最新更新日:2024/11/01 | |
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今週は「保護者懇談会」期間です。
今週、月曜から金曜の午後は、保護者懇談会が行われています。
1、2年生は、生徒・保護者・担任・副担任の4者面談、3年生は、そこに進路指導主事が加わり、5者による進路面談となっています。保護者の皆様には、ご多忙のなか、また、お足元のお悪いなかご来校いただきまして、ありがとうございます。 どの学年も、前期中間考査の学習成績資料や4月の健康診断結果のほか、模試結果その他、それぞれの学年に応じた様々な資料を見ながら、生徒さんの今、そして今後について、さまざまな角度から面談を進めています。 さらに本日の午前中には、われらが先輩であり芸術顧問の、世界的指揮者 佐渡 裕 先生(31期卒)がお越しくださって、毎年恒例の特別指導がありました。保護者の皆様にも「参観授業その1」として、多くのご来場をいただきました。 その様子は、明日以降のこのブログでご紹介いたします。お楽しみに! 音高祭(文化祭)に向けて
7月10日(水)
午後に保護者懇談会が組まれるため「特別授業週間」となっている今週、生徒たちは放課後に、「探究アワー」や、独奏・アンサンブルの練習などに励むなか、8月末の音高祭(文化祭)に向けての取り組みが、少しずつ始まっています。 生徒自治会倉庫には、クラスミュージカルの準備のため、1年生が自分たちの演目に合う衣装や小道具を探しにきていました。堀音の歴代の先輩たちが、自分たちで作ったり、持ち寄って使用した後、後輩たちのために残してくれたりした、たくさんの衣装や服飾品などが保管されています。今日は、1年生が“内見”できる日になっていました。 予算には限りがあるので、借りられるものは自治会から借り、何を自分たちで用意しないといけないかを知るため、大切な作業です。 役柄に合う服飾品を探し出したり、イメージに合わせて服をコーディネートしてみたりしながら、楽しそうに取り組んでいました。 ほかにも、教室でiPadを使ってBGMの編曲をしているチームがいたりなど、着々と取り組みが進んでいます。 特別授業週間 〜「探究アワー」もスタート〜
7月8日(月)からの1週間、午後から全学年担任・副担任(3年生は進路指導主事も)と生徒・保護者での個人面談を実施するため、特別授業週間となります。保護者の皆さまにはたいへん気温の高い中、保護者面談にご来校いただき本当にありがとうございます。
特別授業週間では、朝のSHRと普通教科科目やソルフェージュ等授業があり、その後オーケストラ定期演奏会に向けた合唱・合奏の授業を行っています。 今朝の3年生1時間目の授業は現代文「舞姫」が教材。担当の教員は生徒ひとりひとりが自分の気づきや考えを、他者に言語化して伝えることを大切に授業を進めており、今日も「豊太郎の母からの手紙には何が書かれていたと推測できるのか。」という問に、本文の記述を指摘しながら、活発なペアワークが行われていました。 8日(月)から10日(水)にかけては、特別授業週間の午後の時間を活用して、図書館にて「探究アワー」が開催されています。これは本年度初めて取り組む学びの形ですが、「総合的な探究の時間」の取組の一環として、1・2年生の生徒たちがTA(ティーチング・アシスタント)の大学生・大学院生のサポートを受けながら、各自の探究を進めるために設けられた時間です。普段と比べてゆとりのある時間を生かし、生徒たちはじっくりと自分の知りたいことに向き合い、TAとの密な対話の中でみるみるうちに探究の深みへいざなわれていました。 1年生は個々人の興味関心に即した多種多様なテーマで、2年生は海外研修の訪問先の歴史や文化について、探究は続いていきます。一筋縄ではいかない問題を粘り強く考える知力、体力を伸ばすことが、「人とつながる音楽家」への大切な一歩となることでしょう。 京一商西京同窓会奨学生決定通知書交付式
7月6日(土)午後から、選考の結果、京一商西京同窓会奨学生に選ばれた生徒に奨学金を授与していただく、決定通知書交付式が、京一商西京同窓会館にて行われました。奨学生に採用された京都市立高校生と各校長が出席しました。本校からもからも例年どおり、1名の奨学生を選考いただき、保護者とともに出席をしました。
ご来賓の方々からお祝いと激励のご挨拶をいただいたあと、京一商西京同窓会の三嶋吉晴理事長から、一人ひとりに通知書が交付されました。その後、奨学生全員が、自分の目標や夢、どうように社会に貢献したいか、などの決意を力強く発表しました。クラリネット専攻である本校の奨学生は、「自分の演奏を通じて人々を幸せにしたい」という大きな夢に向かうべく、「感謝の心を忘れず、日々学習や練習に精進する」と語りました。この奨学生であることに、責任と誇りを持って、まずはオーケストラ定期演奏会や進路実現に向かって力を尽くす夏にしてくれることでしょう。 京一商西京同窓会は、この奨学金のみならず、夏の妙心寺での「坐禅体験」や秋の金剛能楽堂での「能楽鑑賞会」(本校では1年生全員が毎年この会で能と狂言について学んでいます)に、京都市立高校や総合支援学校の生徒たちに広くご支援をいただいています。京一商西京同窓会の皆さま、いつも本当にありがとうございます。 室内楽オーディションの日。プログラム1番目は、ベートーヴェン作曲 弦楽四重奏曲 第4番 作品18の4 第1楽章 3年生4名で、抜群のチームワークで、深い音色と活き活きとした躍動感のある演奏を聴かせてくれました。2番目は、ヴァイオリンが3年生と2年生、ビオラが2年生と1年生、チェロが1年生という編成で、メンデルスゾーン作曲 弦楽五重奏曲 第2番 作品87 第1楽章を演奏しました。1年生を2、3年生がしっかりリードして、心に響く豊かな良いハーモニーが奏でられました。最後は金管アンサンブル。片岡寛晶作曲 スカルプチャー・イン・ブラス。このアンサンブルも、トランペットが2年生、トロンボーンが3年生と1年生、ホルンが1年生、ユーフォニアムが3年生、チューバが2年生という3学年混合チームです。金管楽器らしい華やかさと、繊細で思慮深いムードを併せ持った響きを聴かせてくれました。どの演奏にも大きな長い拍手が贈られました。 1番目のアンサンブルが終ったあとすぐに、その生徒たちが2番目の椅子や譜面台の配置するのが堀音らしさ。では2番目が終ると3番目のセッティングは2番目の生徒たちが行うかと思いきや、1番目のアンサンブルの3年生の生徒たちがさくさくと動いてくれ、3年生の責任感と愛情が嬉しいことでした。 全ての演奏が終わって、音楽科主任から「とても堀音らしい時間であった。実技試験やオーケストラの練習がある中で、自分たちでよく頑張った。次はオケ定。既に練習に卒業生の方々が応援にかけつけてご指導もいただけているように、目に見える方々はもちろん、見えないところでもたくさんの人たちが応援してくださることを励みに、体調管理に気をつけてよい演奏会にしよう」と生徒たちに伝えられました。 どのアンサンブルが9月28日(土)秋のスクールガイダンス“本番”のステージで演奏することになったのか。校内では昼休みに既に結果が発表されていますが、中学生の皆さんは是非スクールガイダンスにお越しくださり、本校ホールで、本日選抜されたアンサンブルの演奏を聴いてください。当日までのお楽しみ!といたしましょう。 もうすぐ七夕
7月4日(木)
毎週木曜日は、本校施設を利用して練習を行う「京都市少年合唱団」の活動日となっています。いつも16時ごろから、団員の子どもたちが続々と集まってきて、明るい声で口々に「こんにちは〜!」と挨拶して、2階のレッスン室や城巽アリーナに上がっていきます。パート練習や全体練習が始まると、子どもたちのきれいな歌声が聞こえてくるのが、いつも楽しみです。 さて、子どもたちの出入口となっている東昇降口を入ったところ、少年合唱団事務局のお部屋の角に、今日、きれいな七夕飾りがお目見えしました。 これは、6月29日(土)に本校音楽ホールで開催された「京都市少年合唱団を育む会」主催の会員限定コンサートで、「七夕さま」を歌うことにちなんで、ホワイエに飾り付けられた笹飾りだそうです。 新入団員の子どもたちが思い思いに書いた願いごとの短冊や、織姫と彦星の折り紙(コンサートで子どもたちが手に持って揺らしながら “笹の葉さーらさら”と歌っていたそうです)などが、色とりどりに揺れていました。 梅雨空が続いていますが、7月7日の夜には、子どもたちの願いが届いて、きれいな星空が広がってくれるとうれしいですね。 ※「京都市少年合唱団を育む会」とは… 京都市少年合唱団の音楽活動を支援することにより、京都市の青少年文化の育成を図るとともに、「文化都市・京都」の音楽文化の向上に資することを目的として、平成16年5月に発足。市民や関係者など多くの個人会員・法人会員が、京都市少年合唱団の活動を応援しています。 GTECに挑戦!
7月3日(水)
実技試験を乗り越え、音楽も教科学習も、次への一歩を踏み出しつつある2年生たち。 昨日の1年生での実施に続いて、本日は2年生が、GTEC(英語の4技能を測定するテスト)の受検に臨みました。生徒たちは日ごろ蓄えた力を発揮して、英語のリーディングやリスニング、英語で意見文を書く問題などに取り組み、自分の英語力の現在地を確認しました。 スピーキングのテストは、タブレットに向けて音声を吹き込む形式。さすがに2年生ともなれば語彙や文法の知識も増え、1年生の頃よりも内容の詰まった発話をする様子が見られました。 外国語の学習は、11月に迫ったヨーロッパ研修でも、また将来どのような進路を選ぶとしても、音楽を学ぶ者にとって大きな助けとなるはず。今日感じた手ごたえや反省を、明日への糧としていきましょう! 【写真上】ライティングの試験に臨む2年生 【写真下】タブレットによるスピーキングテストの準備作業の様子(2教室に分かれて) 初企画! 中学校教員対象 HORION夏の学校見学会
7月2日(火)、雨が断続的に降るあいにくの天気にもかかわらず、本校初企画の夏の学校見学会に、中学校の先生方がお越しくださいました。この企画は、京都市・乙訓地域の中学校と、京都府下の中学校のうち、堀音在校生の出身中学校とHORION春のスクールガイダンスに参加生徒をお持ちの中学校にご案内をいたしました。
101教室にて15:00より教務主任の司会で会を始めました。まず、校長からご挨拶に続いて、中学校の先生方に是非お知らせしたい、「人とつながる音楽家」の育成を学校教育目標に掲げる今の堀音の学びの特長、特に音楽専門学科で高校生活を送ることの意味などを、演奏動画なども交えてお伝えしました。その後、教頭の案内・解説、音楽科主任の同行で校内ツアーを行い、充実した施設・設備と、生徒たちの日常そのままの教室や掲示物なども見ていただきました。ツアーの最後に、オーケストラ演奏会の曲を練習している全校生徒が参加する授業(アリーナで合唱、ホールで合奏)を参観いただき、101教室に戻っていただきました。 授業を終えたばかりの3年生、ピアノ専攻、ビオラ専攻、オーボエ専攻、コントラバス専攻の4名が101教室にかけつけてくれ、それぞれに、堀音を選んだ理由や堀音で学べてよかったことを、中学校の先生方に伝えてくれました。音楽のことばかりでなく、「国語や英語はもちろん、物理や地歴の授業は、先生が音楽につなげて授業をしてくださるので、とても興味が持てます。ちゃんと勉強もしているので、安心して生徒を送ってください!」と何の打ち合わせもしていないのに、本校の教員と生徒のがんばりを伝えてくれるところがさすが3年生で、ありがたいことでした。 3学期制の学校では、個人面談のご準備など、学期末のお忙しい時期に、校長先生、進路ご担当の先生方、音楽科の先生、学年主任の先生と、さまざまなお立場の先生方にお越しいただき、本当にありがとうございました。中学校の先生方に、本校に安心して生徒をお預けいただけるよう、 HORIONを知っていただく取り組みを続けてまいりたいと思います。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 「いつでも もっと、良くなる。」まずは、フェドートワ先生が、堀音の生徒たちのために、チャイコフスキー、ショパンの、ラフマニノフの作品を演奏してくださいました。ピアノの響き方や音の立ち方が本当に素晴らしく、ホール全体がその音色に包まれたように感じられました。作曲家によって音色の違いが驚くほどに鮮明でした。 休憩を挟んで、3年生ピアノ専攻の公開レッスンが始まりました。今回の代表生徒は2名。一人目はショパンのバラード第4番OP.52を、二人目は、ショパンのエチュードOP.10−4とラフマニノフの絵画的練習曲OP.39−1のレッスンを受講しました。 フェドートワ先生はレッスンを始める前に、音楽を専門に勉強している本校生徒の、演奏を聴く態度を、たいへん良い!と褒めてくださいました。フェドートワ先生はすべてロシア語でお話になりますが、同行されている、モスクワ音楽院特別演奏コース コーディネータ―黒崎夕子先生が、抜群のタイミングで分かりやすく通訳してくださいます。黒崎先生はくらしき作陽大学のモスクワ音楽院演奏コースでピアノを勉強なさり、その後モスクワ音楽院にも留学された方で、現在モスクワ音楽院演奏コースで学生たちのレッスン時に通訳をしていらっしゃるとのことでしたが、ピアノとロシア音楽をよくわかっていらっしゃるからこその、素晴らしい通訳ぶりで、生徒の学びを支援してくださいました。 フェドートワ先生は公開レッスンの生徒2名にたくさんの言葉とお手本の音を示してくださいました。「曲の一番はじめの音には責任があります」「曲は前に進めていかなくては」「どの音をはっきり聴かせますか?5の指をもっと!」「ここはもっともっとゆっくりで何度も練習して」「ペダルなしで」「ピアノを学ぶ人は、ショパンのエチュードをたくさん勉強するのが良いです」など、ピアノも弾いてくださりながらお伝えくださいました。「とても良いです」と褒めてくださるときも「もっと良くなります」と常によりよい演奏、より良い音を求めていく姿勢もお示しくださいました。レッスンが終ったあと、生徒たちが先生を楽屋までお尋ねして、質問をさせていただいた際にも、たいへん丁寧にご指導をいただくことができました。 くらしき作陽大学からは、毎年このような貴重な勉強の機会をいただいています。本日司会をしてくださった入試広報担当部長の片山様はじめ、皆様に御礼申し上げます。本当にありがとうございます。 自分と他者を守るために。
6月28日(金)、今日は1年生が「ネットトラブル対策講座」を受講しました。講師は、昨年度に引き続き、京都府警察サイバー対策本部からいらしてくださった、ネット安心アドバイザーの三室 久枝先生です。三室先生は普段は大学等で授業を持たれている方で、生徒たちとのコミュニケーションづくりはお手のもの。始まる前から男子生徒にインタビューをしていらっしゃいました。
講座のタイトルは「ネットトラブルからみなさんを守るために」。かんちがい、問題投稿、出会い、闇バイトの4本の柱をたててお話くださいました。SNSを使っての犯罪の被害に遭う危険性や遭わないために何に注意するかを学びました。 具体的な事例を使っての、クイズ形式の問いかけもあり、生徒は手を挙げたりメモをとったりしっかりアクティブに話を聞いていました。また、ニュースに気を配ってアンテナを張っておかないと判断を間違う危険性があることも学びました。 便利なインターネットには光と影がある。大切なのは、使い方。対面で話をすることの大切さ。よく通る素敵なお声で伝えてくださる三室先生のお言葉は、生徒たちの心と頭にしっかりと届いているようでした。今日のテーマは、本校のいろいろな場面で、音楽の世界での情報の発信はたいへん重要になることを伝えてきたことと結びついて、より確かな学びとなっていることを期待します。 |
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