京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/12
本日:count up240
昨日:322
総数:878974
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
本校は 自由快活な校風のもとで 多様性を尊重し共に高め合い 美の精神をもって広く社会に貢献できる 高い理想をもった創造性豊かな自立した青年を育成します

直前実技補習が開始(3年)

3年生は先週ですべての授業と学年末考査が終了し、本日から国公立大学の実技2次対策や私大の一般入試のための実技対策として直前補習を開始しました。
補習は3月の受験終了まで続くことになります。

参加申し込みをした生徒が、朝から希望する大学別の課題を一生懸命に取り組んでいる姿を見ることができました。
受験者全員が希望する上級学校に合格することを願っています。

画像1
画像2
画像3

未来を紡ぐ遺産:若者と日本の役割

画像1

先週の土曜日、京都大学で「世界文化遺産の50年:日本の貢献のこれまでとこれから」というテーマで文化遺産国際協力コンソーシアム主催のシンポジウムが開催されました。文化庁の知り合いから案内を受け、文化遺産や自然遺産に興味がある私は、この機会を逃さずに参加を決めました。新しい世界との出会いはいつもワクワクするものです。シンポジウムに参加して、これまでの考え方や見方が変わり始め、新しい景色が見えるようになりました。人、旅、本との出会いが自己変革のきっかけになると言われていますが、このシンポジウムもそんな経験の一つでした。

在校生の皆さんも、この感性豊かな時期に、今まで興味はあるけれど躊躇して踏み入れなかった世界や知らない世界へ一歩踏み出してみませんか。そんなきっかけになればと思うと同時に、私のこの貴重な体験を、皆さんと共有したくて校長ブログに書きました。興味のある方は、ぜひ校長ブログを読んでみてください。

校長ブログ → こちら

京都市立芸術大学と包括連携協定を締結

1月19日(金)午前中、隣接する京都市立芸術大学交流室2を会場に、本校と京都市立芸術大学は包括連携協定を締結しました。

締結式は、大学側からは赤松玉女学長、小山田徹美術学部長、天沼憲事務局長、高校側からは名和野新吾校長、渡邉野子副校長、平井啓明教頭、また、京都市教育委員会からは、稲田新吾教育長、菅野明宏指導部担当部長をはじめ、多くの関係者のご出席をいただいた中、協定書への署名などが無事執り行われました。また、テレビ局(NHK,KBS京都)や新聞社(京都新聞)などマスコミ関係の方も来られ、報道されることになっています。

本校と大学は、これまでも高校生のキャリア形成に関する多様な学習機会の提供や、教員間の交流を進めるなどの高大連携事業を実施してきましたが、京都駅東部エリアへの移転及び文化庁の京都移転を機に、高校と大学の連携を一層深め、それぞれの教育の振興を図るとともに、文化芸術を基軸にしたまちづくりへの寄与・推進するため、新たに包括連携協定締結に至りました。

連携協定の連携協力の内容は、下記の通りです。

・教育内容及び教育方法に関すること
・教育・研究に関すること
・学習支援に関すること
・授業、実習、課外活動等における高大連携の円滑な推進に関すること
・教員の研修に関すること
・地域社会のまちづくりに関すること
・その他目的を達成するために必要な事項に関すること

隣接する大学の学生や先生方の様子、環境などを身近に観ることができることは、本校生徒にとってとても良い刺激となります。この締結が実り多いものになることを願って止みません。
これからも様々な取り組みを行いながら、未来を創る青年を育成したいと考えています。ご支援・ご協力をお願いします。

画像1
画像2
画像3

サムホール作品展(1年)

画像1
画像2

1年生の造形表現2分野選択において日本画専攻を選択した生徒の作品展示を、本校本館4階廊下展示スペースで下記日程で行っています。
初めて日本画の岩絵具を使用してサムホール(ハガキ2枚分の大きさ)に制作した作品です。

生徒各自が想い入れのあるものを描いており、個性あふれる作品ばかりで、中には発想豊かな作品やユニークな作品も見られました。在校生の皆さん、ぜひ鑑賞してください。

■展示期間:1月19日(金)〜2月28日(水)

進路を考える取組(2年:表現基礎 ll )

画像1
画像2

2年次の表現基礎 ll では、年明けから「進路探索期間2」がはじまりました。この期間は、進路志望別の講座に分かれ、受験実技対策に取り組んでいます。
3年次に向けて、いよいよ本格的な受験準備が始まります。普段の授業とは違う緊張感が感じられました。

受験生としての1年間は、長いようであっという間です。今が頑張り時です。日々の過ごし方を受験モードに切り替え、着実に力を積み上げていきましょう。

授業は、京都芸大対策、国公立・関東私立美大対策、関西私学・専門学校・その他志望者対策など講座に分かれて行っています。

学年末考査(3年)

画像1

本校では本日と明日の2日間、3年生は学年末考査となります。高校生活最後の考査、悔いのないように受けてほしいと思います。

学年考査が終われば、アートフロンティアコースの生徒は、後期作品展に向けての準備となり、来週水曜日が搬入となります。また、大学受験等がまだ控えている生徒もいます。

アートパイオニアコースの生徒の多くは、国公立大学2次試験に向けて実技補習等で対策を行うことになっています。

ブックトークイベント(1月)

毎月1回昼休みに開催している、図書館企画の「ブックトーク」の今月分の紹介です。

教員がお薦めの本を生徒に紹介しようというこの企画、今回は1年生担任の稲次先生と井上先生が登場し、お二人それぞれから思い入れのある本を紹介していただきました。
会場の教室がほぼ埋まるほどの生徒たちが集まり、和やかな雰囲気の中でイベントが行われました。

次回はどなたが登場するのか、楽しみにしていてください。

画像1
画像2
画像3

後期作品展に向けての制作(3年AFコース)

アートフロンティアコース3年生は、後期から始まった「実習 lll 」の授業において1月26日(金)から開催する後期作品展の出品作品の完成目指して、一生懸命取り組んでいました。

3年生の授業は本日までとなり、明日から2日間、学年末考査が実施されます。その後は、生徒一人一人の進路実現に向けた補習等が始まります。

いよいよ3年生にとっては、正念場の時期です。体調等を整え、自己実現のために3年間この学校で学んできた力を発揮して、受験をはじめとする様々な取り組みに挑戦してほしいものです。

■アートフロンティアコース後期作品展のご案内

日時:1月26日(金)〜28日(日)
   11:00〜18:00

場所:堀川御池ギャラリー
    京都市営地下鉄・東西線「二条城前」駅下車
    2番出口より徒歩2分

・入場無料です。

画像1
画像2
画像3

生成AIについての交流会を開催

画像1

令和5年度、本校は文部科学省「リーディングDXスクール 生成AIパイロット校」に指定されました。生成AIの進化は日進月歩で、社会の様々なところに大きな影響をもたらしています。美術領域においてもその進化は目覚ましく、生徒や教員にとって生成AIを知り、教育的活用を行っていくことが急務となっています。

今回は本事業の一環として、本校における生成AI事業の伴走者である清水亮氏(AI/ストラテジースペシャリスト)を1月9日(火)にお招きし、本校3年生との交流会および教員へのアドバイス会を実施、生徒も教員も熱心に耳を傾けていました。

清水氏からの貴重なお話は、生成AIの進化がもたらす社会への影響や私たちがその変化にどのように対応すべきかについて、生徒・教職員共に考える場となりました。

以下は、清水氏からのアドバイスの一部です。

・「少しのクリエイティビティがあればできること」は、いまAIに取って代わっている。既に様々な分野でAIが活用されている事実を知っておくこと。

・生成AIの世界とは、「全部自分でやる」世界。そのために、特にマネーリテラシーは高校生からしっかりと学んでおくと良い。

・これからは「良質なデータ」を作り出す力が求められる。最終的にアウトプットされる作品もだが、美工の生徒たちが目の前で試行錯誤している制作の過程こそ、まさに良いデータである。

・いまは新しい技術がどんどんと出ていっている。目の前で起きていることに振り回されず、本質的なところを考えること。何ができるかより、何をやりたいか、作りたいかを明確にすること。そして、いつか技術的に「できる」ようになった時に備えること。

・付加価値を創造する力が重要。美術を通してそれを学ぶことができる。決まった答えはないが、その価値に違いは確かにある。それを観察する力、発見する力を育むこと。

本校では、社会の動向や技術の進化に向き合い、生成AI時代においても生徒たちが社会で活躍するためのサポートを提供し続けます。今後も生成AI をはじめ、VRや3Dプリンターなどの最新技術を取り込みながら、守るべき文化や伝統を将来につなげるための「学び」を模索し続けていく決意です。引き続き、本校の取り組みにご注目いただき、共に未来を切り拓いていくことを楽しみにしてください。

(写真上:3年生を対象にした交流会の様子)
(写真下:教員を対象にしたアドバイス会の様子)

画像2

「実習B」の取組(3年)

3年生のアートフロンティアコースでは、後期カリキュラムで「実習B」という科目を設置しています。この授業では、8つの専攻とは異なる分野について学びます。
本日の授業が最後となります。最後の追い込みで完成を目指している講座や講評会を行っている講座などがあり、生徒は、熱心に取り組んでいました。

それぞれの専攻とは別に4つの講座から1つを選択して受講します。後期の講座と内容は次の通りです。

・「ステンドグラス」講座
ステンドグラスの基礎を学びます。ガラスの切り方、ハンダでの接合の仕方を学び、共通課題の小さな作品から、自分のイメージに沿った平面・立体作品を制作します。ガラス工芸としての制約がある中での独創的で美しい作品を作ります。

・「シルクスクリーン」講座
シルクスクリーンという印刷技法で、布や紙に多色印刷を施した作品を制作します。色々なサンプルや小作品で練習をしたあと、テキスタイルやポスターなどを制作します。必要に応じてIllustratorやPhotoshopも使用します。

・「アニメーション基礎」講座
このクラスは、ドローイングアニメの実習を通してアニメーションの基礎を学びます。
「バウシングボール」や、キャラクターを歩かせる「ウォークサイクル」など、アニメーションの基礎をiPadを用いたデジタル描画での実習を経て「アニメーションの原則」を学んた後は、タイミングや予備動作を適用させた「くしゃみ」など、実際にアニメーションを動画用紙に描いて制作します。

・「ふるさと偉人〜絵本を作ろう〜」講座
今年度本校は移転し、新しい地域での学校生活が始まっている。歴史を調べたり、お話を伺いながら情報をまとめ、この地域の偉人についての本を制作します。完成した絵本は、施設や図書館においていただき、たくさんの人に将来見ていただくことになります。

(写真上:ふるさと偉人講座)
(写真中上:アニメーション基礎講座)
(写真中下:シルクスクリーン講座)
(写真下:ステンドグラス講座)

画像1
画像2
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    
行事予定
2/12 建国記念の日
京都市立美術工芸高等学校
〒600-8202
京都市下京区川端町15
TEL:075-585-4666
FAX:075-341-7006
E-mail: bijyutukougei@edu.city.kyoto.jp