最新更新日:2024/11/01 | |
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学校説明会&コンサート ご参加ありがとうございました。
9月30日(土)午後、在校生によるコンサートからプログラムを始めました。1組目は、7月のオーディションで出演権を得た、ドヴォルジャークピアノ五重奏曲 第2番 イ短調 作品81 第4楽章 のアンサンブルチームの演奏でした。プログラムの裏面に掲載した演奏生徒からのメッセージには、2年生のヴァイオリン専攻の2名が、3学年混成のアンサンブルがしたいという発案で実現したチームとのことでした。その後は3年生の生徒による、ピアノ、ヴァイオリン、声楽、トロンボーンのソロの演奏が続き、会場の中学生と保護者の皆さんから大きな拍手をいただきました。
休憩を挟んで、教頭の司会での学校説明会に入り、校長からの学校紹介、教務主任からの入試説明、音楽科主任からの課題曲等説明と、本校のさまざまな面での特徴をお伝えする時間となりました。中学1年生から3年生までの会なので、得たい情報はまちまちなはず。全体の説明でカバーできていないところは、あとの個別相談にお越しいただきました。 また他府県の方は、受検していただくための手続きについての説明を、会場を204教室に移してご説明しました。 今回も生徒スタッフが教員とともに動いてくれました。午前に最終打ち合わせをしたのち、受付や入場・移動誘導に活躍、全体会終了後の中学生との交流を演奏生徒も含めて行いました。中学生の質問に率直に、また未来の後輩への愛情を込めて、なるほど、と感心するコメントを返していました。最後に、ひとりひとりが堀音の魅力を語り、中学生も保護者の皆さまに、何か安心感を伝えてくれたように見えました。この部分の詳しい様子は、後日別途お知らせできたらと思います。 本日ご参加の保護者の皆さま、お忙しいところお越しくださり本当にありがとうございました。本校は選抜に関わることだけでなく、さまざま特徴がございます。このあともいつでもご質問やご相談を本校までお寄せください。 中学生の皆さん!堀音今日堀音生の演奏や人柄に触れていただき、また、本日配布資料にありました「Horion News」や演奏者のメッセージをお読みいただき、もっと堀音のことを知りたい、こういう先輩とともに音楽を楽しみたい、高みを目指したい、と思っていただけたなら幸いです。 令和5年度 前期終業式
今朝はJRや近鉄で機械トラブルなどの影響で遅延、8時30分の段階で、9時開始予定だった、前期末考査最終科目の試験を、1時間遅らせ、10時開始、その後の終業式、LHRも1時間ずつ遅らせることとし、Google Classroomで発信も行いました。影響を受けずに9時開始に間に合って登校した生徒たちは、事情を理解し、自習をしてくれました。
11時からは城巽アリーナにて終業式。校長、音楽科主任、進路指導主事、生徒指導主事と続き、そのあと生徒自治会より、文化祭自治会企画での収益をユニセフに寄付して感謝状を頂戴したことの報告と、10日始業式の午後に行う体育祭−音(おん)リピック−についての説明と協力を求める連絡がありました。 校長からは、4月からの半年、たくさんの演奏を聴かせてもらった。一回性の芸術である音楽に向き合う高校生の「今」この一瞬に接する機会をもらえたことへの感謝が伝えられました。 音楽科主任は、音楽を本気で追究することの意味、ひとりよがりでない自分の音楽を表現していく大切さを伝え、最後に「芸術の秋といいますが、みなさんは1年中芸術です。」という言葉で生徒を激励し、生徒たちの温かな笑いを引き出していました。 進路指導主事は、10月末の京都城巽フェスティバルでオーケストラが演奏する、本校の先輩47期稲本響さん作曲、大河ドラマ「どうする家康」のテーマ曲に関連して、今「どうする家康」の舞台なっている「天正」という時代について話をしました。天正遣欧少年使節の若者がヨーロッパから楽器とその演奏技術を持返り、秀吉の前で演奏した、西洋音楽と日本が出会った時期。その場所、秀吉の邸宅聚楽第跡は本校からすぐそこのところ。そしてその少年たちは欧州でその知性とともに清々しい立ち居振る舞いが賞賛された。みなさんも意識していこう、と呼びかけました。 生徒指導主事は今年度本校に赴任した教員なので、初体験の堀音の文化祭、各クラスのミュージカルに感動したことを伝えてくれていました。そして、何かを創り上げるときには人と人の摩擦や衝突が起こる。そこを話合い、聴き合ってよいものにしていくことの重要性を確認していました。 生徒たちは30日・10月1日の土日、2日〜6日の秋期休業、7日・8日・9日の土日祝と、授業がありません。2日〜6日は9:00〜15:00までレッスン室が使えますが、この10日間、前期を振り返ってどれだけ計画的に学習や練習を積み重ねることができるか、教養を広げる機会を設けられるか、生徒の自己調整力に期待します。 今週末の2つの説明会、ご来校お待ちしています。
本日午後、理科室にて、今週末に実施する2つの説明会の配布資料を袋詰めする作業を教職員で行いました。
かねてよりご案内申し上げているとおり、明日29日(金)15時30分(受付15時より)からは、中学校の先生方にお越しいただいての説明会(詳細はこちら)、明後日30日(土)13時(受付12時30分より)からは、1年生から3年生までの中学生と保護者の皆さまにお越しいただく、学校説明会&コンサート(詳細はこちら)を行います。 どちらの説明会も、急にご都合がつくことになられて「参加したい!」とご希望下さる場合は、本校の教務部(京都堀川音楽高校 075-253-1581)までお電話ください。明日の朝9時から電話対応できますのでお待ちしております。 明日、明後日本校のお越しくださる皆さま、どうぞお気を付けていらしてください。 前期末考査3日目
今日は前期末考査の中日(なかび)。午前中で考査が終了しての午後2時ごろ、校舎の2階3階では、生徒がそれぞれに自分の学びの時間を過ごしていました。
2年生の教室では、何人かの生徒が机に向かい、時には生徒同士教え合って、明日考査が実施される科目の勉強に余念がありません。 3階のレッスン室では、1年生の管楽器専攻の生徒が、根気よく練習曲をさらっていました。毎日完全下校の3時までは、チューバか副専攻のピアノの練習をして、帰宅してからは考査の勉強を“ねじ込む”のだと話してくれました。 別のレッスン室では3年生の管楽器の生徒が、相談をしながら練習をしているのが防音扉の窓越しに見え、こちらに気づくと素敵な会釈をしてくれました。 1階の事務部窓口を見ると、レッスン室の鍵は、そのほとんどが貸し出されていました。 考査期間中の午後、生徒たちの「自己調整力」が鍛えられています。 マンホールトイレの設置工事
ここ数日、本校グランド周辺で、マンホールトイレ設置の工事が進んでいます。マンホールトイレとは、災害時に水道や電気が止まっても機能する、下水管に直接接続するトイレのことで、京都市内でも、避難所に指定されている学校に、順次とりつけられています。本校も、城巽アリーナが地域の方々の避難所に指定されているため、グランド東南隅に設置することとなりました。
本校の場合、下水管を延長する工事や使用する雨水を貯めるタンクの設置、また車いす等でも対応できるように、東門方向からマンホールトイレまで側道をつける工事など、かなり大掛かりな工事となっています。生徒の授業や登下校等にできるだけ障らないように、また御池通の歩道を使用される方々のご迷惑にならないように、施工業者が警備の方も配置して、安全に留意しながら進めてくれています。 本校では災害時等に配慮し、手洗い場について感染予防の観点からは自動水栓が望ましいが、停電のことも考えると肘で開閉ができるレバー式の蛇口も設けるべき、という養護教諭の提案で、アリーナ前の洗面所はその2種の蛇口を設置しています。このように生徒・教職員ともども、いざという時の備えの大事さに思いを致し、学校でも家庭でも実行に移していくよう努めたいと思います。 令和5年度 前期期末考査 初日
9月25日(月)今日から29日(金)までの5日間、本年度の前期期末考査が実施されます。この間も毎朝、各クラスでSHRは行われます。
初日の今日、3限目の時間割は1年生西洋音楽史、2年生視唱の考査でした。3年生は2限までの時間割だったので、他学年の考査に障らないよう、学校に残る生徒は、待機部屋として用意された101教室で過ごしました。 2年生の視唱の考査は、3曲の課題について、審査の教員の待つ3つのレッスン室を、生徒が一人ずつ移動して受験します。新曲視唱では与えられた時間、楽譜を見てから試験に臨みます。また、公平性を期すため、指定される曲の情報等が漏れないよう、試験の済んだ生徒とこれから試験を受ける生徒が接触しないよう、動線が工夫されています。生徒たちは時間のはじめに一旦全員が309教室に集合して、担当の教員より考査の段取りや動線等の説明を受けてからのスタートとなりました。 考査は、日々の学習の成果と課題を把握する、生徒にとっても教員に取っても、大事なチェックポイントです。午後は、学校や家庭で明日以降の考査科目の勉強にしっかりと取り組んでください。また、うまく時間を作って、専攻の練習にも、学校のレッスン室や家庭で、計画的に継続して取り組んでほしいものです。学校は15時が完全下校となっています。 「学校説明会&コンサート」(9/30) に向けた 生徒スタッフ第2回ミーティングを行いました!
9月22日(金)昼休み
9/30(土)開催の「学校説明会&コンサート」に向けて、生徒スタッフの第2回ミーティングを行いました。 今回は、当日“在校生との交流タイム”を担当する生徒スタッフたちの打合せとミニリハーサルを行いました。 「中学生」役と「スタッフ」役とに分かれて、質問と回答のやりとりを試してみながら、伝える内容や伝え方について、和気あいあいと意見交換していました。 中学生のみなさん! お申込は現在、締切を延長して受付中です。 こちらから、どうぞお申し込みください! 明るくて楽しい音高生スタッフがお待ちしています! 2年総探「重唱奏中間発表」を行いました!2年生の「総合的な探究の時間」では、12月に予定しているコンサートに向けて、企画から準備・広報・運営、そして出演まで、すべてを自分たちの手で行うプロジェクトに取り組んでいます。 今日の授業では、本校音楽ホールで、2週にわたる「重唱奏中間発表」の後半を行いました。 2年生たちは、声楽・ピアノ・弦楽・管楽のさまざまな組み合わせによる大小15チームに分かれて毎週レッスンを受け、練習に励んでいます。今日は、ピアノアンサンブルばかり5チーム(2台4手・2台8手)の発表と、先生方からの講評がありました。 どのチームもやや緊張しながらも、視線や呼吸で気持ちとタイミングを合わせて、よい音楽を奏でようと一生懸命演奏していました。 先生方からの講評には、「レッスン室で合わせをしている時とは違い、このホールは響きがいいからアーティキュレーションをもっとはっきり出さないと伝わらない」「聴いてくださる人がいることを意識して。堂々とステージに登場しよう」「ピアノはブレスをしなくても弾けるが、フレーズの変わり目をもっと意識して、互いにブレスを感じあって」「合わせでは相手に遠慮しがち。もっとコミュニケーションをとろう。『ここはこう演奏したい』などアイディアや思いを出し合い、相乗効果で演奏を高めて」など、アンサンブルで学んでほしいことやコンサートに向けての姿勢から、さらには、音楽を究めていこうとする者としての学びへの向き合い方に至るまで、さまざまなアドバイスが贈られました。 放課後には、多くのチームが個別の講評を伺いに、職員室に殺到していました。 12月のコンサートに向けて、さらに練習・合わせ、レッスンを積み重ねてほしいものです。 しかしその前に、来週の前期末考査でしっかり学習の成果を発揮できるよう、この週末は普通教科の学習にしっかり取り組みましょう! 【写真上】ピアノ重奏(2台8手) 【写真中】講評を聴く2年生たち 【写真下】スタインウェイをピアノ庫へお片付け チェロの醍醐味。「私たちの都合でなく、作曲家がどういう都合なのかを考えて。」「音が下降していくのは、重力で物が落ちる自然と同じだからもともと安心感がある。だからここはより甘美に。」「弦ってどうやって響くの?YouTubeで動画があるよ」など、生徒それぞれに、表情とジェスチャーを交え、丁寧にご指導くださいました。 生徒が演奏する練習曲に、先生がご自分のチェロでそっと伴奏をつけてくださるシーンは、演奏会で素敵なアンサンブルを聴かせていただくような心持ちになるほどでした。チェロという楽器の奥深さが伝わってきました。 最後に、中木先生から、聴講していた他専攻生も含めた生徒たちに、メッセージをいただきました。その中で、入試やコンクールで正確に弾くことはもちろん悪いことではない。でも審査する側、聴く側にたってみるとそれだけでは面白くない。楽しくない。エチュードもバッハもしかり。聴く人が楽しめるよう楽しんで演奏してほしい。審査する側は、こんな解釈をするんだ、こんな熱い人がいるんだ、というような出会いを求めている。それを思っていてほしい、と心に響くお話をしてくださいました。 中木先生は京都駅から本校までタクシーでお越しくださったのですが、「堀川高校」で降ろされてしまわれ、そこから本校まで、バス2停留所ぶんの距離を歩いてきて下さった、とのことで恐縮しましたが、そのお疲れをものともせず、とても内容の濃い、生徒たちの音楽魂をゆさぶるレッスンをしてくださいました。中木先生、本日は本当にありがとうございました。 華やかな音色。古賀先生は、曲のレッスンに入る前に、3年生2名をステージにあげて、マウスピースで音程をとる練習を、一緒に行ってくださいました。管楽器の演奏にとって、基礎的で、とても重要な練習であることを確認してくださっていました。 曲のレッスンの中では、そのフレーズの大事な音については、本人が気づかない少しの音程のズレも鋭くご指摘くださり、それを修正すると一挙に活き活きとしたフレーズになっていました。 「ピアノは弱くという指示だけれど、音量をさげてしまうだけでは届かないから、やさしく、とかソフトに、という意識でどうその部分を伝えるかはずっと考えている。」「この部分は前のところの“韻”を踏んでいるよね。どうしてだろう?印象づけたいのだよね。」など、先生がすぐそばで、ご自分の楽器を惜しみなく鳴らしてくださりながらご指導いただくことができました。先生のトロンボーンの音色は、なんとも品のある華やかさで、レッスンを受けている生徒も聴き入ってしまうほどでした。 自分の届けたい音を言葉にすることの大事さ、他の人の音を言葉にしてみることの大事さ、また、他の人がどのような言葉でその音を表現するかを知ることの大事さ、も伝えてくださいました。 トロンボーンという楽器の魅力が専攻以外の生徒にもよく伝わる時間でした。古賀先生、長時間にわたってのレッスンを本当にありがとうございました。 |
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