京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/22
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7月21日(月・祝)オーケストラ定期演奏会に向けて練習中です。また、夏の中学生スクールガイダンス、小学生のためのスクールガイダンス、申込ありがとうございました。実施に向けて準備中です。

保護者懇談終了。

10日(月)からスタートした保護者懇談期間が、本日終了しました。ご都合で別日の設定となっている保護者の方以外、保護者の方々とも、生徒が今頑張れていることと、まだ頑張れるところを確認したり、生徒が困っていることへの支援について検討したり、短時間ながらも有意義な時間を共有させていただきました。

お忙しいところ、また暑さや雨など、お越しにくい日も多いなか、ご来校くださった保護者の皆様に心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

明日から、祇園祭のクライマックス山鉾巡行の17日までの三連休が明けると、あと数日でオーケストラ定期演奏会本番となります。連日客演指揮の松本 宗利音(しゅうりひと)先生がお越しくださり、一層充実した練習スケジュールとなります。適度に冷房を活用し、食事と睡眠をしっかりとって、体調を崩さないよう心掛けていきましょう。


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合唱 暗譜テスト

梅雨明けを待つ京都は、今日も湿度が高く過ごしにくい日となっています。
しかし、堀音の校舎内は、朝から生徒たちの美しい歌声があちらこちらから聞こえ、さわやかな空気が漂っていました。

今日は合唱の7月22日の定期演奏会のプログラムのひとつ、モーツァルト作曲 戴冠式ミサの暗譜テストの日。当日ステージに立つための、ひとつのハードルを越えるため、友達とチェックしながら直前まで練習をしていました。1年生はラテン語の歌詞を歌うのが初めての生徒も多く、苦労しながらも先生方、先輩方の指導の甲斐もあって、堀音の合唱のレベルに持ち上げてきました。

暗譜ができて、ひとまず身体の中に楽譜が入ったところで、更なる表現力を本番まで追究してくれることを期待しています。

写真 上:テスト実施会場204教室前で最後まで練習
   中:ピアノ伴奏・譜めくりは交代しながら
   下:テスト開始直前 

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目指す。

本日も朝からオーケストラ定期演奏会に向けての、実習授業を実施しました。

モーツアルト 戴冠式ミサの合唱の練習は城巽アリーナにて。本番はオーケストラと合わせますが、合唱のみでの練習では常にピアノ伴奏が必要です。ピアノ専攻の生徒が分担して、伴奏と譜めくりを行っています。パートごとに指示が入る場面では、残りの生徒は椅子に座る指示が教員から出るなど対策をとりながら、長丁場をこなしています。

同じ時間帯に、3年生のコンサートミストレスがリードしながら、弦楽器の生徒たちが分奏練習を行っている教室がありました。生徒同士で指摘しながら、また相談しながら、良いアンサンブルを創るため、和やかな雰囲気の中にも熱い思いを伝えあう生徒たちでした。

生徒たちひとりひとりが、若き音楽家としての自負を持って、本番を目指して頑張っています

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佐渡 裕先生 特別レッスン

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世界的指揮者でいらっしゃる本校卒業生の佐渡 裕先生に、今年もオーケストラをご指導いただく贅沢な機会を頂戴しました。
実習授業の初日の7月10日午前、生徒全員がホールに集まり、7月22日の第50回オーケストラ定期演奏会のメインプログラム、ブラームス交響曲第1番のレッスンをお願いしました。客席には、合唱メンバーだけでなく、授業参観日として多くの保護者の方々もお越しくださり、約2時間の情熱的な先生のご指導を間近に拝見することができました。演奏への直接的なご指導はもちろん、音楽を志す堀音生の心に響く、たくさんの素敵なお言葉を頂戴しました。

音楽を好きでいる気持ちの大切さ。音楽は決して一人では成り立たない。アンサンブルは舞台の演奏者だけでなく、客席の人、ホールのスタッフの人たちなどとともにあるもの。音楽はただ空気の振動だけれど、それが人生を楽しくする、一生忘れられないような人の心を揺さぶる力があることの素晴らしさ。ティーンエイジャーは奇跡を起こす、奇跡が起こる、最も面白い時期。夢を追いかけ、夢を模索し、時には困惑し、それがすべて活きる。堀音で仲間とともに音楽を志せる楽しさ、高校生が「ブラームス」を京都コンサートホールで演奏できる環境への感謝……
“堀音の先輩”としての厳しくも愛情あふれるお言葉の数々に、生徒たちは聴き入っていました。

保護者アンケートにも、「佐渡さんの少しの指示で音楽がグッと変化するのに毎年驚かされます。緊張感のあるピチカートなど空気が変化し聴いていても伝わってきました。」
「適度な緊張感で,佐渡さんの教えをしっかり吸収して実践しようとする生徒たちの姿に感動しました。本番を心から楽しみにしています。」のようなお声をいただきました。

佐渡先生は、次のオペラのお仕事のご予定ぎりぎりまで、生徒の質問にも答えてくださいました。最後に、生徒代表のオーケストラ副部長2名のお礼と決意の言葉と、2名のコンサートミストレスがお渡しする花束などをお受け取りくださり、盛大な拍手の中、会場に大きく手を振って退場なさいました。陳腐な表現になりますが、ホールにいた人全員が、あっと言う間の、「夢のような」時間を体験させていただきました。

佐渡 裕先生、ご多忙のなか、母校の後輩たちの柔らかな心に残る、貴重なご指導とお言葉をいただき、本当にありがとうございました。

実習授業と保護者懇談

昨日10日(月)から14日(金)まで、午前は実習授業、午後は保護者懇談というスケジュールで学校が動いています。

本校の保護者懇談は、本人と保護者の方、担任と副担任の四者で行います。今の自分の状況を客観的な数字でも確認しながら、この夏のがんばりどころを四者で共有し、それぞれの目標に向かって気持ちを新たにする機会にしてほしいと願っています。

昨日の午前は、本校卒業生で世界的な指揮者でいらっしゃる佐渡裕先生の特別レッスンという貴重な時間で実習授業をスタートしました。(昨夕のKBS京都のニュース番組「きょうとDays」で報道されたのをご覧いただいた方も多いかと思います。この佐渡先生のレッスンの様子をお伝えするブログ記事は、近日掲載いたします。しばらくお待ちください。)

保護者の皆様には、昨日の特別レッスンの参観、またそれぞれの保護者懇談にお運びいただき、本当にありがとうございます。20日は、オーケストラと合唱の、全員が舞台にのっての授業を第2回の授業参観日としてご覧いただけます。多くの保護者の皆様のご来校をお待ちしております。

蒸し暑さの続く毎日、生徒たちには体調管理を行いながら、22日オーケストラ定期演奏会までの時間をしっかりと過ごしてほしいと思います。

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玄関の出張図書館コーナーに、音友会コーラスにいらした保護者OBの方が、祇園祭の鉾をかたどった飾りを置いてくださいました。
   右:
佐渡 裕先生のオペラのフライヤー。ご多忙の中、今年も堀音にかけつけてくださいました。

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室内楽オーディション

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本日1時間目は、秋の学校説明会でのコンサートに出演する、アンサンブルチームを決定するオーディションを、ホールにて行いました。エントリーしたのは3チーム、1年生から3年生までの合わせて13名。自分たちでチームを組み、曲目を決めて、以前朝練の様子を紹介したように時間とエネルギーをかけて練習を行ってきました。

演奏順に曲目を紹介すると、
シューベルト 
 ピアノ五重奏曲「鱒」イ長調 D667 第一楽章
ドヴォルジャーク 
 ピアノ五重奏曲 第2番 イ長調 作品81 第4楽章
トゥリン 
 ファンダンゴ 
でした。
同じクラスの仲間や、先輩、後輩の演奏に、真剣に聴き入り、大きな拍手を送る生徒の姿がありました。どのチームが選ばれても堀音の代表チームにふさわしい演奏であったように思われます。音楽科の教員で審査が行われています。

3チームの演奏後、音楽科主任より、出演生徒たちへの労いがあり、また、全員に対して、今日の演奏を刺激・学びと受け取って、堀音生としての日々の練習への向き合い方を見直そう。そして、来週からの、オーケストラ定期演奏会に向けての実習授業や、佐渡先生、松本先生にご指導をいただける場面で、その機会が貴重なものだと意識して、大勢の中の一人でなく、自分の演奏・音楽として真摯に臨もう、と激励がありました。


熱意 〜76期 研修旅行委員プレゼン〜

過日、「研修旅行に向かって」でご紹介した、2年生研修旅行についての全員からのプレゼンの際に、校長が出した“宿題”について、2年生研修旅行委員の代表2名が校長室にてプレゼンを行いました。出されていた“宿題”は「76期がこのアミューズメントパークを経験する際の問を持ってほしい。問を共有してほしい。」ということでした。

生徒たちのプレゼンはまず、現在76期が自分たちの「課題」と考えていることの整理から始まりました。先日の実技試験で先生方から指摘されたことも含め、
・表現力
・76期主催コンサートで相手を楽しませる力
・(研修旅行のテーマとしてあげた「Sogno(ソーニョ)」)夢についての具体的なイメージ
これらが十分でないと説明をし、
問として「『また来たい』と思える演奏会にするにはどうしたらいいか」を提示。「音楽は、自分で感動する、満足するでは不十分。聴いている人に届けることが大事。76期主催コンサートに足を運んで貰えたら、77期の演奏会にも、定期演奏会やオケ定にも、堀音ってすごい、聴きたいと思ってもらいたい」と熱く語ってくれました。そのためにリピーター率の高い、夢の国と言われる施設を76期全員で経験し、演奏会において皆で追い求める夢を1つにしたい、そんな言葉も伝えてくれました。

プレゼンの組立や手法、スライドの作成、発表のことばの明瞭さは、1年生のときからの総探をはじめとする学びの積み上げを感じさせました。そして日々「音楽」を通して感受していることを、他者に伝える言葉にできていることも嬉しいことでした。

明日のLHRでは、研修旅行委員がこのプレゼンをクラス全員に行い、校長プレゼンの結果、希望する研修先にOKが出たことの報告をしてくれる予定です。校長は、生徒たちが獲得した研修先「東京ディズニーシー」に持っていく問の答えを、研修旅行後の76期主催演奏会においても、また今回のプレゼンのような言葉としても、伝えてくれるよう、次の“宿題”を出しました。

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花籠。

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卒業生の保護者の方から、夏らしい配色のフラワーアレンジメントを頂戴しました。お手づからの作品、とのこと、早速玄関に飾らせていただきました。

生徒・教職員を迎える玄関に、文字通り花を添え、皆の気持ちを明るくしてくれています。オーケストラ定期演奏会に向かう堀音への激励、本当にありがとうございます。

1年生がGTECに臨みました!

7月4日(火)

最高気温が36度を超え、蝉の声が響く猛暑日となった本日、1年生がGTEC(英語の4技能を測定するテスト)に臨みました。

生徒たちは、自分の力を精一杯発揮して、英語の読解問題やリスニング、自分の意見を英語で書く問題などに取り組んでいました。

筆記試験の後は、タブレットを使用したスピーキングにも挑戦。次々と繰り出されるお題に苦戦しながらも、さまざまな語彙や表現を駆使して答えていました。感想は悲喜こもごもでしたが、それぞれに自分の強みや伸び代を実感していた様子です。

外国語を学ぶことは、音楽家としての大きな糧になります。今日の取組をしっかり振り返り、明日からの学びにつなげましょう!
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ロシア音楽の豊かさ。

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今日の6時間目からは、くらしき作陽大学音楽学部 モスクワ音楽院特別演奏コースより、アレクサンドル・ヴェルシーニン先生にお越しいただき、ピアノミニコンサートと公開レッスンを実施していただきました。

ミニコンサートでは、ラフマニノフの前奏曲 嬰ハ短調や、先生が子どもたちのために作曲された曲まで、たっぷりと聴かせてくださいました。その後、3年生の3名が、それぞれ、プロコフィエル、リスト、スクリャービンの曲でレッスンを受けました。先生のロシア語を、モスクワ音楽院特別演奏コース卒業後、同音楽院の大学院にも留学のご経験のあるコーディネーター藤本夕子先生が、ヴェルシーニン先生の比喩表現や詩的な言い回しを、的確な語彙を用いて絶妙の間で通訳してくださり、先生のユーモアまで、よくわかるように伝えてくださいました。そのおかげもあって、レッスンを受講している生徒のみならず、生徒にも教員にもよい学びの時間となりました。

最後のご挨拶で音楽科主任が、ロシアの作曲家の音楽をロシアの先生にご指導いただける機会のありがたさを申し上げていました。また、この時間に感じたこと、考えたことを、今日も明日も明後日も、自分の練習に活かして頑張って!というエールも生徒たちに送っていました。

終了後も、2年生の男子ピアノ専攻の生徒が、どうしても質問させてほしいと残っていたり、受講した生徒たちももう一歩踏み込んだ質問をしたりしたのですが、先生は時にはピアノを離れて生徒に身体全体を使わせて理解させてくださるなどしながら、愛情たっぷりにご指導くださいました。

お帰り際には、学校に、先生の演奏のCDや作曲なさった曲のCD、また、藤本先生が文や絵を担当なさった日本語版の子どもための曲の楽譜をプレゼントしてくださいました。生徒たちが図書館コンサートなどの子ども向けの演奏会を計画するときに、ぜひ活用させていただきたいと思います。

ヴェルシーニン先生、藤本先生、そしてくらしき作陽大学音楽学部のスタッフの皆様、本日は本当にありがとうございました。

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