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最新更新日:2025/07/20 |
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音リピック(体育祭)を開催しました!![]() ![]() ![]() 体育祭「音リピック」が、城巽アリーナで行われました。 グラウンドで災害用マンホールトイレの工事が行われていることと、9月の段階で残暑が相当厳しかったことから、今年はすべての競技をアリーナで行うことになりました。 開会宣言【写真1枚目上】のあと、堀音恒例のピアノの生演奏による「ラジオ体操第一」【1枚目下】で体をほぐしたあと、学年ごとにアリーナを2周ランニングして、準備万端、競技に入りました。 第1種目は、リクリエーション走を取り入れた「借り物競走」です。学年対抗で、まず段ボールのキャタピラで進み【2枚目上段左】、次に平均台【2枚目上段中】、その先で借り物のお題(「髪の長い人」「水筒」「フルート専攻の人」など)を引いて、お題の物や人とともにゴールします【2枚目上段右】。はじめの種目から、みんなエンジン全開で応援の声が飛び交い、絶好調です。 第2種目は、「大繩」(八の字跳び)です【2枚目中段左】。各学年2チームに分かれて、2分間を2回ずつ実施しました。さすが音楽科、リズム感がいいからか、ほれぼれするほどスムーズに跳んでいきます。 10分休憩のあと、前半戦の得点の中間発表【2枚目中段中】。3年生、2年生、1年生という順位で、下級生は「打倒3年」に燃え、気合を入れ直していました。 第3種目は玉入れ【2枚目中段右】です。地元城巽学区の皆様のご厚意で、10月8日に本校グラウンドで開かれた体育祭のあとに玉入れのかごをお借りすることができ、実現しました。これも、各学年2チームに分かれて、それぞれ2分間ずつの試合でした。3年生Bチームは怒涛のスローを重ねてどんどん玉がなくなっていき、残り1秒でなんと玉があと1個に!みんなの視線が玉の描く放物線に注がれましたが、無情にも籠には入らず…。ため息と悲鳴が洩れました。すごい盛り上がりでした! 最終種目は、全員参加の学年対抗「ビッグスプーンリレー」【2枚目下段】です。 ラクロスのスティックをバトン代わりにして、風船を運ぶ人24人と風船なしで走る人17人に分け、走順は自由。ただし、スタートは風船あり、アンカーは風船なしでリレーするというものです。風船がふわーっと飛んでしまったり、何度も落としたりして、みんな苦戦しつつ、笑顔がはじけていました。 閉会式ではまず、得点発表。今年はみごと3年生が優勝しました! 表彰式【3枚目上】のあと、閉会の挨拶【3枚目下】と閉会宣言があり、あっという間の2時間半でした。 学年ごとの写真撮影をして、ホームルームへ。音リピックで、よりクラスの絆が深まったことでしょう。お疲れさまでした! 令和5年度 後期を始めます。
10月10日(火)、秋休み明けの今日、令和5年度後期始業式を行いました。SHRで出席確認をした後、アリーナは集合。終業式で予告していたとおり、校歌3番の合唱から式を始めました。
校長の挨拶は、生徒への校歌のお礼から始まり、地元の方々はもとより、堀音を応援して下さる多くの方々に感謝の気持ちを忘れず、真摯に音楽に、学習に向き合おうと激励がありました。場と状況を理解して、自らのふるまいを律していこう、という依頼もありました。 音楽科主任の話も、進路指導主事の話も、生徒たちの可能性を信じて、今後ひと伸びもふた伸びもしてほしいという願いのこもったものでした。 その後、生徒自治会から、午後の体育祭「音(オン)リピック」の集合等についての連絡があり、最後の教務主任からの話は、今後各自の手元に渡る、前期の成績の意味についてでした。評価・評定は「振返りと対話」のためと考えよう。自身の取組を振返り、今の状態を点検する。自分で見えていないところ、今後どう取り組んでいったらよいかを、仲間同士、また担当の先生と対話していこう、と語りかけました。 始業式のあと合唱・合奏の練習があり、午後からは体育祭。後期初日からフルに活動する堀音生たちです。 ![]() ![]() ![]() 第73回 城巽区民体育祭
10月8日(日)、4年ぶりとなる城巽区民体育祭(主催:城巽自治連合会 主管:城巽体育振興会)が、本校グランドにて実施されました。お天気が心配されたので、開会時からプログラムを調整なさったため、なんとか最後まで実施することができました。
グランドのコンディションを整えるため、多くの役員の方々が数日前より除草や整地等を行ってくださいました。前日準備では万国旗も張られ、わくわくするような会場となりました。 校長は、開会式ではご挨拶させていただき、ジャンケンリレーのじゃんけん役をお手伝いさせていただきました。 幅広い年齢層の地域の方々が一同に集い、拍手と歓声の溢れる朗らかな会となりました。開会式後、競技のお手伝いをお願いするアナウンスが入ると、京都御池中学校の生徒さん2名がすぐに応じてくれていました。また、今は遠方にお住いの方も、自分が小さいときから楽しんだ運動会を、ぜひ自分の子どもたちにも楽しませたい、とご実家の町内のTシャツをお召しになって参加されている若い方もいらっしゃいました。 城巽自治連合会の皆さま、日頃よりたいへんお世話になっております。体育祭のご盛会、心よりお喜び申し上げます。 ![]() ![]() ![]() 秋期休業もはや4日目。
随分過ごしやすい気候となりました。今日は、レッスン室貸出が始まる朝9時から、多くの生徒が登校してきました。10時を回って登校した生徒は、レッスン室の埋まり具合にびっくりしている様子でした。家庭で時間を過ごしている生徒たちも、生活ペースを乱さず、午前中を有効に使ってくれていることを願っています。
日頃よりレッスン室の鍵の貸出には、校務支援員の方のご協力をいただいています。現在の校務支援員の方たちは、本校の卒業生でもあり、よく事情をおわかりなので、生徒・教職員のフォローのみならず、新しい提案をいただくことも少なくありません。本校にとって、なくてはならない頼もしいスタッフです。 本校は、明日の秋期休業最終日と7日(土)〜9日(月・祝)の3連休を経て、10日(火)より後期を始めてまいります。 ![]() ![]() エレガントに。〜令和5年度前期を終えて〜
4月の着任から半年が経ちました。この間、保護者の皆さま、この校舎に関わる団体等の方々、地元城巽自治連合会関係の皆さま、同窓会・卒業生の皆さまに不行届きをご寛如いただきながら、応援を頂戴いたしましたことに、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございます。
生徒へは、終業式に、プロの意識をもって高みをめざしながら、高校生の今しかできない表現を追究する演奏(それは一回性のかけがえのない一瞬)、をたくさん聴かせてもらったこと、それを支える堀音らしい学びの場面を日常に垣間見させてもらえたことに感謝を伝えました。 また、高校生はやはり可能性のかたまり。堀音生はとびきりの感受性と集中力を持っている、と肌で感じる半年でもありました。入学式の式辞で生徒みなにお願いした、「自分の呼吸のリズムを持ち、そして多様な他者と呼吸をあわせていける力を育んでほしい」ということを、仲間同士いろいろな形で実現している。そういうことを感じる場面も多くあったことも報告しました。それに続けて、私から生徒たちに以下のような1つのお願いをしました。 この秋休み、そして後期の時間、「わかったふうになる」ことをお願いしたい。これは「しったかぶりをする」という意味ではない。「わかろうとする」とイコールだし、もっと言えば「わからないという感覚を拒まない、できれば心地よくたゆたう」とも言い換えたい。 あなた方は、音楽というカテゴリーの中ではこれをうまく実践していると感心している。校外の音楽の高いレベルのプロから直接教えを得る機会がたくさんある。佐渡裕先生はもちろん、特設講座や公開レッスンの先生方のおっしゃることはとても奥深い。マインドのお話の中でも、人生経験の浅いあなた方高校生に対して、音楽を志す未来ある人として、完全に大人扱いしてとても深いことをお伝えになるし、逆説的な表現も容赦なくお使いになる。多分そのすべてを理解することは難しいはず。でもあなた方は、「わかったふうになる」力を持っている。今の自分の音楽に引き寄せて、自分なりに「わかった」と消化できるところは消化するうえで、消化しきれない部分も受け入れつつ、その後の宿題として心と頭と身体のどこかにキープしている、そしてどうも確実に栄養として取り込んでいる。そんなふうに見えている。 では、音楽と少し距離があると感じていることに対してはどうだろう。学校の普通教科でも(3年生は共通テストの勉強でも)、美術鑑賞でも読書でも、映画鑑賞でも、「わかったふうになる」時間、「わからないという感覚を拒まない、できれば心地よくたゆたう」機会を持ってほしいと。 そして、その機会を与えてくれる絶好の機会として、京都市教育委員会と京都大学の連携で、11月11日(土)午後 京都大学にて実施の「京都大学2023」の参加を呼びかけました。京都大学の8人の院生が講師となって分科会を持ち、それぞれ自分の研究テーマのおもしろさや、自分の高校時代についてなどを話したり、対話をしたりという機会です。今年度、2年生と3年生が授業を受けている、本校理科の非常勤講師 古田 悠馬先生も講師のおひとりです。 分科会には、音楽を志す堀音生が自分事としてとらえるべきテーマ−例えば科学技術とヒトは、社会は、どう関係性を持っていくのか など−がいくつもあります。若い研究者のお話は自分の常識や知識をぐんと超えて、難解なところもあるかもしれない。だからこそ「わかったふうになる」ことで世界が広がります。 もう一つこの京大研修の魅力は、京都市立高校の他の学校の生徒たちと触れ合えることです。ぜひ堀音生の人間的な魅力を知ってもらって、この人の演奏を聴きたい、ホリオンの演奏会に行ってみたいというファンを発掘してほしいと思う、ということも伝えました。自分の魅力で演奏会に足をはこんでもらう、クラシック音楽を発信する、このことは京大研修に限らず意識を持っていてほしいところです。 「わかったふうになる」ということを別の面からみると、「自分をひらく」ということかもしれません。かたくなにならない、自分を閉ざさないということともいえるかもしれません。そういう世界への向き合い方も、私は「エレガント」な姿であると考えます。自分を開いていると、むこうからいろんなものが自分に飛び込んできます。今日から始まった秋期休業中、そして後期と、そんな経験をたくさんしてほしいと願っています。そして、私自身もそうあろうと思います。 堀音に関わる全ての皆さまの、生徒たちへの、また本校への応援を、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 校長 中村 陸子 |
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