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最新更新日:2025/07/23 |
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76期研修旅行便り<その5>
12月5日(火)
個人レッスンや合同練習、班別研修など、本日の活動を終えた一行は、東京音楽大学シンフォニーオーケストラ定期演奏会を聴くべく、東京芸術劇場コンサートホールに到着しました。 全員、疲れはありますが、元気で客席に着きました。まもなく開演です。 ここは、明日交流演奏会を行う、素晴らしいホール。 今日は観客の立場でホールの響きを体感します。 本日の活動の様子は、また明日のブログでご紹介いたします。 76期研修旅行便り<その4>![]() ![]() ![]() 午前中は、東音大の2つのキャンパスに分かれて個人レッスンの受講がありました。生徒たちのふりかえりには、「曲に対する解釈を細かく教えていただき、様々なインスピレーションをいただくことができました。先生が隣で演奏してくださった時は、先生の素晴らしい音色と多彩な表現を間近で感じ、たくさんの学びをいただくことができました。」「音楽をやるうえで技術はもちろんですが、知識や経験、内面の豊かさなども必要であることがよくわかりました。」などの言葉がつづられていて、本日もよい学びを得たようです。 学食での昼食後は、中目黒キャンパスでは「楽曲分析」「オペラ」「ミュージカル」の3つの授業見学です。「楽曲分析」では大学院生の方々に交じって授業を受けました。「オペラ」「ミュージカル」では、姿勢や表情、手や指先の位置まで指導されているのが印象的でした。 一方、池袋キャンパスでは、オーケストラと吹奏楽、それぞれの合同練習がありました。オーケストラでは、「『フィンランディア』は、堀音の定期演奏会でも演奏しましたが、東音ではまた全く違った音楽の作り方をしているとわかり、勉強になりました。」「普段とは違う環境の中でとても緊張しましたが、同時に多くの刺激を受けることができたと思います。」など、東音大付属高の皆さんとの合同練習に大いに励んでいる様子でした。 また、吹奏楽では、指揮者がフランス人の先生で、基本的に英語で授業が進みます。その都度、別の先生がマイクで通訳を入れてくださいますが、指揮の先生の英語は聞き取りやすく、フレーズを歌ってもくださるので、ついていくことができていました。弦楽パート、管楽パートそれぞれに先生がついてくださり、合奏の間も様々なアドバイスをいただきました。生徒からは「堀音での練習とは全く違うテンポや表現で、初めはとまどっていましたが、付属高校のみなさんと先生方に助けていただき、充実した時間を過ごすことができました。」との声が聞かれました。 練習終了後は、みんな揃ってホテルメトロポリタンにて楽しい夕食を楽しみました。 宿舎のホテルに戻ったときにはみんなクタクタになっていましたが、しっかり睡眠をとって明日も元気に活動しましょう。交流演奏会は明後日です。 【写真上から】 「オペラ」授業見学 「ミュージカル」授業見学 東音大付属高との合同練習(管弦楽) 東音大付属高との合同練習(吹奏楽) 夕食風景<2枚> 76期研修旅行便り<その3>
12月4日(月)
本日の個人レッスン、授業見学、東音大付属高校との交流演奏会に向けての合同練習などを終え、19時30分に、夕食会場に到着しました。 クタクタになっていますが、全員、元気です。 本日の活動の様子は、明日、アップさせていただきます。 みなさん、お疲れさまでした。 おいしいご飯をゆっくり食べて、明日に備えてしっかりと体を休めましょう。 76期研修旅行便り<その2>![]() ![]() ![]() 元気に出発した一行は、予定より少し遅れて東京音楽大学に到着。12時20分から、まず大学からの説明を受けました。副学長の武石みどり先生から、「この4日間、さまざまな人と出会い、ともに音楽を奏でることで得るものを大切にしてください。」と温かいお言葉をいただいたあと、大学での音楽の学びや学生生活についての説明や紹介がありました。 そして、本校卒業生を含む在学生の歓迎演奏やインタビューがあり、高校音楽科にはない多彩な専攻やジャンルのたくさんの学生たちや先生方とともに学ぶ毎日についてや、大学で初めて取り組む科目のこと、一人暮らしや寮での生活に関してなど、多岐にわたって話してもらいました。施設見学では、大量の広いレッスン室やハイテク設備に、終始興奮気味でした。 そのあと、個人レッスンが始まりました。どれも問いと対話を重視したレッスンでした。「オクターヴになるということは?・・・では、なぜここはオクターヴにしていないのだろう?」とか、「スタッカートの意味は?・・・ 音を離す以外にも、最後のスタッカートは弱くしないで、の意味がある。弱くせずに弾けば、自然と音が離れる。」など、生徒たちはとても実りの多い学びを得たようです。戻ってきた生徒もはみな「すごく良かった!」といい笑顔を見せていました。 生徒たちのレッスン室移動や大学滞在中のちょっとした困り事などは、本校卒業生の面々が細やかにサポートしてくれ、スムーズにレッスンを受講することができました。 夕方からは、クリスマスマーケットでの班別研修です。ドイツ・ザイフェン村からやってきた高さ14mの「クリスマスピラミッド」を中心に、クリスマスオーナメントなどの雑貨やお菓子などのお店が並び、ヨーロッパの雰囲気を味わいました。 明日は、個人レッスン受講ならびに授業見学、そして、12月6日の東京音大付属高校のみなさんとの交流演奏会に向けての合同練習が待っています。 76期研修旅行便り<その1>![]() ![]() ![]() 寒い朝ですが、良い天気です。 2年生一同が、76期研修旅行に出発しました。 8時30分、京都駅八条口新幹線のりば前に、大きな荷物をもった生徒たちが続々と集合してきました。校長先生から激励をうけ,9時01分発ののぞみで、元気に旅立ちました。 12/3(日)から、いよいよ76期研修旅行のスタートです!![]() ![]() ![]() 今日で2年生は、他学年に先がけて、後期中間テストの全日程を終了しました。 ロングホームルームでは、3日(日)からの研修旅行に向けて、旅行のしおりの配付、諸注意などが行われました。 そして、研修旅行の大きな柱の一つである、東京音楽大学付属高校との交流演奏会に向けて、各パートごとに、交流会の内容等についてZOOMによる打合せを行いました。 昼食をはさんで、京都での最後の合唱練習をして、解散しました。 すばらしい学びと出会いの研修旅行になるよう、力をあわせて頑張りましょう! 研修旅行中の様子は、このブログで、随時お伝えしていきます。 【写真上】研修旅行しおりの配付 【写真中2枚】東音大付高との打合せ 【写真下】最後の諸注意 2年生が先発。〜令和5年度 後期中間考査〜
今回の考査は、2年生の研修旅行を12月3日(日)〜7日(水)に実施するため、
2年生は11月27日(月)から、1、3年生は明日12月1日(金)から、と異なる期間に行っています。3学年のホームルーム教室が2階に横並びにあることから、2年生の考査の実施は1階の101教室を使用し、適切な環境で受験できるようにしています。 2年生は、考査4日目となる今朝も、自分たちの教室に荷物を置き、筆記用具など必要なものだけを持って101教室に異動して音楽理論の考査を受けていました。 考査終了後はすぐに、今回の研修旅行のメインプログラム、東京音楽大学付属高校との交流演奏会に向けての練習を、教員の指導のもと行っていました。考査期間中の完全下校は15時。帰宅後には、明日の考査科目の勉強に取り組みます。生徒たちはこのような機会に自分を鍛えながら、しっかりと自己調整力を養っていきます。 ![]() ![]() 「市高グローバルフェスタ2023」スタッフミーティングを行いました!![]() ![]() ![]() 12月16日(土)に行われる「市高グローバルフェスタ2023」の本校体験授業にスタッフとして参加してくれる1、2年生が集まり、ミーティングを行いました。それぞれ練習や授業準備もあるため、昼食持参OKでのミーティングです。 まず、教員からこの催しの目的や対象、当日の流れ、受付や誘導など運営上必要な役割について説明があり、生徒たちが話し合って担当を決めました。 続いて、生演奏チームの曲目とメンバー紹介、体験授業の概略について説明があり、次回打合せの日程を相談しました。 最後に校長から「この催しには中学2年生の方々が参加してくださいます。演奏やプレゼン、体験授業で堀音の魅力を伝え、中2生の方々に、堀音を目指してもらえるように、または、堀音生の演奏するコンサートを聴きに来てもらえるように、頑張ってください。」と激励をいただき、第1回目のミーティングはコンパクトに終了しました。 スタッフのみんなは、盛り沢山の内容を用意して、はりきっています。 中学2年生のみなさんにお会いできるのを、楽しみにしています! これも、生きる力。
11月24日(金)、1年生の家庭基礎の授業では、布製のポーチの制作が行われていました。
その時間の家庭科室では、自分で選んだ布をパーツに裁断したものに、手縫いでファスナーをつけている生徒がほとんどでした。「制服のスカートやスラックスの裾がほどけても、もう自分で直せるようになろう。演奏会の時のステージ衣装の裾も、ささっとまつれますよ!」と教員の声。すべてミシンで縫うのではなく、敢えて手縫いの工程を入れていることの意味がわかりました。 アイロンをつかって布にしつけをしている生徒の表情は真剣そのもの。火傷をしないように注意しながら、丁寧に作業を進めていました。 きれいなボタンやレース、パール調の手芸用品が中央のテーブルに置かれ、生地の柄に会うような装飾にも挑戦していました。 自分の身の回りのことを自分でできるようになること、生活に潤いをもたらす衣食住を自分らしく整える練習をすることは、とても重要。家庭科はさまざまな授業を通して、生徒たちに実践的な「生きる力」を身につけさせてくれます。 ![]() ![]() ![]() アンサンブル 〜音と心の対話〜![]() ![]() ![]() 本日は、本校藝術顧問、松田康子先生の特別講座<第2回>として、2年生の「総合的な探究の時間」で取り組んでいる室内楽を対象に、「アンサンブルを通して音楽について考える」と題してご指導いただきました。 今回は3つのアンサンブルチームがレッスンを受け、2年生全員が聴講しました。 1つ目は、ピアノ連弾でラベル作曲「スペイン狂詩曲」より第4曲「祭り」を、2つ目はデストネ作曲「オーボエ・クラリネット・ピアノのためのトリオ ロ短調 作品27」を、そして3つ目は、ドヴォルザーク作曲「弦楽五重奏曲 ト長調 Op.77」をご指導いただきました。 どのアンサンブルのご指導にも、互いの音をよく聴き合ってハーモニーを調和させることを重点的におっしゃっていました。「四拍目が合っていない。時間的には合っているけれど。」「もっと音質と音量をあわせてごらん。…そう、とっても綺麗よ。」「相手(仲間)の音を聴けるようにしないと。“あ、今(相手の)心が動いたな”と分かり出すとアンサンブルが楽しくなってくるわよ。」などと優しい言葉で語りかけてくださいました。 弦楽五重奏のあるフレーズでは、「ここでは何がしたいの?」という松田先生の問いかけに、「チェロがヴァイオリンに問いかけるけれど、ヴァイオリンの返答がチェロの腑に落ちない。そんなチェロに対してヴァイオリンが徐々に答えを導いていく感じで弾いています」と答えると、「じゃあ、もう少しまろやかな音で。クレッシェンドの位置をもう少し後ろにずらしてごらん。」とアドバイスがあり、再度合わせてみると、「少し対話が聴こえてきたわね。でも、まだ納得させられていない。(演奏表現を)もう少し考えなければならないわね。」といったやりとりがありました。 予定の時間を超過していましたが、質問タイムもお取りくださり、時間の関係で2人の質問にお答えいただいて、終了となりました。 松田先生は、「みなさんの明るく積極的な姿勢がすごくうれしい。これからも一層、みんなで音楽の勉強をがんばってくださいね。」と手を振ってくださいました。 ところがその後もなお、松田先生の前に質問したい生徒が列をなします。先生は、熱心にすべての質問に丁寧にお答えくださいました。 12月8日には特別講座<第3回>を、1年生を対象に開講していただきます。 松田先生、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 |
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