京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/12
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明徳小学校 学校教育目標 「人とのつながりの中で、自ら学び、考え、これからの社会をつくりだす子ども」
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学校の草花たち 15

 1枚目の写真の葉、スイセンのように見えるし、ニラのように見えるし…。今、あちらこちらで姿を見せているヒガンバナの葉です。四方に倒れている花茎を見ると、花の名残が感じられます。花の後に出てくるヒガンバナの葉。これから寒くなるというのに、どうして今頃に出てくるのでしょう。これもヒガンバナの作戦のようです。他の草が枯れる時期を選んで葉を広げることで、光を独占し、たっぷりとデンプンを球根に蓄えることができる。低温にも耐え忍べる構造で、我が道を行くヒガンバナの知恵でしょうか。木の葉は5月ごろまで茂っており、夏は葉を枯らした状態で、球根だけで越します。
 赤く目立つナンテンの実。鳥が好む赤色をしているので、やはり鳥が食べていくそうです。でも、なかなかその数は減りません。雪の降る頃はもちろん、その後も実はついたまま、へたをすれば次の春の終わりごろまで実がついているものもあります。なぜなら、とてもまずいそうです。なぜなら、鳥が一気に食べて、糞とともに種をその木の下に落とさないようにするための工夫。木の下に落ちると、親の木と競合してしまいます。果実の少ない冬に我慢しきれなくなった鳥が一口食べる。まずいので、すぐに飛び立つ。そうすると、親の木と離れたところで糞とともに落とされる。これで競合することは無し。お正月に好まれるセンリョウやマンリョウも同様のようですよ。

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水菜とつみれのはりはり鍋

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今日の「水菜とつみれのはりはり鍋」を紹介します。
はりはり鍋の「はりはり」とは、水菜のシャキシャキした食感からついたと言われています。水菜は京野菜のひとつです。まぐろの水煮・鶏ひき肉・細ねぎ・しょうがと調味料を混ぜ合わせ、給食室で一つ一つ、つみれだんごを作りました。かむと口の中でふわっとくずれる手作りのつみれだんごのやわらかな食感と、水菜のシャキシャキとした歯ごたえが味わえる献立です。

子どもたちも「おだんごおいしい〜!」「やわらかい!」「魚みたいな味がする」と、好評でした。

飼育小屋の大掃除

10月30日の委員会活動の時間に、飼育委員会のみんなで、飼育小屋の大掃除をしました。昔、チャボを飼っていた時のまま残っていた止まり木や、傷んで壊れかけていた小屋などを全て取除き、とてもスッキリしました。ウサギが見えやすくなったので、ぜひ見に来てください。
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11月 人権児童朝会

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11月のめいとく目標では、あいさつのレベルアップを目指します。自分から気持ちを込めてあいさつができるように、毎日いいあいさつを心掛けてほしいと思います。
人権のテーマは「情報教育」です。ただしく使えば便利なものも、一歩間違えたら人を傷つけたり安全をおびやかしたりすることになる・・・みんなで情報との上手な付き合い方を考えていきたいです。

学校の草花たち 14

 コオロギの鳴き声もか細くなり、短くなってしまったように感じる秋が足早に過ぎ去ろうとしています。冷たい雨も降るようになりました。あれほど「暑い、暑い」と言っていた時からまだひと月もたっていないのに。
 今回は、木です。北校舎北側の駐車場にあるサクラ、ドウダンツツジ、ナンテンなどの葉が赤くなってきました。気温が下がり根の活動が衰え吸水能力がも弱くなり、冬という乾燥の時期を迎えると、水分の維持のため木々は葉から蒸発する水分を減らし、葉を維持するエネルギーも減らすべく自ら葉を切り離そうとします。そして光合成も弱まりますが、まだ少しの活動が残り、光合成でアントシアニンが生成されます。このアントシアニンという色素により葉が赤くなるようです。いよいよ切り離してしまうまでの間、このアントシアニンの赤が楽しめます。この赤を見て、子どもたちはどのように思うでしょうか。
 でも、おもしろいのは、赤くなったサクラの葉の横で、西洋アサガオの青が際立っています。まるで夏と秋が混在しているかのように。こんなところで西洋アサガオは地面から生えていたのですね。子ども達の目には触れにくい駐車場の奥の方でもいっぱい咲いていました。外国産のたくましい花です。お隣の幼稚園の道路側でもいっぱい咲いていますね。

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学校の草花たち 14

「奥山に もみぢ踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき」三十六歌仙の一人猿丸大夫の歌です。この歌の通り、雄鹿の鳴く声がこだまする季節になりました。でも学校では、西洋アサガオとともに在来のアサガオもまだ咲いています。1年生が夏休みの間に家で育てたアサガオも、まだ小さな花を咲かせているものもあります。アサガオの開花期間とはどのくらいなのでしょうね。
 秋らしい花といえば、金木犀。北校舎の西入口の前で、甘い香りを漂わせています。中国原産で、江戸時代に日本に持ち込まれました。雌雄異株ですが、いま日本で咲いている金木犀は、すべて雄株だそうです。花がたくさんつくかららしいのですが、雌株はどのようなものか気にかかります。
 全く目立たない花ですが、オオバコの花が咲いていました。オオバコとは中国名で車前草。車や人が往来する通路上に生えているたくましい草です。その花茎で「オオバコ相撲」と言って引っ張り合ったものです。どこにでも生えている草ですが、本校では玄関わきのオシロイバナが咲いている前に大きめのオオバコがありました。この花が結実すると、種に粘り気があるらしく、靴や車輪にくっついて、次なる生育地に着地するようです。確かにここは、子どもたちがとても行き来する場所。本当にたくましい植物です。一度種をしっかりと見つめてみたいものです。

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手づくり肉だんご

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【本日の献立】
 ・麦ごはん
 ・牛乳
 ・肉だんごのスープ煮
 ・じゃがいものいためもの

肉だんごのスープ煮は、にんじんと白菜・うずらたまご・はるさめと、手作りの肉だんごが入った、具沢山のスープ煮です。豚ひき肉としょうが・たまねぎを使って、給食室で一つ一つ丸めて肉だんごを作りました。
やわらかな肉だんごは大好評。うまみたっぷりのスープまで、おいしくいただきました。

◎子どもたちの感想より◎
「肉だんごのスープ煮は、肉だんごや白菜、はるさめのいろいろな食感があっておいしかったです。」
「肉がめっちゃふわふわでおいしかったです。」
「じゃがいものいためものは、じゃがいもが少しやわらかく、シャキシャキしていてとてもおいしかったです。肉だんごは、かんだら肉汁がでてきておいしかったです。」

旬の食材を使って

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今日は、旬のれんこん・ごぼうを使った「筑前煮」と、「かきたま汁」でした。
切られる前のれんこんの様子や、どのように生えているのか、穴が開いているのはなぜか、などの話をしました。
筑前煮には、鶏肉、ちくわ、こんにゃく、にんじんも入って具だくさんです。それぞれのおいしさが合わさって、うまみたっぷりに仕上がりました。

◎子どもたちの感想より◎
「筑前煮は、具材が多くていろいろな味が楽しめて、おいしかったです。さむかったのに、食べるとあたたかくなりました。」
「かきたま汁のたまごがふわふわでおいしかったです。ほうれん草は少し歯ごたえがあって、とてもよかったです。」

肉みそなっとう

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【本日の献立】
 ・麦ごはん
 ・牛乳
 ・肉みそ納豆
 ・手巻きのり
 ・ほうれん草のおかか煮
 ・はくさいの吉野汁

肉みそ納豆は、年に1度の献立です。にんにくやしょうが、ねぎなどと牛ひき肉を炒め、ひきわり納豆を合わせて、赤みそなどの調味料で味つけします。お肉のうまみやみその味と合わさり、やみつきになる味です。

納豆は苦手な人も多いかな…?とどきどきしながら給食時間を迎えましたが、教室に行ってみると「先生これおいしい〜!また出してな!」「納豆大好き!」と、好評でした。
子どもたちは手巻きのりにごはんと肉みそ納豆を巻きながら、楽しそうに食べていました。

学校の草花たち 13

 学校北門入って右手にヒガンバナが咲いていました。子どもたちの目に触れる場所ではないのですが、学校では花の少ないこの時期、ひと際目立ちます。ヒガンバナは、花は咲いても実がめったにできません。球根が分かれて増えますが、新しい球根は親株のすぐわきにつくられて広がらず、自らの移動能力はありません。ということは、ここに誰かが移植した結果ということになります。それは、田の畦道や公園で見られるヒガンバナでも同様です。田の畦道に植えられたのは、前回にも書いた救荒植物であると同時に、土留めの役目や除草の役目を果たしています。球根から出る根は「牽引根」といって、球根が浮くと根がぐぐっと縮んで球根を引っ張り込むそうです。また球根そのものが他の植物の成長を妨げる作用を持つ「アレロパシー物質」を出していて、雑草の発芽を防ぐそうです。しかも、夏の間は葉がなく、農作業には好都合です。花の後から葉が出てくるので、花が枯れた後も観察を続けてください。それに、球根は有毒ですので、ネズミやモグラから畦を守ります。先人の知恵はすばらしいですね。
 白いヒガンバナを植えられているお宅もありました。シロバナマンジュシャゲといいます。と、子どもに伝えたら、「土田公園にもあるよ。」とのこと。地域の方のお力できれいにされていました。黄色い花もありました。ショウキズイセンだと思います。花の後にどのように成長するのか見守りたいと思います。
 学校では、宿根の西洋アサガオがやっと咲きました。一回り大きな花です。いつまで咲くか、こちらも見守りたいと思います。

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