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最新更新日:2025/07/22 |
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本日も朝からオーケストラ定期演奏会に向けての、実習授業を実施しました。
モーツアルト 戴冠式ミサの合唱の練習は城巽アリーナにて。本番はオーケストラと合わせますが、合唱のみでの練習では常にピアノ伴奏が必要です。ピアノ専攻の生徒が分担して、伴奏と譜めくりを行っています。パートごとに指示が入る場面では、残りの生徒は椅子に座る指示が教員から出るなど対策をとりながら、長丁場をこなしています。 同じ時間帯に、3年生のコンサートミストレスがリードしながら、弦楽器の生徒たちが分奏練習を行っている教室がありました。生徒同士で指摘しながら、また相談しながら、良いアンサンブルを創るため、和やかな雰囲気の中にも熱い思いを伝えあう生徒たちでした。 生徒たちひとりひとりが、若き音楽家としての自負を持って、本番を目指して頑張っています ![]() ![]() ![]() 佐渡 裕先生 特別レッスン![]() ![]() ![]() 実習授業の初日の7月10日午前、生徒全員がホールに集まり、7月22日の第50回オーケストラ定期演奏会のメインプログラム、ブラームス交響曲第1番のレッスンをお願いしました。客席には、合唱メンバーだけでなく、授業参観日として多くの保護者の方々もお越しくださり、約2時間の情熱的な先生のご指導を間近に拝見することができました。演奏への直接的なご指導はもちろん、音楽を志す堀音生の心に響く、たくさんの素敵なお言葉を頂戴しました。 音楽を好きでいる気持ちの大切さ。音楽は決して一人では成り立たない。アンサンブルは舞台の演奏者だけでなく、客席の人、ホールのスタッフの人たちなどとともにあるもの。音楽はただ空気の振動だけれど、それが人生を楽しくする、一生忘れられないような人の心を揺さぶる力があることの素晴らしさ。ティーンエイジャーは奇跡を起こす、奇跡が起こる、最も面白い時期。夢を追いかけ、夢を模索し、時には困惑し、それがすべて活きる。堀音で仲間とともに音楽を志せる楽しさ、高校生が「ブラームス」を京都コンサートホールで演奏できる環境への感謝…… “堀音の先輩”としての厳しくも愛情あふれるお言葉の数々に、生徒たちは聴き入っていました。 保護者アンケートにも、「佐渡さんの少しの指示で音楽がグッと変化するのに毎年驚かされます。緊張感のあるピチカートなど空気が変化し聴いていても伝わってきました。」 「適度な緊張感で,佐渡さんの教えをしっかり吸収して実践しようとする生徒たちの姿に感動しました。本番を心から楽しみにしています。」のようなお声をいただきました。 佐渡先生は、次のオペラのお仕事のご予定ぎりぎりまで、生徒の質問にも答えてくださいました。最後に、生徒代表のオーケストラ副部長2名のお礼と決意の言葉と、2名のコンサートミストレスがお渡しする花束などをお受け取りくださり、盛大な拍手の中、会場に大きく手を振って退場なさいました。陳腐な表現になりますが、ホールにいた人全員が、あっと言う間の、「夢のような」時間を体験させていただきました。 佐渡 裕先生、ご多忙のなか、母校の後輩たちの柔らかな心に残る、貴重なご指導とお言葉をいただき、本当にありがとうございました。 実習授業と保護者懇談
昨日10日(月)から14日(金)まで、午前は実習授業、午後は保護者懇談というスケジュールで学校が動いています。
本校の保護者懇談は、本人と保護者の方、担任と副担任の四者で行います。今の自分の状況を客観的な数字でも確認しながら、この夏のがんばりどころを四者で共有し、それぞれの目標に向かって気持ちを新たにする機会にしてほしいと願っています。 昨日の午前は、本校卒業生で世界的な指揮者でいらっしゃる佐渡裕先生の特別レッスンという貴重な時間で実習授業をスタートしました。(昨夕のKBS京都のニュース番組「きょうとDays」で報道されたのをご覧いただいた方も多いかと思います。この佐渡先生のレッスンの様子をお伝えするブログ記事は、近日掲載いたします。しばらくお待ちください。) 保護者の皆様には、昨日の特別レッスンの参観、またそれぞれの保護者懇談にお運びいただき、本当にありがとうございます。20日は、オーケストラと合唱の、全員が舞台にのっての授業を第2回の授業参観日としてご覧いただけます。多くの保護者の皆様のご来校をお待ちしております。 蒸し暑さの続く毎日、生徒たちには体調管理を行いながら、22日オーケストラ定期演奏会までの時間をしっかりと過ごしてほしいと思います。 写真 左: 玄関の出張図書館コーナーに、音友会コーラスにいらした保護者OBの方が、祇園祭の鉾をかたどった飾りを置いてくださいました。 右: 佐渡 裕先生のオペラのフライヤー。ご多忙の中、今年も堀音にかけつけてくださいました。 ![]() ![]() 室内楽オーディション![]() ![]() ![]() 演奏順に曲目を紹介すると、 シューベルト ピアノ五重奏曲「鱒」イ長調 D667 第一楽章 ドヴォルジャーク ピアノ五重奏曲 第2番 イ長調 作品81 第4楽章 トゥリン ファンダンゴ でした。 同じクラスの仲間や、先輩、後輩の演奏に、真剣に聴き入り、大きな拍手を送る生徒の姿がありました。どのチームが選ばれても堀音の代表チームにふさわしい演奏であったように思われます。音楽科の教員で審査が行われています。 3チームの演奏後、音楽科主任より、出演生徒たちへの労いがあり、また、全員に対して、今日の演奏を刺激・学びと受け取って、堀音生としての日々の練習への向き合い方を見直そう。そして、来週からの、オーケストラ定期演奏会に向けての実習授業や、佐渡先生、松本先生にご指導をいただける場面で、その機会が貴重なものだと意識して、大勢の中の一人でなく、自分の演奏・音楽として真摯に臨もう、と激励がありました。 熱意 〜76期 研修旅行委員プレゼン〜
過日、「研修旅行に向かって」でご紹介した、2年生研修旅行についての全員からのプレゼンの際に、校長が出した“宿題”について、2年生研修旅行委員の代表2名が校長室にてプレゼンを行いました。出されていた“宿題”は「76期がこのアミューズメントパークを経験する際の問を持ってほしい。問を共有してほしい。」ということでした。
生徒たちのプレゼンはまず、現在76期が自分たちの「課題」と考えていることの整理から始まりました。先日の実技試験で先生方から指摘されたことも含め、 ・表現力 ・76期主催コンサートで相手を楽しませる力 ・(研修旅行のテーマとしてあげた「Sogno(ソーニョ)」)夢についての具体的なイメージ これらが十分でないと説明をし、 問として「『また来たい』と思える演奏会にするにはどうしたらいいか」を提示。「音楽は、自分で感動する、満足するでは不十分。聴いている人に届けることが大事。76期主催コンサートに足を運んで貰えたら、77期の演奏会にも、定期演奏会やオケ定にも、堀音ってすごい、聴きたいと思ってもらいたい」と熱く語ってくれました。そのためにリピーター率の高い、夢の国と言われる施設を76期全員で経験し、演奏会において皆で追い求める夢を1つにしたい、そんな言葉も伝えてくれました。 プレゼンの組立や手法、スライドの作成、発表のことばの明瞭さは、1年生のときからの総探をはじめとする学びの積み上げを感じさせました。そして日々「音楽」を通して感受していることを、他者に伝える言葉にできていることも嬉しいことでした。 明日のLHRでは、研修旅行委員がこのプレゼンをクラス全員に行い、校長プレゼンの結果、希望する研修先にOKが出たことの報告をしてくれる予定です。校長は、生徒たちが獲得した研修先「東京ディズニーシー」に持っていく問の答えを、研修旅行後の76期主催演奏会においても、また今回のプレゼンのような言葉としても、伝えてくれるよう、次の“宿題”を出しました。 ![]() ![]() ![]() 花籠。![]() 生徒・教職員を迎える玄関に、文字通り花を添え、皆の気持ちを明るくしてくれています。オーケストラ定期演奏会に向かう堀音への激励、本当にありがとうございます。 1年生がGTECに臨みました!
7月4日(火)
最高気温が36度を超え、蝉の声が響く猛暑日となった本日、1年生がGTEC(英語の4技能を測定するテスト)に臨みました。 生徒たちは、自分の力を精一杯発揮して、英語の読解問題やリスニング、自分の意見を英語で書く問題などに取り組んでいました。 筆記試験の後は、タブレットを使用したスピーキングにも挑戦。次々と繰り出されるお題に苦戦しながらも、さまざまな語彙や表現を駆使して答えていました。感想は悲喜こもごもでしたが、それぞれに自分の強みや伸び代を実感していた様子です。 外国語を学ぶことは、音楽家としての大きな糧になります。今日の取組をしっかり振り返り、明日からの学びにつなげましょう! ![]() ロシア音楽の豊かさ。![]() ![]() ![]() ミニコンサートでは、ラフマニノフの前奏曲 嬰ハ短調や、先生が子どもたちのために作曲された曲まで、たっぷりと聴かせてくださいました。その後、3年生の3名が、それぞれ、プロコフィエル、リスト、スクリャービンの曲でレッスンを受けました。先生のロシア語を、モスクワ音楽院特別演奏コース卒業後、同音楽院の大学院にも留学のご経験のあるコーディネーター藤本夕子先生が、ヴェルシーニン先生の比喩表現や詩的な言い回しを、的確な語彙を用いて絶妙の間で通訳してくださり、先生のユーモアまで、よくわかるように伝えてくださいました。そのおかげもあって、レッスンを受講している生徒のみならず、生徒にも教員にもよい学びの時間となりました。 最後のご挨拶で音楽科主任が、ロシアの作曲家の音楽をロシアの先生にご指導いただける機会のありがたさを申し上げていました。また、この時間に感じたこと、考えたことを、今日も明日も明後日も、自分の練習に活かして頑張って!というエールも生徒たちに送っていました。 終了後も、2年生の男子ピアノ専攻の生徒が、どうしても質問させてほしいと残っていたり、受講した生徒たちももう一歩踏み込んだ質問をしたりしたのですが、先生は時にはピアノを離れて生徒に身体全体を使わせて理解させてくださるなどしながら、愛情たっぷりにご指導くださいました。 お帰り際には、学校に、先生の演奏のCDや作曲なさった曲のCD、また、藤本先生が文や絵を担当なさった日本語版の子どもための曲の楽譜をプレゼントしてくださいました。生徒たちが図書館コンサートなどの子ども向けの演奏会を計画するときに、ぜひ活用させていただきたいと思います。 ヴェルシーニン先生、藤本先生、そしてくらしき作陽大学音楽学部のスタッフの皆様、本日は本当にありがとうございました。 令和5年度 京都市・乙訓地域公立高等学校合同説明会に参加
7月1日(土)・2日(日)の2日間、京都市勧業館みやこめっせにて、京都府立・京都市立の高等学校が各校でブースを持ち、京都市・乙訓地域の中学生の希望者と面談ができる、大規模な説明が行われています。本校も、堀音らしいブースの設えを用意して、中学生を迎えました。
今年度は、入口の手指消毒など、感染予防には気を配りながらも、パーテーション越しで会話の聞き取りが難しかったり、1回1回机・椅子の消毒を行う手間がかかったり、というようなことや、参加人数の制限が厳しいということもなく、中学3年生の生徒と保護者の方々を中心に、中学1・2年生のみなさんにも、スムーズにご参加いただけています。本校のカリキュラムや入試について、また卒業後の進路についてなどのご質問に、教員が丁寧にお答えをしました。面談後、8月の中学生向けレッスンの参加をその場で申し込んでくださる方もありました。中には、小学生の兄弟姉妹についてのご相談をしてくださる方があり、小学生向けのガイダンスへのお誘いも行えました。本校の存在をできるだけ早い時期に知っていただき、必要な準備を始めてもらえるのは、とてもありがたいことです。 土曜日は雨の中、日曜日はお暑いなか、岡崎の会場までお運びくださり、本校ブースへもお越しくださった皆様、本当にありがとうございました。今後も本校のさまざまな取り組みにご参加いただき、堀音の魅力をたくさん知ってくださいますようお願いいたします。 ![]() ![]() ![]() 明日から7月 。〜2年生前期実技試験終了〜
本日、ギター専攻、弦楽専攻の試験が行われ、76期41名全員の前期実技試験が終了しました。専攻の先生のご指導のもと、たくさん悩み、考え、仲間と語り、長い時間をかけて練習してきた曲。多くの審査員の先生方を前に、1回きりの試験本番の演奏に果敢に挑んだ生徒たちに、心から拍手を送りたいと思います。
終了後、LHRが行われました。毎回の実技試験のたびに記録している、振返りのシートを記入したり、教員からの労いと今後に向けての励ましの言葉を聞いたりしました。担任の話の中には、「点数をもらうことになるが、期待値として受けとめてみては」という言葉に、席近くの生徒と頷き合っている生徒の姿がありました。 今日6月30日は「夏越祓(なごしのはらえ)」という行事の日。1年のちょうど折り返しにあたる6月30日にこの半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事です。「夏越祓」は古くから寺社で行われており、この日、神社の鳥居の下や境内にはチガヤで作られた大きな輪が用意されます。参拝者がその輪をくぐると、夏の疫病や災厄から免れるといわれています。この日に和菓子の「水無月」を食べる風習も、厄払いの意味があるそうです。 2年生のみならず、今日をひとつの節目として、今年の後半戦に向かって歩みを進めていきましょう。過ごしにくい季節。体調には十分気を付けて! 写真:CRに帰ってきた2年生たち。お疲れさまでした。 ![]() |
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