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最新更新日:2025/08/07 |
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“けろっぴ”への思いが、ごっこ遊びに…
けろっぴの手がかりは、足跡のほかに、蓮の葉にかいた『ありがとう』の手紙も貼ってありました。
「けろっぴって文字かけるんかな…」 「けろっぴのお家の人がかかはったんちゃうかな」 思いを巡らせながらも、また返事をかいて、お家に貼る子どももいました。 大騒ぎが少しおさまった午後…。 「僕、けろっぴ探偵部屋を掃除しとくわ」 と掃除をしている子どものところに、 「大変!(ぬいぐるみの)けろちゃんの骨が折れてる!」 と、別の子どもが、担架でけろちゃんを探偵部屋に運んできました。 「え!けろちゃんの骨が折れてる?!」 とたんに、けろっぴ探偵部屋はけろっぴ病院に変身。 「くまちゃんも病気です」 「赤ちゃんも大変です」 次々に病院に患者さんが運ばれてきます。 「ねぇ、けろちゃんが心配で、けろっぴ、戻ってくるんちゃう?」 「けろっぴー!けろちゃんが大変ー!」 とテラスから叫ぶ子どもも出てきました。 けろっぴへの思いが、こうやってごっこ遊びの中にも出てきています。 ![]() ![]() ![]() 「けろっぴが戻ってきた〜」
カエルの“けろっぴ”がいなくなって3日目。
今日は朝から子どもたちが大騒ぎ。 「先生!足跡がある!」 「けろっぴが戻ってきたんや」 「ここにも!ここにも!けろっぴの足跡!」 「筍ごはんもなくなってる」 「よし!もっと、けろっぴのてがかりを探そう!」 「けろっぴ探偵や」 そして、4歳児にじ組には“けろっぴ探偵部屋”が設立。 「看板もかいとこう」 「じゃあ、けろっぴが好きなお水も探偵部屋に入れておこう」 ![]() ![]() ![]() けろっぴ大作戦は続きます…その2
「2階にもネコの絵かいといたで」
「キャーってお家と違う方に行ってしまったらどうしよう?」 「じゃ、矢印かいとくわ」 「私、(家から)カエル持ってきてん」 とぬいぐるみを持ってきた子どももいました。 「じゃあさ、この子にも名前つけてあげよう」 「けろちゃん!」 「けろちゃんにも名札をつけてあげよう」 「ほんなら、けろっぴの名札もつくって、置いておこうよ」 「そうや。けろちゃんをお家のそばに置いてたら、友達やと思って、けろっぴが戻ってくるんちゃう?」 「お手紙もかく?」 「『まってるけろ』ってかいといたら?」 「けろちゃん、椅子に座らせてあげる?」 「テーブルもつくる?」 「そうや。私、タケノコごはん(土と筍を混ぜたもの)持ってくるわ」 とけろっぴのお家の回りに、いろいろなものを置いたり、貼ったり…。 帰りはみんなで、けろっぴの歌をつくって歌いました。 明日こそ、けろっぴは戻ってきてくれるかな? ![]() ![]() けろっぴ大作戦は続きます…その1
カエルの“けろっぴ”がいなくなった翌日。
4・5歳児みんなで考えた“合体大作戦(ツツジとミミズの匂い作戦&ハエ作戦&水作戦)”がうまくいったかどうか、“けろっぴ”は幼稚園に戻ってきてくれたか、を確かめるため、朝から5歳児そら組は、前日に録画した動画をみんなでみました。 「あ!ネコが映ってる!」 「なんかクンクンしてる!けろっぴが食べられてたらどうしよう」 「夜の幼稚園ってこんな感じなんや」 「…でも、けろっぴは映ってないなぁ」 その頃4歳児にじ組の子どもたちは… 「先生!私、家で作戦考えてきてん。このネコ(の絵)を靴箱に貼っておいて、けろっぴが戻ってきた時、『キャー!ネコだ―!』ってびっくりして、階段上って(2階の)お家に戻ってくるっていう作戦」 「それいい!」 と玄関に絵を貼りました。 「あのさぁ、(お家の)水が汚いから嫌がって逃げたんちゃう?」 「ほんなら、みんなできれいな水にする?」 「そうや。この筍もいいにおいするし、入れておく?」 とみんなでタライの水を入れ替え、ごちそうづくりに使っていた筍もお家に入れました。 ![]() ![]() ![]()
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