京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/10/01
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9/28(土)中学生対象HORION秋のスクールガイダンスへのご参加ありがとうございました!今後、演奏会やスクールガイダンスなどで、また皆さんとお目にかかれることを、生徒も教職員も、心待ちにしております。

75期 卒業実技試験

昨日1月16日(火)から18日(木)まで、3年生の卒業実技試験を行っています。

昨日はピアノ専攻と副専攻ピアノ、本日は午前・管打楽、午後・弦楽、明日17日に声楽と副専攻声楽というスケジュールです。本校ホールにて、採点官である本校音楽科専任教員と専攻非常勤講師の方々、授業等の合間をぬってかけつける本校教職員、3年生の仲間たちの前で、良い緊張感漂う中、3年間堀音で培った「音楽力」を発揮すべく、誠実な演奏が続いています。

玄関には、12日の75期激励会で校長から渡された「楽」の字の色紙版が飾られています。後輩たちも教職員も、毎日この「楽」を見て、実技試験、そして大学入試の実技試験に向かっていく75期全員に、エールを送り続けています。

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「薬物乱用防止教室」を実施しました!

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1月16日(火)5限

1年生を対象に、「薬物乱用防止教室」を実施しました。講師として、本校の学校薬剤師でいらっしゃる田中秀明先生にお越しいただき、たいへん優しくわかりやすいお話をお聞かせいただきました。【写真上】

まず、外国のある街かどで一人が別の人に地図を見せながら道を尋ねているビデオを見せ、「なにかおかしなことに気づきませんでしたか?」と質問されました。ちんぷんかんぷんな生徒たちも、何度か繰り返して見ているうちに、道を尋ねている人が、途中で別人に入れ替わっていることに気づきます!このことから田中先生は「知らないことはわからないし、気にしていないことにはなかなか気づきにくい。私たちは、知っているからこそ気づくことができます。今日は、薬物乱用防止について、しっかり知ってください。」と生徒たちを引き付けてくださいました。

前半は、薬の飲み方・取り扱い方について、具体的な誤った例を挙げ、どこが間違っているかを探すクイズから「薬の7つの約束」を確認されたり、水とお茶のペットボトルにそれぞれ鉄剤のシロップを入れるとお茶の方だけが真っ黒に変色する様子を見せて【写真中】、「水かぬるま湯で飲む」という用法を守ることの重要性を説明されるなど、とても理解しやすい形で薬についての正しい理解・行動を促してくださいました。
 
後半は、違法薬物の乱用、特に大麻に注目して解説くださいました。昨年12月に大麻取締法改正で医療用大麻の解禁のニュースが報じられましたが、それは医療用のものであって、大麻の合法化ではないこと、嗜好用のものを認めている国はあるにはあるが少数であり、「合法化=安全」ではないことを力説されました。「このニュースに便乗したデマ・ウソに騙されないように!」と強調され、生徒たちは大きくうなずいていました。

さらに、ペンシルベニア州フィラデルフィアではヘロインの50倍も強い精神安定剤「フェンタニル」が蔓延し、全身が脱力し朦朧と彷徨う中毒患者でいっぱいの“ゾンビタウン”と化した街があると、そのニュース映像を見せてくださいましたが、本当に衝撃的でした。

そのあと、薬物乱用防止の啓発CMを視聴。「登場人物が“痩せる薬”だと友達から見せられたのは、飴のような包み紙にくるまれたもの――パッケージもなければ、用法・用量などの説明書もない。薬だと言えませんね。そもそも痩せる薬はありません。」
最後に、田中先生は孫氏の『兵法』から「彼を知り己を知れば、百戦殆(あや)うからず。……」を紹介し、「堀音の皆さんは自分のことをしっかりわかっている人たち。相手がどういう行動をとるのかを知っていれば、戦うことになったとしても負けない(=誘われても正しい判断ができ、断ることができる)。」といったメッセージで締めくくられました。

先生に大きな拍手でお礼を伝えたあと、各自、レポートを作成して終了しました。【写真下】

田中先生、とても有益なお話をありがとうございました。

「次」へ。

1月15日(月)、3年生の1時間目は13日に挑んだ、大学入学共通テストの自己採点を行いました。進路指導主事の説明に従って、問題用紙に書き込んだ自分の解答と正答を照らし合わせて、正確な点数を所定の用紙に書き込みました。生徒たちは落ち着いた様子で、丁寧に自己採点を進めていました。自己採点のあとは、2時間目政治的教養講座、3時間目聴音、4時間目視唱と、次に向かって早速歩みを進める75期でした。

2時間目は101教室に集合し、グループごとに着席。NPO法人 Mielka(ミエルカ)からきてくださった講師、上嶋美紀さん、三宅桃花さん(ともに大学生)と学びを進めました。1.身近なところから社会に関心を持つ 2.自分の意見を発信できるようになる 3.社会参加・政治参加のハードルが低いことを知る、の3つの今日の目標のもと、京都市について考えるグループワークで会はスタートしました。まず個人で、京都市の「いいところ」と「気になるところ」を色別の付箋にいくつも書き、それをグループでカテゴライズして模造紙に貼りだしました。各グループは「人」「歴史」「経済」「観光」「交通」などのカテゴライズで整理し、2つのグループが発表しました。

その後上嶋さんがまとめとして今日の3つの目標に沿って講義を行ってくださいました。音楽も社会との関わりなしには成立しないこと、支援金や補助金などの制度に見られるように、芸術も政治や社会に守られることもあること、伝えることで変わった実例、政治参加については、投票はもちろん、パブリックコメントや請願書の機会もあること、など、生徒たちと年齢が近いことから目線をうまく合わせて、わかりやすくお話くださいました。

この政治的教養講座は、ここ数年、毎年共通テスト明けの日に行っている特別授業です。18歳成人としての自覚と、これから社会の一員として音楽に向き合っていくことを確認できるこの講座を、今日受講するいう意味はとても大きいと考えています。

明日からは卒業実技試験が始まります。学校のホールでの最後の実技試験。堀音での3年間の集大成として、持てる力を全て出し切ってほしいと願います。


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挑む。〜大学入試共通テスト〜

本校75期3年生の多くの生徒が、本日、大学入試共通テストに挑んでいます。日々の練習で培ってきた集中力や、これまでの実技試験やさまざまな演奏会、文化祭などの経験で身に着けてきた「本番」へのタフさが堀音生のつよみ。これまで仲間や教職員とともに積み上げてきた学力を、十二分に発揮してくれることと思います。

ご自身の心配を胸に秘めながら、今朝生徒たちを笑顔で送り出してくださったであろう保護者の方々に、心より御礼申し上げます。今日までのお支えも含め、本当にありがとうございます。このあと卒業実技試験、大学入試の実技等の試験は続きます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

教職員一同、そして76期、77期の後輩たちも、75期のみなさんの健闘を念じています。

写真:1月9日全校アセンブリーで生徒自治会が代表して75期に贈呈した、在校生からの応援メッセージの花束。
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豊かなれ。

今日は、生徒たちには「1月12日に、何時に訓練の緊急放送が入るかは予告しないで避難訓練を行う」という予告のみの避難訓練を行いました。この計画は、12月から立てていたものですが、年初からの災害や事故の教訓から、より一層意味深いものとなりました。本日2時間目は、全学年講座別の授業で、そういった担任以外の教員が指示をしたり、点呼をとったりして安全に避難場所まで非難する訓練となりました。聴音や英語の講座では、非常勤講師の先生方のご協力も得て、非常に短い時間にアリーナ(寒さのためグランドでなくアリーナを避難場所としました)に集合することができました。

避難訓練が充実していたという他府県の中学校から来ている1年生のある生徒からは、校内放送のボリュームがもう少し大きくないと、緊急時に聴き取りにくい、という指摘があり、日頃ほとんど放送設備を使わずに連絡等をしていて、教職員も気づいていないことに気づかされました。改善していきます。

大学入学共通テストを明日に控えた本日、4時間目終了後、75期3年生は教室に集合し、多くの教員が見守る中、「激励会」を行いました。これは共通テストに向けてだけでなく、生徒のこれからの人生を激励する意味を込めた会です。

進路指導主事の司会で、まず校長が話をしました。校長は「楽」の字が篆書(てんしょ)で書かれたものを掲げ、「楽(がく)は古代中国以来、神との交感や国の平安を祈る、魂の崇い人の行為だった。「音楽」は明治期の翻訳語で、その「楽」の意味も込められている。「楽」は日本語に訓読して「楽しい」と読むが、古語「楽し」は精神的に満ち足りている、また、豊かである、という意味。「楽」がそのような状態を生み出すことからそう読みたいと考えたのだろう。「音楽」に志し、自分の中にしっかりと「音楽」を持っているあなた方はこれからの人生もきっと「楽」しんで進んでいける、その人らしく豊かな人生を歩んでいける。」とみなを激励しました。そしてその書を生徒にプレゼントしました。

その後、進路指導主事から明日の諸注意がありました。それから副担任、教頭と愛情あふれる激励が続き、最後に担任から思いのこもった言葉が届けられました。そして75期恒例の「エイエイオー!」の掛け声で会を締めくくりました。

ホワイトボードには国語の担当である生徒指導主事が、今日の授業中に生徒たちに贈ったという「あわてず あせらず あきらめず」の文字も。この言葉も明日のテストのみならず、これから何かの時には唱えてほしい言葉です。

75期のみなさんに心を込めて、豊かなれ!とエールを贈ります。

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劇団四季「バケモノの子」主役の 貞松 響先輩 が 来校されました!

1月10日(水)
今日は、素敵なお客様がありました。
4月に、「オペラ座の怪人」出演の際にもポスターを手に訪問してくれた、劇団四季の貞松響さん(65期卒)です。

貞松さんは、大阪四季劇場で上演中の「バケモノの子」で、主役の蓮に大抜擢され、連日舞台を務めていらっしゃいます。今回もまた、出演者全員のサインの入ったポスターを携えて来てくださいました。

教員らに主役の舞台が始まった報告をしてくださっていると、生徒たちも集まってきて、先輩後輩の交流が始まりました。
貞松さんが主役の初舞台の日に、偶然観劇したという1年生を始め数名が、あまりに熱心に話すので、ついに校長先生がお部屋に招き入れてくださって、様々なお話を伺いました。
最後に、色紙にサインをいただき、みんなで記念撮影をして、お見送りしました。

今後のご活躍が、本当に楽しみです!
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堀音をもっともっと知ってください。               〜その3  1/27 旭堂楽器店サンホールにて〜

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本校の魅力をもっともっと伝えたい!
そんな願いを込めて、校外の会場をお借りして、本校の学校説明会をいくつか行っています。

今回はその第3弾!

1月27日(土)13:00〜旭堂楽器店のサンホールにて、公開レッスン・コンサートを開催いたします。

入場は無料。
どなたでもいらしていただけますので、ナマのクラシック音楽の演奏をリラックスして聴きたい方、京都市内のみならず、近隣府県にお住いの中学生や小学生の皆さま、京都にいらっしゃるおついでのある方など、お気軽にぜひお立ち寄りください。

今回は特に、小さなお子様にもお楽しみいただけるコンサートプログラムもご用意しております。
音楽が好きなお子様や、日頃、小さなお子様連れではなかなか演奏会に足を運びづらいという保護者の方にもお気軽にお越しいただき、楽しい時間をお過ごしいただけたらと思います。

皆様、ぜひお越しください!お待ちしております!

令和6年 年の初めの全校アセンブリー。

1月9日(火)、朝HRに集合してからアリーナに移動して、全校アセンブリーを行いました。本校は前期・後期の2期制のため、「始業式」とは呼びませんが、堀音の生徒と教職員が揃って令和6年をスタートする時間を持っています。

冒頭、年末の全校アセンブリーで教頭からお知らせがあったとおり、校歌「海を遠く」の1番と3番を、音楽科主任のピアノ伴奏で合唱しました。

それに続く校長の挨拶は、こうして皆が元気に揃ってここに集まり、校歌を歌えることが当たり前ではない。いつもの年以上に本当に有難いことに思う、と、元日からの能登半島地震などさまざまなことによって、今そのような状況でない方々へのお見舞いとともに感謝の言葉が伝えられました。
厳しい状況の中でも、これまで人々が積み重ねてきた知恵が実践となって表れたこと、非常時にはそういう積重ねがあるからこそ、個人の判断が活きたこと、若い力の活躍、そして生徒も教職員も、今自分たちのできることに精一杯力を尽くすことを約束しよう、と話しました。
暮れにGoogle Classroomで発信したように、日本の伝統ではお正月に皆一斉にひとつ年を重ねる。学校は4月スタートの年度で暦を動かすので、「年」と「年度」は3か月ずれる。その1月から3月の3か月間は、今の学年の締めくくりと各学年それぞれの次のステージへの準備を行う大事な時間、寒い時期体調には十分注意して前へ進もう、と激励しました。

続いて話をした音楽科主任からも、進路指導主事からも、「音楽の力」についての言及がありました。「海を遠く」の歌詞に込められた想像力をもって、今すぐではなくとも自分たちに何かできることがあるのではないか、と生徒たち自身が仲間とともに考えてくれることを期待します。

教務主任からは3歳のときに被災を経験した阪神淡路大震災の話があり、避難所に指定されている本校に先日完成したマンホールトイレの重要性を、生徒たちはより深く理解したことだと思います。

最後に生徒自治会の生徒から、今週末に実施される共通テストに挑戦する3年生に向けて、大きな花束に模した1、2年生からの応援メッセージの寄せ書きの贈呈がありました。
共通テストのみならず、これからも自分たちの先を歩み続けてくれる先輩たちに、頑張れとありがとうの思いのこもったプレゼントです。

2時間目からは通常の授業となり、生徒たちは久しぶりの7時間目までの授業にしっかりと取り組んでいました。

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堀音をもっともっと知ってください。〜その2 1/21 JEUGIA高槻店にて〜

本校の魅力をもっともっと伝えたい!そんな願いを込めて、校外の会場をお借りして、本校の学校説明会をいくつか行っています。入場は無料、どなたでもいらしていただけますので、ナマのクラシック音楽の演奏をリラックスして聴きたい方、高槻のみならず阪急やJR沿線の京都府乙訓エリアにお住いの中学生や小学生の皆さま、その方面におついでのある方など、お気軽にぜひお立ち寄りください。来場者の年齢は問いません。小さなお子様の演奏会初体験の機会にしていただくのも大歓迎です。

その一つとして、1月21日(日)13:00より、JEUGUA高槻店にて、公開レッスン・コンサート&学校説明会を行います。
プログラムは、本校講師と生徒による「ピアノ公開レッスン」、ピアノの、「卒業生(本校卒業後、東京藝術大学大学院で研鑽を重ねている若き音楽家たち)によるコンサート」、そして本校校長からの本校の近況を含めた「学校紹介や質疑応答のコーナー」、となっています。

詳しくはフライヤーをご覧ください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

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令和6年の仕事始め。

あけましておめでとうございます。

本日1月4日より、本校は学校閉鎖を解き、生徒・教職員が校舎に戻ってきております。

元日から、心穏やかでいられないような出来事がいくつもあり、皆さまの中にはご関係の方々にもその影響が及んだことなどでお心を痛めていらっしゃる方々もあるかと存じます。本校にも北陸地方から通学していたり、こちらの下宿から帰省していたりの生徒もおり、幸いご家族ともに無事を確認できましたが、心配をいたしました。

関係の皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、この日常を当たり前と思わず、感謝の気持ちをもって、今自分たちにできることを真摯に務めてまいりたく存じます。

今朝は雨模様にも関わらず、何人もの生徒が、9時からのレッスン室開放に合わせて登校し、練習をしておりました。また午後からは、京都市少年合唱団の子どもたちが、明後日6日、京都コンサートホール大ホールで行われる第129回京都市少年合唱団定期演奏会の練習のために、続々とやってきてくれました。音楽を愛する彼らが、仲間とともにのびやかに音楽を愉しみ、ひたむきに良い音を追究し、自分たちの音楽を豊かに発信できる毎日でありますよう願うばかりです。

今年も教職員一同、保護者の皆さま、城巽自治連合会はじめ地域の皆さま、同窓会、音楽関係諸団体の皆さま、京都市教育委員会の方々など、多くの方々のお支えを得て進んでまいりたいと思います。生徒・教職員に温かなお見守りをお願いいたしますとともに、行き届かぬことがございましたら、どうぞお知らせくださいませ。

今年一年、どうぞよろしくお願いいたします。

京都堀川音楽高等学校
教職員一同


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京都市立京都堀川音楽高等学校
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