月13日(月)、77期2年生の「総合的な探究の時間」は、11月のヨーロッパ研修旅行に向けてのパスポート取得についての授業でした。コロナ前まで毎年行われていたヨーロッパ研修旅行ですが、パスポートの取得についての説明は、保護者に対して行っていたということでした。今年度ヨーロッパ研修旅行を再開するにあたっては、「総合的な探究の時間」の学びの一環としての位置づけからも、海外に渡航する際に最も重要な所持品となるパスポートは、取得のところから生徒自身が自覚的に責任を持って行動し、保護者に協力と支援を依頼するという学びの手順を踏んでいます。
6時間目、CR2から309教室に移動し、緊張感を持ちながら、旅行社の方からパスポート取得についての説明を聞き、自分のすべきこと、保護者にお願いすべきこと、スケジュール感などを確認していきました。生徒たちは自分でパスポートの申請用紙を手に入れ、必要な書類等を保護者の協力を得ながら整えて、在住の府県の旅券事務所等に申請に行き、受取を完了したうえで、そのコピーを旅行社指定の用紙に貼付して提出することになっています。締切厳守、計画的な準備が必要だということを念押ししています。 また、本校の研修旅行で欠くべからざる大事な課題が、楽器の持参です。航空会社が手荷物としての持込を認めてくれるサイズ等のものは、自分の責任において持参します。そのために必要な手続き(航空会社への連絡や動産保険に関して)のために、「持参楽器についてのお伺い書」という書類の記入上の注意や提出期限等も、旅行社からお伝えいただきました。 すべての教職員から、機会のあるたびに、パスポートの重要性や、安全に、また学び多き海外研修になるための留意点を生徒たちに伝えていくとともに、今後本格的に活動していく、生徒の研修旅行委員の役割にも期待したいと思います。 「未来」につながる〜中学生対象SG 生徒スタッフたちの活躍〜今回は相当欲張った新しいプログラムに挑戦したため、シミュレーションの段階で、教職員の計画や“つもり”、情報共有の曖昧さが発覚し、生徒スタッフたちを混乱させてしまうこともありました。生徒たちは根気よく計画の変更につきあってくれたり、質問や案を発言してくれたり、頼もしい姿を見せてくれました。 前日の夜に教職員がミーティングした変更点を当日の朝に最終伝える、という状況でしたが、さすが「本番」に強い堀音生!とてもスムーズに、また笑顔で中学生と保護者の方々をリードしていました。個別相談や校内ツアーの待ち時間にも、中学生に積極的に話しかけている様子もとても自然でした。 生徒たちが片付けまでの全ての仕事を終え、CR2に集合。担当教員から感謝と労いを伝えた後の、ささやかな“お礼”のおやつタイムの間に、一言振返りのメモの提出を依頼しました。中学生を楽しませるために、自分たちが愉しいと思うことの大事さへの気づきを書いていたり、準備の際の教職員の不十分さを、気遣いのコメントとともに指摘し、改善方法まで提案してくれているものもありました。ともに仕事をした「仲間」として、本当にありがたい言葉の数々でした。必ず、次に活かしていきます。 開会のご挨拶で校長が申し上げたように、今この校舎で学ぶ生徒と教職員が、堀音の一番の魅力、一番の自慢です。そんな生徒たちと「未来の堀音生」候補の中学生の皆さんとともに、いい時間を過ごせたことに、改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。 速報です。スクールガイダンスへのご参加、ありがとうございました!
5月11日(土)、中学1年生〜3年生までの生徒・保護者の方々、総勢約250名の方にご参加いただき、本年度の中学生対象スクールガイダンスを、無事終えることができました。12時開場、生徒の司会で13時に歓迎の弦楽アンサンブル演奏をスタートさせてから、校長挨拶、生徒による学校紹介、音楽科主任の入試説明、卒業生声楽演奏、授業体験2講座(音楽通論、ソルフェージュ)で全体会終了の後、選択で必修ピアノ、校内ツアー、個別相談という、盛りだくさんで長丁場のプログラムにご協力いただき、本当にありがとうございました。最終17時30分ごろまでご質問をいただけるなど、積極的にご参加いただけたことに心より感謝申し上げます。
中学生の皆さんにとって、音楽を学ぶ楽しさや、高校の音楽の専門学科で学ぶメリットが伝わっていると嬉しいです。堀音の魅力を少しでも感じてくださり、これからの演奏会やレッスンの会、学校説明会に足を運んでくださるのをお待ちしています。 本校の全校生徒の半分、約60名ほどの生徒たちが、日頃の学びと仲間とつながり、また堀音愛を十二分に発揮して、おおいに活躍してくれました。生徒の様子や卒業生の演奏については、月曜日に改めてご報告いたします。 本日は取り急ぎ、ご参加のみなさまへのお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 いよいよ、明日!お待ちしています。〜生徒スタッフミーティング(4)〜
5月10日(金)放課後、明日に迫った中学生対象スクールガイダンスのシミュレーションを教職員と生徒スタッフで行いました。
今回のスクールガイダンスは、中学生の皆さんに「1日堀音生」を経験していただくため、ホールから校舎のレッスン室への移動など、ダイナミックな動きを生徒スタッフがリードする必要があります。今日、これまで分割して行っていたシミュレーションをつなげてみると、いろいろの疑問や想定できていなかったことが明らかになりました。生徒スタッフは根気よく、また誠実に、自分の役割を果たそうとしています。本番にはスムーズな進行ができるよう、明日の午前中には最終打ち合わせを行います。教職員も再度整理をしているところです。 在校生の演奏、卒業生の演奏も、明日朝リハーサルを行います。生徒と教職員が力を合わせて、またご参加の皆さんのご協力も得て、充実した時間となるよう、取り組んでいます。どうぞよろしくお願いいたします。 明日ご参加くださる皆さま、プログラムの最初が在校生の演奏となっておりますので、13時開始の5分前の着席にご協力ください。恐れ入りますが、上靴と靴袋、筆記具のお忘れ物のないようにお願いいたします。また、水分補給は各自でご用意くださいますよう、合わせてお願いいたします。 明日、皆さまとお目にかかれることを楽しみにしています。どうぞお気をつけていらしてください。 【本校音楽ホール】生徒も、外部の方も。
5月9日(木)
本校自慢の音楽ホールは、授業や実技試験、コンサートや学校説明会等で(明後日のスクールガイダンスでも!)使用していますが、それだけではありません。 平日放課後には、一定のルールのもとで、生徒たちが練習や録音、合わせ等に使っています。 また、休日には、本校の教育活動に支障のない範囲で、外部の方々から「施設管理主事室」にお申込みいただき、様々なコンサートにご利用いただいています。 今日、15時半ごろにホールを覗いてみると、6月2日(日)に定期演奏会を開催予定の大学生の方々が下見に来られていました。器具庫で合唱に使うひな壇を確認したり、楽屋、ステージ、客席を見てまわったりしながら、主事室の担当者と打合せをなさっていました。 放課後になると、予約していた3年生のヴァイオリンの生徒がピアノ伴奏の生徒とともに元気に現れて、6月の公開実技試験に向けて、ホールの響きを確かめながら、懸命に合わせをしていました。 音響に優れた本校音楽ホールを思う存分使って、授業や練習・録音などができるのは、本当に幸せなことです。みんなで切磋琢磨して音楽の学びを重ねていってほしいものです。 そして、学校行事のないお休みの日に限られてしまって恐縮ですが、多くの皆様に本校音楽ホールを使っていただき、音楽のすばらしさや楽しさを広く市民の皆様に届けていただければ、こんなにうれしいことはありません。 新・生徒自治会役員。
過日の生徒自治会総会で、3年生生徒自治会役員メンバーの勇退と2年生の新会長、新副会長、新会計監査が承認されたことは、このブログでもご紹介しておりました。
その後、上記3人の新役員が、4人のメンバーを加えて組閣し、77期の新生徒自治会7名が決まりました。本日5月8日(水)の朝のSHRで各学年には報告があり、昼休みには7名そろって校長に報告、激励を受けました。 4人のメンバーは、新会長以下3人が77期全員に対してアンケートを行い、「堀音をよくしていこうという気概を持って、生徒自治会役員として活動したい」という思いをもった仲間を募り、それに応えた立候補者の中から、3人が熟慮のうえで選んだ、ということでした。また、この学校の生徒自治会役員となるには、勉強と実技と自治会役員の仕事を3つともしっかりやっていけるか、の確認もしているとのこと。 校長からも、良い成績を取るとか、そういうことではなく、真摯に努力する姿勢が上級生も含めた皆の信頼を得る。“仕事”をしていくには、信頼を得ることが大事、と話がありました。 校長は他にも、自分たちだけが動くのではなく、人を動かしていくのが大事ということや、生徒の主体性を大事にするということについての学校の考え方なども、ともに堀音を愛し、動かしていく者同士としての言葉が伝えられました。 教員側も生徒自治会メンバー指導の体制が新しくなります。近々行われる、76期生徒自治会役員との引継の会議を経て、いよいよ新・生徒自治会役員の活動が本格的にスタートします。 GW明け、早速SG準備に動く。〜生徒スタッフミーティング(3)〜
4連休明けの5月7日(火)早朝、まだ小雨の降る中でも朝錬のために、もう扉の前に並んでいる生徒たちが、気持ちの良い挨拶をしてくれました。休みあけの少し億劫な気分を晴らしてもらい、爽やかに1日を始めることができました。
教職員の朝の会では、企画推進部長が、この週末に迫った中学生対象のスクールガイダンス(以下SG)関連の、教職員にとっても生徒スタッフにとっても盛りだくさんな本日の予定をリマインドし、教職員全体の共有を図りました。 放課後は、当日中学生に本校の授業や選抜の雰囲気を体験してもらう講座に関わる、「音楽通論チーム」と「ソルフェージュチーム」の生徒スタッフが、中学生と保護者の方々をリードしてホールと教室の移動を行う部分と、講座内での“先輩”としての役割について、シミュレーションを行いました。 今回のSGは本校の魅力をたっぷりと伝えたい気持ちから、かなり欲張った内容となっています。きびきびとした動きと、程よい緊張感が必要となります。ご参加の中学生と保護者の方々のご協力を得るためには、生徒スタッフの信頼感と安心感を醸し出すリードが必要です。 本日のシミュレーションの中では、まだその域に達してはいませんが、生徒スタッフは仲間同士で動きを確認したり、担当教員に質問したりしながら、多くの中学生と保護者の方々に速やかに移動していただくイメージを創っていました。 ご参加の方々に、意味のある良い時間を過ごしてもらうために、シミュレーションを重ねながら、生徒スタッフの知恵とセンスに期待して、当日の開始直前までできるかぎりの工夫をしていこう、と考えています。 弦楽アンサンブルコンサートへ、ようこそお越しくださいました。プログラムの前半はベートーヴェンの弦楽四重奏曲、ドヴォルザークの弦楽五重奏曲、ブラームスの弦楽六重奏曲、休憩を挟んで後半はブルッフの弦楽八重奏曲と続きました。それぞれの作曲家がそれぞれの作曲家らしく、ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス4つの弦楽器の特長と、それぞれのアンサンブルの形態の個性を十二分に表現した曲ばかり。アンサンブルの演奏には教員の指揮がつくことはありません。生徒たちが時には教員の意見を仰ぎながらも、作曲家のメッセージを自分たちで解釈しながら、意見を出し合って自分たちの演奏を追究してきたことが伝わってくるステージでした。 最後の合奏にむけた舞台転換の間を使って、弦楽アンサンブル部の部長であるヴァイオリン専攻の3年生が挨拶にたちました。今年に入ってからの国内外の災害や事故に思いを致し、自分たちがここにこうして好きな音楽に注力して演奏会を持てることの感謝を言葉にしました。そして、4月に入学した弦楽専攻1年生5名を加えた、76・77・78期弦楽専攻全員で感謝の思いを込めて、チャイコフスキー作曲 弦楽セレナーデ 作品48 第1楽章を演奏することを伝えてくれました。 「チャイコフスキーの代表作の一つとして広く親しまれて」いるこの曲。「当時ヨーロッパ音楽について表面的な効果を狙ったものという批判的な感想を持っていたチャイコフスキーが、自身の敬愛するモーツァルトの精神に立ち返る、という意図から書いた」という「チャイコフスキーがこの曲に込めた思いを第一に考えて練習した」とのこと。「ダイナミックでスケールの大きい」演奏を聴かせてくれました。(「 」内、生徒たちの作成したプログラムノートより) お忙しい中、72期、75期のチェロの先輩、73期のコントラバスの先輩がエキストラとして参加してくださったことにも御礼申し上げます。また、受付や場内アナウンスに協力してくれた、管楽専攻2年生、声楽専攻3年生の生徒たちにも感謝を伝えます。 管楽と弦楽の2つのアンサンブルコンサートの実施を、生徒たちはゴールデンウィーク前半に希望するのは、後半は自分の専攻実技やそのほかの学習に力を注ぎたいと考えているから、と顧問から聞きました。ここからの4連休、4月からの緊張や疲れをほぐしながらも、それぞれの次の目標に向かって有意義な時間を過ごしてくれることを願っています。 |
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