最新更新日:2024/05/31 | |
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文化祭前日・最後のリハーサル
美術工芸高校となり、新校舎に移転して初めての文化祭が、明日から実施されます。
コロナ禍で在校生以外の方の入場をお断りしていた文化祭も、4年ぶりに保護者や招待者の方にご来場いただくことができるようになりました。とても嬉しい限りです。 明日の文化祭本番を前に、午前中3年生が体育館での最後の劇リハーサルを行っていました。また、午後からは、生徒会執行部を中心に、文化委員や実行委員、部活動で発表する部員、その他の関係生徒で協力して、会場の設営が終わりました。 その後、部活動のリハーサルも行われました。一方展示室では、文科系部活動の展示が進められていました。 文化祭初日の明日は、9時から開会式が行われ、クラブ発表やクラス劇が上演されます。ご来場の保護者の皆様の受付は、8時40分からとなっております。直接体育館受付までお越しください。 なお、会場となる体育館の室温は35度を超えることも予想されます。団扇やお飲み物などの準備をよろしくお願いいたします。(事前にお配りしたご案内プリントをご覧ください。) 保護者並びにご招待者のご来場を、心よりお待ちしております。 ※本校の文化祭は、保護者とご招待者のみ会場へご入場できます。一般の方は入場できませんので、ご了承ください。 アントレプレナーシップ事業の取組(3年AFコース:探究F)6月13日の探究Fの授業では、アントレプレナーシップ事業の一環として、株式会社casie代表取締役CEO 藤本翔様より「表現者と共に未来の市場を切り開く」ための挑戦についてご講演いただきました。 藤本さんは、総合商社・コンサルティング会社勤務を経て、新しいアートのエコシステムを考案し、2017年に絵画レンタルのサブスクリプションサービスを行う株式会社Casieを創業。誰でも気軽に絵画をレンタルできるアートのサブスクリプションサービスを行い、国内の文化芸術活動にも貢献されています。 生徒達は、美術のある社会について考えるワークショップに取り組みながら、美術を取り巻く環境や美術が社会に与える影響、自分たちにできる事など、多角的に考察する機会を持つことが出来ました。 今後、今回の取組を活かして、生徒達は各々がテーマを設定し、探究活動に取り組んでいきます。ご講演くださいました藤本様はじめ,本事業にご尽力くださいました方々に感謝申し上げます。 なお、KBS京都から授業の取材依頼があり、当日の夕方、その様子が放映されました。生徒たちは取材がある中でも、しっかりと授業に取り組んでいました。 *この事業では、京都市及び(公財)京都高度技術研究所が、令和3年度から若者のアントレプレナーシップ(起業マインド)を醸成する起業家教育の一環として、京都市内の高校生を対象に起業家教育の専門家やスタートアップ等の若手経営者による講演会を実施しています。 本校でも初年度よりこの事業に参加しており、生徒が自分自身のキャリアをデザインする力を身につけ、他者とつながることで自分の個性をさらに発揮し、人生を豊かに生きるためのアイデアを学ぶ貴重な機会として位置付けています。 また、今回の講演とワークショップの進行役を、学生×企業・地域・行政の連携プロジェクトのコーディネーターとして活動されている株式会社MIYACOの仲田様にお願いし、生徒の興味や対話を深めていただきました。 大原野中学校からの高校訪問
大原野中学校の2年生7名が、進路学習の一環として本校を訪問してくれました。
来校した中学生たちはみんな「美術が好きで、本校に興味を持っていた」と言ってくれましたが、その言葉通り、熱心に学校の説明を聞いてメモをとったり、施設を見て回ったりしていました。 学校の印象を聞いてみると、「新しい施設や機材がとても魅力的」「自由な雰囲気が感じとれていいなと思った」「以前の銅駝校にも行ったことがあって好きだったけど、こちらも素敵」「教科の勉強もしっかり頑張らないといけないと思った」などと言ってくれました。 半日の訪問という短い時間でしたが、本校の魅力を感じてくれたと思います。 文化祭準備の様子 その3
いよいよ文化祭本番が迫ってきました。
クラス劇においては、体育館でのリハーサルお本番さながら行われ、少しでも改善できないか、良い劇にできないかと生徒たちは知恵を振り絞りながら、完成度を挙げています。 また、大道具や小道具、衣装なども時間が限られた中、少しでもリアリティがあるものを製作したいという思いで、係の生徒は取り組んでいました。 午前中の授業もしっかり取り組んでおり、非常に追い込まれながらも精いっぱい自分ができることに挑戦し続けている生徒の姿は立派に見えます。 明日は終日文化祭準備となり、いよいよ明後日から本番です。体調を整えて準備にあたって欲しいものです。 文化祭準備の様子 その2来週29日、30日の文化祭本番を前に、本日より27日まで午前中授業となり、本格的な準備期間となります。 クラス劇においては、各クラス様々な舞台を飾る大道具や小道具、キャストにあったデザインの衣装などの制作が急ピッチで進んでいました。またご紹介はできませんが、本番で使用する体育館の舞台では、本番さながらのリハーサルが行われていました。 文化祭前日の28日は、終日文化祭準備となります。 文化祭本番まであと少し。体調を整えて準備にあたって欲しいものです。どのようなクラス劇が発表されるか、わくわくしながら待ちたいと思います。 各クラス劇ポスターが、掲示板や廊下の壁などに掲示されています。その一部をご紹介させていただきます。(個人名が入っているポスターは、氏名が分からないような加工をしています。) クラスマスコットを考えプレゼンを行う(1年:コミュニケーション英語 l )1年のコミュニケーション英語 l 授業では、パフォーマンステストとして、今回、自分のクラスのマスコットキャラクターを考え、keynoteを使用してプレゼンテーションを行いました。 課題は次のようなものです。 Lesson 2 Performance Test Situation: You are to make a unique mascot for your class that represents your class atmosphere. You are going to make a presentation about it. You need to talk about: 1) the name of the mascot 2) what they are good and poor at 3) their favorite phrase Sample(以下はクラス代表マスコットではなく美工マスコットとして作文しています。皆さんはクラス代表マスコットを考えます) Hello, everyone. Today, I would like to show you my creation. This is Bikonyan. The name comes from our school name, of course. He is a mascot of the art school so he is good at painting with his fluffy tail. His tail works as a paint brush!! He is very mischievous, so most of the walls are dirty with colorful paints. His favorite phrase is, “ No art, no life!” (70 words) このような取組は、美術高校ならではであり、好きな美術を通しながら教育活動を行っている一つです。 プレゼンテーションでは、生徒一人ひとり個性あふれるユニークなマスコットキャラクターを紹介しており、見ていて飽きないものでした。 作品の入れ替えを行いました本校校舎には、塩小路通り側に面して展示スペースがあります。 本日、開校当初から展示していた日本画の作品2点に変わる生徒作品(卒業生)を展示しました。 今回の展示は「動物」をテーマにしていますので、本校にお越しの際、または近くにお越しの際には、ぜひ鑑賞してください。かわいい動物たちが皆さんを待っています。 スタディサプリを活用した進路学習(2年生)
本年度から導入した「スタディサプリ」で視聴できる様々な教科・科目の講座を活用することで、生徒たちは自習や家庭学習を進めることができます。
今日は、この「スタディサプリ」を利用して、2年生全員が進路学習の一環として、大学・専門学校調べと夏休み中のオープンキャンパスの参加計画を立てていました。 「スタディサプリ」を運営するリクルートの方に来ていただき、オープンキャンパスへ参加することの意義やiPadでのソフトの使い方を説明してもらいながら、興味のある学校を調べ、資料請求をしていました。 有意義な夏休みになることを願っています。 キャリアアップのための実習体験(3年:実習A)
3年アートフロンティアコースでは、2年次から選択した専攻分野ではない実習体験を、将来のキャリアアップの観点から選択し履修できる「実習A(前期)・実習B(後期」を設置しています。
来年度前期は4講座を設けています。 「アートブック」 現在「ZINE」の制作を行っています。ZINEとは、MAGAZINEから名付けられていて、アメリカの西海岸から始まったとされるアーティストたちが自分を紹介するために、小部数で簡易的な出力(コピー機)等を用いて作られた冊子です。気軽に、ラフに肩の力を抜いて、「私」をテーマに、デジタルをメインとした小冊子を複数作成しています。 また同時進行で、この講座のメインでもある、世界にひとつだけの本「アートブック」の構想も進めています。粘土など様々な素材に触れながらアイデアを深めています。 「こだわりの陶芸」−釉薬で描く陶板− 約10センチ角のタイルを制作し,そのタイルに自分で考えた装飾デザインを12種類のカラフルな釉薬を自由に用いて描きます。同じ模様のタイルが連続した時にどのように見えるのか考えながらデザインしました。 最終的には30×30センチのパネルに額をつけて展示します。 「マンガ創作」 アナログからデジタルまでの画材を用いてマンガ・イラストを制作します。業界で有用するテクニックやノウハウを学びながら、最終的には合同作品集を作る予定です。 「Meta Quest研究会」 仮想空間に絵を描くことができる「open brush」というアプリをを使用して、立体絵画を制作しています。アプリ内には様々なブラシの種類があり、油絵の具のような質感を出せるブラシや、キラキラした効果のあるブラシなどがあります。描くときは平面のキャンバスに描くのではなく、空間に存在させるようなイメージで描きます。描いたものは360度回転して見れるので、絵画的表現ではあるけれど、立体的な要素もあるので、「立体絵画」と呼ばれています。生徒たちはそれらの特徴を生かしながら自由な発想でテーマを自身で設定し、制作しています。 実習II「東洋美術史」を学ぶ
6月16日(金)6・7時間目の実習IIでは、京都精華大学より山名伸生先生をお招きし、東洋美術史の講義をしていただきました。
日本の美術作品のルーツとされている東洋美術ですが、同じ画材・技法を用いていても国や地域、時代によって多様なアウトプットがされていることに生徒は驚いていました。これまでの授業などではなかなか触れる機会がなかったため、生徒にとっては新鮮な発見の連続であり、楽しんで聞くことができたようです。 生徒の感想からは、自らの専攻での学びや西洋美術・日本美術とも結びつけて知識を深めている様子が見て取れ、有意義な時間であったことがうかがえました。 授業で取り上げたのは日本・西洋・東洋・現代の美術史だけでしたが、これ以外にも世界中には様々な美術・工芸作品があふれていることを改めて認識し、あらゆる場所に自ら足を運び,見ること聞くことを通して知識を増やしてくれることを期待しています。 |
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