今日の献立は、「麦ごはん、鶏肉のてり焼き、切干大根のごま煮、はくさいの吉野汁」でした。
今月の和(なごみ)献立でした。
「鶏肉のてり焼き」は砂糖・みりん・しょう油を混ぜ合わせた調味液で鶏肉を漬け込み、片栗粉と混ぜ合わせた後、旬の食材である白ねぎといっしょにスチームコンベンションオーブンで焼きました。蒸し焼きにすろ事で、鶏肉がふっくらと香ばしく焼け、白葱のあまみもしっかり感じる事ができ、とてもご飯にあう献立です。
「切干大根のごま煮」は、切干大根と大根葉を使用した献立です。
大根は、根っこの部分も葉も無駄なく食べる事ができる食材である事を伝え、家庭でも煮たり炒めたりして食べる事で、食品ロスにつながる事も子どもたちに知らせていきたいと思います。
また、「はくさいの吉野汁」の吉野汁とは、すまし汁に「くず」の根から作られた「くず粉」をとかし入れた、とろみをつけた汁物の事です。
「くず」は奈良県吉野という所でよく採れるため、この名前がつけられました。「くず」は、高級食材なので、給食では、削り節でとっただしで、旬の食材の白菜などを煮、最後に「くず」の代わりに、片栗粉でとろみをつけた、体も心も温まる汁物です。
今日の給食は、旬の白葱や白菜と、いつでもおいしく食べられるように乾燥させて保存した、切干大根を使った地球にやさしい献立でした。
教室では、毎日「今日の、地球にやさしい献立はどれかな?」「どんな食材かな?」「旬のものはこれかな?」と、興味をもって給食を頂いています。食べるだけでなく、食に関するいろいろなお話も給食の楽しみの一つになっているようです。