京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/09/12
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10月4日(土)に秋のスクールガイダンスを予定しています。申し込み受付を開始しました。

もうすぐ七夕

7月4日(木)
毎週木曜日は、本校施設を利用して練習を行う「京都市少年合唱団」の活動日となっています。いつも16時ごろから、団員の子どもたちが続々と集まってきて、明るい声で口々に「こんにちは〜!」と挨拶して、2階のレッスン室や城巽アリーナに上がっていきます。パート練習や全体練習が始まると、子どもたちのきれいな歌声が聞こえてくるのが、いつも楽しみです。

さて、子どもたちの出入口となっている東昇降口を入ったところ、少年合唱団事務局のお部屋の角に、今日、きれいな七夕飾りがお目見えしました。

これは、6月29日(土)に本校音楽ホールで開催された「京都市少年合唱団を育む会」主催の会員限定コンサートで、「七夕さま」を歌うことにちなんで、ホワイエに飾り付けられた笹飾りだそうです。

新入団員の子どもたちが思い思いに書いた願いごとの短冊や、織姫と彦星の折り紙(コンサートで子どもたちが手に持って揺らしながら “笹の葉さーらさら”と歌っていたそうです)などが、色とりどりに揺れていました。

梅雨空が続いていますが、7月7日の夜には、子どもたちの願いが届いて、きれいな星空が広がってくれるとうれしいですね。


※「京都市少年合唱団を育む会」とは…
京都市少年合唱団の音楽活動を支援することにより、京都市の青少年文化の育成を図るとともに、「文化都市・京都」の音楽文化の向上に資することを目的として、平成16年5月に発足。市民や関係者など多くの個人会員・法人会員が、京都市少年合唱団の活動を応援しています。
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GTECに挑戦!

7月3日(水)
実技試験を乗り越え、音楽も教科学習も、次への一歩を踏み出しつつある2年生たち。

昨日の1年生での実施に続いて、本日は2年生が、GTEC(英語の4技能を測定するテスト)の受検に臨みました。生徒たちは日ごろ蓄えた力を発揮して、英語のリーディングやリスニング、英語で意見文を書く問題などに取り組み、自分の英語力の現在地を確認しました。

スピーキングのテストは、タブレットに向けて音声を吹き込む形式。さすがに2年生ともなれば語彙や文法の知識も増え、1年生の頃よりも内容の詰まった発話をする様子が見られました。

外国語の学習は、11月に迫ったヨーロッパ研修でも、また将来どのような進路を選ぶとしても、音楽を学ぶ者にとって大きな助けとなるはず。今日感じた手ごたえや反省を、明日への糧としていきましょう!

【写真上】ライティングの試験に臨む2年生
【写真下】タブレットによるスピーキングテストの準備作業の様子(2教室に分かれて)

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初企画! 中学校教員対象 HORION夏の学校見学会

7月2日(火)、雨が断続的に降るあいにくの天気にもかかわらず、本校初企画の夏の学校見学会に、中学校の先生方がお越しくださいました。この企画は、京都市・乙訓地域の中学校と、京都府下の中学校のうち、堀音在校生の出身中学校とHORION春のスクールガイダンスに参加生徒をお持ちの中学校にご案内をいたしました。

101教室にて15:00より教務主任の司会で会を始めました。まず、校長からご挨拶に続いて、中学校の先生方に是非お知らせしたい、「人とつながる音楽家」の育成を学校教育目標に掲げる今の堀音の学びの特長、特に音楽専門学科で高校生活を送ることの意味などを、演奏動画なども交えてお伝えしました。その後、教頭の案内・解説、音楽科主任の同行で校内ツアーを行い、充実した施設・設備と、生徒たちの日常そのままの教室や掲示物なども見ていただきました。ツアーの最後に、オーケストラ演奏会の曲を練習している全校生徒が参加する授業(アリーナで合唱、ホールで合奏)を参観いただき、101教室に戻っていただきました。

授業を終えたばかりの3年生、ピアノ専攻、ビオラ専攻、オーボエ専攻、コントラバス専攻の4名が101教室にかけつけてくれ、それぞれに、堀音を選んだ理由や堀音で学べてよかったことを、中学校の先生方に伝えてくれました。音楽のことばかりでなく、「国語や英語はもちろん、物理や地歴の授業は、先生が音楽につなげて授業をしてくださるので、とても興味が持てます。ちゃんと勉強もしているので、安心して生徒を送ってください!」と何の打ち合わせもしていないのに、本校の教員と生徒のがんばりを伝えてくれるところがさすが3年生で、ありがたいことでした。

3学期制の学校では、個人面談のご準備など、学期末のお忙しい時期に、校長先生、進路ご担当の先生方、音楽科の先生、学年主任の先生と、さまざまなお立場の先生方にお越しいただき、本当にありがとうございました。中学校の先生方に、本校に安心して生徒をお預けいただけるよう、 HORIONを知っていただく取り組みを続けてまいりたいと思います。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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「いつでも もっと、良くなる。」

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7月1日(月)6、7時間目は、くらしき作陽大学から、モスクワ音楽院教授、モスクワ音楽院特別演奏コース特任教授のピアニスト、ポリーナ・フェドートワ先生にいれしていただき、くらしき作陽大学のモスクワ音楽院特別演奏コース主催による、ミニコンサート&公開レッスンの時間でした。

まずは、フェドートワ先生が、堀音の生徒たちのために、チャイコフスキー、ショパンの、ラフマニノフの作品を演奏してくださいました。ピアノの響き方や音の立ち方が本当に素晴らしく、ホール全体がその音色に包まれたように感じられました。作曲家によって音色の違いが驚くほどに鮮明でした。

休憩を挟んで、3年生ピアノ専攻の公開レッスンが始まりました。今回の代表生徒は2名。一人目はショパンのバラード第4番OP.52を、二人目は、ショパンのエチュードOP.10−4とラフマニノフの絵画的練習曲OP.39−1のレッスンを受講しました。

フェドートワ先生はレッスンを始める前に、音楽を専門に勉強している本校生徒の、演奏を聴く態度を、たいへん良い!と褒めてくださいました。フェドートワ先生はすべてロシア語でお話になりますが、同行されている、モスクワ音楽院特別演奏コース コーディネータ―黒崎夕子先生が、抜群のタイミングで分かりやすく通訳してくださいます。黒崎先生はくらしき作陽大学のモスクワ音楽院演奏コースでピアノを勉強なさり、その後モスクワ音楽院にも留学された方で、現在モスクワ音楽院演奏コースで学生たちのレッスン時に通訳をしていらっしゃるとのことでしたが、ピアノとロシア音楽をよくわかっていらっしゃるからこその、素晴らしい通訳ぶりで、生徒の学びを支援してくださいました。

フェドートワ先生は公開レッスンの生徒2名にたくさんの言葉とお手本の音を示してくださいました。「曲の一番はじめの音には責任があります」「曲は前に進めていかなくては」「どの音をはっきり聴かせますか?5の指をもっと!」「ここはもっともっとゆっくりで何度も練習して」「ペダルなしで」「ピアノを学ぶ人は、ショパンのエチュードをたくさん勉強するのが良いです」など、ピアノも弾いてくださりながらお伝えくださいました。「とても良いです」と褒めてくださるときも「もっと良くなります」と常によりよい演奏、より良い音を求めていく姿勢もお示しくださいました。レッスンが終ったあと、生徒たちが先生を楽屋までお尋ねして、質問をさせていただいた際にも、たいへん丁寧にご指導をいただくことができました。

くらしき作陽大学からは、毎年このような貴重な勉強の機会をいただいています。本日司会をしてくださった入試広報担当部長の片山様はじめ、皆様に御礼申し上げます。本当にありがとうございます。

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