京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/20
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7月21日(月・祝)オーケストラ定期演奏会に向けて練習中です。また、夏の中学生スクールガイダンス、小学生のためのスクールガイダンス、申込ありがとうございました。実施に向けて準備中です。

秋期休業もはや4日目。

随分過ごしやすい気候となりました。今日は、レッスン室貸出が始まる朝9時から、多くの生徒が登校してきました。10時を回って登校した生徒は、レッスン室の埋まり具合にびっくりしている様子でした。家庭で時間を過ごしている生徒たちも、生活ペースを乱さず、午前中を有効に使ってくれていることを願っています。

日頃よりレッスン室の鍵の貸出には、校務支援員の方のご協力をいただいています。現在の校務支援員の方たちは、本校の卒業生でもあり、よく事情をおわかりなので、生徒・教職員のフォローのみならず、新しい提案をいただくことも少なくありません。本校にとって、なくてはならない頼もしいスタッフです。

本校は、明日の秋期休業最終日と7日(土)〜9日(月・祝)の3連休を経て、10日(火)より後期を始めてまいります。

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エレガントに。〜令和5年度前期を終えて〜

4月の着任から半年が経ちました。この間、保護者の皆さま、この校舎に関わる団体等の方々、地元城巽自治連合会関係の皆さま、同窓会・卒業生の皆さまに不行届きをご寛如いただきながら、応援を頂戴いたしましたことに、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございます。

生徒へは、終業式に、プロの意識をもって高みをめざしながら、高校生の今しかできない表現を追究する演奏(それは一回性のかけがえのない一瞬)、をたくさん聴かせてもらったこと、それを支える堀音らしい学びの場面を日常に垣間見させてもらえたことに感謝を伝えました。

また、高校生はやはり可能性のかたまり。堀音生はとびきりの感受性と集中力を持っている、と肌で感じる半年でもありました。入学式の式辞で生徒みなにお願いした、「自分の呼吸のリズムを持ち、そして多様な他者と呼吸をあわせていける力を育んでほしい」ということを、仲間同士いろいろな形で実現している。そういうことを感じる場面も多くあったことも報告しました。それに続けて、私から生徒たちに以下のような1つのお願いをしました。

この秋休み、そして後期の時間、「わかったふうになる」ことをお願いしたい。これは「しったかぶりをする」という意味ではない。「わかろうとする」とイコールだし、もっと言えば「わからないという感覚を拒まない、できれば心地よくたゆたう」とも言い換えたい。

あなた方は、音楽というカテゴリーの中ではこれをうまく実践していると感心している。校外の音楽の高いレベルのプロから直接教えを得る機会がたくさんある。佐渡裕先生はもちろん、特設講座や公開レッスンの先生方のおっしゃることはとても奥深い。マインドのお話の中でも、人生経験の浅いあなた方高校生に対して、音楽を志す未来ある人として、完全に大人扱いしてとても深いことをお伝えになるし、逆説的な表現も容赦なくお使いになる。多分そのすべてを理解することは難しいはず。でもあなた方は、「わかったふうになる」力を持っている。今の自分の音楽に引き寄せて、自分なりに「わかった」と消化できるところは消化するうえで、消化しきれない部分も受け入れつつ、その後の宿題として心と頭と身体のどこかにキープしている、そしてどうも確実に栄養として取り込んでいる。そんなふうに見えている。

では、音楽と少し距離があると感じていることに対してはどうだろう。学校の普通教科でも(3年生は共通テストの勉強でも)、美術鑑賞でも読書でも、映画鑑賞でも、「わかったふうになる」時間、「わからないという感覚を拒まない、できれば心地よくたゆたう」機会を持ってほしいと。

そして、その機会を与えてくれる絶好の機会として、京都市教育委員会と京都大学の連携で、11月11日(土)午後 京都大学にて実施の「京都大学2023」の参加を呼びかけました。京都大学の8人の院生が講師となって分科会を持ち、それぞれ自分の研究テーマのおもしろさや、自分の高校時代についてなどを話したり、対話をしたりという機会です。今年度、2年生と3年生が授業を受けている、本校理科の非常勤講師 古田 悠馬先生も講師のおひとりです。
分科会には、音楽を志す堀音生が自分事としてとらえるべきテーマ−例えば科学技術とヒトは、社会は、どう関係性を持っていくのか など−がいくつもあります。若い研究者のお話は自分の常識や知識をぐんと超えて、難解なところもあるかもしれない。だからこそ「わかったふうになる」ことで世界が広がります。

もう一つこの京大研修の魅力は、京都市立高校の他の学校の生徒たちと触れ合えることです。ぜひ堀音生の人間的な魅力を知ってもらって、この人の演奏を聴きたい、ホリオンの演奏会に行ってみたいというファンを発掘してほしいと思う、ということも伝えました。自分の魅力で演奏会に足をはこんでもらう、クラシック音楽を発信する、このことは京大研修に限らず意識を持っていてほしいところです。

「わかったふうになる」ということを別の面からみると、「自分をひらく」ということかもしれません。かたくなにならない、自分を閉ざさないということともいえるかもしれません。そういう世界への向き合い方も、私は「エレガント」な姿であると考えます。自分を開いていると、むこうからいろんなものが自分に飛び込んできます。今日から始まった秋期休業中、そして後期と、そんな経験をたくさんしてほしいと願っています。そして、私自身もそうあろうと思います。

堀音に関わる全ての皆さまの、生徒たちへの、また本校への応援を、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
                                 校長 中村 陸子   


学校説明会&コンサート ご参加ありがとうございました。

9月30日(土)午後、在校生によるコンサートからプログラムを始めました。1組目は、7月のオーディションで出演権を得た、ドヴォルジャークピアノ五重奏曲 第2番 イ短調 作品81 第4楽章 のアンサンブルチームの演奏でした。プログラムの裏面に掲載した演奏生徒からのメッセージには、2年生のヴァイオリン専攻の2名が、3学年混成のアンサンブルがしたいという発案で実現したチームとのことでした。その後は3年生の生徒による、ピアノ、ヴァイオリン、声楽、トロンボーンのソロの演奏が続き、会場の中学生と保護者の皆さんから大きな拍手をいただきました。

休憩を挟んで、教頭の司会での学校説明会に入り、校長からの学校紹介、教務主任からの入試説明、音楽科主任からの課題曲等説明と、本校のさまざまな面での特徴をお伝えする時間となりました。中学1年生から3年生までの会なので、得たい情報はまちまちなはず。全体の説明でカバーできていないところは、あとの個別相談にお越しいただきました。

また他府県の方は、受検していただくための手続きについての説明を、会場を204教室に移してご説明しました。

今回も生徒スタッフが教員とともに動いてくれました。午前に最終打ち合わせをしたのち、受付や入場・移動誘導に活躍、全体会終了後の中学生との交流を演奏生徒も含めて行いました。中学生の質問に率直に、また未来の後輩への愛情を込めて、なるほど、と感心するコメントを返していました。最後に、ひとりひとりが堀音の魅力を語り、中学生も保護者の皆さまに、何か安心感を伝えてくれたように見えました。この部分の詳しい様子は、後日別途お知らせできたらと思います。

本日ご参加の保護者の皆さま、お忙しいところお越しくださり本当にありがとうございました。本校は選抜に関わることだけでなく、さまざま特徴がございます。このあともいつでもご質問やご相談を本校までお寄せください。
中学生の皆さん!堀音今日堀音生の演奏や人柄に触れていただき、また、本日配布資料にありました「Horion News」や演奏者のメッセージをお読みいただき、もっと堀音のことを知りたい、こういう先輩とともに音楽を楽しみたい、高みを目指したい、と思っていただけたなら幸いです。

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令和5年度 前期終業式

今朝はJRや近鉄で機械トラブルなどの影響で遅延、8時30分の段階で、9時開始予定だった、前期末考査最終科目の試験を、1時間遅らせ、10時開始、その後の終業式、LHRも1時間ずつ遅らせることとし、Google Classroomで発信も行いました。影響を受けずに9時開始に間に合って登校した生徒たちは、事情を理解し、自習をしてくれました。

11時からは城巽アリーナにて終業式。校長、音楽科主任、進路指導主事、生徒指導主事と続き、そのあと生徒自治会より、文化祭自治会企画での収益をユニセフに寄付して感謝状を頂戴したことの報告と、10日始業式の午後に行う体育祭−音(おん)リピック−についての説明と協力を求める連絡がありました。

校長からは、4月からの半年、たくさんの演奏を聴かせてもらった。一回性の芸術である音楽に向き合う高校生の「今」この一瞬に接する機会をもらえたことへの感謝が伝えられました。

音楽科主任は、音楽を本気で追究することの意味、ひとりよがりでない自分の音楽を表現していく大切さを伝え、最後に「芸術の秋といいますが、みなさんは1年中芸術です。」という言葉で生徒を激励し、生徒たちの温かな笑いを引き出していました。

進路指導主事は、10月末の京都城巽フェスティバルでオーケストラが演奏する、本校の先輩47期稲本響さん作曲、大河ドラマ「どうする家康」のテーマ曲に関連して、今「どうする家康」の舞台なっている「天正」という時代について話をしました。天正遣欧少年使節の若者がヨーロッパから楽器とその演奏技術を持返り、秀吉の前で演奏した、西洋音楽と日本が出会った時期。その場所、秀吉の邸宅聚楽第跡は本校からすぐそこのところ。そしてその少年たちは欧州でその知性とともに清々しい立ち居振る舞いが賞賛された。みなさんも意識していこう、と呼びかけました。

生徒指導主事は今年度本校に赴任した教員なので、初体験の堀音の文化祭、各クラスのミュージカルに感動したことを伝えてくれていました。そして、何かを創り上げるときには人と人の摩擦や衝突が起こる。そこを話合い、聴き合ってよいものにしていくことの重要性を確認していました。

生徒たちは30日・10月1日の土日、2日〜6日の秋期休業、7日・8日・9日の土日祝と、授業がありません。2日〜6日は9:00〜15:00までレッスン室が使えますが、この10日間、前期を振り返ってどれだけ計画的に学習や練習を積み重ねることができるか、教養を広げる機会を設けられるか、生徒の自己調整力に期待します。

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今週末の2つの説明会、ご来校お待ちしています。

本日午後、理科室にて、今週末に実施する2つの説明会の配布資料を袋詰めする作業を教職員で行いました。

かねてよりご案内申し上げているとおり、明日29日(金)15時30分(受付15時より)からは、中学校の先生方にお越しいただいての説明会(詳細はこちら)、明後日30日(土)13時(受付12時30分より)からは、1年生から3年生までの中学生と保護者の皆さまにお越しいただく、学校説明会&コンサート(詳細はこちら)を行います。

どちらの説明会も、急にご都合がつくことになられて「参加したい!」とご希望下さる場合は、本校の教務部(京都堀川音楽高校 075-253-1581)までお電話ください。明日の朝9時から電話対応できますのでお待ちしております。

明日、明後日本校のお越しくださる皆さま、どうぞお気を付けていらしてください。

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前期末考査3日目

今日は前期末考査の中日(なかび)。午前中で考査が終了しての午後2時ごろ、校舎の2階3階では、生徒がそれぞれに自分の学びの時間を過ごしていました。

2年生の教室では、何人かの生徒が机に向かい、時には生徒同士教え合って、明日考査が実施される科目の勉強に余念がありません。
3階のレッスン室では、1年生の管楽器専攻の生徒が、根気よく練習曲をさらっていました。毎日完全下校の3時までは、チューバか副専攻のピアノの練習をして、帰宅してからは考査の勉強を“ねじ込む”のだと話してくれました。
別のレッスン室では3年生の管楽器の生徒が、相談をしながら練習をしているのが防音扉の窓越しに見え、こちらに気づくと素敵な会釈をしてくれました。

1階の事務部窓口を見ると、レッスン室の鍵は、そのほとんどが貸し出されていました。
考査期間中の午後、生徒たちの「自己調整力」が鍛えられています。

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マンホールトイレの設置工事

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ここ数日、本校グランド周辺で、マンホールトイレ設置の工事が進んでいます。マンホールトイレとは、災害時に水道や電気が止まっても機能する、下水管に直接接続するトイレのことで、京都市内でも、避難所に指定されている学校に、順次とりつけられています。本校も、城巽アリーナが地域の方々の避難所に指定されているため、グランド東南隅に設置することとなりました。

本校の場合、下水管を延長する工事や使用する雨水を貯めるタンクの設置、また車いす等でも対応できるように、東門方向からマンホールトイレまで側道をつける工事など、かなり大掛かりな工事となっています。生徒の授業や登下校等にできるだけ障らないように、また御池通の歩道を使用される方々のご迷惑にならないように、施工業者が警備の方も配置して、安全に留意しながら進めてくれています。

本校では災害時等に配慮し、手洗い場について感染予防の観点からは自動水栓が望ましいが、停電のことも考えると肘で開閉ができるレバー式の蛇口も設けるべき、という養護教諭の提案で、アリーナ前の洗面所はその2種の蛇口を設置しています。このように生徒・教職員ともども、いざという時の備えの大事さに思いを致し、学校でも家庭でも実行に移していくよう努めたいと思います。

令和5年度 前期期末考査 初日

9月25日(月)今日から29日(金)までの5日間、本年度の前期期末考査が実施されます。この間も毎朝、各クラスでSHRは行われます。

初日の今日、3限目の時間割は1年生西洋音楽史、2年生視唱の考査でした。3年生は2限までの時間割だったので、他学年の考査に障らないよう、学校に残る生徒は、待機部屋として用意された101教室で過ごしました。

2年生の視唱の考査は、3曲の課題について、審査の教員の待つ3つのレッスン室を、生徒が一人ずつ移動して受験します。新曲視唱では与えられた時間、楽譜を見てから試験に臨みます。また、公平性を期すため、指定される曲の情報等が漏れないよう、試験の済んだ生徒とこれから試験を受ける生徒が接触しないよう、動線が工夫されています。生徒たちは時間のはじめに一旦全員が309教室に集合して、担当の教員より考査の段取りや動線等の説明を受けてからのスタートとなりました。

考査は、日々の学習の成果と課題を把握する、生徒にとっても教員に取っても、大事なチェックポイントです。午後は、学校や家庭で明日以降の考査科目の勉強にしっかりと取り組んでください。また、うまく時間を作って、専攻の練習にも、学校のレッスン室や家庭で、計画的に継続して取り組んでほしいものです。学校は15時が完全下校となっています。

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「学校説明会&コンサート」(9/30) に向けた                    生徒スタッフ第2回ミーティングを行いました!

9月22日(金)昼休み

9/30(土)開催の「学校説明会&コンサート」に向けて、生徒スタッフの第2回ミーティングを行いました。
今回は、当日“在校生との交流タイム”を担当する生徒スタッフたちの打合せとミニリハーサルを行いました。
「中学生」役と「スタッフ」役とに分かれて、質問と回答のやりとりを試してみながら、伝える内容や伝え方について、和気あいあいと意見交換していました。
 
中学生のみなさん!
お申込は現在、締切を延長して受付中です。
こちらから、どうぞお申し込みください!
明るくて楽しい音高生スタッフがお待ちしています!
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2年総探「重唱奏中間発表」を行いました!

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9月22日(金)4限
2年生の「総合的な探究の時間」では、12月に予定しているコンサートに向けて、企画から準備・広報・運営、そして出演まで、すべてを自分たちの手で行うプロジェクトに取り組んでいます。

今日の授業では、本校音楽ホールで、2週にわたる「重唱奏中間発表」の後半を行いました。
2年生たちは、声楽・ピアノ・弦楽・管楽のさまざまな組み合わせによる大小15チームに分かれて毎週レッスンを受け、練習に励んでいます。今日は、ピアノアンサンブルばかり5チーム(2台4手・2台8手)の発表と、先生方からの講評がありました。

どのチームもやや緊張しながらも、視線や呼吸で気持ちとタイミングを合わせて、よい音楽を奏でようと一生懸命演奏していました。

先生方からの講評には、「レッスン室で合わせをしている時とは違い、このホールは響きがいいからアーティキュレーションをもっとはっきり出さないと伝わらない」「聴いてくださる人がいることを意識して。堂々とステージに登場しよう」「ピアノはブレスをしなくても弾けるが、フレーズの変わり目をもっと意識して、互いにブレスを感じあって」「合わせでは相手に遠慮しがち。もっとコミュニケーションをとろう。『ここはこう演奏したい』などアイディアや思いを出し合い、相乗効果で演奏を高めて」など、アンサンブルで学んでほしいことやコンサートに向けての姿勢から、さらには、音楽を究めていこうとする者としての学びへの向き合い方に至るまで、さまざまなアドバイスが贈られました。

放課後には、多くのチームが個別の講評を伺いに、職員室に殺到していました。
12月のコンサートに向けて、さらに練習・合わせ、レッスンを積み重ねてほしいものです。

しかしその前に、来週の前期末考査でしっかり学習の成果を発揮できるよう、この週末は普通教科の学習にしっかり取り組みましょう!

【写真上】ピアノ重奏(2台8手)
【写真中】講評を聴く2年生たち
【写真下】スタインウェイをピアノ庫へお片付け

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