京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/20
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7月21日(月・祝)オーケストラ定期演奏会に向けて練習中です。また、夏の中学生スクールガイダンス、小学生のためのスクールガイダンス、申込ありがとうございました。実施に向けて準備中です。

オペラ「魔笛」を鑑賞しました!

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少し前のことになりますが、10月27日(金)午後に行われた「団体鑑賞」について、報告します。

今年度は、京都市・ロームシアター京都・新国立劇場の主催、そして、ロームミュージックファンデーションの助成で開催された「新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室」によるオペラ「魔笛」を、ロームシアター京都で鑑賞しました。

集合時。メインホール前のロームスクエアには、他校の生徒さんたちが大勢集まっていて、ものすごい人、人、人…。全校生徒120名の堀音生にはびっくりする光景でした。
メインホールに入って客席全体を見渡してみると、4層構造のホールいっぱい、約2,000席がほぼ埋まっていました。

開演前―。
この新国立劇場の「魔笛」は、南アフリカ出身の美術家ウィリアム・ケントリッジ(2010年に京都賞を受賞されています!)による演出が評判だと聞いていましたが、緞帳には、彼の手によるプロジェクションが映し出されていて、期待感が高まります。(舞台は撮影禁止だったため、お見せできないのが残念です。)

このモーツァルトの「魔笛」は18世紀後半の作品で、大衆をターゲットにしたドイツ語のオペラで、ジンクシュピール(歌芝居)というスタイルをとっています。ほかのオペラでよくあるレチタティーヴォ(“せりふ”にメロディーがついている)がありません。これより後に、レチタティーヴォのあるオペラはまだまだあって(たとえばヴェルディの「椿姫」は19世紀中頃)、それより昔の「魔笛」の方が今のミュージカルの形に近いのは、ちょっと面白いですね。

…といったことを話しながら待っていると、いよいよ指揮者が登場。
長い拍手が鳴りやむのを待って、序曲が始まりました。
ケントリッジならではの「動くドローイング」で線が延び、図や絵が描かれていって、幕が上がります。そして、みんな「魔笛」の物語の世界に引き込まれていきました…。

全校人権学習を行いました。

本日の6、7限は全校人権学習を行いました。本校では全学年揃って人権学習を行うことにも大きな意味があると考えています。

今年は、一般社団法人ELLYより峰山和真先生をお迎えし、「性別って2つだけ?〜多様な性のあり方〜」というタイトルで御講演いただきました。事前に峰山先生にお聞きしたいこと、LGBTQについて日頃から考えていることなどを、生徒全員からアンケートとして回収し、峰山先生にお渡していたので、それらへの回答を交えてくださりながらの御講演でした。

皆もよく知っているキャラクターの性別についてのクイズに始まり、ご自身の半生なども交えながらLGBTQに関する基本的な知識、当事者として辛かったこと、嬉しかったこと、相談を受けた際に気を付けるべきことなどをわかりやすい言葉を使ってお話しいただきました。

御講演の最後には生徒からの質問を受け付けてくださったのですが、生徒からの質問は途切れず、時間の許す限り、真摯にお答えくださいました。

自分の思い込みに気づいてみる、この人になら相談できる、と思える人とはどんな人なのだろう、何か行動をチェンジすることの大切さ、など、LGBTQの問題に限らない示唆もいただいたように思えます。

このような学びの機会を生かして自分自身や社会を見つめる目を養い、様々な人権課題について常に考え続けてほしいと思います。

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令和5年度 後期公開授業週間

3連休明けの今日11月6日(月)から10日(金)までを、公開授業週間としています。

今回のテーマを「双方向の授業〜やり取りをキーワードに〜」と設定し、教科・科目の枠を超えて教職員が互いの授業を見学し、自身の授業の質の向上を図ることを目的としています。授業見学後はコメントカードを授業者に渡し、自分の授業に取り入れたいところや、教員と生徒、生徒同士のやり取りを見ての気づきなどを伝え、その後の交流につなげていきたいと考えています。生徒たちにも校長からGoogle Classroomで概要や目的を発信し、協力を求めました。

初日の今日は、4時間目3年生、5時間目1年生の音楽科の視唱の授業が公開となりました。新曲視唱の練習では、習熟度別の少人数講座展開の利点を活かして、きめ細かなやりとりが見られる授業でした。

大人たちの謙虚に学び合う姿勢から生徒たちが何かを学びとってくれることを期待しています。

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「76期研修旅行説明会」を開催しました

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10月30日(月)放課後に、2年生とその保護者の皆さまにご出席いただき、城巽アリーナにて開催しました「76期研修旅行説明会」について報告します。

最初に校長先生からご挨拶と激励、引率団・添乗員の紹介をしていただいたあと、団長の山本先生から研修内容を説明していただきました【写真上】。次に研修旅行委員からは、自分たちが研修旅行に向けて「総合的な探究の時間」で取り組んできた内容や研修旅行に向けての抱負をプレゼンテーションしてくれました【写真下】。

その後、担任の森本先生から諸注意があり、教頭からは誓約書や同意書の説明、続いて、養護の名和先生からは健康管理上の留意点をお話しいただきました。続いて、添乗員さんから保険関係等についてご案内いただき、最後に質疑応答を行いました。「自由行動の際の楽器の管理はどうなりますか?」など、旅行中の行動をいろいろイメージしながら、疑問点や不明点を出してもらい、回答を行いました。

生徒の皆さんは、保護者の方の隣でいっしょに資料を読み込みながら、重要な説明には大きくうなずいたり、顔を見合わせたりしながら、少し改まった面持ちで臨んでくれていました。

出発まで約1か月。
研修旅行に向けて、「総合的な探究の時間」での様々な取組は、これまでの先輩たち以上にとてもよく努力しているとお褒めの言葉がありました。健康に十分留意して、最大限の成果を出せるよう、さらに充実した取組を進めてもらいたいものです。

がんばれ、76期生!

【ご案内】京都市立中学2年生の皆さんへ        12/16(土)「京都市立高校グローバルフェスタ2023」について

京都市立高等学校では、各校が魅力あふれる高校づくりを進めており、その一端を知っていただこうと、市立高校9校が集い、「市立高校グローバルフェスタ2023」を実施要項のとおり開催いたします。対象は、京都市立中学校の2年生(市立義務教育学校8年生を含む)の皆さんです。

市立中2年生・市立義務教育学校8年生の皆さんには、各高校の特色ある授業を体験し、高校における「学びの魅力」や、「高校でなぜ学び、何を学ぶのか」「将来、どんな生き方をするのか」を考えるきっかけにしていただきたいと思っています。
ぜひ、ご参加ください。

■日時 12月16日(土)13:30〜16:00

■会場 京都市立開建高校(京都市南区唐橋大宮尻町22番地)
JR西大路駅下車すぐ

■対象 京都市立中学校2年生、京都市立義務教育学校8年生

■本校の体験授業
「堀音生の学校生活を覗いてみよう!」
音楽科専門科目「ソルフェージュ」のうち、「視唱」の授業を堀音生とともにミニ体験していただきます。ほかにも、堀音生による生演奏や動画などを使った学校紹介もあります。音楽に興味のあるみなさん、堀音生といっしょに楽しい時間を過ごしましょう。

■申込期間 11月10日(金)17時から11月17日(金)19時まで
※定員を超えた場合は抽選となります。申込みの順番は抽選結果に影響しません。
※抽選結果はお申込み時に登録していただいたメールアドレスに返信いたします。
※送信していただいた個人情報につきましては、京都市個人情報保護条例に基づいて適切に管理し、今回の事業以外には使用いたしません。

■詳細については、実施要項をご参照ください。(実施要項はこちら

■申込にあたっての注意
・第3希望まですべて入力をしていただかないと、入力完了になりません。
・原則、第3希望まで異なる高校を選んでご入力ください。2校の体験をしてもらいます。
ただし「京都奏和高校」に限り、1校のみの体験が可能です。その場合は,第1〜第3のすべての欄に「京都奏和」とご入力ください。「京都奏和高校」とそれ以外の高校の体験も希望する場合は,「京都奏和」とその他の2校をご入力ください。

■申込方法
https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.asp...
をクリック、または下のQRコードを読み取り、Microsoft Forms「市立高校グローバルフェスタ2023 参加申込フォーム」にアクセスして、申込フォームに入力のうえ送信してください。

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金剛能楽堂にて

10月30日(金)放課後、1年生40名が引率教員とともに、京都市教育委員会に支援をいただいた観光バスに乗り、京都市立高等学校 能楽鑑賞会のために金剛能楽堂に向かいました。この能楽会は、京一商西京同窓会が京都市立高等学校と総合支援学校の生徒たちを招待してくださり、金剛能楽堂のご協力を得て実現している催しです。本校では1年生全員で毎年参加させていただいています。

能楽堂の真ん前でバスを降りて、ロビーで関係の方々にご挨拶をしながた見所(けんしょ)に入り、堀音の指定席に座って開演を待ちました。

京都市長 門川 大作様、京一商西京同窓会副理事長 大竹 脩介様、京都市教育長 稲田 新吾様のご挨拶に続いて、能楽師 宇高竜成氏から能と狂言についての解説と、各校代表生徒を能舞台に上げての体験を行っていただきました。本校代表生徒も、能舞台にあがる際の必須のマナーである白ソックス(白足袋の代用として)を履いて舞台にあがり、扇を弓に仕立てて矢をつがえ、鳥を射る能の所作を体験させていただきました。

そしていよいよ茂山千五郎家の方々による狂言「附子(ぶす)」です。一休さんのとんち話でも有名な話で、あらすじや結末を知っているのですが、やはり笑ってしまうのは、狂言と役者の力量。生徒たちは事前学習で一度発声したことのあるセリフに聴き入り「間の取り方がすごい」「漫才というか吉本新喜劇というか…」と、鋭い鑑賞をしていました。
休憩を挟んで、能「鵺 白頭」が始まりました。鏡の間から聞こえてくる“前奏曲”にあたる笛や鼓の音色に会場が一気に引き締まります。文語のセリフと謡のため、生徒たちには難しいと感じる部分もあるようでしたが、鵺の悲しみのようなものを受け止めている様子でした。自分たちが長唄体験で打たせていただいたときの小鼓の音色に比べて、プロの方がすばらしくいい音に響かせているのを聞いて、感心している生徒もいました。

能舞台という特殊な舞台装置を始めて間近に見る生徒も多く、その響きや空間の使い方に興味を持っているようでした。代休前の夕刻、いい時間を過ごさせていただいた1年生でした。

京一商西京同窓会は、京都市立高校生全体にさまざまな形で学ぶ機会を応援してくださっています。いつも本当にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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【追加報告その2】10/28(土)京都城巽音楽フェスティバル

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10月28日(土)に開催しました「第17回京都城巽音楽フェスティバル」の追加報告<その2>です。

本校のオーケストラ・合唱のステージの後、第1部の締めくくりは、本校の「PTA音友会コーラス」のみなさんでした。めいめいが白・赤・青を基調とした衣装を身に着けて、満席のお客様を前に、伸びやかな歌声を響かせてくださいました。
PTA音友会コーラスは、本校PTAの方とそのOGのみなさんが、月2回程度本校に集まって活動されています。ご指導は、本校卒業生でありPTAのOGでもある田丸千晶先生。保護者同士の交流を深めながら、年に1,2回のステージ発表を目標に楽しく練習なさっています。

第1部が終わって休憩に入ると、来賓席の城巽自治連の役員の方々のもとへ、2年生が集まってきました。12月20日(水)に2年生たちが本校音楽ホールで開催する「sogno 〜76期生自主企画コンサート〜」について役員の方々にご案内し、城巽のみなさまにぜひ、とチラシの配布をご依頼していました。
音楽を通じて探究的な学びを展開している「総合的な探究の時間」という授業の取組の一環で、2年生たちだけの力でコンサートを創り上げます。15のアンサンブルチームに分かれて演奏を披露するほか、ソロや合唱など、盛りだくさんのプログラムを用意してくれているようです。詳細の発表は、もう少々お待ちください。

時を戻して、城巽フェスの開演前。
ホワイエでは、城巽の社会福祉協議会 副会長様のもとに1年生たちが集合していました。本校が城巽の皆様向けに毎年3月に開催している「雛祭コンサート」についての打合せでした。今年度は、1年生たちが企画や広報などコンサート全体の運営に取り組み、アンサンブル4組と合唱で総出演することになっています。これも、「総合的な探究の時間」の取組です。
この日は初めての顔合せで、生徒たちはやや緊張ぎみ。これから何度も打合せを重ねるたびに打ち解けていくのでしょう。今後が楽しみです。

超満員になって対応にてんてこまいの城巽の方々や教職員たちをよそに、生徒たちは地元の皆さんとの次の活動の準備を着々と進めてくれていたのでした。

【写真上2枚】音友会コーラスの皆様のステージ
【写真中】城巽自治連の役員さん方へチラシ配布を依頼する2年生(再掲)
【写真下】城巽社会福祉協議会副会長様と1年生との打合せ

【追加報告その1】10/28(土)京都城巽音楽フェスティバル

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10月28日(土)に開催しました「第17回京都城巽音楽フェスティバル」について、追加報告させていただきます。

4年ぶりに入退場自由の形で開催した城巽フェス。
オープニングの洋楽ポップコーラス隊ブレスのみなさんの明るく楽しいコーラスで始まった今回の“城巽フェス”は見る見るうちに満席になり、第1部終了までは入場をお断りしなければならないほどの大盛況となりました。特に、日頃から本校の生徒たちの学習活動・音楽活動を応援してくださっている城巽学区の皆さまに多数お運びいただき、本校生を始めとして、本校の施設で音楽を学んだり楽しんだりなさっている様々な団体の発表をお聴きいただけことは、何よりもうれしいことでした。

と言いますのも、コロナ前には、グラウンドにステージが組まれ、テーブルと椅子が置かれ、そして周囲には模擬店が設えられて、各種音楽団体のステージを楽しみながら、城巽学区の人々と堀音生が模擬店で昼食をいただくなどして交流していましたが、それがこの3年間途絶え、昨年度、会場をホールのみとして、ステージごとの観客入替制で再開したものの、やはりコロナ前のような賑わいにはならなかったからです。今年、超満員のお客様を前に演奏できたことは、堀音生だけでなく出演者一同、本当に大感激だったのです。

そして、さらに堀音声たちを満面の笑顔にしたのが、城巽学区の皆様からの昼食の差入れです。朝から緊張した面持ちでリハーサルに臨んでいた生徒たちは、教室に戻ってくるなり歓声を上げて、受け取っていました。フェスティバルの休憩時間中には、城巽自治連の役員さん方に生徒自治会が代表してお礼を申し上げたほか、ホワイエにいる役員さんを見つけて「おなか一杯になりました。おいしかったです!」と自らご挨拶する生徒もいて、よい交流が生まれていました。

城巽フェスの最後を締めくくってくださったのは、京都市芸大出身のコントラバス奏者 小出大道さん。城巽学区のみなさんとともに、コントラバス専攻の生徒を中心とした本校生たちは小出さんの弓使いを食い入るように見つめながら、低弦の魅力あふれる演奏に聞き惚れていました。

多くの皆様が集って音楽を楽しんだ「第17回京都城巽音楽フェスティバル」。来年は、グラウンドでのステージや模擬店の復活、また、ホールへの出演団体の復活など、今年以上に音楽文化の交流が広がる一日となるよう、期待したいです。

【写真上2枚】ご挨拶(城巽自治連香川会長・中村校長)
【写真中2枚】洋楽ポップコーラス隊ブレスと小出大道さん
【写真下2枚】差入れの昼食をいただく生徒たちと生徒自治会代表のお礼のご挨拶(お礼とともに「76期自主企画コンサート」のチラシをお渡ししています)

【速報】京都城巽音楽フェスティバル 無事終演いたしました。

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10月28日(土)、昨夜の雨と雷にお天気が気がかりでしたが、快晴となった今日、本校音楽ホールにて第17回京都城巽音楽フェスティバル(主催:京都城巽音楽フェスティバル実行委員会)を開催いたしました。

まずは、本校のレッスン室夜間貸出を活用して活動なさっている、洋楽ポップコーラス隊ブレスの皆さまが、華やかに開会のプログラムを飾ってくださいました。

次に、本校のオーケストラが今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」のメインテーマ〜暁の空〜(作曲は本校47期卒業生の稲本 響さんです)と他2曲の演奏しました。〜暁の空〜で稲本さんご自身が弾いていらっしゃるピアノは、2年生ピアノ専攻の生徒が担当し、大きな拍手をいただきました。また、モーツァルトの「大いなる魂と高貴な心」には、3年生声楽専攻の生徒がソプラノ独唱をしっかりと務めました。

続く本校合唱はJ.ラターの2曲。1曲目の「Iwill sing with the spirit」は、3年生ピアノ専攻の生徒の伴奏でした。

その後、本校のPTA音友会コーラスのみなさんが、日頃の練習の成果を発揮して、素敵な雰囲気のステージを聴かせてくださいました。指揮は本校25期生であり、音友会と父母の会会長を歴任なさった、田丸千晶先生です。

休憩を挟んで、京都市少年合唱団、京都子どもの音楽教室、コントラバス小出 大道(こいで まさみち)さんの演奏と、音楽を愛する幅広い年齢層の方々の、また本校を拠点として音楽にいろいろの形でかかわっていらっしゃる方々の演奏を、地元城巽地区の方々始め、多くのみなさんが楽しんでくださる会場の雰囲気でした。「音楽の街 城巽」にふさわしい演奏会となりました。

久々に入場の制約のない城巽音楽フェスということで、たいへんたくさんのお客様にお越しいただき、途中、対応が行き届いていなかったこともあったかと思います。本日のご来場に、心より感謝申し上げますとともに、失礼をお詫び申し上げます。

本日は速報という形でこのブログに掲載させていただき、他日、本校以外の舞台の写真等も掲載する機会を持ちたいと思います。

城巽自治連合会の皆さまには、準備から当日の運営、また生徒への演奏へのご褒美まで、たいへんお世話になりありがとうございました。引き続き本校へのお支えをどうぞよろしくお願いいたします。


能楽鑑賞会事前学習会

10月27日(金)昨日のブログ記事でお知らせしていたとおり、午後からは全校でのオペラ鑑賞会です。午前中、1年生LHRの時間に、来週の月曜日の金剛能楽堂での能楽鑑賞会に向けた事前学習を行いました。

能楽鑑賞会は、毎年京一商西京同窓会が、京都市立高校・総合支援学校の生徒たちに、古典芸能を本物の能舞台で鑑賞する機会をくださっているもので、本校では1年生全員で鑑賞させていただいています。

校長が講師となり、「能舞台」「能」「狂言」について資料を使って、その特徴や見どころ、聴きどころを話したあと、「狂言」の定型的なセリフを体験してみました。名乗ってみよう!ということで、「これはこのあたりに住まいいたすものでござる」というセリフを、校長が短く切りながら語り、生徒たちが復唱するという形で始めましたが、さすがに堀音生は勘が良い!狂言のセリフらしい抑揚を見事に真似ていました。「ハーッ ハッハッハッハッ…」「へ―ッ ヘッヘッヘッヘッ…」と声に出して言う泣き笑いも、初めてとは思えないほど雰囲気を掴んでいました。

特に京都ではクラシック音楽と古典芸能とのさまざまな形でのコラボレーションの機会は多く、音楽、芸術をそれぞれの特長を感じながら、垣根なく吸収・発信できる大人になっていってほしいという願いも込めて、の事前学習会でした。日程の関係上、オペラを鑑賞する前に能楽の事前学習という盛沢山すぎるメニューとなってしまったことを懸念していましたが、生徒たちの感性の柔軟さを改めて目の当たりにする嬉しい時間となりました。

写真 上:泣いています!
   下:堀音オリジナル”探究”的事前学習会資料

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