最新更新日:2024/10/02 | |
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令和6年度 京都堀川音楽高等学校 学校経営要項
令和6年度 京都堀川音楽高等学校 学校経営要項を配布文書に掲載しました。
本年度は教育目標をリニューアルし、「人とつながる音楽家」の育成、といたしました。3学年そろって、新学習指導要領に基づくカリキュラムを実施することとなる本年度、音楽専門学科の単独高校として新指導要領の精神にしっかりと沿いながら、教育目標に向かって、生徒のキャリア形成に、教職員一同誠心誠意伴奏していきたいと思います。 また、学校経営方針では、「教職員が互いに敬い合い、適切な『相互依存』の形を追究する」ことや、教職員ひとりひとりが、「特長ある『公立高校唯一の音楽高校』」の一員として、「日々自身の専門性の研鑽と教養の獲得に努める」ことをあげ、それが教育目標で生徒に求める姿と呼応することも確認しました。 専門性の高い、多くの講師の先生方とともに、今年度も一歩一歩、歩みを進めていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 ご挨拶
令和5年度に引き続き、本年度も校長を務めさせていただくこととなりました、中村 陸子(なかむら みちこ)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
昨年度は皆が待ち焦がれた“平常”の日々、久しぶりに何の制約もなく音楽科らしく教育活動に勤しむことができました。地元城巽自治連合会の皆さま、京都・堀音同窓会の皆さま、この校舎を拠点に活動されている、京都子どもの音楽教室と京都市少年合唱団の皆さまはじめ、音楽関係者の皆さま、全国の芸術・音楽系大学の皆さま、数えきれないたくさんの方々のご理解とご協力、ご指導のおかげで、本校の歩みをすすめてまいることができました。たびたびの演奏会に足をお運びくださった皆さま方も含めて、おかげさま、と御礼申し上げます。本当にありがとうございました。本年度も引き続き、本校の生徒・教職員へのお支えとお見守りを、お願いするばかりです。 私自身、生徒たちからたくさんの音楽を聴く機会をもらいました。音楽は言うまでもなく、一回性の芸術です。高校生として謙虚にまっすぐに音楽に向き合い、また若い音楽家として堂々と自分の表現を伝えようとする彼らの演奏。その場、その時に、彼らの傍らにある機会をいただける幸運を思う1年でした。今年度、その幸い、その贅沢に馴れることなく、また、昭和23年という厳しい時代に、新制高等学校に西洋クラシック音楽に特化したコースを置くという、ある意味常識の枠外の願望を実現させた京都の熱き先人たちに思いを致しながら、誠実に務めを果たしてまいりたいと存じます。 今年度は教育目標を「人とつながる音楽家」の育成、とシンプルな形にリニューアルいたします。音楽家にとって人とつながるとはどういうことなのか、人とつながることがどのような意味を持ち、音楽に志す生徒たちの今と未来に、どのような可能性を生み出していくのか、生徒たちとともに探り続けていこうと思います。 ここ城巽の地に移転新設し、校名を「京都堀川音楽高等学校」に改めてから15年目の春を迎えました。東門の桜が美しく咲いた本日より、令和6年度を始めます。どうぞよろしくお願いいたします。 令和6年4月1日 京都市立京都堀川音楽高等学校 校長 中村 陸子 |
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