京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/28
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本校は、本年7月1日に創立145周年を迎えます。これからも将来を見据えた教育内容を実践する学校として、地域や市民に愛される学校づくりを行います。

パプリカをモチーフに〜色の三属性をテーマに表現する〜(1年:表現基礎 l )

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1年の表現基礎 l 授業では、年度当初からの約2か月間、集中して色彩課題に取り組んでいます。

今回の課題では、パプリカをモチーフに、「実際の色による表現」「同一色相による表現」「同一トーンによる表現」「補色関係の2色による表現」と、4つの条件で、アクリル絵の具を用いて描きました。色彩の知識の定着に加え、パプリカをじっくり観察し、モチーフの良さや特徴を発見しながら、画材の特性を生かして描くことができるように指導しています。

本日は、課題の最終日でした。色彩の効果や、絵の具による描写のテクニックなどの具体的なアドバイスを受け、生徒間で相互鑑賞をすることによって、より学びを深めることができました。

アントレプレナーシップ事業への取り組みをスタート!(3年AFコース:探究F)


5月30日、アートフロンティアコース3年の探究F授業では、京都市文化市民局 文化芸術都市推進室 文化芸術企画課 文化力活用創生担当課長 四元秀和様よりご講義いただきました。

京都市が「世界文化自由都市」宣言を行ってから45年間の歩み、コロナ禍における支援策など幅広くご講義いただき、その中で、京都市の文化芸術支援策が、「若手芸術家への支援」・「市場の開拓」・「文化の社会的価値の向上」を中心になされている事を学んだ生徒達は、「どの支援が一番重要だと思うか」についてグループワークを行いました。

短時間ではありましたが、グループワークを行うことによって、学びを深めたようです。自分たちも芸術に携わる一員として心新たにしたことと思います。本講義を踏まえて、6月13日には「アントレプレナーシップ事業」に取り組みます。生徒達の更なる飛躍を楽しみにしています。お忙しい中、ご協力いただきました四元様はじめ、京都市の皆様方に御礼申し上げます。

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日本美術史を学ぶ(1年:造形表現)

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1年造形表現授業では、5月30日(火)と6月1日(木)の2回に分けて、日本美術史の講義を行います。

美術史の学びを通して、造形的な見方・考え方を働かせ、専門的な美術に関する資質・能力を育成することを目的としています。

具体的な目標は以下の通りです。
(1)文化遺産や美術文化につい理解を深めることができるようになる。(2)新たな美術文化を創造していく基礎となる思考力・判断力・表現力等を育成する。(3)伝統と文化を尊重する態度を養う。

授業は、美術工芸科教員12名が時代ごとに担当し、ムーブメントや美術様式などを解説していきます。生徒たちはグラフィックレコーディングを活用して講義のメモを取り、最後にteamsに投稿してお互いの講義の内容を共有します。

実習時間との関係で通史をじっくり取り組むことはできませんが、生徒は興味や関心をもって取り組んでいました。この授業を通して、さらに美術文化への理解を深めてほしいと思います。

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美術見学(日本画専攻)

5月26日(金)に実施した2・3年生の専攻別美術見学の様子の紹介です。

日本画専攻では貸切バスで、福井県越前市大滝町方面への美術見学を行いました。
午前中は岩野平三郎製紙所にて麻紙の製造過程を見学し、説明を受けました。岩野平三郎製紙所は創業1865年の雲肌麻紙を発明した製紙所で、現在は4代目がその伝統を受け継いで営業しておられます。
その後、昼食・自由時間を経て、卯立の工芸館で再度和紙の製造過程の説明を受け、帰路につきました。
長時間のバス移動でしたが、現場の職人さんたちに直接お会いできお話も聞けて充実した1日でした。



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ファッションアート専攻作品展覧会を開催中!

現在、本館1階の展示室で、ファッションアート専攻2・3年生の作品展覧会を開催しています。作品はすべて力作ぞろいで、生徒たちの素晴らしい感性を称えたいと思います。

1年次の造形表現2分野課題で制作したベスト、2年次の素材研究課題であるフェルト、課題研究として取り組んだテキスタイル課題、平面製図課題のスカートの作品が並んでいます。

期間は6月2日(金)までの昼休みのみ開館となっていますので、まだ鑑賞していない在校生の皆さんは、ぜひ観てください。

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1年生「伝統文化に親しむ日」ーゆかた着付け体験ー


5月26日(金)、1年生は「伝統文化に親しむ日」として、茶道体験・京菓子資料館見学、西陣織あさぎ美術館見学、きもの文化を学ぶ・浴衣着付け体験を行いました。
今回はゆかた着付け体験の様子を紹介します。

着付け指導として、本校の卒業生で、着物研究家である同志社大学の柾木良子さんにお越しいただきました。浴衣の着方の指導だけでなく、着物にまつわる様々なお話や着物文化について語っていただき、盛りたくさんの内容でした。大学生ボランティアの皆さんのお手伝いもあり、どの生徒も短時間のうちにうまく着ることができていました。その後は、お互いに記念写真を撮影しあい、楽しい時間を過ごしていました。

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美術見学(染織・ファッションアート専攻)

先週26日、2・3年生では各専攻で美術見学を実施しました。

染織専攻とファッションアート専攻は、美術見学で川島織物セルコン・神戸ファッション美術館・IKEA神戸の3ヶ所を訪問しました。

川島織物セルコンは、甲子園球場ほどの広さがある敷地の中に、様々な施設で使用される巨大な緞帳を制作する工場・糸の加工から織りの作業まで請け負う製品加工の工場・貴重な資料として残る織下絵や作品を展示する川島織物文化館・染織に関する多様な知識や技術を身につける川島テキスタイルスクールが配置されており、今回はその全ての施設を見学させて頂きました。
生徒たちは、「24.2mの巨大な織機を初めて見て、その迫力にとても驚いた」「学校で織りを学んでから見学しに行けたことで、その凄さを一層感じることができた」などと感動を口にしていました。

その後は、神戸ファッション美術館にて作品鑑賞を行いました。今回鑑賞した展覧会は「Roots of Kawaii 内藤ルネ展」です。
この展覧会は、カワイイ文化の生みの親として「Roots of Kawaii」と称され、1950年〜60年代に日本の少女文化をリードしたマルチクリエーター内藤ルネを紹介するものです。貴重な原画やルネガールの衣装の再現展示、グッズ販売などもあり、バラエティ豊かな楽しい展示でした。

見学の最後にはIKEA神戸を訪問しました。
北欧のおしゃれな家具やテキスタイルなどをデザイン的な視点で見て回ったり買い物を楽しんだりする中で、日本のものとは少し違うカラフルな色彩や形態をたくさん発見し、生徒たちはわくわくした様子でした。

今回の見学の経験をこれから取り組んでいく卒業制作に活用し、よりよい作品制作につなげていけることを期待します。

今後、他専攻についても、美術見学の様子をアップします。


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美術工芸科教員による座談会を実施(1年)

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先週25日(木)、1年造形表現授業において、美術工芸科教員による座談会を開催しました。

8分野ガイダンスで全ての専攻を体験した1年生は、この後3分野を選択して実習を体験します。限られた時間で各専攻を十分に把握することは難しく、選択に悩んでいる生徒もいます。

様々な世代・分野の先生方から話を聞いて、専攻選択の在り方や人生における美術との関わりに触れ、専攻選択への考察を深めてもらう機会になったのではないでしょうか。

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春のオープンスクール申込受付は、終了しました

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〈中学生・既卒者・保護者・教育関係者の皆さんへ〉  

春のオープンスクール6月10日(土)実施の「実技講習会」(中学3年生・既卒生対象)の申込受付は、本日17時に終了しました。
多くの方にお申込みいただき、ありがとうございます。

当日の参加をお待ちしております。
なお、実施要項には記述しておりませんが、実技講習会開始の9時から付添保護者向けに管理職より、学校概要の説明や他府県からの受検についての説明を短時間行います。申し込みは不要です。当日保護者控室(マルチホール)で実施いたしますので、ご参加ください。

また、中学校教員の方で、当日の実技講習会見学をご希望する場合は、本校下記連絡先にお問い合わせください。

■6月10日(土)「実技講習会」 
 
・対象:中学生3年生、既卒者のみ
・参加者は「鉛筆デッサン」・「イメージ表現」のいずれか一方の選択と
 なります。
・保護者の方が付き添いでくる場合、できる限り1家庭1名でお願いしま
 す。(就学前のお子様の同伴は構いません。)
・校内は2足制となっていますので、参加者は必ず上履きと下足入れを
 お持ちください。
・その他の詳細は、実施要項をご覧ください。
・ご不明な点等ありましたら、本校へ企画推進部へお問い合わせください。
 
 075−585−4666(平日9:00〜17:00)

〇実施要項 → <swa:ContentLink type="doc" item="148724">こちら</swa:ContentLink>

〇申込フォーム → こちら 

キャラクター制作を通じて京都も知る(3年:探究F)

23日(火)のアートフロンティアコース「探究F」授業では、京都精華大学より小川剛先生をお招きし、キャラクターデザインを体験しました。

キャラとキャラクターの違いや、チャラクターデザインを考えるときのポイントなどをご講義いただきながら、生徒は楽しく取り組んでおりました。先生には関連する本をたくさんご用意いただき、生徒たちはその本も参考にしながら授業を受けていました。

授業の最後には、京都に関するキーワード1つとキャラクターの要素に関するキーワード2つをくじ引きで選び、各自が完成させた作品について交流する時間を持ちました。
先生からは「この2時間という時間の中で、これだけクオリティの高い作品を生み出せるのは素晴らしいですね。」というお褒めの言葉をいただきました。

この取組は、京都市に関する理解や社会と美術のつながりについても探究を深める時間となりました。

(写真下:生徒が考案したキャラクター)


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