最新更新日:2024/10/02 | |
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明日は、3年生公開実技試験です! 〜運営リハーサル〜
6月7日(金)
放課後、演奏委員が音楽ホールに全員集合して、教職員と共に、明日8日(土)と15日(土)に開催する「第204回定期演奏会(3年生公開実技試験)」の運営リハーサルを行いました。 まず、委員長・副委員長から全体説明が行われ、その後、受付・誘導・セッティング・放送・記録などの担当に分かれて、2年生がリーダーとなって業務内容の打ち合わせや練習をしました。 当日は、一般のお客様にご来場いただく「演奏会」でありながら、3年生の「実技試験」でもあるため、一人の演奏が終わるたびに、審査官の先生の採点や曲間のお客様の入退場の完了状況、調整室(録音)との連絡など、すべてが整って初めて次の出演者にキューを出せます。その進行を間違いなく、しかも、スムーズに行うため、各役割の十分な理解と正確な動きが必要となります。 明日は、3年生が持てる力を存分に発揮して最高の演奏ができるよう、演奏委員が立派にサポートしてくれることでしょう。3年生たちの渾身の演奏と演奏委員1、2年生の運営にどうぞご期待ください! 3年生公開実技試験(第204回定期演奏会) 【第1日】6月 8日(土)12:30〜 ピアノ 13:10〜 声楽 【第2日】6月15日(土)12:30〜 ギター・弦楽 16:00〜 管打楽 公開実技試験に向けて〜ホール練習〜
6月6日は「楽器の日」です。
1970年、全国楽器協会が、多くの人々に楽器を演奏する楽しさを知ってもらおうと、古くから習い事を始めるのに良い日とされている6月6日を楽器の日に定めました。指を折って数えるとき、1から5までは指を折り曲げていきますが、6の時には小指が立つ、すなわち「子が立つ」形となることから「稽古はじめは6歳の6月6日にすると上達する」と言われているそうです。 そんな今日、堀音の音楽ホールでは、明後日8日(土)と来週15日(土)に開催する「3年生公開実技試験(第204回定期演奏会)」に向けて、「ホール練習」が行われていました。 6月3日(月)から順次始まった「ホール練習」。 3年生たちは、専攻実技のレッスン時間帯や放課後に15分間ずつ割り当てられた時間に、ご指導を受けている先生とともにホールにやってきて、当日の、ホールいっぱいのお客様と審査官の先生方がいらっしゃる客席の様子をイメージしながら、仕上げの練習を行います。 今日5限にホール練習をしていたのは、2組。ピアノの生徒は、まず、先生が弾くピアノの響きを客席後方で確認し、先生からアドバイスを受けてから、入れ替わって弾き始めました。緊張感とともに意気込みが伝わってきます。 次の生徒はフルート。ピアノ伴奏と譜めくりを担当するクラスメートも時間通りにやってきてくれました。立ち位置に関して先生に確認してから、いざ演奏。先生は、客席後方で聴いたり、前方まで来て“音を客席へもっと届けて”というように身振り手振りで働きかけたりしながら、見守ってくださっていました。 本番まであと少し。 当日ベストパフォーマンスが出せるよう、頑張ってほしいものです。 来るべき「はばたき」の日のために。
6月8日(土)と15日(土)に行われる第204回 定期演奏会は、76期3年生の前期実技試験を公開で行うものです。8日に行われる声楽とピアノの専攻生徒にとっては、今日と明日の午後は、演奏会前最後の貴重なレッスンとなります。
そんな日の5日(水)午前中、3年生は共通テスト模試に挑みました。堀音から次のステージにはばたいていくためには、専攻実技やソルフェージュなどの音楽科目はもちろん、普通科の学習にもしっかりと力を蓄えていく必要があります。朝のSHR終了後、会場となる203教室に入ってくる生徒たちの姿は、2年生までの模試の時とちがって、少しの緊張感や落ち着きを感じ、自分のこれからのための模試受験の意味を、自分に落とし込んでいるのが伝わってきました。 新しい学習指導要領のもとではじめて行われる今度の1月実施の共通テストは、前年度からいくつかの改訂がなされます。本校の生徒たちにとっては、国語の問題量が増え、時間が90分に伸びることが大きな関心事です。 8日、15日の公開での実技試験は、堀音での学びの日々の中で積み重ねてきた力を問う、大切な節目となるものです。昨年度の3年生75期の先輩たちも、ある意味“試練”ともいえるこのステージを経験したあと、音楽への向き合い方が一層真摯となり、進路実現へぐんと力を入れはじめたのを思い出します。76期のひとりひとりが、仲間とのつながりやご家族の応援もエネルギーとして、この“試練”を有意義に超えていってほしいと願うばかりです。教職員一同、76期のがんばりを見守っています。 「合唱・合奏」の授業を覗いてみました!
堀音では、火曜日の6・7限は「合唱・合奏」の授業が行われています。
通常の高校ではほとんど存在しない、3学年合同の授業です。本校には各学年1クラスしかないので、つまりは、‟全校合同の授業“ということになります! ただし通常は、声楽・ピアノ専攻の生徒は「合唱」、弦楽・管打楽専攻の生徒は「合奏」に分かれます。本当に‟全校合同“となるのは、昨日のブログでご紹介した、7月21日の「オーケストラ定期演奏会」の演目にあるプーランクの「グローリア」のような“オーケストラの伴奏による合唱”の授業の時。この様子は、オケ定が近づいてきましたら、ぜひご紹介したいと思います。 さて、今日6月4日(火)は、「合唱」は上記の「グローリア」、「合奏」は同じくオケ定の演目のひとつJ.シュトラウス二世の喜歌劇「こうもり」序曲を扱います。6限にレッスン室やホールをめぐってみると、各パートに分かれての授業が行われていました。いわゆる「分唱」と「分奏」です。今日は、「分唱」はソプラノ・テノールとアルト・バスに、「分奏」のほうは弦楽パートと管楽パートに分かれての授業でした。 先輩・後輩が入り混じって、アドバイスや質問などを交わし合いながら、音楽と心の絆を深めていきます。そうして、HORIONサウンドが創られていくのです。 7限には、「合唱」と「合奏」にまとまっての授業が控えています。 オケ定に向かって、みんなで頑張っていきましょう! 第51回オーケストラ定期演奏会 開催にあたって 〜申込方法のご案内〜
第51回オーケストラ定期演奏会を、7月21日(日)14時より、京都コンサートホール大ホールにおきまして開催いたします。
今年の演目は次の通りです。 ・J.シュトラウス二世/喜歌劇「こうもり」序曲 ・プーランク/グローリア ・チャイコフスキー/交響曲第5番 ホ短調 Op.64 皆様にお楽しみいただけるよう、生徒一同、合奏・合唱授業や練習に精一杯取り組んでおります。どうぞご期待ください! ≪入場券(全席指定)申込方法≫ ■申込受付期間 2024年6月3日(月)〜6月21日(金) 定員に達した場合には、申込受付期間中であっても、申込受付を締切らせていただきます。 (このホームページにてお知らせいたします) ■申込方法 お手元の便箋等(用紙・大きさ等不問)に、 (1) 氏名 (2) 住所 (3) 電話番号 を明記の上、84円切手を貼った返信用封筒(宛先を記載したもの)とともに、下記宛先に郵送してください。 〒604-0052 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1 京都市立京都堀川音楽高等学校 オーケストラ定期演奏会事務局 宛 ■申込上の注意 ・お申込みは1通につき5名までです(未就学児のお申込みはできません)。 ・電話やFAX、電子メール等でのお申込みは、お受けできません。 ・到着後、入場券を返送いたします。コンサート当日に必ずお持ちください。 ・全席指定とさせていただきます。 (勝手ながら、お席はこちらで指定させていただきます。) ・プレゼント受付はございません。 ・お申込み後、2週間を過ぎてもチケットが届かない場合は、恐れ入りますがオーケストラ定期演奏会事務局(TEL 075-253-1581)までご連絡ください。 ・お送りいただいた個人情報につきましては、京都市個人情報保護条例に基づいて管理を行い、オーケストラ定期演奏会の開催・運営、公的機関からの要請以外の目的では使用いたしません。 ・演奏会当日、入場口にて、「堀音サポーター協力金」としてお一人様 1,000円のご協力をお願いいたします(詳しくはチラシ裏面をご覧ください)。 ■お問合せ先 京都市立京都堀川音楽高等学校 オーケストラ定期演奏会事務局 TEL 075-253-1581 本校音楽科教員が、FMラジオに出演しました!
朝アップした記事に続けて、本校教職員の話題です。
本校の校歌「海を遠く」の作曲者でもある、音楽科教員・進路指導主事の平田あゆみ教諭が、6月2日(日)25:15〜26:15放送の「FM 大阪 おしゃべり音楽マガジン くらこれ!」に出演しました。 現在、ラジコ(radiko)で検索し、「タイムフリー」を選択、キーワードに「くらこれ」を入力すると聴くことができます。放送から1週間聴けるということです。 本日、平田教諭から生徒たちへも以下のような文言をつけて、広報がありました。 ***************************************************** 校歌「海を遠く」、「チャイコフスキー交響曲5番」(注:夏のオーケストラ定期演奏会のメイン曲)が流れます。スコアに書いていないシンバルの入った珍しい演奏も流れます。3年生の授業のこと(注:音楽理論)、オケ定の宣伝、なども話してきました!ほかに、私の作曲した「恋するくじら」「万霊節」なども…。是非聴いてください! 平田 あゆみ ***************************************************** 校歌作曲に込めた思いや、堀音で生徒たちとともにどう音楽に向き合いたいか、などが、とてもナチュラルに語られています。 皆さまも是非お聴きください。 実践知。
本校の保健体育科非常勤講師 篠原 眞二 先生は、京都市立高等学校で剣道部顧問として、個人や団体の全国優勝にも導いたベテラン教員です。また教え子の方が卒業後世界チャンピオンとなっていかれるなど、ご自身の剣道の競技実績と併せて優れた指導者として全国的に名の通った教員で、今も、大学の剣道部の指導にも携わり、多くの後進を育てています。本校の体育では残念ながら剣道はないですし、体育を専門に取り組む生徒もいませんが、本校の設備や生徒の状況が許す限りの中で、緩急をつけながら、生徒の健康と体力の増進、音楽にとって欠かせない自身の身体のコントロールを視点に、経験豊かな教員ならではの授業を行っています。
その篠原先生に、筑波大学大学院 人間総合科学学術院 人間総合科学研究群でコーチング学の学位取得を目指していらっしゃる 竹中 美帆 さんが、研究のための対面インタビューを依頼され、5月31日(金)本校にご来校になりました。研究課題は「卓越した剣道女子選手の指導者が有する実践知」。竹中さんご自身が篠原先生の「孫弟子」にあたる方で(直接の「弟子」は写真下篠原先生の隣にお座りの、元世界チャンピオン京都市立紫野高校教諭 宮路 早恵子 先生です。)、7月にイタリア・ミラノで行われる剣道の世界剣道選手権大会に日本代表で出場予定の方。競技実績とともに、研究にも意欲的に取り組んでいらっしゃるそうです。 研究の説明の文書を拝読すると、「熟達した指導者は」「技を指導する」だけでなく「試合状況に対応できる戦術力に関する指導の実践知」が働いているはず。「暗黙的に行われているコーチング活動に関する実践知」を明らかになさりたいとのこと。“奥義(おうぎ)”“口伝”であった生徒を伸ばす匠の技を、若い世代の研究者が探究的に科学的に言語化してくださるこのような研究は、剣道のみならず、教科学習の指導や音楽の実技指導などにも広くヒントをいただけるのではないかと期待します。 本日のインタビューで篠原先生からどのようなことばを引き出されたのか、それが他の指導者の方々のインタビューとも比較して、どのような共通性と独自性があるのか、竹中さんの論文の完成を楽しみにしたいと思います。 竹中 美帆 さん、本日のご来校ありがとうございました。7月の世界剣道選手権大会でも、ぜひご活躍ください。 |
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