最新更新日:2024/11/01 | |
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初企画! 中学校教員対象 HORION夏の学校見学会
7月2日(火)、雨が断続的に降るあいにくの天気にもかかわらず、本校初企画の夏の学校見学会に、中学校の先生方がお越しくださいました。この企画は、京都市・乙訓地域の中学校と、京都府下の中学校のうち、堀音在校生の出身中学校とHORION春のスクールガイダンスに参加生徒をお持ちの中学校にご案内をいたしました。
101教室にて15:00より教務主任の司会で会を始めました。まず、校長からご挨拶に続いて、中学校の先生方に是非お知らせしたい、「人とつながる音楽家」の育成を学校教育目標に掲げる今の堀音の学びの特長、特に音楽専門学科で高校生活を送ることの意味などを、演奏動画なども交えてお伝えしました。その後、教頭の案内・解説、音楽科主任の同行で校内ツアーを行い、充実した施設・設備と、生徒たちの日常そのままの教室や掲示物なども見ていただきました。ツアーの最後に、オーケストラ演奏会の曲を練習している全校生徒が参加する授業(アリーナで合唱、ホールで合奏)を参観いただき、101教室に戻っていただきました。 授業を終えたばかりの3年生、ピアノ専攻、ビオラ専攻、オーボエ専攻、コントラバス専攻の4名が101教室にかけつけてくれ、それぞれに、堀音を選んだ理由や堀音で学べてよかったことを、中学校の先生方に伝えてくれました。音楽のことばかりでなく、「国語や英語はもちろん、物理や地歴の授業は、先生が音楽につなげて授業をしてくださるので、とても興味が持てます。ちゃんと勉強もしているので、安心して生徒を送ってください!」と何の打ち合わせもしていないのに、本校の教員と生徒のがんばりを伝えてくれるところがさすが3年生で、ありがたいことでした。 3学期制の学校では、個人面談のご準備など、学期末のお忙しい時期に、校長先生、進路ご担当の先生方、音楽科の先生、学年主任の先生と、さまざまなお立場の先生方にお越しいただき、本当にありがとうございました。中学校の先生方に、本校に安心して生徒をお預けいただけるよう、 HORIONを知っていただく取り組みを続けてまいりたいと思います。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 「いつでも もっと、良くなる。」まずは、フェドートワ先生が、堀音の生徒たちのために、チャイコフスキー、ショパンの、ラフマニノフの作品を演奏してくださいました。ピアノの響き方や音の立ち方が本当に素晴らしく、ホール全体がその音色に包まれたように感じられました。作曲家によって音色の違いが驚くほどに鮮明でした。 休憩を挟んで、3年生ピアノ専攻の公開レッスンが始まりました。今回の代表生徒は2名。一人目はショパンのバラード第4番OP.52を、二人目は、ショパンのエチュードOP.10−4とラフマニノフの絵画的練習曲OP.39−1のレッスンを受講しました。 フェドートワ先生はレッスンを始める前に、音楽を専門に勉強している本校生徒の、演奏を聴く態度を、たいへん良い!と褒めてくださいました。フェドートワ先生はすべてロシア語でお話になりますが、同行されている、モスクワ音楽院特別演奏コース コーディネータ―黒崎夕子先生が、抜群のタイミングで分かりやすく通訳してくださいます。黒崎先生はくらしき作陽大学のモスクワ音楽院演奏コースでピアノを勉強なさり、その後モスクワ音楽院にも留学された方で、現在モスクワ音楽院演奏コースで学生たちのレッスン時に通訳をしていらっしゃるとのことでしたが、ピアノとロシア音楽をよくわかっていらっしゃるからこその、素晴らしい通訳ぶりで、生徒の学びを支援してくださいました。 フェドートワ先生は公開レッスンの生徒2名にたくさんの言葉とお手本の音を示してくださいました。「曲の一番はじめの音には責任があります」「曲は前に進めていかなくては」「どの音をはっきり聴かせますか?5の指をもっと!」「ここはもっともっとゆっくりで何度も練習して」「ペダルなしで」「ピアノを学ぶ人は、ショパンのエチュードをたくさん勉強するのが良いです」など、ピアノも弾いてくださりながらお伝えくださいました。「とても良いです」と褒めてくださるときも「もっと良くなります」と常によりよい演奏、より良い音を求めていく姿勢もお示しくださいました。レッスンが終ったあと、生徒たちが先生を楽屋までお尋ねして、質問をさせていただいた際にも、たいへん丁寧にご指導をいただくことができました。 くらしき作陽大学からは、毎年このような貴重な勉強の機会をいただいています。本日司会をしてくださった入試広報担当部長の片山様はじめ、皆様に御礼申し上げます。本当にありがとうございます。 |
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