京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/28
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本校は、本年7月1日に創立145周年を迎えます。これからも将来を見据えた教育内容を実践する学校として、地域や市民に愛される学校づくりを行います。

美術見学(漆芸専攻)

5月26日(金)に実施した2・3年生の専攻別美術見学の様子の紹介です。

漆芸専攻では、今回は「国立民族学博物館」「太陽の塔」2つの施設を見学しました。

午前に訪問した国立民族学博物館では、常設展示の鑑賞に加えて、特別展示「ラテンアメリカ民衆芸術」を鑑賞しました。北はメキシコから南はアルゼンチンまで、古代文明の遺物から現代のアート・コレクティブの作品まで、国立民族学博物館が所蔵する作品を中心に約400点のいろいろな民衆芸術作品が展示されていました。

午後からは太陽の塔を見学し、内部の展示空間で「生命の樹」を鑑賞しました。
専門分野だけではなく、広い美術の世界に触れることにより、自身の興味を深め、今後の制作に生かすことを目的とした取組でした。

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本校図書館が開館しました

移転後の整備を終え、5月24日(水)、図書館が開館しました。
順次クラスごとにオリエンテーションを行いました。また、『旅』をテーマに図書委員がディスプレイもしてくれました。

オリエンテーションでは、利用方法についてだけでなく、手軽に情報を検索できる現代だからこそ、図書館を活用することが大事であることについても確認しました。また、今年度より新聞五紙を図書館に配架しています。新聞の利用方法についても触れました。

オリエンテーションの成果でしょうか、この日の図書館は大盛況でした。今後も積極的に図書館を利用する生徒が増える事を願っています。

●校長メッセージ → こちら

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美術見学(陶芸専攻)

5月26日(金)に実施した2・3年生の専攻別美術見学の様子の紹介です。

今年度の春の専攻別美術見学ではコロナ対策も一段落したことから遠方へ足を延ばすことができました。陶芸専攻の行き先は岐阜県多治見市です。多治見市はわが国を代表する焼き物の産地であり、1千年を超えて窯の火を絶やすことがなかった地でもあります。

まず訪れた美濃焼ミュージアムでは、館長による美濃焼の歴史の解説とともに時代の経過によってさまざまに変化する陶芸作品に触れることができました。

次の現代陶芸美術館ではハンガリーの現代陶芸を扱った展覧会を鑑賞した。学芸員の方からは、ハンガリーのおかれた歴史的な立ち位置が作品に与えた影響などについてお話していただきました。

3つ目に訪れた水月窯は人間国宝でもあった陶芸家、荒川豊蔵氏の工房を受け継いでおられる窯元であり、登窯や穴窯、手回しロクロなどのお話も聞くことができ貴重な機会となりました。

最後に訪れた意匠研究所は本校の卒業生が進学するケースも多く、非常にレベルの高い教育内容をうかがい知ることができました。

今回の美術見学は非常に内容が充実しており、生徒たちも大いに刺激を受けたようでした。

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人体クロッキーで観察する力・ものを捉える力の強化(1年:表現基礎 l )

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1年生の表現基礎 l 授業では、これから夏休みまでの期間、集中的に素描(デッサン)課題に取り組んでいきます。

本日は、導入課題として「人体クロッキー」に取り組みました。モデルをよく観察し、人体が持つ立体感や遠近感、量感や動勢を捉えるとともに、モデルから描きたいポイントを発見し、線の長短や強弱を用いて表現することを目指しました。

今回は、生徒が順番にモデルを担当しました。モデルとしてポーズをとることで、自分の体の重心やひねりに意識を向けることができ、描く側としても役立つ学びを得られました。
また、普段より大きな紙に短時間で描くことで、腕や体を大きく使って線を引く感覚を掴むことができました。和気あいあいと楽しみながら、多くの学びがありました。

次回からの鉛筆デッサン課題でも、のびのびと体を動かす感覚と、狙いをもって工夫しながら描くという視点を活用してほしいです。

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PTA総会を開催

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6月3日、令和5年度PTA総会を本校を会場に開催しました。

コロナ禍の中で昨年度まではオンライン総会や参加者をできるだけ少なくし、オンラインを合わせたハイブリット開催などを行ってきましたが、今回は、学校での対面で実施することにしました。

総会では、校長挨拶の後、議長を選出し、令和4年度の事業報告、会計報告、監査報告の承認、続いて役員・委員の選挙結果報告、令和5年度の運営委員の承認、事業案、予算案の承認がなされました。

総会終了後には早速担当者が集まり、承認された事業案に基づいて具体的な検討をはじめました。

6月行事予定

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関西地方は昨年度より早く、梅雨入りしました。
昨日は、台風による梅雨前線の影響で大雨警報が発令され、JR線の運休等によって帰宅できなくなる恐れのある生徒には早退をさせるなど、教育活動にも影響が出ました。

本校では、7日(水)から中間考査が始まります。

また、中間考査が終了後は、いよいよ文化祭の準備期間となり、クラス劇上演に向けた取組が本格化します。今年度の文化祭は、保護者の方には昨年度のような後日の映像上映会ではなく、会場に来ていただき、実際にクラス劇等を観賞いただけるようにいたします。
詳細等につきましては、今月中旬にはお子様を通じて通知文でご案内させていただきます。

今月の行事予定を掲載させていただきます。

●6月の主な行事予定

  1日(木)自主学習の日
  2日(金)3年生人権学習(LHR時)
  5日(月)教育実習(〜23日)
  6日(火)大掃除(45分短縮授業)・学校安全の日   
  7日(水)前期中間考査1日目
  8日(木)前期中間考査2日目
  9日(金)前期中間考査3日目
 10日(土)中学生向けオープンスクール
 12日(月)文化祭準備期間(〜27日まで居残り可)
 21日(水)(短縮45分授業)
 23日(金)文化祭準備特別時間割(午前中授業 〜27日)
 28日(水)文化祭準備(終日)
 29日(木)文化祭1日目
 30日(金)文化祭2日目

※自主学習の日:生徒の完全下校が17時となり、学校の電話は17時に留守番電話となります。

パプリカをモチーフに〜色の三属性をテーマに表現する〜(1年:表現基礎 l )

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1年の表現基礎 l 授業では、年度当初からの約2か月間、集中して色彩課題に取り組んでいます。

今回の課題では、パプリカをモチーフに、「実際の色による表現」「同一色相による表現」「同一トーンによる表現」「補色関係の2色による表現」と、4つの条件で、アクリル絵の具を用いて描きました。色彩の知識の定着に加え、パプリカをじっくり観察し、モチーフの良さや特徴を発見しながら、画材の特性を生かして描くことができるように指導しています。

本日は、課題の最終日でした。色彩の効果や、絵の具による描写のテクニックなどの具体的なアドバイスを受け、生徒間で相互鑑賞をすることによって、より学びを深めることができました。

アントレプレナーシップ事業への取り組みをスタート!(3年AFコース:探究F)


5月30日、アートフロンティアコース3年の探究F授業では、京都市文化市民局 文化芸術都市推進室 文化芸術企画課 文化力活用創生担当課長 四元秀和様よりご講義いただきました。

京都市が「世界文化自由都市」宣言を行ってから45年間の歩み、コロナ禍における支援策など幅広くご講義いただき、その中で、京都市の文化芸術支援策が、「若手芸術家への支援」・「市場の開拓」・「文化の社会的価値の向上」を中心になされている事を学んだ生徒達は、「どの支援が一番重要だと思うか」についてグループワークを行いました。

短時間ではありましたが、グループワークを行うことによって、学びを深めたようです。自分たちも芸術に携わる一員として心新たにしたことと思います。本講義を踏まえて、6月13日には「アントレプレナーシップ事業」に取り組みます。生徒達の更なる飛躍を楽しみにしています。お忙しい中、ご協力いただきました四元様はじめ、京都市の皆様方に御礼申し上げます。

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日本美術史を学ぶ(1年:造形表現)

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1年造形表現授業では、5月30日(火)と6月1日(木)の2回に分けて、日本美術史の講義を行います。

美術史の学びを通して、造形的な見方・考え方を働かせ、専門的な美術に関する資質・能力を育成することを目的としています。

具体的な目標は以下の通りです。
(1)文化遺産や美術文化につい理解を深めることができるようになる。(2)新たな美術文化を創造していく基礎となる思考力・判断力・表現力等を育成する。(3)伝統と文化を尊重する態度を養う。

授業は、美術工芸科教員12名が時代ごとに担当し、ムーブメントや美術様式などを解説していきます。生徒たちはグラフィックレコーディングを活用して講義のメモを取り、最後にteamsに投稿してお互いの講義の内容を共有します。

実習時間との関係で通史をじっくり取り組むことはできませんが、生徒は興味や関心をもって取り組んでいました。この授業を通して、さらに美術文化への理解を深めてほしいと思います。

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美術見学(日本画専攻)

5月26日(金)に実施した2・3年生の専攻別美術見学の様子の紹介です。

日本画専攻では貸切バスで、福井県越前市大滝町方面への美術見学を行いました。
午前中は岩野平三郎製紙所にて麻紙の製造過程を見学し、説明を受けました。岩野平三郎製紙所は創業1865年の雲肌麻紙を発明した製紙所で、現在は4代目がその伝統を受け継いで営業しておられます。
その後、昼食・自由時間を経て、卯立の工芸館で再度和紙の製造過程の説明を受け、帰路につきました。
長時間のバス移動でしたが、現場の職人さんたちに直接お会いできお話も聞けて充実した1日でした。



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