京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/07/03
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本校は 自由快活な校風のもとで 多様性を尊重し共に高め合い 美の精神をもって広く社会に貢献できる 高い理想をもった創造性豊かな自立した青年を育成します

新年のご挨拶

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 新年明けましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 新年の挨拶の前に、この度の能登半島地震で被災された方に、心よりお見舞い申し上げます。

 元日の夕方に飛び込んできた能登半島地震のニュースには、私自身大変ショックを受けました。その後、地震被害の詳細をニュースで見聞きする度に、東日本大震災や熊本地震などの災害発生後に本校が行なった災害支援活動の取り組みの中で、現地の方から直接災害時のお話を聞かせていただいたことを思い出し、今回の地震被害に遭われた方のことを考えると心が痛む思いです。自然災害は本当に人の都合などを問わず起こることをまざまざ見せつけられました。改めて私たち自身が常日頃からどのような心構えでいなければならないか、痛感したところです。これからも在校生には危機管理について啓発を続け、いつどのような事態が起こっても自身で考え、的確な行動が取れるように育成していきたいと考えています。また、このような事態が起こった時に、一人ひとりが我が事として捉え、何か支援できることはないかを考え、行動できる人であってほしいと思います。

 さて、新年に当たりご挨拶申し上げます。
 本校は昨年4月に崇仁地域に移転し、美工として再出発をしました。移転にあたって策定した美術工芸高等学校グランドビジョン(ホームページ右側下のリンク「美術工芸高等学校グランドビジョン」を検索)を達成するため、在校する生徒のことを第1に考えて教職員一同邁進していくつもです。
 そのビジョンの中に、教育構想策定の背景として「予測困難な社会が到来している」と題して「グローバル化や技術革新により、私たちを取り巻く環境は急速に変化し続けており、人口問題や気候変動、パンデミッ クや国際社会の不安定化など、私たちが向き合わねばならない問題も複雑化・多様化しています。」と記しています。これからの社会では「グローカル」の視点からアプローチする力が求められています。これは、「グローバル」と「ローカル」を掛け合わせた造語で、「国境を越えた地球規模の視野と、草の根の地域視点双方で問題を捉えていこうとする考え方」(大辞林 第三版より)を指します。本校のグランドビジョンを策定してから2年が経とうとしていますが、世界では未だに戦争や紛争、人権侵害、貧困などの問題が解決せずに続いています。国連が2030年までの目標に掲げたSDGsの達成に向け、全世界で努力はしているものの、なかなかその達成への道筋が見えてきません。また、国内においても様々な課題が山積しています。これらの解決達成を図ることや最適解に導くことを国家に頼っていては、実現不可能なのかもしれません。しかし、私たち一人ひとりが我が事として捉え、人任せにせず「グローカル」な視点を持って取り組めば大きく世界は変わると私は信じています。そして世界中で暮らしている人が昨日より今日が少しでも幸せになったと実感できる世界になることを願っています。

 本校は生徒一人ひとりが主役となるような学校づくりを、在校生と共にこれまで同様推し進めていきます。
 今後も本校の教育活動にご理解いただき、皆様のご支援ご協力をお願いいたします。

 2024年1月5日
                       校長 名和野 新吾


 ■校長メッセージ「生徒の皆さんへ」→ こちら

年末・年始について

今年も残すところ数日となりました。本校に関係する皆様にはこの一年、本校の教育活動への多大なご理解ご協力に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。来年もより一層のご支援を心よりお願い申し上げます。

さて、本校は明日(27日)より生徒登校禁止となり、学校の電話対応も1月4日まで行いませんのでご了承ください。学校への連絡等は、配布した「冬季休業中の諸注意」のプリントをご確認ください。また、授業再開は、1月9日(火)からとなります。本校ホームページについては、1月9日(火)まで更新いたしません。


来年が、生徒をはじめ本校に関係する皆様にとって、良い年になることを願っています。

■校長メッセージ「年の瀬を迎えて」 → こちら 

(写真:廊下に展示している3年生の作品)

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1月行予定

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いよいよ今年も残すところ1週間を切りました。天気予報によると京都市の年末年始は穏やかな天気が続くとなっています。暖かい日や寒い日などがあり、天候も不安定となっています。体調管理をしっかり行いましょう。

●1月の主な行事予定

 1日(月)〜3日(水)生徒登校禁止
 7日(日)〜8日(祝・月)生徒登校禁止
 9日(火)授業再開・45分短縮授業・大掃除
      生徒指導強化週間(〜12日)・図書館開館
12日(金)3年午前中授業・3年共通テスト説明会
13日(土)・14日(日)共通テスト
15日(月)3年共通テスト自己採点(1・2時間目)
16日(火)自主学習の日 ※電話対応17:00まで
17日(水)1年専攻仮登録締切・ブックトーク(昼休み)
18日(木)3年学年末考査1日目
19日(金)3年学年末考査2日目
20日(土)1年学科模試
22日(月)3年直前補習開始
24日(水)AFコース後期作品展搬入・展示
26日(金)2年大学入試共通テスト説明会(LHR時)
26日(金)〜28日(日)AFコース後期作品展
29日(月)AFコース後期作品展搬出
30日(火)同好会設立申請期間(〜31日)

本年度のWEB相談の受付は終了しました

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〈中学生・保護者の皆さま〉

本年度の「WEB個人相談会」ですが、昨日(24日)を持ちまして受付を終了させていただきました。

これまで本校の教育活動をはじめ、入試制度、出願方法、デッサンやイメージ表現の作品の講評など、多くの方にご利用いただきました。少しでも本校の教育活動を理解していただくことや受検に向けた取組に生かしていただけたのなら幸いです。

「WEB個人相談会」は終了いたしますが、学校や受検のことなどでご質問があれば直接お電話ください。

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今月(12月)の図書館

本校の図書館では、図書委員によるディスプレイに定期的に取り組んでいます。
今回は『絵本』をテーマに素敵なディスプレイが完成しました。

また、定期考査最終日には、ブックハンティングを行いました。図書委員会活動の一環です。丸善京都本店を訪れ、図書委員が本校の図書館に必要な本を選書しました。各自が選書した本についての紹介カードを作成し、掲示しています。

冬休みが始まりました。生徒の皆さんが「素敵な1冊」に出会う冬休みになることを願っています。
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中2生対象 グローバルフェスタ2023 美工の体験授業

12月9日(土)に開催された「市立高校グローバルフェスタ2023」の様子を紹介します。

本校は “美術「で」学ぶってどういうこと?” というテーマで体験授業を実施しました。
当日の授業では、孔版印刷の一種であるシルクスクリーンを使って作品作りに取り組んでもらいました。短い時間の中での制作でしたが、参加した中学2年生はみんな、作品を完成させて持ち帰りました。

美工高では、基盤となる知識や技術等に加えて、世界や物事を多様な視点で感じる心、自分の考えを表現する力を「美術」を通して学んでいます。作品づくり体験を通して、美工高の“美術「で」学ぶ”授業を感じてくれたならうれしく思います。

今回、多数の中学生から申し込みをいただきましたが、実習を伴う本校の体験授業ですので、募集定員以上の方にご参加いただことができませんでした。今回参加できなかった方は、次年度に本校で開催する実技講習会や学校説明会にぜひお越しください。

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明日から冬季休業に入ります

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本日20日(水)が冬季休業前の授業最終日となり、明日21日(木)より1月9日(水)まで、冬季休業期間となります。
年明けの授業再開は1月9日(火)からとなります。

先週から始まった1・2年の保護者懇談会や3年生の共通テスト対策のための補習も最終日となりました。3年生はマルチホールにおいて希望する生徒が、1月13日(土)・14日(日)に迫ってきた共通テストに向け、最後の追い込みをかけていました(写真)。明日から2日間にわたって、共通テストシミュレーションが実施されます。

先週に比べ急に寒さも厳しくなり、風邪やインフルエンザも流行ってきています。十分に体調を整え、共通テスト当日を迎えてほしいと願っています。


●冬季休業中の電話対応について

(1) 下記の日時の電話対応時間  8:30〜17:00
  12月21日(木)・22日(金)・25日(月)・26日(火)・
  1月4日(木)・1月5日(金)

(2) 12月27日(水)〜1月3日(水)までの期間及び土・日・祝日は
  終日対応いたしません(留守電メッセージとなります)。

(3) 通常の電話応対時間  8:00〜19:00
  1月9日(火)より再開します。

●生徒登校禁止日

  12月24日(日)、12月27日(水)〜1月3日(水)、1月7日(日)

水彩絵の具を使用したモチーフ構成(2年生)

2年表現基礎 ll 授業では、12月に入って「水彩絵の具を使ったモチーフ構成」という課題を行っていました。

テーマを「美しいイエロー」とし、レモン・ロープ・セロハン(5色から2色選択して構成)をモチーフに透明水彩絵の具を使って表現することになっています。本日(19日)は課題の最終日となっており、完成後、作品講評と作品鑑賞する時間を設けました。

この課題では、透明水彩絵具の特性を理解し、固有色や明暗、質感にそって効果的な使い方ができる。設定したテーマに対して、透明水彩絵具の特性を生かした画面構成とすることができる。水彩絵の具における多様な表現に関心を持ち、自身の取組と照らし合わせて粘り強く向き合っている。などの目標を設定しました。

生徒たちは、与えられたモチーフの特性や表情などをよく観察し、透明水彩絵の具を使って創意工夫しながら制札を楽しんでいるように思えました。

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BIKO studio(ビコスタ)の取組

新校舎への移転後に新しくできた「演習実習室」「基礎実習室」は、3年生の表現演習および1・2年生の表現基礎の授業で使用するだけでなく、放課後には実技の自習を行うことができる場として開放しています。

また、現役大学生のTA(ティーチングアシスタント)による制作への助言や合評、大学生活の話を聞ける機会(BIKO studio/ビコスタ)を定期的に設けています。
教員とは異なる立場であり、生徒たちの目線に近いTAと対話をしながら制作することで、多くの学びを得ている様子です。最近は利用者数も少しずつ増加してきたとともに、生徒同士で助言し合う場面も見られるなど、活気づいてきました。

この取り組みを通して生徒自らが自分の課題に気づき、目標を立てながら主体的に取り組みながら進路に対する意識を高めることができるようにサポートしていきます。

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京都市をより良くするための施策提案(探究F)

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本校アートフロンティアコース3年生の探究F授業では、京都市をよりよくするための施策提案を企画しています。全6グループがあり、それぞれがテーマを決めて取り組んでいます。
本日はその中の一つである「子育て支援を考えたい」グループが、子供たちに遊ぶ機会を与えたいという考えから、隣接する児童館にご協力を仰ぎ、ワークショップを行いました。

ワークショップの内容は、小学生低学年を対象に、「京都」を意識したワークショップができないかという音で、クリスマスキャンドルづくりを行うことになり、11名の児童の参加の下取り組みました。

作業自体は蝋を溶かして宇津輪に流し込むなど、児童にとっては危ない作業は本校生徒がお手伝いをさせてもらいましたが、子供たちが楽しくワクワクするようにと寄り添いながら支援をしつつキャンドルを完成させるところまで導いていました。

完成したキャンドルは個性あふれるデザイン(写真中ほど)となり、参加した児童からは「楽しかった」「思っていなかった発見があった」「きれいにできた」などと感想をいただきました。また、本校生徒からは「ワークショップを実際やってみて始めて、準備の大切さや足りないことなどが分かった」などと言う言葉が聞けました。

1月には各グループの発表が校内で京都市のご協力の下外部協力者を招いて行われます。この実践を通してどのようなことが学びになったのか、聞ける機会を楽しみにしています。

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行事予定
1/7 生徒登校禁止日
1/8 成人の日
1/9 授業再開、生活指導強化週間(〜12日)
京都市立美術工芸高等学校
〒600-8202
京都市下京区川端町15
TEL:075-585-4666
FAX:075-341-7006
E-mail: bijyutukougei@edu.city.kyoto.jp