京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/08/23
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中学生対象 HORION夏のスクールガイダンス PART2へのご参加ありがとうございました。今日のレッスンや生徒たちからのアドバイスなどを、明日からのご自分の音楽に活かしてくださることを願っています。

ベートーヴェンの神髄に迫る。

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11月22日(水)、本校芸術顧問をお願いしている松田 康子先生のピアノ特別講座「ベートーヴェンの神髄に迫る〜ピアノソナタからの考察〜」が開講されました。松田先生は堀音の卒業生。ドイツにお住まいですが、ありがたいことに、毎年複数回、本校の生徒たちにレッスンをしてくださっています。

在校生の皆さんは、過日ご来校の稲本 響さんが、堀音を卒業した後、松田 康子先生に師事するためにミュンヘンに留学した、とお話になっていたのを覚えていると思います。

今日は3年生3名が、それぞれ、ベートーヴェンピアノソナタ 第27番 第1楽章、第12番 第1楽章・第2楽章、第23番 第1楽章のレッスンを受講しました。「『こんな感じ』、ではなく、楽譜を見て。」「どの音もどの音も考えて。」「作曲家が求めている空気を伝えて。」「ただの音階じゃない。低音にぐーっと引っ張られて!」と一音一音、1フレーズ1フレーズ、丁寧にご指導いただきました。「ベートーヴェンのものは、“シャガール”知ってる?ああいう作風ではなくて、石垣の石を緻密につみあげるようなこと。」そして「譜読みすることは、音を正確に弾けるようにすることじゃない。作曲家のemotionを感じ取ることです。曲は作曲家のemotionからできている。」と”ベートーヴェンの神髄に迫る”お言葉をたくさん頂戴できました。

先生が、豊かな表情とジェスチャーで伝えてくださる内容は、聴講の生徒たちにもよく届いたようでした。たびたびお手本としてお弾きくださるピアノの音色は、格別でした。また、生徒の肩や背中に手を添えて、生徒の目をまっすぐに見て大事なことを伝えて下さるお姿に、若い後輩たちへの深いご愛情を感じました。

24日(金)には、2年生が受講する機会をいただきます。松田先生、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

NHK大河ドラマ「どうする家康」             音楽担当 稲本 響さん(47期卒)特別授業!!

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11月13日(月)
本校47期卒業生で、現在放映中のNHK大河ドラマ「どうする家康」の音楽を担当されている稲本響さんにご来校いただき、「人とつながる音楽家」を大テーマに据えて、特別授業をしていただきました。
稲本さんは、ピアニストであり作曲家でもありますが、型にはまらないアーティスト、クリエーター、音楽監督として国内外で多彩な活躍を見せる、今大注目の音楽家でいらっしゃいます。

時間割どおりの1時間目の授業を終えて、みんな、どきどきわくわくの期待を胸に、次々とホールに集まってきました。

時を遡り、当日早朝8時前。稲本さん仕様の特注ピアノ「STEINWAY&SONS(NEW YORK)」が、タカギクラヴィア株式会社のトラックで到着。そして、ピアノプロデューサーの高木裕さんが開発なさった、世界で一台しかないキャタピラの運搬機によって本校音楽ホールにスムーズに運び込まれました。その様子を本校教員の撮影チームが録画しました。ピアノ胴体に脚とペダルを取りつけて調律開始。終了後は、演出のため、再び舞台袖へ…

9時50分から始まった特別授業では、校長挨拶、趣旨説明、稲本さん・高木さんのご紹介のあと、ピアノ搬入の様子を撮影した映像を見ながら、このピアノと運搬機について稲本さんと高木さんに解説していただき、ホールにピアノが入るシーンに合わせて、実物が舞台袖からキャタピラに載ってホールに登場!そして、思いがけず、生徒たちをステージに上げてくださり、間近でピアノと運搬機を見せていただくことができました。

続いて、オケセッティングを行い、稲本先輩のピアノとともに、「どうする家康 メインテーマ 〜暁の空〜」を全員で練習します。オーケストラメンバー以外は、客席からクラップ(手拍子)で加わり、まさに堀音全員による合奏です。稲本さんの30分ほどのレッスンでみるみる素晴らしい演奏に。徐々に高まるみんなの興奮が伝わってきます。最後の本番では録音に臨み、演奏するみんなも聴いている教職員も身震いするような感動がホールいっぱいに広がりました。稲本さんからは「この学校の卒業生でよかった」というお声も。
そして、稲本さんは、サプライズで、毎週「どうする家康」のエンディング「どうする家康ツアーズ」で流れる「豊穣の大地」を演奏してくださいました。

休憩の後は、稲本さん、校長、この企画の主担当である進路指導主事とのトークセッションです。本校在学中の話、ドイツへ留学なさった理由、ドイツでの学び、現在の活動の中で大切にされていること、堀音生が堀音で学んでおくべきこと、などなど、多岐にわたって語ってくださいました。生徒たちからの質問にも丁寧にお答えいただき、「人とつながる音楽家」のイメージがひとりひとり膨らんだようでした。

生徒代表生徒のお礼の言葉のあと、生徒全員の感謝の気持ちを届けるべく、校歌「海を遠く」3番を全員で合唱しました。最後に、ピアノとともに稲本さんとみんなで記念写真を撮影しました。

ああ、これでお別れかと思っていると、なんと、もう一曲弾いてくださるとのお申し出!生徒たちをそのままピアノの周りに座らせて、「どうする家康」の劇中曲「慈愛」を聴かせてくださいました。
オケバージョンの、ドラマを見ながら聴く劇伴ではなく、稲本さんのソロで、生で、間近で聴く「慈愛」……。稲本さんの指先から静かにそして時に力強く、温かにきらめき紡ぎ出される音がホールの空間を満たし、私たちの心をゆさぶりました。涙をこぼしていた生徒もたくさんいて、演奏後は拍手が鳴りやみませんでした。

名残惜しくて離れがたくてどうしようもありませんでしたが、3時間にわたる濃密な特別授業が終了しました。

ぜひまた別の機会に、今回の特別授業についての続報を掲載したいと思います。

この企画には、稲本さん、高木さんはじめ稲本さんの関係者の皆様、また京都市教育委員会にもたいへんお世話になりました。本当にありがとうございました。

1年生 クラス合唱。

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11月20日(月)、今日の4時間目、1年生は「総合的な探究の時間」の中で、令和6年3月に実施する城巽社会福祉協議会主催「ひな祭りコンサート」のプログラムの1つ、クラス合唱に取り組みました。

1年生後期の「総合的な探究の時間」では、音楽の魅力を自分たちが広く発信していくべく、外部から委託される演奏会の企画・提案・運営を、社会人の方々と協働して行い、それぞれの演奏会の目的に合わせながら、質の高い音楽を届けることに力を注いでいます。「ひな祭りコンサート」の打ち合わせは、既に10月の「京都城巽音楽フェスティバル」の際に、ご来校くださった城巽社会福祉協議会副会長の方と生徒たちが行っています。その様子は【追加報告その2】10/28(土)京都城巽音楽フェスティバルでもお伝えしました。

京都市の図書館や保育園からの委託の演奏会では、小さなアンサンブルを編成することになりますが、この「ひな祭りコンサート」は本校ホールが会場。あまり機会のない、クラス全員合唱に挑戦することとなりました。

音楽を志す者にとって、“歌う”ことは基本、と視唱の時間に音楽科教員が話すのを聞いたことがあります。城巽地区の小さなお子さんから年配の方々まで、多くの方々に音楽の魅力が伝わる合唱に仕上げていってくれることを期待しています。

今日の3年生

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11月17日(金)

7時間目のチャイムが鳴ると、3年生が続々とグラウンドに集まってきました。
卒業アルバムの集合写真の撮影が行われます。

3年生の日頃の行いがよいからでしょうか、朝の冷たい雨もすっかり止んで青空も見え、撮影日和となりました。

ブレザーに布ベスト、ネクタイやリボンを美しく身に着けて、一番の笑顔で写真撮影に臨んでいました。アルバム用のおすましバージョンと好きなポーズでのお楽しみバージョンを何枚も撮っていただいて、そのあと、アルバム用個人写真の撮影に、校内に戻っていきました。

卒業が近づいていると思うと寂しいですが、できあがりが楽しみです。

進路決定に向けては正念場を迎えています。みんなで全力で頑張ろう!

【市高グローバルフェスタ2023】申込締切は本日19時です!

京都市立中学2年生のみなさんへ

「京都市立高校グローバルフェスタ2023」への参加申込受付が、ついに本日19時に締切となります。お申込みがまだの方は、お急ぎください! お待ちしています!

■日時 12月16日(土)13:30〜16:00

■会場 京都市立開建高校(京都市南区唐橋大宮尻町22番地)
JR西大路駅下車すぐ

■対象 京都市立中学校2年生、京都市立義務教育学校8年生

■本校の体験授業
「堀音生の学校生活を覗いてみよう!」
音楽科専門科目「ソルフェージュ」のうち、「視唱」の授業を堀音生とともにミニ体験していただきます。ほかにも、堀音生による生演奏や動画などを使った学校紹介もあります。音楽に興味のあるみなさん、堀音生といっしょに楽しい時間を過ごしましょう。

■申込期間 11月10日(金)17時から11月17日(金)19時まで

■詳細については、実施要項をご参照ください。(実施要項はこちら

■申込方法
https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.asp...
をクリック、または下のQRコードを読み取り、Microsoft Forms「市立高校グローバルフェスタ2023 参加申込フォーム」にアクセスして、申込フォームに入力のうえ送信してください。
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「80分解く会」始まる。

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11月16日(木)午後、レッスンの空き時間を活用し、共通テストに向けて集中して問題を解く、「国語科・英語科presents 80分解く会」が始まりました。3年生の希望者が、長机から一人ずつの机に入換えが完了した101教室に集まりました。

英語と国語の共通テストタイプの問題が用意され、自分でどちらかを選択します。得点の伸び悩んでいる分野対策や、時間配分などの課題克服のためや、今いい調子がでている感触を定着させるためや、生徒たちはそれぞれの目的を持って取り組んでいました。

自己採点後は、国語の教員に漢文について質問している生徒の姿がありました。

木曜日は都合がつかないので月曜日もお願いできないか、という生徒たちの要望を受け、月曜日も実施することが決まりました。最大週に2回参加することが可能になります。

自分の家で、途切れず長い時間集中することはなかなか難しいので、この機会を上手に活用してほしいと思います。

霜月 十日あまり五日。

11月の声を聞いた、と思ったらもう15日。30日までの小の月の覚え方「ニシムクサムライ」の「サムライ(士)」と例えられる11月ですから、もう半分を過ごしたことになります。街にはクリスマスのデコレーションが目につくようになり、お節のお重の宣伝も盛んで、日の暮れも早く、なんだか急かされるような気持にもなります。

ここは深呼吸して、遠いところに目線を送りながら、目の前のひとつひとつに確実にとりくんでまいりましょう。ちょっとやり過ごすことが必要な時、コトもあるでしょう。ぜひ大人に、できれば教職員に、その状況をお話してみてください。

そして何より大切な健康管理もどうぞよろしく。

今日の放課後もレッスン室の貸し出しはほぼ売り切れ。皆さんの熱心さが伝わってきます。

明日からの今週の後半戦、頑張っていきましょう。


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【2年生】自主企画コンサート「Sogno」(12/20)に向けて  〜「総合的な探究の時間」での「重唱奏」の取組〜

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2年生は、毎週金曜日4限の「総合的な探究の時間」で「重唱・重奏」に取り組んでいます。公開授業週間の最終日だった11月10日(金)も、アンサンブルチームごとに活動を行い、先生からアドバイスを受けていました。この日の放課後にレッスン室を見て回ると、多くのチームが練習していました。

この探究活動の発表として、12月20日(水)17時より、本校音楽ホールにおいて、76期生自主企画コンサート「Sogno」(ソーニョ=夢[イタリア語])を開催いたします。申込不要・全席自由となっております。

上のチラシも、生徒たち自身が製作しました。公式ホームページには76期生自身がまもなく記事を掲載してくれる予定です。当日もすべて自分たちの力で運営し、みなさまによい音楽を届けられるよう、76期生一同、努力を続けています。
みなさま、どうぞご期待ください!

京大研修2023

立冬を過ぎ、ぐんと気温の下がった11月11日(土)午後、京都大学と京都市教育委員会の協定により、京都市立高校生が京都大学の大学院生の講座を受講する機会をいただける、京大研修2023に、本校から5名(1年生4名 2年生1名)の生徒が参加しました。京都大学吉田南構内 総合人間学部棟にて、時間に余裕を持って受付を済ませました。(内1名は急遽演奏会に出演が決まり、開始時間に間に合わないながらも、楽器を背負って駆けつけてくれました)

8つある分科会のテーマや概要を見て、各自が参加希望分科会を選択をするのですが、本校の5名は全員異なる分科会に参加を希望しました。音楽を学ぶ生徒たちの関心の広さ、自分の興味関心を大事にする姿勢の表れを感じました。

各分科会の教室をZoomで繋いでの全体会の後、それぞれの分科会で、講師の方々がご自分の研究について、工夫されたスライドを使いながら、わかりやすく、しかし生徒たちをしっかり大人扱いして、熱く語ってくださいました。どの分科会も、高校生たちからも活発な質問が出され、休憩時間には講師の先生の周りにもっとお話を聞きたい生徒たちの人垣ができるほどでした。

最後に、再び各教室をつないでの全体会は、それぞれの分科会から代表1名が1分程度で報告する、という内容でした。第1分科会「防衛経済学〜ゲーム理論を用いて戦争発生確率を下げる方策を考える〜」と、第5分科会「孤独はなぜ言語の問題となるのか?〜哲学研究の一つの在り方」の2つの分科会の代表が、本校の生徒でした。どちらの分科会も、特に立候補する生徒がなく、熱心に質問をした本校の生徒たちに、講師の大学院生、司会の他校の先生や教育委員会の方から、やってみないかと勧めていただいたそうです。「総合的な探究の時間」や、公開レッスン、特設講座などを通して学び取っている「質問の大切さ」「質問することの意味」をこういう場で活かしてくれたことは、とても嬉しいことでした。両名とも、簡潔に講義の内容で興味を持った点を話し、音楽にひきつけた学びや感想を自分の言葉で表現することができていたように思います。

5人の生徒たちが得た学びを、クラスなどで報告してほしいと願っています。

写真上:他校の生徒と積極的に意見交換する本校2年生生徒です。
  中:本校2年生「物理」と3年生「科学と人間生活」の御担当の非常勤講師 古田 悠馬先生(理学研究科 数学・数理解析専攻 博士後期課程2回生)も第7分科会「『双対生(そうついせい)』で探る数学・物理の世界〜身の回りから最先端まで〜」の講師をお務めでした。
  下:第1分科会の代表者として、本校1年生生徒がスクリーンに登場しました。


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【本日17時受付スタート!】                     市立高校グローバルフェスタ2023(12/16土)

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京都市立中学2年生のみなさんへ

11月1日のブログでお知らせしました、「京都市立高校グローバルフェスタ2023」への参加申込受付が,いよいよ本日11月10日(金)17時にスタートします。申込〆切は11月17日(金)19時までです。

みなさんのお申込みをお待ちしています!

■日時 12月16日(土)13:30〜16:00

■会場 京都市立開建高校(京都市南区唐橋大宮尻町22番地)
JR西大路駅下車すぐ

■対象 京都市立中学校2年生、京都市立義務教育学校8年生

■本校の体験授業
「堀音生の学校生活を覗いてみよう!」
音楽科専門科目「ソルフェージュ」のうち、「視唱」の授業を堀音生とともにミニ体験していただきます。ほかにも、堀音生による生演奏や動画などを使った学校紹介もあります。音楽に興味のあるみなさん、堀音生といっしょに楽しい時間を過ごしましょう。

■申込期間 11月10日(金)17時から11月17日(金)19時まで

■詳細については、実施要項をご参照ください。(実施要項はこちら

■申込方法
https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.asp...
をクリック、または下のQRコードを読み取り、Microsoft Forms「市立高校グローバルフェスタ2023 参加申込フォーム」にアクセスして、申込フォームに入力のうえ送信してください。
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京都市立京都堀川音楽高等学校
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